フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦、クロアチア大会。女子ショートプログラム(ジャッジスコア)、再生リスト・全体映像。
日本から出場の樋口新葉と本田真凜には、ファイナル進出のチャンスがある。頑張れ~
12 本田真凜 SP:57.92(3)
「スプリングソナタ」♪ 今日も柔らかな表情で滑り出す。ループ・トウ3-3、ダブルアクセルとスムーズ。フリップが2回転になったが、きれいな姿勢のビールマンスピン、つなぎで見せるスパイラルなど、アメリカ大会の演技と寸分変わらず活き活きしていた。
スコアも、ちょうどフリップが3回転から2回転になった分を引いたくらい。毎回同じくらい素晴らしい表現ができる、鉄板のプログラムになりそう。演技構成点は全体のトップ
14 イヴェット・トート(ハンガリー) SP:53.39(4)
「Legend of Two Old Guys With A Mustache」「I Say A Little Prayer」♪ 身長が急に伸びたわけじゃないけど、なんだか大人っぽくなった。トウ・トウ3-3を決め、3回転フリップを頑張って着氷。ボーカルのパートでリズミカルに踏むステップでは手拍子が起こる。
体の線がしっかりして、スケーティングや姿勢が安定してきた。
16 樋口新葉 SP:60.77(1)
マンボ・ファンタジー♪ 緊張をほぐしたいのか、首をぐるんと回してからスタート位置へ。ラテンムードをたっぷりアピールするステップから始まり、スピン2つの後ぐいぐいとスピードを上げてジャンプへ。3回転ルッツのあとのトウループが2回転になった しかしジャンプ自体の流れはよく、続く3回転フリップとダブルアクセルも迫力十分。
笑顔でフィニッシュした直後、一瞬微妙な顔をしたのは3-3が入らなかったからか。とはいえ、ジャンプ3つとも後半は見事。得点を見てほっとした笑顔
18 ディアナ・ペルヴシュキナ(ロシア) SP:60.52(2)
「Spiegel im Spiegel」「Ruska」♪ この選手も、優勝すればファイナル進出の可能性がある。ルッツ・トウ3-3を両方とも片手上げで跳んだが、トウループは回転不足に。同じく片手あげの3回転フリップは完璧。丁寧なステップはレベル4で加点1.00、スピン中の腕や手の位置など細かいところまで気を配り、プログラム全体をしっかりコントロールした。
わずかに樋口のスコアに届かなかった分は、ジャンプの回転不足と後半の跳んだのが1つだけというあたりか。
22 キム・デセル(カナダ) SP:52.27(5)
「ドクトル・ジバゴ」♪ 3回転フリップ、ルッツ・トウは3-2、大きなミスなくまとめてきた。ステップはまだあまり一歩が伸びないが、基本はできている。自己ベストを大きく更新。
25 ビュン・ジヒュン(韓国) SP:50.69(6)
「Nella Fantasia」♪ きれいなスパイラルを見せ、ループ・トウ3-2でセカンドは片手上げ。3回転フリップは転倒したが、指先や腕の見せ方を工夫したスピン、ステップでも体がよく動いていた。プログラム全体が途切れることなく一貫性があって、魅力がある。
ミスがあっても自己ベスト更新で笑顔
28 サラ・カゼッラ(イタリア) SP:50.55(7)
「My Immortal」♪ 伸びやかなスケーティングで、ルッツ・トウ3-2、3回転フリップと頑張って下りる。ステップも大きく体を使い、プログラム全体で音楽と一体になった表現ができていた。
すでにシニアの国際大会に多くの出場経験がある。スペイン大会から2週連続出場だが、そのベストスコアを更新。
結果、樋口新葉がトップ、僅差でペルヴシュキナが2位、本田真凜が3位につけた。4位にトート、5位デセル。6位ビュン・ジヒュンと7位カゼッラはほとんど差がない。
フリーではトップ3が強そうだが、4位以下の選手にも表彰台のチャンスはあるかな? そしてファイナルの行方は・・・SPの順位のままだと、樋口と本田がファイナル。ペルヴシュキナが逆転して本田が4位以下だと、日本勢2人はファイナルを逃すことになる。
さて、フリーはどうなる?
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