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国別対抗戦2013第1日

2013年04月12日 04時24分59秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・国別対抗戦2013、第1日はアイスダンス・ショートダンス、男子ショートプログラム、女子ショートプログラムが行われた。
 テレビ朝日で放送されたのは、アイスダンス6組中2組、男子12人中7人、女子12人中8人。。。夜7時~9時54分の3時間近い放送枠なんだから、もう一声!と言いたいところ 録画放送で6分間練習を必死に見守りながら放送って、必要なのかな・・・
 結果と感想を。

<アイスダンス> SD ジャッジスコア
 キャシー&クリス、課題のツイズルが無難に決まってよかった 56.35のシーズンベストで、クリスのガッツポーズ
 チョック/ベイツ(米)のマディソン・チョックがまだ20歳というのにびっくりだけど 全体に安定していた。放送されたのはこの2組。
 ウィーバー/ポジェ(カナダ)は世界選手権のときほどの出来ではなかったようで、リフトの時間超過で減点。モンコ/ハリャーヴィン(ロシア)はパターンダンスのキーポイント6個全てでY(良い)は見事。
 カロン/ジョーンズ(フランス)も世界選手権のほうがよかったみたい。于小洋/王晨(中国)は、なんだかマイナスが多かった。中国のアイスダンスはちょっと苦労してる感じ。

<男子> SP ジャッジスコア
 放送されたのはコンスタンティン・メンショフ(ロシア)と後半グループの6人。
 その前の前半の選手たち。王一(中国)は4回転を持ってるんだけど、今日は抜けて2回転になってしまい、アクセルもダブル。ロマン・ポンサール(フランス)は4回転に挑戦して回転不足ながら着氷。なのにアクセルが1回転
 世界選手権で複数枠が取れなかったマクシム・コフトゥン(ロシア)が、今日は4回転+3回転を決めた!しかし3回転ルッツで転倒の落とし穴 それがなければ自己ベストが出てたのに~。
 マックス・アーロン(米)は4回転サルコウ+2回転トウループ、トリプルアクセル、3回転ルッツとジャンプは完璧。スピンには修行が必要らしい^^; 四大陸銅メダルの閻涵(中国)が、4回転とコンビネーションで2度転倒。まだ出来のいいときと悪いときの差があるのかな。
 ジャンプばりばりのメンショフが、4回転+3回転を決めて波に乗る。キス&クライに帰ったら、ペアのトランコフにお姫様抱っこされるって、、、どういう関係(爆) 80.60のシーズンベスト。
 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)は、4回転が決まるか決まらないかで、スコアに大きな波が 後半は3回転+3回転のコンビネーションにするという選択肢もあったと思うんだけど、安全策を取る意味はないらしい。
 ブライアン・ジュベール(フランス)、4回転+2回転は間にちょっとターンが入ってしまった。そのジュベールの後に無良崇人が滑る、つまり世界ランキングで上にいるということにちょっと感慨。4回転の転倒と、キャメルスピンでレベルが取れなかったのがもったいなかったが、他はばっちり。風格が出てきた。
 久々に見るジェレミー・アボット(米)、最初の3回転フリップで転倒して「また今日も…?!」と不安がよぎったが、あとは大丈夫だった この調子なら素敵なフリーが見られるかな。
 高橋大輔の「月光」、シーズン初めからこのプログラムでもよかったかもしれない。じっくり滑りこんだらもっとよくなっただろうと思わせる。4回転のダウングレードは口惜しいけど、コケなかったから良しとしよう。
 さすがのパトリック・チャン(カナダ)も、毎回世界最高得点は出せないようで^^; ジャンプで転倒や着氷乱れがあっても、スピンとステップ全てレベル4を取れる安定感の強み。
 1位チャンと2位高橋大輔の差が5.80。2位から4位が小数点以下の差、5位から8位が1点以内の差。全体に接戦なので、フリーで順位の大変動もあるかも。

<女子> SP ジャッジスコア
 放送はケイトリン・オズモンド(カナダ)、グレイシー・ゴールド(米)と後半グループ6人。
 ガブリエル・デールマン(カナダ)、コンビネーションのセカンドで転倒した模様。1月に15歳になったばかりで、今季ジュニアの国際大会にデビューした若手としては、頑張ったといえる48.82。ルネル・ジルロン-ゴリー(フランス)もまだジュニア選手だが、3回転トウループ+3回転トウループを下りた。世界選手権は23位と振るわなかった張可欣(中国)だが、今日は3回転+3回転も入ってわりといい出来。
 ケイトリン・オズモンド、今日もマンボでノリノリ コンビネーションのセカンドで転倒してもおかまいなし! キス&クライではチームメイトがマンボのフリフリでお迎え。
 グレイシー・ゴールドもコンビネーションのセカンドで転倒したが、その後を完璧にこなしたから忘れてもらえそう(笑) スピン・ステップ全部レベル4。キス&クライでマックス・アーロンがペーパーの花束をプレゼントして頬にチュッ “つきあってるらしい”と噂が飛び交ってます
 放送がなかったが、マエ・ベレニス・メイテ(フランス)が自己ベスト更新の58.51。3回転+3回転で今日一番高い得点をもらったのが彼女だった。
 後半は李子君(中国)から。どうも今日は転倒が多い日で^^; 最初のジャンプで転倒、2つ目も単独で跳んでしまったのでコンビネーションなしに。それでもスピン・ステップ全部レベル4と、16歳ながら国内3連覇だけのことはある?!
 ロシア勢2人連続はエリザベータ・トゥクタミシェワから。3回転ルッツからのコンビネーション予定がルッツで転倒。ループでも転倒とらしくない。踊りはいつもながら素敵なんだけど。
 一方、アデリナ・ソトニコワは絶好調 3回転ルッツ+3回転トウループを決め(回転不足はあり)、ほかのジャンプやスピン・ステップで半端ない加点をもらった。レベルも4でそろえ、世界選手権のときよりもさらに姿勢などに工夫が。練習では3回転ルッツ+3回転ループをやってたとか。やっぱりこの子、ソチ五輪で化けるかも・・・
 アシュリー・ワグナー(米)も、この“シーズンのおまけ”みたいな試合で、新しいこと=3回転フリップ+3回転トウループを試して、回転不足はあったが下りた。しかしダブルアクセルで転倒して、終わったときは「やっちゃった」って顔。
 日本勢は最後の2人。6分間練習で松岡修造が、「真央さんがトリプルアクセルを、、、あ、跳べません」とずっとチェックしていて、解説の荒川静香さんが「6分間で失敗した部分を修正して本番で成功することもありますから」みたいに宥めていた。出ていく直前の、浅田真央と佐藤コーチとの会話が拾われる。「あんまり考えすぎずに」「自信持って最後まで」
 トリプルアクセルに挑んだが転倒。ダウングレードとなった。コンビネーションの3回転フリップ+2回転ループはフリップが回転不足。それでも、軽やかさと雄大さを兼ね備えたステップは高評価。
 鈴木明子が、シーズン最後にキレキレの「キル・ビル」を見せてくれた 狙っていた3回転+3回転こそセカンドが2回転になったけど、例の片足で沈み込んでぐいっと目力のところといい、軸の安定したスピンといい、、、ステップもレベル4。シーズンベストが出て嬉しい。
 点数としてはソトニコワと鈴木明子がちょっと抜け出たが、3位以下もそれほど大きな差ではない。フリーは前半グループになったトゥクタミシェワ、李子君、オズモンドがどのくらい巻き返せるかな。

 国別暫定順位は、同点で並んだが日本が1位。タイブレークの方法がよくわからない~と思ったらこちらに。放送された選手の人数もなんか比例してる?
1位 日本 47ポイント 4人+1組
2位 アメリカ 47ポイント 3人+1組
3位 ロシア 41ポイント 3人
4位 カナダ 34ポイント 3人
5位 フランス 23ポイント 1人
6位 中国 21ポイント 1人

 明日はペアSP、アイスダンス・フリー、男子フリー。放送時間が7時30分から9時54分までと、30分短い。フリーなのに、、、1日目の振り返り映像などを入れずに、できるだけ多くの演技が放送されますように、、、
 どのチームも応援合戦が楽しそう。ヘラジカだのウサギだのネコだのの被り物、旗に扇子にタンバリンにマラカス、テレビ朝日マスコット人形も活躍。決めポーズや振付をみんなで真似るのも大流行り。2日目はどんな応援が見られるかな


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