(アイスショーって、スポーツに入れるのもどうかな、と思ってテレビのカテゴリーにしてみた)
BS JAPANでプリンスアイスワールド2013東京公演が放送された。2時間枠、ほぼノーカットだったらしい。
チームとしての群舞を特徴とするPIWで、2人とか5、6人でのプログラムから全員での壮大な群舞まで、なかなか壮観。ミュージカル仕立ての演目も、全員の動きが丁寧に振り付けられていて、舞台として見応えがある。
ソロで滑るスケーターたちは、さすがの貫禄を見せる。本田武史は32歳にしてトリプルアクセルを着氷、「初めて成功してから20年続けて成功する」のが目標だそうで、今19年目! 以前より体を8kgくらい絞ったとかで、明らかにジャンプが軽やか。
太田由希奈はスケーティングが美しく、初めてのタンゴ曲が愛らしくも妖艶 現役時代はあまりよく知らなかったんだけど、魅力的だ。
ヴァイオリン・古澤巌が氷上で奏でる音楽に合わせて滑る荒川静香、このあいだ「笑っていいとも!」に出てたけど、ますますスレンダーになって、ジャンプの切れもいい。何よりも、所作やポーズの一つ一つが、決めたところ、そのポーズから次の動きに移るところ、どれもきめ細やか。ますます魅せるスケーターになっている
八木沼純子がもう40歳というのが、動きだけ見てたら信じられないけど^^; その自分の演技に解説するのが照れくさそうだった
ゲストで出てきた現役選手たちは、新シーズンのプログラムを見せてくれる。庄司理紗はひところより安定した感じでちょっと安心。シニアのカテゴリーに上がったので、もしかすると今季はジュニアグランプリシリーズも出ないのかな? どこかで国際大会に出られるといいな
鈴木明子の「愛の賛歌」は現役最後のシーズンに相応しい、力強さとしなやかさを兼ね備えたものになりそう。こういう味はティーンエイジャーでは出せない。
小塚崇彦は得意のジャズで「Unsquare Dance」。7拍子という独特のリズムだそうな。そういえば「Take Five」の5拍子もあったし 4回転も決まるし、切れのいいステップ全開。今季は期待できそう
村上佳菜子はエキシビション用の新ナンバーで、佐藤有香の振付。元気印の個性をうまく生かしている。
安藤美姫の「アメージング・グレース」はニュースでもちらっと見たけど、3回転サルコウを決めたし、少しずつだけど状態を上げてきているようだった。今季どこまでいけるか。
チームプログラムの中で、紹介されるスケーターの名前は、聞き覚えがあるようなないような。世界選手権出場もある南里康晴はもちろんよく知られているけど、他のスケーターも全日本選手権の記録を遡ると出てきそうだ。好きなことが仕事になっているなら、きっと幸せ
たっぷり2時間近く見ると、会場で見たらどうなんだろう?と思う。一度くらい行ってみるべきか。でもショーに行く前にまず競技会を見たいし、、、悩ましい
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