公開当時大ヒットした後、フィギュアスケートで曲がよく使われるようになったミュージカル映画「La La Land」。Amazonプライムとかでも見られたんだけど、なんとなく忘れていて
NHK総合で放送したので、これ幸いと見ることにした。吹替だったのでちょっとびっくり BSプレミアムだと大抵字幕なんだけど
英語音声と字幕で見てみた。
大まかなストーリーは知っていたが、細かいところがやっとわかった。セブがバンド活動で人気が出て、すれ違いで別れたと単純に思っていたが、ミアがオーディションに受かってそれぞれの夢に向かって別れていくのだった。
もし2人が結婚してたら、と空想するラストシーンの構成も沁みる。現実では娘がいるミア、空想では息子が生まれていた。
昔ながらのミュージカル映画をいろいろと彷彿とさせるダンスシーンの数々。一方で立ったまま歌だけで惹きつけるシーンもあって、堪能した。
今季のフィギュアスケートで曲を使っているのは、本田真凛のフリー、深瀬理香子/張睿中組のリズムダンス、閻涵のフリーなど。このあと演技が見られる大会がいつ、どこで開催できるかわからないが、これからは映画のシーンをしっかり思い浮かべながら見られそう
今、フジテレビで放送中の映画「帝一の國」。何気なく見始めたら、、、
主演の菅田将暉は「仮面ライダーW」のフィリップ。そのほか、「仮面ライダードライブ」の竹内涼真、「列車戦隊トッキュウジャー」の志尊淳とテレビ朝日特撮もののヒーローたちがてんこ盛り。千葉雄大は「天装戦隊ゴセイジャー」だし、鈴木勝大は「特命戦隊ゴーバスターズ」。
さっそく次男にLINEしたけど、見てるかな 主人公のライバル役・野村周平は、ライダーでもレンジャーでもなかったが、これから入ってもいいかも
なるほど、こういう話だったのか~。
大ヒット映画「君の名は。」テレビ初放映、しっかり録画しつつ鑑賞。夢の中で入れ替わるってどういう話かと思ってたら、眠ることで入れ替わりが起こり、その間の記憶がほぼ残らない。生活に支障をきたすので、互いに入れ替わり中の生活を記録しておく。メモだけでは足りずに、手や顔にマジックで書いたり
その入れ替わりの時間軸が、実は、、、
この時間軸のずれるパターンは、韓国映画の「イルマーレ」や、そのリメイクのアメリカ映画「The Lake House(邦題:イルマーレ)」を踏襲。後の時間を生きる側が前の時間を生きる側に伝えようと必死に動くところも共通だ。
しかし、双方の記憶がおぼろになってしまい、ただぼんやりと「大事な人を探している」気持ちだけを抱えていく。このまま、あえてハッピーエンドにせずに終わるのかと思った 最後に会えてよかったね
風景の圧倒的なリアルさ、これは日本に住んでいる人だけでなく、一度でも日本に来たことがある人は、「知ってる」感覚でいっぱいになるだろう。ロケ地めぐりが流行ったのも頷ける。(香港映画好きが香港に行くとロケ地めぐりするのと同じ
)
音楽を一つのバンドに丸投げというのも、意外と正解だったのかも。
「なんでこの映画がそんなに流行ったのか、さっぱりわからない」ボソッと呟くつれあい。。。そこまで感動したわけじゃないけど、悪くはないと思ったけど。。。
あとで長男と一緒にもう一度見て、感想を聞こう(なんと長男はまだ見てなかった)
なんだかTVから中国語が聞こえると思ったら、つれあいが映画を見ている。チャンネルはBSフジだそうで、、、
アンディ・ラウ(劉徳華)の顔が見えた。「これって、『墨守』?」「墨攻」そうでした ニッキー・ウー(呉奇隆)が弓の名手を演じている。
でも放送時間を見たら、けっこう長い。。。「1時25分から『アタック!25』なんだけど」と言ったら笑われた。日曜日のルーティンなんだから、笑うな~
結末が気になるので、残りは録画して後で早送りで見た 好きな女には死なれちゃったのね
日中韓合作映画なので、実は韓国の俳優も出ていた。巷淹中将軍がアン・ソンギだったのに、見ていて気づかなかった(汗)
民放BSって、映画もけっこう放送してるので、侮れない。字幕放送なのもいいんだけど、CMが多いのがちょっと、かな
とても愛らしいタイ映画 「すれ違いのダイアリーズ」
タイ語教室でご一緒している方に「こんな映画がある」と教えてもらって、銀座へ見に行ってきた。
山奥の湖に浮かぶ水上学校に、スポーツ以外得意なものがない青年ソーンが、教師として赴任してくる。生徒は水上生活者や沿岸で暮らす家庭の子どもたちで、月曜にボートで連れてこられて、金曜にまたボートで帰っていく。人数は少ないから、当然複式学級。先生は1年生にタイ文字の基本から教えつつ、6年生の方程式まで見てやらないといけない。
平日はいっしょに寝泊りするので、食事や生活の世話もある。水道はなくてタンクから、電気もなく携帯もつながらない。台風がきたら暴風雨で壊れそうな教室で、肩を寄せ合ってしのぐ
失敗ばかりで落ち込むソーンが、ある日古い日記を見つける。それは前任の教師エーンの日記で、慣れない環境に悩んだり、子どもたちと気持ちが通じて喜んだり、日常の思いが綴られていた。
日記を読んでいくうちに、エーンに共感し心惹かれていくソーン。ところどころ日記に自分の気持ちを書き込んでいく。「僕も寂しい」「エーン先生に会えたら」
派遣元の校長先生にエーン先生の消息を聞くと、「結婚するので引っ越した」。失恋しちゃった 一目会えればと都会の学校で彼女を探すが見つけられない。「もっといい先生になるために勉強し直す」と年度末で学校を去る。
ソーンの物語と平行して、エーンが赴任して日記を綴りながら奮闘する様子が描かれる。遠距離恋愛になった恋人とあれやこれやもあり 婚約して都会の学校に移ったのになじめず、次年度に水上学校へ戻ったエーンは、自分が忘れていった日記を発見。今度はエーンがソーン先生の奮闘ぶりを読んでいくうちに惹かれていく。
春休みにソーンが水上学校に遊びに来ると聞いて喜ぶが、恋人が迎えに来て、ソーンには会わずに帰省することに。日記帳にメッセージを書いて残したが、忘れ物だと思った恋人が持ってきてしまう。。。
ソーンとエーンは、会うことができるのか
パンフレットの推薦コメントの中に、「まるで『めぐり逢えたら』meets『二十四の瞳』。」とあった。子どもたちの様子が可愛らしくて 夜「お化けが怖い」とエーン先生のところへ駆け込んできたり、マットを並べてソーン先生とレスリングしたり。進級試験は必死で、落第して泣きじゃくる子も(小学校でも試験に合格しないと進級できない)。
教室に出た蛇をソーン先生が大騒ぎで退治したり、水タンクからヤモリがどどっと出てきたりと、学校は大自然の中にある。子どもたちだけで湖で泳いで先生に叱られるが、都会の学校で泳ぐのはプールだ(電子黒板まであった)。
書いたものが時間を超えて2人を結びつけるのは、「イルマーレ」のようでもある。細々と一字ずつ綴るタイ語の文字に、気持ちがこもっている感じがする。
監督インタビューによると、ストーリーの着想は2つの実話からだった。1つは実在する水上学校で教える先生の話。もう1つは、ある男性が転職したら机に知らない女性の日記があり、それを読んで感動した男性が女性に連絡を取り、最終的に結婚したという話だそうだ。
なんだか、本当にあったら素敵だな、とほんわかする映画。もう一度見たい・・・
銀座や新宿などはもう上映終了で キネマ旬報シアター(柏)で24日まで、川崎市アートセンター(新百合ヶ丘)で7月2日~15日(4日・11日休み)。見に行く時間取れるかな^^;
mixiでは、いろいろ情報をもらえてありがたい
今夜9時から、NHK・BSプレミアムで「恋する惑星(重慶森林)」が放送されるという情報。1994年の香港映画で、王家衛(ウォン・カーワイ)監督の独特な作風で話題になった。「香港ノワール」と呼ばれるギャング映画とも、「Mr.Boo」シリーズのようなコメディとも違う、一種不思議な浮遊感のある映像が面白い。
金城武&林青霞(ブリジット・リン)、王菲(フェイ・ウォン)&梁朝偉(トニー・レオン)の2組の恋模様。当時、香港で売り出し中だった金城武が、香港を走り回って演じている。
安宿がたくさんある有名なビル、重慶大廈(チョンキン・マンション)と、セントラルのエスカレーターが名所になった。香港へ旅行に行って、エスカレーターの途中でしゃがみこんで上をのぞいて見た人もけっこういるんじゃないかな
当時香港に住んでいたので、映画館へ見に行った。金城武が何人も女の子に電話して誘うシーンで、相手によって広東語→標準中国語→英語と言語を変えていくが、ここで日本語も使われる。「ちよちゃ~ん、ひさしぶり~。そんなに会ってなかった?これからどう、、、旦那が許さない?子どもが2人?・・・あ、そう・・・」ここだけは、香港人の観客より先に笑えた
これは録画しなくちゃ(HDD容量チェックせねば
)
J SPORTSでフィギュアスケート・四大陸選手権が一通り放送された。といいつつ、私は録画しただけでまだ見てない
さっき放送が終わったエキシビション、台湾代表のエイミー・リンがセーラー服で登場。使った曲は映画「我的少女時代」の主題歌「小幸運」。歌っているのは女性3人組アイドルグループS.H.E.のメンバー、田馥甄(ヒビ・ティエン)。
映画は90年代の高校生の話で、主人公は平凡な女の子。学校きってのイケメンに夢中で・・・という学園もの。制服はセーラー服ではなく^^; 普通に白いワイシャツに赤いリボン、スカートのようだ。
とはいえ、日本についてほとんどあらゆることをよ~く知ってる台湾人の皆さん。セーラー服が女子高校生のアイコンであることも、よ~く知っている。現実の制服よりも、高校生らしさが強調されたかな
動画をCDショップのお姉さんに見てもらって、曲名と映画タイトルを教えてもらい、サウンドトラックCDとブルーレイディスクをゲットしてきた。楽しみ
殿様役で俳優デビュー
5月14日公開の映画「殿、利息でござる!」に出演というニュース。
“2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる作家・磯田道史氏の近著『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、『ゴールデンスランバー』『予告犯』『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』などの中村義洋監督が映画化。今から250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がった住人たちの姿を描く。”
・・・という作品だそうな。故郷・仙台のストーリーということで、出演を承諾したようだ。
写真を見ると、なかなか凛々しい殿様ぶり。髷も意外と様になってる
紅白歌合戦の特別審査員で出演したとき、成人式用に誂えたという羽織袴で登場した。痩せ型で肩が張ってないので、どちらかというと幼く見え、「七五三っぽい」と言った友人もいたが^^; 殿様という役柄なら、すらっとしてても悪くない。着物が時代ものな分、大人っぽくなったかな?
前にJ SPORTS「KENJIの部屋」で「顔が薄いのがコンプレックス」と言っていた。濃い(ソース顔系)か薄い(しょうゆ顔系)かといったら、それは間違いなく“薄い” しかし、時代劇なら“薄い”ほうが合ってるからよかった
夏のシーズンオフに撮影とはいえ、現役選手がそんなオファーを受けてもいいのか?と思うが、CMやバラエティにもみんなけっこう出てるし、変な役でもないからいいか
映画が公開される5月は、もうシーズンオフ。今季最後の世界選手権で、どんな結果を出しているだろうか?
出演は阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡などキャストも豪華だし、映画、見てみたい
放送に気付いたときにはもう半分過ぎてたけど
BSプレミアムで「ピンポン」を放送していた。2002年の映画だったか~。
スマイルを演じるARATA(今は井浦新)のメガネ男子ぶりがよかった 香港の俳優、サム・リーが出演していて、中国からの留学生という設定だけど、セリフが広東語だったのが面白い。
脚本が宮藤官九郎だったとは、知らなかった。ペコのセリフの、突き抜けてる感じが、今思うとクドカンらしいかも。
風間がペコとの準決勝で終盤の幻想シーン。「ここは、いいなぁ、、、また連れてきてくれ」っていうところ。ネットを挟んで対峙するラケット競技経験者には、ちょっと共感できる
香港で買ったVCDしか持ってないので、録画しておきたかったな~
今日のBSプレミアムシネマ
邦題「あなたに降る夢」。原題「It Could Happen to You」を直訳すると、「(この出来事は)あなたに起こったかもしれない」になるだろうか。英語の仮定法って、こういう使い方をするんだな
ニューヨーク・クイーンズの警官チャーリー(ニコラス・ケイジ)が、美容室で働く妻ミュリエルに言われて宝くじを購入。食堂でチップの小銭がなく、代わりに「宝くじが当たったら折半」とウェイトレスのイボンヌ(ブリジット・フォンダ)に約束する。
なんと400万ドル当選! 約束どおりイボンヌに200万ドルを渡し、別居後の夫が作った借金でカード破産していたイボンヌは、戸惑いながらも受け取る。
チャーリーは辞職したりせず、パトロール中に食料品店の強盗を取り押さえて負傷、休職を余儀なくされる。舞い上がって買い物三昧、部屋の改装や財テクに夢中になる妻のミュリエルに、ちょっとついていけないチャーリー。
イボンヌは食堂を買い取って、自分の店で活き活きとウェイトレス。当選者のパーティーで再会した二人は、公園で遊んだり、近所の子どもたちと球場を借り切って野球したりと楽しむ。
ミュリエルはチャーリーがお金を増やすことに興味がなく、気楽に寄付したり奢ったりすることに我慢がならず、離婚すると言って追い出す。イボンヌは元夫が金をたかりに来たのでアパートを出る。2人が偶然同じホテルに泊まり、一夜を共にし、、、
宝くじ当選からずっとマスコミに追いかけられているので、これも思いっきり報道されて ミュリエルが離婚と同時に、イボンヌに渡した分の返却も求めて裁判に。判決はミュリエルの勝訴、イボンヌは食堂を失った。
チャーリーはイボンヌにバッファローの親戚のところで暮らそうと誘う。その話をしているとき、ホームレスが食堂にやってきて、イボンヌは食事を振舞う。このホームレスが実は新聞記者で、その話が報道されると、イボンヌを応援しようとたくさんのカンパが集まる。
イボンヌは食堂を買い戻し、チャーリーは警官に復帰。めでたしめでたし
実話を元にしたストーリーだそうだが、かなり脚色はされているらしい。
チャーリーが、かけたりはずしたりする眼鏡をしょっちゅう探しているイボンヌにグラスチェーンを、バスケ好きの同僚にシーズンチケットをプレゼントするあたりに、人柄をうかがわせる。地下鉄でトークンを配る、警官遺族基金に寄付するなど、散財の方法がミュリエルと対照的。
イボンヌの食堂に山のように送られてきたカンパが、5ドル札や10ドルのチェック。アメリカってこういう描写が好きだな~。
ブリジット・フォンダはどこかで見た顔だと思ったら、ピーター・フォンダの娘でジェーン・フォンダの姪、ヘンリー・フォンダの孫。ていうか、ニコラス・ケイジがフランシス・コッポラの甥って、今日初めて知った(遅い)。
ミュリエル役のロージー・ペレス、俗物ぶりが結構可愛い 食料品店の親父を演じたリム・ケイ・トンはシンガポールの名優だそうな。
もし私が宝くじに当たったら、、、ミュリエルのほうかも(買ったことないけど^^;)
BSプレミアムで放送してた「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」。
見てみようと思った理由は、この映画の音楽で滑ってるフィギュアスケート選手がいたから。はっきり覚えてるのはキム・ジンソ(韓国)だけど、ほかにもいたような?
アンソニー・ホプキンス演じる退役軍人ラドローは、モンタナの牧場で3人の息子を育てる。第1次世界大戦に従軍した息子たちのうち、三男は戦死した。三男の婚約者として待っていたスザンナは次男トリスタン(演じるのはブラッド・ピット)と恋に落ちる。しかし弟を戦場で守れず、その婚約者と愛し合った罪の意識に、トリスタンは家を出て・・・
雄大な自然と壮大な家族のドラマ。なかなか見ごたえがあった。
ちょっとやんちゃ坊主な雰囲気があるキム・ジンソ選手に、映画の野生児トリスタンのイメージは似合ってたかも。
映画音楽をプログラムに使うフィギュアスケート選手はけっこう多い。見たことがなかった映画も、スケートで聞き覚えがあると、興味を引かれる。ミュージカルも、ちゃんと見ておきたいという気がしてきて、「オペラ座の怪人」DVDを見たりした。
フィギュアスケートで使われると、いいプロモーションになる ゲイリー・ムーア「パリの散歩道」も、配信でかなり売れたそうだし
そういえば、「ミス・サイゴン」もまだ見てない。借りに行こうかな
<追記>
Twitterで「町田樹や庄司理紗もこの曲で滑っている」との情報をいただき、調べてみた。
町田選手は2010/2011シーズンFS、庄司選手は2011/2012シーズンFSで滑っている。映像を見てみると、庄司選手のはなんとなく覚えていたが、町田選手のはあんまり記憶にない。シーズン後半にプログラムを前年のものに戻したようで、見た回数が少なかったかな。
せっかく見つけたのでリンクしておきます。
町田樹 ネーベルホルン杯2010FS
庄司理紗 JGPタリン杯FS
一昨日、NHK・BSで放送していた「恋におちたシェイクスピア」。じっくり見ちゃった
グウィネス・パルトローがひたすらきれい ジョセフ・ファインズは、普通にイケメン
シェイクスピアが裕福な家の芝居好きな令嬢と恋におちながら、共に「ロミオとジュリエット」を完成させるが、令嬢は貴族と結婚を迫られ、、、という話。
ベン・アフレックがなんかいい奴で、この人はそういう役が多い。ほかにも「どこかで見たような、、、」という人がたくさん。
ヒロインの令嬢ヴァイオラの乳母、小柄なおばちゃんをどこで見たのかと思ったら、「ハリー・ポッター」シリーズで魔法省から派遣されてきてホグワーツを管理しようとするドロレス・アンブリッジを演じた女優さん、イメルダ・スタウントン。
同じく「ハリー・ポッター」シリーズから、ハリーの親友ロンの父、アーサー・ウィーズリーを演じたマーク・ウィリアムズ。狂言回しのナレーターで、セリフをかみまくっていたのが本番で見事に務める。
今はまってるNHKの海外ドラマ「ダウントン・アビー」で、執事カーソンを演じるジム・カーターが、舞台で女装して乳母を演じる役者。大柄な男性が白塗りに大きく広がるスカートで、女性が舞台に上がることを禁じられていた当時を端的に表現。
なにしろ、若い女の役は変声期前の少年が演じていた時代。令嬢ヴァイオラは男装して一座に入り込み、ロミオの役を演じていたが、女だということがばれて姿を消していた。しかし少年役者が初日に高い声が出なくなってしまい、急遽ヴァイオラが“女装”してジュリエットを演じる。ロミオはシェイクスピア自身が演じて、“迫真の”演技に観客が涙した、という話になっている。
エリザベス1世を演じたジュディ・デンチが、お忍びで観劇。ジュリエットを演じる役者が女だとの密告を受け逮捕に来た役人の前で、「女王がそんな舞台を見るはずがない」。呼びつけられたヴァイオラは、膝を折る女性の作法で挨拶しかけて、右手を前に腰を折る男性の作法でやり直す。「見事に女装した」として、女王は罪に問わない。
しかしヴァイオラは結婚してロンドンを離れ、恋は終わる。新しい作品「十二夜」の構想を練るシェイクスピア・・・
1998年公開、けっこう前の作品だったんだ~。アカデミー賞の時期だから、受賞作品のテレビ放映も多くなる。見てない映画を見るチャンス
次男と2人で笑い泣き
NHKのコント番組「サラリーマンNEO」がついに劇場版映画に!というやつ。いつも業界で5番手(つまりビリ)のNEOビールに、新入社員・新城(小池徹平)がやってくる。覇気のない社風がつまらなくなり、大学時代の友人に誘われて転職を考えたり、、、
が、業界トップ大黒ビールの社長にゴルフで負けたNEOビール社長が、「絶対大黒に勝つ!」と新製品企画をぶち上げ、新城が考えた「SEXYビール」プロジェクトが始動。あれやこれや、試行錯誤の日々。
しかし企画が大黒にもれ、プロジェクトはいったん中止。新城たちも左遷されるが、チームのメンバーはあきらめずにこっそり開発を続ける。新城もその熱意にほだされて戻ってきて、ついに発売
NHKのレギュラーシリーズでおなじみのメンバーが、おなじみのギャグをしっかりやってくれるので、それだけでも嬉しい 子どもがほしくてしょうがない麻生祐未のネタ、女性課長が大好きな中越典子のネタ等々。
大黒ビールが「SEXYビール」を発売すると先に宣言してしまったために、NEOビールが「セクスィービール」と命名して、CMにセクスィー部長が登場するし ダンスで花を添えるのは「サラリーマン体操」のコンドルズ
エンドロールの途中で「~を読む」を大真面目に沢村一樹が始める。レギュラーシリーズの平均視聴率が5%にもなってないとは、知らなかった それでも映画化しちゃうとなると、予算は乏しい。で、ジャングルを沢村一樹が走る場面は、羽村市の雑木林。その場駆けっこをする沢村にスタッフがジャングルっぽい葉っぱを左右からかざすという・・・メイキング映像も爆笑なのだった。
素朴な疑問、この映画、興行成績はどうだったのかな~。予算の元は取れたかしら(笑) 録画したから、笑いたくなったらまた見よう
今頃になってだけど^^; 映画「レ・ミゼラブル」を次男と見に行ってきた。
3月の3週目くらいで上映終了した映画館が多かったが、TOHOシネマズ渋谷ではまだ1日数回の上映が続いている。次男の授業が午前で終わる日を選んだら火曜になった。
年会費500円の会員になると、火曜日はいつでも1300円で見られるというので登録。さっそくその特典を使ってチケットを購入するが、次男の学生チケットを同時に購入するのに、その場で学生証などを見せなくてもOK。実際に入場するときに見せればいいらしかったが、次男がしっかり準備してたのに要求されず、少し拍子抜けしていた。よほど学生に見えない人だけか(笑)
3時20分の回のチケットを2時20分ごろ購入した時点ではそれほど混んでいるようでもなかったのに、上映が始まる頃にはけっこう席が埋まった。水曜は女性1000円だが、火曜の会員1300円を利用する人もけっこう多いのかも。
上映時間が158分となってたので、途中で飽きるかも?なんて思ってたら、あっという間だった
普通に話す台詞はほとんどなく、全て歌で構成されている。曲と歌詞で表現される登場人物の想いは、ストレートに響く。歌うという行動は、感情を解き放つのだ。号泣したという話も聞いたが、私の場合はじわっとうるっとほろっと泣けた。
キャストはみんな相当な歌唱力の俳優ばかり。ヒュー・ジャックマンはミュージカルの舞台も多数経験があり、アカデミー賞授賞式の司会でも歌っていた。ラッセル・クロウがジャックマンとはまた別系統のいい声。なるほど、この2人はジャン・バルジャンとジャベールだ。
アン・ハサウェイもアカデミー賞授賞式の司会で歌が達者なところを見せていたが、ぼろぼろの状態で歌う「夢やぶれて」は泣かせる。少女コゼットのイザベラ・アレンがとても愛らしい。
成長したコゼットのアマンダ・セイフライドは高音が美しく、なるほど主役キャラの声。マリウスのエディ・レッドメイン、うぶで頼りない感じのイケメンぶりがはまってる。革命を目指してひとり生き残った後の歌がいい。
仲間のリーダー、アンジョルラスのアーロン・トヴェイトも力強い声で、エポニーヌもコゼットとは容姿も声も違うタイプで、これまた聴かせてくれる。物乞い少年ガヴローシュのダニエル・ハトルストーンがめっちゃいい味で可愛い
セットもロケも丁寧に作られていて、ジャン・バルジャンがさまよい歩く険しい山道や、パリの街を俯瞰するカットが迫力あること。出番の少ない俳優たちも、一瞬でもアップが映ったり、1フレーズでもソロがあったりするだけで、参加していることを誇らしく思っている感じがうかがえる。きっと孫子の代まで自慢するだろう(笑)
同じメロディを何度も違う曲で使い、何人かが違う歌詞で歌う楽曲構成が特徴だが、1回しか出てこないメロディもある。フィギュアスケートの男子選手ジェレミー・アボット(米)が今季フリーで使った「彼を帰して(Bring him home)」は、てっきりコゼットがマリウスを想って歌うナンバーだと思っていたが、バリケードに入りこんだバルジャンが、マリウスの寝顔を見ながら歌う曲だった。
舞台版とは少しずつ違うところがあるそうなので、舞台版も見てみたいけど、DVDとかあるのかな?
ヴィクトル・ユゴーの原作は読んだっけ?・・・児童文学全集か何かに入ってた「ああ無情」を読んだきりだったかも 文庫でいくつかのバージョンが出ているようだ。それにしても、「悲惨な人々」という意味のタイトルを「ああ無情」と訳した明治の人って、、、ある意味名訳か
次男の感想を聞くと「疲れた」。長かったせいもあるが、「字幕を見ないように頑張ったから」だそうな。そりゃ、目に入るように出てくるものを見ないようにするのは疲れるだろう^^;
英語の勉強目的なら、DVDを借りたほうがいろいろな見方ができていい。英語音声・字幕なし、英語音声・英語字幕など、3回くらい見たら随分いいんじゃない
有名なミュージカルでは、「ウェストサイド物語」も「マイ・フェア・レディ」も彼は見ていない。今度借りてきて鑑賞会やろう
大ヒットして、誰でも知ってるような映画で、ストーリーや主演俳優なんかも知ってるのに、なぜか実際には見てない映画というのが意外とある
「E.T.」もそんな一本。あの人差し指と人差し指をくっつける仕草、けっこう流行ったのに。なんで見てなかったかな、、、特に理由は思いだせない。
NHKBSプレミアムで9時から放送なので、録画予約した。せっかくだから、次男が帰国してから一緒に見よう