昨日紹介したネーベルホルン杯、男子ショートプログラムで怪我から復帰した織田信成がさっそく好スタート。ジャッジスコアはこちら。
久しぶりの試合で、79.64の首位は上出来 2位以下に10点以上差をつけている。ミハル・ブジェジナ、トマーシュ・ベルネル、デニス・テンなど、実績のある選手たちが若干出遅れた^^; 2位につけてるコンスタンチン・メンショフ(ロシア)って、もう29歳になるらしい。頑張ってる・・・(映像)
キーガン・メッシング(米)、アンドレイ・ロゴズィン(カナダ)、アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)などの若手たちが、フリーでどのくらい出せるかな。
織田選手、SPの映像(会場で録画されたものらしい)があったので、貼っちゃいます
4回転トウループは転倒したが、完全に回ってからステンと転んでパッと立ち上がる、一番いい転倒の仕方^^; トリプルアクセルの流れる着氷は相変わらず、猫が跳び下りたかのような軽やかさ。ステップが昨季より伸び伸びといい感じ。
フリーは最終グループの2番手だから、滑走順もわりと気が楽なところ まずは練習の成果をしっかり試せる。
アイスダンスのショートダンスで、平井絵巳/マリオン・デ・ラ・アソンション組は41.82の14位。年によって課題のリズムやステップが違うので一概に比較はできないけど、世界選手権だとフリーに進むのにあと6、7点!というあたりのスコア。映像見てみたい~
ダンスのジャッジスコアって、見ても何もわからないと思ったのでちょっと勉強。今季2012/2013シーズンのショートダンスは、パターンダンス(全選手が規定の同じステップを踏む)部分が、シニアはヤンキーポルカ、ジュニアはブルースだそう。それ以外の部分に使っていいリズムは、シニアはポルカ・ワルツ・マーチ、ジュニアはブルース、スウィング、ヒップホップ。シニアとジュニアがこんなに違うんじゃ、シングルやペアと違って掛け持ちは無理っぽい。
パターンダンスはレベルと3つのチェックポイント(キーポイント)の結果が記号として書かれる。1YP4+kpYYYは、ヤンキーポルカ第1部分レベル4でキーポイントは全てOK。2YP2+kpNYTはヤンキーポルカ第2部分レベル2で、キーポイント1が×・2がOK・3はタイミングずれ。
ほかに必須の要素は、ダンスリフト・ノータッチのステップシークエンス(ミッドラインまたはサーキュラー)・ツイズルで、それぞれレベルが付与される。
・・・って、文字だけ見ててもとてもわかるとは思えないので、NHK杯あたりでじっくり解説を聞くことにしよう。
女子ショートプログラムが行われてる時間だけど、今井遥ちゃんはどうだったかな
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第5戦スロベニア大会。続いて男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本から出場はアメリカ大会2位の田中刑事と、今季初戦の宇野昌磨。映像全体はこちら。
SP首位はやっぱり、アメリカ大会で優勝しているジョシュア・ファリス(米)で74.35。
自己ベストにはわずかに及ばないがシーズンベスト。チェロ組曲のシンプルな音に、黒地にラメのシンプルな衣装で、演技そのものに注目させるプログラム。トリプルアクセルの前にステップを入れても余裕の着氷、全く隙がない。
世界ジュニア2012チャンピオンの閆涵(Han YAN))(中国)が2位につけたが、65.66とちょっと差をつけられた。
タンゴのメドレーでドラマチックに滑る。冒頭のトリプルアクセルがシングルになってしまい、“規定の回転数を満たさない”ためGOEも-3、これだけで8点失ったのは痛かった。演技構成点はもうファリスと同じくらい高得点が出せる。
来週のクロアチア大会もエントリーしているので、ここはフリーで4回転を複数入れるような冒険はせず、確実に2位を確保する作戦もありかも。フリーの滑走順はファリスより後ろだから、ファリスの得点を見て決定か?!
田中刑事が61.83で3位につけた。
トリプルアクセルの着氷で手をついてしまったが、全体に元気よく滑れていた。スピンでもう少し点を取れるといいんだけど
4位は61.42とわずかの差で宇野昌磨。
自己ベスト更新の会心の演技。一番最後の要素にダブルアクセルというのも心憎い。スピンやステップ、演技構成点の曲の解釈で高い評価。昨季よりさらに表現にめりはりがあって、成長が実感できる。
ジュニアデビューのアレクサンデル・サマリン(ロシア)が60.81の5位(映像)。昌磨くんと同じような構成と点数で、またまたライバル出現?!
フランス大会優勝で今大会も上位を狙えると思われた金博洋(Boyang JIN)は58.10の6位(映像)。冒頭のトリプルアクセルがダブルになった上にダウングレード、つまりシングルの扱いになってしまって大きく点を取り損ねた。しかし、スピンとステップは全てフランス大会よりレベルを1つずつ上げ、演技構成点も2点近くアップ。これはフリーも侮れない 滑走順が最後なので、彼の出来が順位とファイナル進出ポイントに大きな鍵を握る。
ファリスと閆涵が力は図抜けているから、田中刑事はなんとか130点を取って合計190点台に乗せて3位を狙いたいところ。宇野昌磨はトリプルアクセル挑戦できる 彼もぜひファイナルで見せたいけど、、、どちらも頑張れ
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第5戦スロベニア大会。JGP2012も残すところあと3大会、ファイナル進出争いも佳境に入ってきた。
今大会の最初は女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本からは佐藤未生、磯邉(いそべ)ひな乃の2人が出場。
トップに立ったのはキム・ヘジン(韓国)、53.64。
全体にとても安定していて自信を持って滑っているのがよくわかる。3回転フリップとダブルアクセルを基礎点1.1倍の後半にもってきて、効果的に得点。
2位はJGPデビューのバービー・ロング(米)、52.24。
「ピンクパンサー」を元気よく踊って好印象。こちらも後半に3回転フリップとダブルアクセル、特にイーグルからそのまま跳ぶダブルアクセルは見事。
3位につけたのはやはりJGPデビューの磯邉ひな乃、50.14。
曲は映画「新少林寺/SHAOLIN」から。3回転+3回転のコンビネーションはなかったが、いい雰囲気を出してきれいに滑っていた。
佐藤未生は45.13の7位。
赤系のグラデーションの衣装が大人っぽくて素敵 後半に回したコンビネーションジャンプが2回転+2回転になってしまったのと、ダブルアクセルを着氷後、勢いよく滑りだそうとした瞬間に転倒してしまったのが痛かった。
ここはジャッジの評価が分かれた。“ジャンプでの転倒”と見た人は-2や-3をつけ、“滑走中の転倒、ジャンプ自体に問題がない”と見てプラスの1をつけた人も。結果はマイナスのほうが多くなってしまったが
アメリカ大会を制して、今回も優勝候補かと思われたコートニー・ヒックス(米)は46.63の6位スタート。
冒頭のコンビネーションが1回転+2回転になった以外、大きなミスはなかったんだけど^^; 実はアメリカ大会のSPでもコンビネーションは失敗。そのときは3回転ループの後セカンドが跳べなかったが、マイナスされる前の基礎点が5.10と1.80、この差が大きかった。
上位陣が接戦なので、フリーの出来次第で大きく順位が変わりそう。日本勢2人表彰台もあるかも?
HDDの録画容量を空けたくて、まだ見てなかった録画をチェック。連続ドラマの最終回2時間スペシャルを、CMを飛ばしながら見る。
全体にテンポのゆったりしたドラマだったので、1.5倍速にしてみたら、、、全然OK 聞き取れなくなる台詞はほとんどなく、むしろ快適
昔の映画、例えば小津安二郎監督の映画なんか、実は意外と早口で台詞を喋っている。かえって1.5倍速は無理だろう。アナウンサーの話し方は昔のほうが明らかにゆっくりだったのだそうだが、映画やドラマは逆かもしれない。
春に放送していた「リーガル・ハイ」で堺雅人がものすごい早口で超長い台詞をまくしたてるシーンがあって、ちょっと話題にされていた。「噛んで含めるようなドラマが多い中で、こういうのがあってもいいかと」と本人はコメントしていたが、かなり賛同しちゃう^^:
10月からのドラマはどうだろう? 刑事もの、探偵ものだと、台詞に重要なヒントがあるから、1.5倍だとさすがに厳しいかな? 一度試してみよう(笑)
P.S. 関係ないけど、録画してたドラマのロケ地がつれあいの実家の近くだった。今頃発見