イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

裏切り・謀反か、正義の回復か

2018-12-07 08:40:40 | TV・映画
 一昨日のBSプレミアム「ザ・プロファイラー」で明智光秀を取り上げていました。
 2017年に放送されたもので、見覚えはあったけれど、あらためて考えさせられるものがありました。

 日曜のお昼にBSプレミアムで「軍師官兵衛」が放送されています。
 明智光秀は春風亭小朝師匠。正義を回復する、秩序を保つ、そういう意味での打倒信長。

 主従関係でいえば裏切り・謀反ということになるけれど、主が間違った行動、非道なことをしていたら従の側が正していく必要がある。意見をしても聞く耳持たずならば、実力行使あるのみ…。

 「ザ・プロファイラー」では、そのあたりについて、秀吉黒幕説とか、いくつかの可能性が検討されていたけれど、結局はっきりわからない。

 翻って、今年はたくさんありました。トップを引きずり下ろすことになった事例が。
 その一方で、悪いことがはっきりしているようでも、突き進んでいるのもあるし、それはつまり力関係ということなのでしょうか。トップ交代に失敗すれば裏切り者として切られる戦国の世と同じような部分があるのかもしれません。

 信長(江口洋介)は、首謀者が光秀と知らされ「是非に及ばず」と答えました。
 わかっていたということなんだと思います。
 
 トップの座を去らねばならなくなった人が、そんなふうに思っているのかどうか。
 信長が本当にそう言ったのかどうかもわかりませんが、強権は崩れるときが激しくなるというのは、20世紀後半からたくさんの事例ありですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿