バドミントンの潮田玲子選手が、9月のヨネックスオープンを最後に引退すると発表。
小椋久美子との“オグシオ”ペアでバドミントン人気を高めた功績は忘れられないだろう。協会公認で写真集が出た女子ペアって、後にも先にもない
世界で活躍する選手が昔からたくさん出ているのに、ず~っとマイナーな競技で、地味な扱いを受けていた。陣内貴美子がバルセロナ五輪のとき少し注目されたけど、彼女の引退後はまたマイナー扱いに戻ってしまい
オグシオがいたから、スエマエの北京五輪4位の快挙があり、そこへ田児賢一たち若手が台頭し、、、ロンドン五輪には総勢11人を送り込む。“イケシオ”の混合ダブルス、目標の五輪で全力を出してほしい。
知らなかったけど、潮田はJリーガーの彼氏ができたそうで やり切ったその後の人生も充実しそう。
オリンピックはアスリートたちの目標で、長年競技を続ける選手にとっては節目。夏と冬が2年ずれるので冬の次の五輪は2014年のソチ。「ソチまで」と期して頑張っている冬の競技の選手たちも多い。
しかし、そこまでの時間は長く、、、フィギュアスケート男子のサムエル・コンテスティ(イタリア)が引退を発表していたというのを最近知った。グランプリシリーズ2012にエントリーしていたが、6月中に引退を決め、キャンセルしていた。
もう29歳だから、たしかにいつ引退してもおかしくはない年齢だけど、、、今年の世界選手権ではフリーで自己ベストを出して10位、イタリア男子の2枠を獲得。そこそこ充実しているように見えたけど、モチベーションが続かなかったかな。
彼のコーチでもあったイタリア人女性と結婚して、息子が一人。今年秋には二人目の子どもが生まれる予定。引退後はコーチを目指すそうだ。指揮者に扮したものなど独特の振付の演技、みんなの記憶に残っていくだろう。
今すぐ引退ではないけど、「ソチ五輪後に引退」と表明したのはキム・ヨナ。2011/2012シーズンは完全に休養していたが、復帰してソチ五輪を目指す。その後は国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員を目指すという。
バンクーバーで金メダルを獲得してから、「大会に出てもいい成績が取れなかったらどうしよう」みたいなプレッシャーがとても大きくなっていたようだ。一たびチャンピオンになったら、出る試合すべてに勝てて当たり前、なんて、みんな思ってないだろうに・・・。
韓国はまだ競技人口が少なく、キム・ヨナが世界選手権に出場して枠を取ってこないと、GPシリーズにも選手を送り込めない。平昌五輪までに強化したいだろうから、彼女の復帰は期待が大きいだろう。四大陸あたりから出て調子を上げて、世界選手権に臨みたいところかな。
安藤美姫も今季はGPシリーズにエントリーしているけど、モロゾフから離れてまだコーチが決まってないそうな。最近の報道では、なんとなくモチベーションが上がってない感じがするけど・・・いい方向に向かってほしい
一生第一線で続けられるスポーツってほとんどないから(馬術くらい?!)、いつか決めなくてはならない引退。やり切った、と思えるまでやれたら、たぶんその後もうまくいく、と思う。