江戸時代の話し方

　BSプレミアムのドラマ「立花登青春手控え2」
　昨日が第3回でした。
　今シリーズには新潟県出身の渡辺佑太朗さんも出演しています。

　時代劇なので、言葉使いが現代と違っているんだけれど、実際はどんな話し方だったのでしょう?
　丸谷才一「完本日本語のために」には、歴史的仮名づかいはそもそも発音通りの表記なんだということが書かれていました。
　だから、江戸時代の日本語は現在とだいぶ違う発音だったはず。

　でも、誰も知りません。文字は残っていても音声は残っていません。
　仮にわかったとして、それを時代劇ドラマで使ったら、聞いても何を言ってるかわからない?　

　それはそれとして、昨日は慎ましやかな女房と思われた女性が、実は女狐と言われるしたたかな悪でした。そんな…。
　立花登シリーズは、だいたい厳しい結末になるんだけど。
　演じていたのは誰?　エンディングで玄理（ひょんり）だとわかりました。
　慎ましやかと女狐と使い分けが上手でした。

　天真爛漫なちえ(平祐奈)は、前作同様。ホッとできる存在となっています。