Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ロナウジーニョとデコのスペイン語

2006年12月15日 22時58分10秒 | ××語
 FIFAクラブワールドカップ、バルセロナが素晴らしい試合を見せている(らしい。ちゃんと見てなかったので^^;)。ワールドカップで活躍した各国代表の選手がぞろぞろいるのだから、サッカーファンにはたまらないだろう。
 昨夜の試合の後、ロナウジーニョとデコがインタビューに答えるところをたまたま見たら、、、ん? スペイン語? ロナウジーニョはブラジル人、デコはポルトガル人なんだけど・・・
 大学でかじったポルトガル語はすっかり蒸発してしまい、一生懸命聞いてても全然話の内容はわからないのだが、ポルトガル語かそうでないかはわかる。ポルトガル語特有の鼻に抜ける音(鼻母音)がないのですぐわかった。(なにより、通訳がスペイン語だったし)
 スペインのチームでプレーしているのだからスペイン語が話せて当然、スペイン語圏の選手も多いし、ということでスペイン語通訳が用意されたんだろうか。まあ、ポルトガル語の話し手がスペイン語を話すのは、関西人が標準語を話すくらいのイメージかも。香港人が北京語を話すより楽かもしれない。スペイン語の話し手がポルトガル語を話す方が少し面倒かな。その点は北京語の話し手が広東語を話すのに近い。
 もちろん、いくら似ていると言っても、違うところは違う。特に、日常よく使う単語ほどかけ離れている。が、その対応表みたいなのが頭に入ってしまったら、あとは発音の特徴さえ間違わなければOK。動詞の活用もそっくりだし、そういうところはヨーロッパ言語は便利だ。
 日本に働きに来ているブラジル人やペルー人家庭の子どもたちは、母語が似ている同士、学校で助け合ったりすることもあるそうだ。
 決勝の後のインタビューも、スペイン語になるのかな。ポルトガル語だと急に饒舌になったりするんだろうか。比べてみたい気もする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする