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全米フィギュアスケート選手権2021男子SP

2021年01月17日 08時09分17秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権2021、男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
ジュンス・キム SP:69.04(13)
 「In This Shirt」♪ 黒系。3アクセル転倒したが、3ルッツ+3トウ、後半3フリップ。キャメルスピンやI字スピンの姿勢がピンとしている。

ジョーダン・モイラー SP:71.09(12)
 「Nobody Opened the Door」♪ 紺と茶。すらっと背が高い。3アクセルはやや乱れ、3フリップ+3トウ、「回転がどうでしょう」と解説・杉田秀男さん。後半に3ルッツ。ステップ中に一瞬躓きかけたが大丈夫。

エリック・ショーバーグ SP:74.01(11)
 「The Blower's Daughter」♪ 緑。3アクセルに入る前に一瞬後ろを見るのが「面白い入り方」と杉田さん。単独3ルッツ、後半3フリップ+3トウ。回転するときに“顔残し”をきっちりしている人。スピンでポジションを正確に取れず、無効になった模様。

ジョセフ・カン SP:79.30(8)
 「November Rain」♪ 濃い青。2003年生まれ、シニア初出場。高さのある3アクセルから入り、3フリップ+3トウ、後半3ループ。ジャンプの後にこれといってトランジションがないけど、確実。エネルギッシュなステップ、元気いっぱい。

ミッチェル・フリース SP:48.88(17)
 「Ghost Town」♪ 白から紫。こちらもシニア初出場。2アクセルからイーグル、3ルッツ転倒、3フリップも転倒してコンビネーションにできず。スピンでややふらつくところがあるが、ヘアカッターも見せた。

<G2>
ヤロスラフ・パニオット SP:83.74(4)
 「Sway」マイケル・ブーブレ♪ 黒タキシード風のつなぎ。慎重に入った4フリップ+3トウ、なんとか下りる。3アクセルもかなり慎重 後半3ルッツは両手上げで。「ランディングの流れがない」と杉田さん。ステップはラテンらしい雰囲気で、ウクライナ時代より踊れるようになってきた。振付はミーシャ・ジー。
 キス&クライで一人で踊ってる

ヴィンセント・ジョウ SP:107.79(2)
 「ヴィンセント(Starry Starry Night」♪ 紺。両手上げ」4フリップ+3トウ、「きれいな軸ですね~」と杉田さん、ほんとにきれい。4サルコウも滑らか、後半ターンから3アクセル、これも滑らか。
 ステップも丁寧に、かつ全身で伸びやか。以前に比べて滑りが美しくなっている。高得点にガッツポーズ

マクシム・ナウモフ SP:83.53(5)
 「Run」♪ 紫系。シニア初登場。3フリップ+3トウ、3アクセル、後半3ルッツ。「高さはあるが跳ぶ前の待ちがもったいない」と杉田さん。動きは全体に切れがある。頑張ってレベルを取ろうとしている感じのステップ、レベル4が取れた
 ステップが終わって急にシットスピンに入るのがびっくり

ディン・トラン SP:74.03(10)
 「Puss In Boots Medley」♪ 黒のメキシカン風。3ルッツ+3トウ、着氷したが小さい弧を描く感じで方向がきれいじゃない。3アクセルまあまあ、後半3フリップ。
 リンクサイドには臨時コーチのジェレミー・アボット。

ジミー・マー SP:82.30(6)
 「Come Together」♪ 黒の革ジャン。4トウは片手をついた。3アクセル高い。後半3ルッツ+3トウ。セカンドに4回転を予定していたが、変更した模様。スライディングからシットスピンに入った。
 この曲らしく、アピールたっぷりの振付。パワフルに滑り切った。

アレクセイ・クラスノジョン SP:54.53(16)
 「Je Dors Sur Des Roses」♪ 黒シャツ。4ループ跳んだが転倒、3アクセルは傾いて転倒、3フリップ+3ループに挑んでこれも転倒
 スピンも少しふらつく感じ。今日はどうしちゃったのか、、、

<G3>
ピーター・リュウ SP:56.92(15)
 「Time」ピンク・フロイド♪ 黒シャツ。シニア初登場の2000年生まれ。3アクセルは着氷してすぐ膝をつきそうな感じ。3ルッツ+2トウ、3フリップ。最後のスピンがレベル1にとどまった。全体にスピードがないような、、、

ライアン・ダンク SP:65.60(14)
 「Winter Song」♪ 黒のタートルネック。3アクセルはフリーレッグをついてしまった。単独は3ループ、3フリップ+2トウ。滑走姿勢はオーソドックスな感じだが、「上体が使えてない」と杉田さん。

トモキ・ヒワタシ(樋渡知樹) SP:75.51(9)
 「Standards」♪ グレーがかった紺。4トウ予定が2回転になって無効0点に 3アクセル、3ルッツ+3トウはきっちり下りた。いつもながら、鮮やかなバレエジャンプやイナバウアー、ステップ中のキックなどは見どころ。ハイドロから膝をついてフィニッシュ。

ネイサン・チェン SP:113.92(1)
 メドレー♪ 白シャツに黒パンツ。曲は「アストゥリアス」とスペイン語詞のフラメンコ風。4ルッツ、イーグルから3アクセル、4フリップ+3トウと実に安定。
 「ステップがよくなった」と杉田さん。全体にいい雰囲気が出せていた。スピンのレベル取りこぼしが唯一のミスか。

カムデン・プルキネン SP:80.08(7)
 「Caruso」ジョシュ・グローバン♪ ワインカラー。冒頭の4トウが2回転に 3アクセルは入ったが「ランディングでバランスを崩した」と杉田さん。後半3ルッツ+3トウはきれい。
 一歩がよく伸びているステップはレベル4をもらった。表現力は豊か。

ジェイソン・ブラウン SP:100.92(3)
 「シナーマン」♪ 黒。スピード感と躍動感、ぞくぞくする 3フリップ、足上げをしてから3アクセル、後半3ルッツ+3トウ。つなぎのジャンプからすぐスライディングとか、美しいバレエジャンプとか、一瞬も目が離せない。見事
 4回転がなくても100点を超える。演技構成点はネイサン・チェンより1点以上高い。素晴らしい

 結果、全米歴代記録を更新してネイサン・チェンがトップに立ち、2位ヴィンセント・ジョウ、3位、ジェイソン・ブラウン。この3人が100点越え。ちょっと差がついて4位にパニオット、5位ナウモフ、6位ジミー・マー。全米は4位までメダルなので、7位プルキネン、8位ジョセフ・カン、9位樋渡知樹あたりまでは4位が狙えるかも
 フリーは明朝、4:59から。

コメント
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