フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第5戦、エストニア大会。ライブであまり見られなくてちょっと遅くなっちゃったけど、順繰りに^^;
女子ショートプログラム(ジャッジスコア)、どういうわけか有力選手が早めの滑走順に集中。シニアのグランプリシリーズと違って、世界ランキングに関係なく全員で滑走順抽選なので、こういうことがある
5 中塩美悠 51.83(3)
ミュージカル「フォッシー」より♪ コケティッシュな序盤、メロウな中盤、躍動感のある終盤のステップと、曲調が変化すると雰囲気をがらっと変えてみせる。トウループの3-3が決まり、スピンの姿勢もきれい。ルッツが回転不足とエッジエラーのe、両方だったのが残念。
黒のスカートが翻ると、裏地のピンクが見えて可愛い
6 アンジェリナ・クチヴァルスカ(ラトビア) 49.21(6)
「カルメン」♪ 黒のチュチュ風衣装で、クラシックバレエの雰囲気。こちらもトウループの3-3が入り、ルッツとダブルアクセルはまあまあ。大きなミスなくまとめた。
7 新田谷凜 57.85(1)
「ポル・ウナ・カベサ」♪ 有名なタンゴの曲で、フリーレッグを蹴り上げるような所作もタンゴらしい。ルッツのエッジに!がついた以外は、トウループの3-3に1.20の加点、ターンからのダブルアクセルなど、高い技術を見せた。
ミスなく終わって、ほっと胸を押さえて笑顔。
8 マリア・ソツコワ(ロシア) 52.06(2)
ヴィヴァルディ「四季」より「冬」♪ 昨季ジュニアグランプリファイナル優勝者の登場。背ばかり伸びる時期なのか、すらっと細い 3回転フリップ+3回転トウループで転倒したが、ダブルアクセルと3回転ルッツを後半に。パールスピンからビールマンスピンが美しい。
ただ、自己ベスト61.29にはちょっと遠くて口惜しそう。
26 アンバー・グレン(アメリカ) 49.66(5)
「サマータイム」♪ フランス大会3位の選手。ピアノをメインにしたジャズアレンジで、お洒落な振付。3回転フリップ+3回転トウループで軽くステップアウト、3回転ルッツは両手を上げたが回転不足。ターンからのダブルアクセルが1回転に、無効0点となってしまった 直前にターンを入れるくらいだから、本来は得意なんだと思うんだけど。
27 アルス・カイウモワ(ロシア) 51.09(4)
「The Devil's Violonist」♪ スロベニア大会5位の選手。3回転フリップ+3回転トウループは少しつまった感じで着氷。ルッツがダブルになってしまったが、スパイラルからダブルアクセルは決まる。元気がいい、ぐいぐい滑るスケーティング。
フランス大会2位の新田谷選手がトップに立った。中塩選手もいい位置につけて、日本勢好調。さて、フリーは