フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019、第1戦スケートアメリカ、アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
ソフィア・シェフチェンコ/イゴール・エレメンコ(ロシア) RD:66.79(9) FD:99.72(8) 合計:166.51(9)
「Mechanisms」「Give Us A Little Love」「Steppe」♪ グレーのシースルー。難しい持ち上げ方からのステーショナリーリフトから入った。キピキピッと音がしそうな動きの振付が曲によく合っている。低い姿勢の膝に片手をついてキャッチフット姿勢のリフトが個性的。
陳宏(Hong CHEN)/孫茁鳴(Zhuoming SUN)(中国) RD:61.74(10) FD:98.20(10) 合計:159.94(10)
「It's All Coming Back to Me Now」♪ ワインカラー、同色シャツに黒ジャケ。それぞれ別のパートナーと組んで四大陸選手権に出場していた。丁寧にツイズルをまとめ、後半スピードに乗っていく。最後のスライディングがカッコよかった。表情はちょっとワンパターンかも
キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アメリカ) RD:67.97(8) FD:105.06(7) 合計:173.03(7)
「Conquest」「I Love You」♪ ワインカラー、黒。兄妹カップルが解散して組み替えた。リズムダンスで見た感じより、2人の雰囲気が合っていたような気がする。こちらも低い姿勢のリフトを決め、ツイズルの間の動きが個性的。1フットステップもよく伸びていた。
マリー=ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(フランス) RD:68.23(7) FD:98.91(9) 合計:167.14(8)
「Histoire Sans Paroles」「En Pleine Face」「Dixie」♪ 山吹色、クリーム色。スピードに乗ったローテ―ショナルリフトから、二人の影が重なるようにツイズル。逆立ち姿勢を胸で抱えるようなストレートラインリフトからステーショナリーリフト、スピンと流れるよう。ステップの途中で女性が転倒してしまい、、、少しいつもより元気がなかったかな。
クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ) RD:70.41(6) FD:110.14(6) 合計:180.55
「Farrucas」「Malaguena」♪ 黒で髪に赤い花、黒。ポノマレンコはだいぶ体型ががっちりしてきたので、黒が締まって見えてよい ツイズルは若干回転が合わなかったが間にスピン系の動きを入れてまとめ、リンクを大きく使って1フットステップ。イーグルでのカーブリフトからステーショナリーリフト、後半にいくにしたがってどんどん勢いを増し、終盤のスライディングやコレオリフトでフラメンコらしさ爆発。
見応えのあるプログラム
オリヴィア・スマート/アドリアン・ディアス(スペイン) RD:76.62(4) FD:114.39(4) 合計:191.01(4)
「Larrons en Foire」「My One And Only Love」♪ 水色、白半袖に紫のつなぎ。お人形のような女性と戯れる男性みたいな振付で可愛らしい感じ。技術的な安定感が心地よい。自己ベスト更新。
ティファニー・ザゴルスキ/ジョナサン・ゲレイロ(ロシア) RD:71.18(5) FD:110.64(5) 合計:181.82(5)
「Survivor」♪ 赤、黒。イーグルの前に立つリフト、背中に逆立ち状態のリフトは降りてくるところがまた凄い。コレオステップシークエンスは激しく迫ってくる。盛り上がったわりには点が出なかったか。
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) RD:84.97(1) FD:124.58(2) 合計:209.55(1)
「スター誕生」「Shallow」「Alibi」♪ 黒、ワインカラー。女性が氷に座った状態からしっとりと始まる。要素はどれもダイナミックで大きく、所作はしっかりと表現している。ツイズルの間に女性を振り回す振付。ストーリーを演じきって見事だった。全米に勝ってから明らかに変わったと思うカップル。
ローレンス・フォルニエ=ボードリー/ニコライ・ソレンセン(カナダ) RD:79.17(3) FD:118.36(3) 合計:197.53(3)
「Summer Time」「Georgia On My Mind」「Cry Me A River」♪ 紺のワンショルダー、黒シースルー。そろってキャメルのスピンから入り、手をつないだまま横抱きリフト、間に一瞬リフトを入れてツイズル。ストーリー性のあるコレオステップなど、見所が多かった。
ここで2位につけ、メダルを確定させる。
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:81.91(2) FD:124.66(1) 合計:206.57(2)
「Primavera」「Cry Me a River」♪ 黒。ぴたりと合わせたツイズル、首回りでさまざまなポーズをとるリフトから、スプリット姿勢のリフトへ。1フットステップやコレオステップをじっくり見せる。活力のあるプログラム、最終滑走に相応しい引き締まった演技で、充実ぶりを見せてくれた。フリーは1位!
結果、優勝はハベル/ドナヒュー、2位ステパノワ/ブキン。3位フォルニエ=ボードリー/ソレンセンはカナダ代表になって最初のGPシリーズでメダル獲得となった。4位スマート/ディアス、5位ザゴルスキ/ゲレイロ。地元アメリカの若手カレイラ/ポノマレンコとグリーン/パーキンスが6位と7位。12位陳/孫も世界選手権のミニマムをクリアした。
10組中5組が同じコーチのチームって
このあとは女子フリー
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