
最近香港にいることが多いようなので、活動拠点は中国/香港としたが、曲目・ジャケ写は大陸・香港どちらも同じなのでバージョンは分けないことにする。
香港映画「擁抱毎一刻花火」に出たり、香港の歌手・王[艸/宛]之(イヴァナ・ウォン)とデュエットしたりと、すっかり香港でもおなじみになった張敬軒(ヒンズ・チョン)。シンプルなスーツ姿は相変わらず爽やか青年だ。
今回は自作曲が「Hurt So Bad」(「擁抱毎一刻花火」の主題歌)「不要」「絶頂愛情」の3曲のみで、プロデュースもいろいろな人が参加しているのが面白い。先行オンエアでヒットした「過雲雨」は伍仲衡、今ヒット中の「Hurt So Bad」は金培達(コーラスも聞かせてくれる)、包小松、InvisibleのAlexなど。
王[艸/宛]之とのデュエット「随イ尓」は、広東語でヒットした「手望(守望版)」の北京語版で、王[艸/宛]之が北京語詞も書いている。「手望」は地上と天国の絶唱!だったが、「随イ尓」は、彼がほかの女性に心を移したと思って身を引こうとする女の子と、「誤解だよ、別れたくない~」と訴える男の子のすれ違いラブソング。男女が違う歌詞でかけあったりハモったりするスタイルの曲に合ってる題材かもしれない。(余談だが、香港のマスコミは何かとこの二人をくっつけたがる^^; どちらもシンガーソングライターで、純情そうな、内気そうな感じが雰囲気合ってると思われてるらしい。そうそう都合よくいかないでしょう)
意外なのはフォークロック「有一首歌」。今まで歌ったことないタイプの曲だが、高音部で切ないフィーリングが出てくる彼の声には実は合ってたのかも。これからも歌ったら面白そうだ。
最後の1曲、「絶頂愛情」はスローなジャズで渋い大人の声のお父さんとデュエット。歌っている二人も幸せで、聴いているこちらも幸せになれそう。いいな、こんな父と子。
発売間際なのにアルバムタイトルが決まっていないなんてニュースもどこかで読んだが、「春・夏・秋・冬」は「過雲雨」の歌詞に出てくる。アルバム全体にもぴったりのタイトル。変な言い方だが、“他流試合”をしたことでボーカルに深みが出て、全体に垢抜けて、商品として格段に質が高くなったと思う。ますます活躍してくれそう
春・夏・秋・冬 @YesAsia.com
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