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JGP2014チェコ大会ペアSP

2014年09月04日 23時54分59秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、チェコ大会が始まった。今大会はペアも行われ、日本からも須藤澄礼/コンスタンティン・チジコフ組が出場
 さっそくショートプログラムジャッジスコア)から。映像はこちらで。

 今季のペア・ショートプログラム、ジュニアの必須要素は:
・ステップシークエンス
・ソロ・スピンコンビネーション
・ソロ・ジャンプ ダブルルッツ
・スロージャンプ ダブルまたはトリプルループ
・リフト グループ3(ヒップホールド)トウループ踏み切り
・ツイストリフト ルッツまたはフリップ、ダブルまたはトリプル
・デススパイラル フォアイン

 今季から、ジュニアもツイストでトリプルが認められた。フリーでは4回転に挑戦するようなペアもいるから、SPで3回転ができると上位陣はしっかり得点を伸ばしてきそう。
 シングル同様、必須要素と違うことや要求を満たさない(回転数が足りないなど)と、無効0点とされることになった。
 ルッツ/フリップの踏み切りエッジエラーも、正しくないとeがついて基礎点が低くなる。不明確だと!でGOEから減点される。

3 須藤澄礼/コンスタンティン・チジコフ SP:32.41(7)

 「The Way You Look Tonight」♪ ムーディーなボーカル曲で、男性はブラックタイ、女性は白いドレス風衣装が可愛らしい。ダブルツイスト、スローダブルループと無難にこなした。リフトは片手を離してから姿勢変化をスムーズに。ルッツで女性がシングルになってしまった。
 late start(開始の遅れ)で1点減点、もったいなかった

4 リナ・フェドロワ/マキシム・ミロシキン(ロシア) SP:53.81(2)
 マイケル・ブーブレ「Feelin' Good」♪ 高橋成美/マーヴィン・トラン組も使っていた曲をボーカル入りで。世界ジュニア2013銅メダル、ジュニアグランプリファイナル2013で3位の実力ペア。
 変形イーグルからトリプルツイスト、スロートリプルループと見事。スピンではそろってビールマン姿勢 やはり技術は高い。ルッツにeがついたのと、時間オーバーの減点1は惜しい。

 相変わらずフェドロワは小柄だけど、髪をサイドでまとめたりして、少し大人っぽい雰囲気が出てきている。ミロシキンが来年5月に21歳になるので、ジュニアは今季まで。

5 ジュリアン・セギン/チャーリー・ビロドー(カナダ) SP:55.21(1)
 「グランド・ブダペスト・ホテル」より♪ 最初からスピードに乗って滑り出し、トリプルツイスト、片手上げダブルルッツと決める。スロートリプルループは距離が出たけど、ちょこっと両足かも^^; スピンはうまく合わせ、リフトは逆回転も入れた。ステップはレベル4獲得。17歳と21歳だけあって安定感がある。このペアもジュニアは今季まで。

7 カミラ・ガイネトディノワ/セルゲイ・アレクセーエフ(ロシア) SP:49.20(3)
 「Jeanne et Lucas」♪ 以前は別のパートナーと組んでいて、今季からのペア。ダブルだけど高さのあるツイスト、スロートリプルループも高い。ルッツは両手上げでそろった。わりと凝ったステップをこなしていて、全体に品のある綺麗なスケート。

 須藤/チジコフ組は最下位スタートになってしまったけど、少し緊張していたかな フリーではのびのび滑っておくれ

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今度は96年ぶり

2014年09月04日 09時26分04秒 | スポーツ

 錦織圭、勝った~~~

 スタニスラス・ワウリンカ(バブリンカ)とは、2戦2敗だったそうな。しかし、前の対戦よりはるかに強く、自信を持っていた。
 第1セットは、ワウリンカのサービスがビシビシ決まり、自分のサービスゲームはミスが出て落として、いきなり0-3。その後はキープしたがブレークバックはできず、3-6で落とす。
 ラリーに持ち込めれば錦織のほうが有利かと思ってたが、ワウリンカのストロークにけっこう振り回され 英語解説が「ワウリンカの球が重く感じるのでは」みたいなことを言っていて、なるほどラオニッチと比べたら、ずしんと来てる感じがする。
 第2セットになると、サービスにリターンのタイミングが合ってきた。ストロークもしっかり奥まで入って、打ち負けなくなってきた。こうなれば互角。第12ゲームをブレークして1セットオールとする。
 第3セットは錦織が先にブレークしてリードしたが、もう一つのブレークチャンスをものにできず、そこからワウリンカが息を吹き返し、結局タイブレークに。
 タイブレークだと、ビッグサーバーの優位性が少し落ちる気がする。4本続けて打てるのと、2本ずつでは、リズムが変わってしまうからだろう。
 リターンさえ入ればチャンスは来る。もつれたけど9-7で錦織がもぎとった。
 ここで2人ともトイレ休憩
 第4セット、ブレークのチャンスがお互いにありそうでブレークに至らず、キープが続いた。またタイブレークになったが、今度は錦織にミスが出て5-7で落とす。5-5のサーブでポイントが取れれば、マッチポイントになるところだったのに
 またもやファイナルセット 錦織からのサーブ、なのに相手ブレークポイントのピンチが しかし、今の錦織は崩れない。1stサーブの確率が上がり、ラリーで打ち負けない。完璧なドロップショットでキープしたりする。ネットに出ても、ボレーで決めたり相手のミスを誘ったり。
 5-4でワウリンカのサーブ、錦織がポイント先行すると、ワウリンカがダブルフォルトでマッチポイント。ラリーに打ち勝って、4時間を超える勝負を決めた。

 「勝てない相手はいない」とコメントするほどの自信。大会前、「(コーチのマイケル・チャンに)軽く洗脳されてます」なんて言ってたけど、自信を持って力を発揮すれば、これほどできる選手に成長していたのだ。チャン氏は、それがわかっていたんだろう。
 日本男子が全米オープンの準決勝に進むのは、1918年の熊谷一弥以来、96年ぶりだそうな。決勝に進んだら、もちろん初めて。今、歴史を作りつつある。
 準決勝では、ノバク・ジョコビッチとアンディ・マレーの勝者と戦う。その準々決勝はこのあとのナイト・セッション第2試合だけど、また“今夜は帰れません”みたいなことになりそう どちらになっても、相手にとって不足なし もっと凄いケイを見せておくれ

 ベンチにチキンラーメンの黄色いバッグがあった。日清もスポンサー
 

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