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国別対抗戦2013第2日

2013年04月13日 01時56分25秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・国別対抗戦2013、今日は第2日。
 ペア・ショートプログラム、アイスダンス・フリー、男子フリーが行われた。放送されたのはペア1組(ボロソジャル/トランコフ)、アイスダンス2組(リード姉弟、チョック/ベイツ)、男子8人(前半からレイノルズ、ジュベールと後半6人)。。。昨日の振り返りは要らないから、今日が誕生日だったケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェとか、放送してほしかった。中国チームからは今日は誰もなし なんだかな、、、
 では感想を。

<ペア> SP ジャッジスコア
 彭程/張昊(中国)、彭程を前パートナー張丹と比べちゃかわいそうだけど^^; まだまだこれから。ミスなく頑張った。シーズンベストにあと少し。
 マリッサ・カステリ/サイモン・シュナピア(米)、サイドバイサイドジャンプで転倒。全体的にはまあまあかな。
 ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス)、シーズンベスト更新はならず。ツイストリフトでレベルが1しか取れなかったのが残念。
 メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ)、サイドバイサイドジャンプで3回転ルッツを、2人そろって減点なく下りられるって、やっぱりすごい。
 タチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)、今季の名プロとして記憶されるであろう、「ゴッドファーザー」。サイドバイサイドジャンプでボロソジャルが一瞬ぐらっとしたがこらえる。名残を惜しむかのように、演技終わってからもポーズ決めてた。キス&クライで、トランコフの銃で応援団が全滅
 3位から5位にほとんど差がないので、メダルのチャンスは全員にある状態。ペアがチーム最終順位の鍵を握るかも。

<アイスダンス> フリー ジャッジスコア
 于小洋/王晨(中国)、ツイズルでレベル4を取るなど、いい出来でシーズンベスト更新。
 ペルネル・カロン/ロイド・ジョーンズ(フランス)、演技構成点ではリード組より高得点だったけど、リフトの時間超過で減点1。ローテーショナルリフトの場合、レベルを上げるには回転数が必要で、回転が遅いと時間を超過しやすくなるらしく、、、難しいところ。
 キャシー・リード/クリス・リード、Happyで、伸びやかで、生き生きしてて、いい演技でシーズンを締めくくれて、よかった ツイズルは一糸乱れずというわけではなかったけど、無難にまとめられたし。クリスのガッツポーズも当然。85.40、自己ベスト!141.75、これが出せるならソチ五輪は間違いない
 クセーニャ・モンコ/キリル・ハリャービン(ロシア)、技術点の基礎点がリード組とまったく同じなんだけど、加点と演技構成点で上回る。若いのになかなかやる。このレベルの選手でも世界選手権には出られない、ロシアのアイスダンスの層の厚いこと
 ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ(カナダ)、今日はケイトリンの誕生日 シーズンベストが出せるとよかったんだけど。減点1は転倒、って書くとびっくりだけど、しゃがむ姿勢の振付の中で一瞬尻もち、らしい。
 マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(米)、滑りがなめらかで、「ドクトル・ジバゴ」でほどよくドラマチック。またシーズンベストで98.37。
 リード組、しっかり4位で9ポイントを獲得。よしよし

<男子> フリー ジャッジスコア
 ロマン・ポンサール(フランス)、4回転に2度挑戦して1回はなんとか下り、もう1回は転倒。むしろアクセルがシングルになってしまったほうが痛い 来季はGPシリーズや世界選手権に出てこられるかな。
 王一(中国)、4回転を含めて転倒なしで滑り切った。まずはそこから。
 閻涵(中国)、4回転+3回転にGOE+2!でもアクセルがシングル…中盤コンビネーションで転倒。まだ若いからスタミナがもう少しかも。
 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)、完璧な演技がキターッと思った。思わず氷の上に寝転がるケヴィン。4回転3本、そのうち一つは4-3-2 だが回転不足が…シーズンベスト更新はならず。それにしても宮本賢二氏振付のこのプログラム、素敵
 ブライアン・ジュベール(フランス)、次男が「イケメンだ~」でしょ 4回転決まって、トリプルアクセルも下りて、2本目の4回転は回避だったか。しっかりまとめてきた。
 マクシム・コフトゥン(ロシア)、4回転1本はきれいに、2本目で転倒。後半3回転フリップでパンク、コンビネーションで乱れなど、やはり若手には後半が難関なのか。
 マックス・アーロン(米)、滑走スピード速すぎ 4回転サルコウ2本は大きい。そしてジャンプ6つ後半って 最後の最後にジャンプって印象的。ただ、まだ滑って跳んでるだけに見えてしまうので、その辺は今後の課題。そして次男が「ウェストサイド物語」をまだ見てないことが判明、見せなきゃ
 無良崇人、コーチでお父さんの無良隆志氏と解説の佐野稔氏が、大学の先輩後輩にあたるという話(佐野氏のほうが先輩)。ほれぼれするような4回転が嬉しい。後半のトリプルアクセルがコンビネーションにできてたら、もう1つ順位が上がったかもだけど…「ムラがなくなって、平均して力を出せるようになった」(佐野氏談)。間違いなく大健闘 次男曰く「やるじゃないか」。でしょ?!
 ジェレミー・アボット(米)、これも名プログラムだと思う「彼を帰して」、4回転は跳べず転倒もあったけど、全体をまとめてシーズンベスト。ソチ五輪出られるといいな、、、
 コンスタンティン・メンショフ(ロシア)、4回転2本入った!と今日もばりばり跳ぶのかと期待したら、なんとトリプルアクセルで転倒、肩を強打して続行できず、無念の棄権 シーズン最後の試合だったのが不幸中の幸いか。30歳だけど、来季も頑張ってくれそう。
 高橋大輔、急に滑走スタートが早まることになってしまったが、2分間の猶予が与えられた。4回転は手をついたけど頑張り、このところ不調だったトリプルアクセルも決める。4回転2本目は回避、2本目のトリプルアクセルが乱れてコンビネーションのセカンドがダウングレードに。しかし終盤に3回転ルッツ+3回転トウループも入れたし、「道化師」最後の演技を気持ちをこめて見せてくれた。
 パトリック・チャン(カナダ)、冒頭の4回転+3回転を見て、あとの展開は予想できない 2本目の4回転予定のところ、途中で回るのをやめて3回転で止めた感じ。トリプルアクセルの転倒だけなら、いつもどおりだったんだけど^^; ルッツでも転倒、ダブルアクセルがシングルに。どこか痛くした? スピンに入るところでまた転倒という、ありえない終わり方。それでもキス&クライでは楽しそうにしていた。
 高橋1位、無良5位で日本は20ポイント獲得。

 ペアでポイントがない日本は、暫定3位に後退。確定したポイントで並べると:
1位 カナダ 32ポイント
2位 日本 29ポイント
3位 アメリカ 28ポイント
4位 フランス 16ポイント
5位 ロシア 15ポイント
6位 中国 14ポイント
 ペアで予想されるポイントを足してみると(SPの得点にフリー今季ベストを加えたもので比較して予想):
1位 カナダ 43ポイント
2位 アメリカ 37ポイント
3位 日本 29ポイント
4位 ロシア 27ポイント
5位 フランス 26ポイント
6位 中国 22ポイント
 やはり優勝争いはカナダとアメリカになりそう。女子の実力ではアメリカが有利?! 日本は女子で1位2位を取れば最大52ポイントになるが、表彰台に乗るにはロシア女子より高いポイントを取る必要がある。さて、どうなる


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