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枠を獲るということ

2022年04月29日 23時53分57秒 | フィギュアスケート

 ちょっと忙しかったり、無性に本が読みたくなって読書にハマったりで、ご無沙汰してました
 世界ジュニア選手権が終わって、フィギュアスケートのシーズンは完全にオフに。アイスショーやイベントは目白押しで、私も日本橋高島屋の羽生結弦展とか、Fantasy on Ice 2022とか、予約/申し込みしたりしている。
 来季=2022/2023シーズンはどうなっていくのか。ISUがロシアをグランプリシリーズ開催地から外す決定をした(Communication No. 2469)。引き続きロシアとベラルーシの選手は国際大会に参加できない。コロナ禍は収まりそうもないが、ワクチン接種やなんやらで、なんとなく世界は通常運転に戻ろうとしている。ということは、スポーツの大会も基本的に開催の方向になっていく感じだ。
 ロシアの選手は参加しないけど、大会はある。という前提で、フィギュアスケートのシーズンに入っていくのかな
 J SPORTS 4で世界選手権2022の拡大版が放送されたところで、女子の坂本花織が得点と順位を見て指を3本立てたのが印象的だった。3枠獲るためには2位以内が必須で、すごいプレッシャーだったという。
 シニアは枠を減らすと、翌年自分が代表に選ばれるハードルが上がるので、仲間のためだけでなく自分のためにも減らしたくない。五輪前シーズンほど深刻ではないが、3枠確保でほっとしたところだろう。
 一方、世界ジュニアでは、男子の壷井達也が3位だったが枠は増やせず、女子も住吉りをん8位・渡辺倫果10位で2枠のままだった。また世界ジュニアで翌シーズンのジュニアグランプリシリーズ出場枠が決まるが、男子は国の順位が3番目で最大の7大会2名ずつを得たが、女子は4番目で7大会1名ずつにとどまった。
 住吉りをん選手は4トウ、渡辺倫果選手は3アクセルに挑戦したが、他のジャンプでミスが出ていた。ネット上では挑戦を良しとする声もある一方で、「大技に挑戦せず演技をまとめればもう少し上の順位が取れたのに」「7大会2名が7大会1名になってしまった」とバッシングする声もあった
 次回大会の複数枠獲得については、選手はもちろんファンもよく知っているが、ジュニアグランプリシリーズの出場枠ルールについては、どのくらい知られているのか? そもそも、ジュニアグランプリシリーズがメディアで取り上げられることも少ないし、ましてや出場枠なんか
 世界ジュニアの場合、出場した選手が翌年以降もジュニアに出るとは限らない。年齢的に必ずシニアに上がる選手も少なくない。となると、絶対枠を獲らなきゃと、思いながら演技するだろうか
 さらに、JGPSのルールについて、選手が知っているだろうか。少しでもいい点を取ろうと挑戦するより、「あの国の選手に勝てればいい」みたいな計算ができる、かな、、、
 日本チームとして、そちらの“枠獲り”のほうが重要だとしたら、コーチ・選手とその意識を共有しないといけないが、そもそも団体競技じゃないわけで ちょっと難しいだろう。
 さらに! 国の順位が3番目までは7大会2名ずつで、4~6番目が7大会1名ずつと一気に半減するのって、差が大きすぎないか 3番目までが5大会2名2大会1名くらいで、4~6は5大会1名2大会2名くらいでよくない
 3番目までの国が枠を使い切らない場合、4~6番目の国に回ってくるので、女子は1つくらい増える、かな(希望的観測) アイスダンスの來田奈央/森田真沙也組が12位だが国順位が8番目で、6大会1組ずつをゲット。きだもり以外に2組でも3組でも出せる! ペアは参加していないが、3大会に1組ずつは出場可能なので、結成したばかりだが村上遥奈/森口澄士組をぜひ出場させてほしい
 できるだけ多くの選手にチャンスが与えられますように


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