フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第6戦、ロステレコム杯(ロシア大会)。次は男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。町田樹のファイナル進出がかかる。
ブライアン・ジュベールが欠場、ジョシュア・ファリスも棄権で8名となった。
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
GPシリーズ初出場。エレキギターが奏でるブルースでノリノリに滑る。トリプルアクセルは転倒してしまったが、コンビネーションと3回転は決め、得意のステップはエアギターも入れながら。いつ見てもこの人のプログラムは楽しい 63.23。
ペーター・リーベルス(ドイツ)
「Clocks」♪ 曲のイメージが衣装の胸の歯車や針の模様にデザインされている。ピアノとチェロのメロディにのって、3回転フリップ+3回転トウループをこらえて下り、トリプルアクセルは惜しくも転倒。3回転ルッツはしっかり入った。65.38。
マクシム・コフトゥン(ロシア)
フラメンコのリズムにのって、いきなり4回転サルコウ+3回転トウループが決まった 続いて4回転トウループも下り、トリプルアクセルもきれいに入る。あとはステップもスピンも思いのまま。92.53、タラソワコーチが大喜び。
アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)
こちらも曲はフラメンコ。コフトゥンの曲はパーカッションがメインで、こちらはギターがきれいな曲。冒頭の4回転で転倒、コンビネーションは3回転+2回転。トリプルアクセルは高さがあったが、なんでもないつなぎの中で転倒 かなりがっかりの72.18。
コンスタンティン・メンショフ(ロシア)
「コウルスターガイスト」♪ ジャンパーのメンショフ、トリプルアクセルは完璧、4回転のコンビネーションはセカンドが2回転。ここまではよかったのに、単独ジャンプが2回転になってしまった。演技構成点で大きく稼げるタイプではないだけに、これは痛い 72.43。
リチャード・ドーンブッシュ(米)
「The Sons of Italy」♪ 冒頭の4回転サルコウが2回転に、トリプルアクセルで痛そうな転倒。手拍子に助けられて小粋なステップをこなす。ルッツからのコンビネーションで、ルッツが2回転になったがセカンドのトウループを根性で3回転に、こちらは大きな減点は免れたが、やはり口惜しそう。63.74。
町田樹
「エデンの東」♪ 4回転トウループ+3回転トウループ、少し乱れたがこらえた。トリプルアクセルは大丈夫。スピンやつなぎは自信が滲み出ていて、音楽が盛り上がる瞬間に3回転ルッツが決まり、そこからステップに入っていく流れは素晴らしい。英語解説でも「自分を表現するのが苦手な日本人に、高橋大輔に続いてこの選手が現れた」と称賛されていた。84.90。
ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン)
「Satan Takes a Holiday」♪ 今季はコミカルなナンバーで。冒頭の4回転は回り切って転倒、トリプルアクセルはきれいに決まる。コンビネーションは3回転ルッツのあと2回転トウループに、これはもったいない。81.87、でも演技構成点ではトップなのはさすが。
結果、1位コフトゥン、2位町田、3位フェルナンデス。4位以下との点差からしてこの3人が表彰台になりそうだが、どういう順番かでファイナルに織田信成も行けるかどうかが決まってくる。
それはともかく、町田にはフリーでまた会心の演技をしてほしい
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