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イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

保阪正康さんが解説する二・二六事件

2021-02-27 10:42:27 | TV・映画
 BS-TBSで土曜日に放送している「関口宏のもう一度!近現代史」

 1月23日の放送で、二・二六事件を取り上げていました。

 1月下旬は寝込んでしまい、録画したままになっていたのですが、タイミング的にはちょうど同じ頃になりました。今日が2月27日。

 最近、「にっぽん!歴史鑑定」でも、「BS1スペシャル」でも、二・二六事件を取り上げていたので、今、見てちょうどよかったかもしれません。

 番組の時間枠が「BS1スペシャル」が長く、その点で一番詳しかったです。

 保阪さんは、首相が無事だったことに関して、押し入れの前にいた女中に、首相は生きているのかと聞いて、生きていると答えたと話していました。
 「BS1スペシャル」か「歴史鑑定」だったか忘れたけれど、女中に「けがはないか」と聞いたら「おけがはございません」と答えたので、「そうかつまり首相は生きているんだ」とわかった、そういう説明がありました。

 そのあたりに関しては、保阪さんが「二・二六事件に関しては、たくさんの説というのか、真実かどうかわからないものもある」という点になるのかもしれません。

 天皇は最初から激怒していたという点は、他の番組でも同じで、やはり殺害するという手段から始まったのは、自分たちの主張を通すには無理があった。
 でも、当時の農山村の状況(困窮)を考えたら、何とかしなければならないという、その点は現実だった。

 結局、二・二六事件で勢力を伸ばした人たちが、戦争に突き進んだという点が、一番大きなポイントというのも各番組共通。

 保阪正康さんが取り上げた中に東条英機も入っていて、それが印象に残りました。
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常温核融合事件

2021-02-26 10:54:06 | TV・映画
 昨日、BSプレミアムで放送していた「フランケンシュタインの誘惑」

 常温核融合事件。

 何だかすごく話題になったような気もするけれど、もうかなり遠い記憶になってしまいました。

 あり得ないことが論文になってしまう。
 都合のいいことしか見えない状況になる。

 同じく「フランケンシュタインの誘惑」で、野口英世を取り上げた時に、光学顕微鏡で見えるはずのないウイルスを、見てしまったことを取り上げていました。
 これはもう有名な話というのか、野口英世がどれほどたくさんのプレパラートを作って、睡眠時間を削ってバイタリティあふれる研究をしたという事実はあるにしても、絶対に見えないウイルスが見えてしまった。

 それとはちょっと違うんだけれど、STAP細胞のこともちょっと思ってしまいました。
 
 常温核融合という言い方は、今はマイナスイメージにつながっているけれど、研究としては行われていて、問題になった当時とは名称も違っていました。

 科学そのものの信頼を失うことにもなったと言ってましたが、その点については、他のことでも言えそうですし、科学のみならず、公表されていることが真実なんだろうかというのは、全くわからないそういう世の中を感じます。
 今に限らずでしょうが。 
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100分de名著「資本論」第3回、第4回

2021-02-25 16:46:28 | TV・映画
 先月のEテレ「100分de名著」。
 マルクスの「資本論」でした。
 寝込んでしまったので、第3回と第4回は録画したままになっていました。

 今日、2本見ました。

 持続可能なか社会というのは、最近よく聞くけれど、マルクスはすでにそのことにも触れていると。
 例えば、資本家が商品価値が高いからと、同じ作物ばかり連作させていると土地がやせて、結局育てられなくなるとか。

 同じことで、豊かな社会ということの考え方も。
 共有すべきものは個人の資産であってはならないというような。
 現在だと、水は誰にとっても必要なものだけれど、それが民間委託によって利潤追求となり、問題になっているとか。バルセロナでは、民泊が盛んになって、市民が住めなくなってしまった(家賃高騰)とか。

 豊かな社会のことは、高校時代の倫理社会のテストを思い出しました。
 1970年代後半です。
 日本の現在はどういう社会か、というような問題だったと思います。
 1つではなく、いくつか書き込む欄があったように思います。
 その中で「豊かな社会」と書いたものは×になりました。
 教科書にそう書いてあるのに、という不満が出たけれど、先生は「私は現在の日本社会が豊かな社会と表現できるものではないと考える」から×だと。

 「教科書を教えるわけではなく、教科書で教える」、そんなふうにも言われますから、教科書に書いてあることが正答になるとは限らない…。

 今回指摘されたような問題はその頃もあった。公害があり、労働環境の問題があり、過疎過密の問題があり、賃金格差もでていたと思います。

 番組では高度経済成長で豊かになったという話が出ていたけれど、その最中にも豊かとはいえない部分があった。
 そのことを思い出しました。

 自分でどういう社会と書いたのかは全く憶えていないんだけれど、たぶん「え~」と言った記憶もないので、おそらく違うことを書いたのではないかと思います。

 見ることができて、とても良かったです。
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二・二六事件に関する番組

2021-02-24 16:45:22 | TV・映画
 一昨日のBS-TBS「にっぽん!歴史鑑定」と、昨日の午後「BS1スペシャルで、二・二六事件が取り上げられました。
 BS1スペシャルは「全貌 二・二六事件~最高機密文書で迫る~」というタイトルでした。

 どちらもよかったです。
 番組の時間が1時間弱と2時間弱という違いがあるので、BS1の方が詳しいとも言えるのですが、歴史鑑定でも要点をつかんでいて、わかりやすかったです。

 秩父宮のことがもう少し出てくるのかと思ったけれど、どちらもそうではなかったです。

 海軍の関わりがBS1では特に詳しかったです。

 体調面を考えると、ちょっと無理かなとも思ったけれど、ちゃんと見ることができました。
 でも、まだ十分わかったとは言えない気がします。

 BS1では新たな記録が見つかったということで、海軍では決行の1週間前には、首謀者まで把握していたけれど、黙っていたとか、組織を守るために、実行者のみの責任にしたとか、そういうのもまだ十分わかったとは言えない部分です。

 いろいろ勉強になりました。
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自分の意志はどこにある?

2021-02-23 09:33:39 | TV・映画
 昨日の夜、BSプレミアムで放送していた「ヒューマニエンス」
 「“自由な意志”それは幻想なのか?」

 以前見たものですが、やっぱり難しかったです。
 意志というのはそもそも自由というのか、自分で考えているから意志、そう思うけれど、そうではない。

 無意識とのからみや、繰り返し練習や訓練をしたことで、反射的に起こる行動。自分で判断して選んだと思っていることが決してそうではない。
 よくわからない。

 昨日は、だいぶ前に放送された「ヒューマニエンス」「“体毛”毛を捨てたサル」も見たんだけれど、こちらはわかりやすいというか、思った通りの話でした。
 頭髪以外にはっきり残しているのは腋毛と陰毛で、それは成長の印。セックスアピールであり、生殖活動可能のサインということ。
 でも、いつからそれを隠すようになったのか。
 以前、奥アマゾンで暮らすヤノマミの番組があって、ほとんど隠してないような、つまりは衣服というものではない。
 それが自然なのかな…
 昨日見た「毛を捨てたサル」に関しては、それくらいの疑問だったけれど、昨日放送していた「自由な意志」に関しては、わからないことだらけ。

 先月寝込んで以来、不調から抜けきれなくて、いろんな判断も持ち越し。
 判断をするのは意志ではなく直感とか、そういうのもわかります。不調だとその直感も働かない。
 ならば、じっくり考えられるかというと、そっちはもっと無理。
 不調の原因として思い当たることはあれこれあるけれど、それがどこから出てきて、自分の意志で何とかできるのかといったら、無理っぽい。

 無意識の部分で、相当まいっている……。そう考えれば、昨日の番組通りか?
 ならば、どうすればその無意識部分のHelp me!!を解消できるのか?
 不安? 不満? Controlできない意志なのかな?
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ETV特集「帰郷の日は遠く~アイヌ遺骨返還の行方~」

2021-02-22 10:12:49 | TV・映画
 一昨日のETV特集「帰郷の日は遠く~アイヌ遺骨返還の行方~」

 もしかして、以前見たことあるものかと思っていました。
 大学側が遺骨の返還なのか、何名かの教授ら指導者がいる中で、一人の人が「謝りましょうよ」と涙ながらに訴えているのに、他の方は応じない。
 それかと思いました。

 でも、全く違っていて、昨年オープンしたウポポイの慰霊施設に遺骨が納められていて、そのことがありがたいと考える人もいれば、本来の土地に戻して欲しいと強く主張している人もいて、複雑なものを感じました。

 その一方で、どこかの大学の会見では、反省はしているが謝罪はしないと。なぜなら、今まで遺骨の白骨で犯罪となった例はないからだと。
 犯罪でなければ謝罪の必要はないということなのでしょうが、謝罪とは法を犯したときにだけするものなのか…、そう感じました。

 強制不妊手術に対する国の対応に共通する部分があるかも、そんな感じも。

 明治に入って、アイヌの同化政策がとられ、結局、現在残っている人の数は、少なくなり、親がアイヌであるというのを隠したい世代も出てきていると。

 先住民族のことは、世界としては文化の伝承とか力を入れているというのを考えると、日本はだいぶ違っているように感じました。
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ドラマ「赤い刻印」

2021-02-21 11:18:55 | TV・映画
 2月9日にBS-TBSで放送していたドラマ「赤い刻印 ~ショカツ刑事・羽角啓子」

 録画したままになっていました。

 今日見ました。
 羽角啓子役は賀来千香子さん。
 コンビを組む、やる気のない刑事を演じていたのは正名僕蔵さん。たぶん、訳ありだと思ってみてました。本当にやる気がないのではなく、理由があって、能ある鷹は爪を隠すというのとは違うにしても、本質はしっかり見ているんじゃないかと。

 後半、本領発揮でした。よかったです。

 羽角啓子には中学生の娘さんがいて、何か見たことあるような気がしました。
 演じていたのは桜田ひよりさん。その名前を見ても思い出せず。
 顔には見覚えあり。

 調べてみたら「明日ママがいない」の時のピア美さんでした。
 事件記者を目指すということで、すぐにメモをとるというのが、よかったです。

 お母さんと喧嘩をしたときには筆談をする。それっていいかもね。
 亡くなったお父さんが「書くことで落ち着くから」というアドバイスをくれたとか。

 録画したままで日数が経つと、消去しようかな…という気持ちにもなるんだけれど、消さないでよかったです。
見てよかったです。
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ナポレオンの妻

2021-02-20 16:56:55 | TV・映画
 一昨日の「ザ・プロファイラー」でナポレオンの妻、ジョゼフィーヌを取り上げていました。

 全然知りませんでした。

 野村佑香さんが出演していて、「大学4年間ヨーロッパ文化を習ったはずなんだけれど、全く知りませんでした」と言ってました。

 そうなのか、野村佑香さんがヨーロッパの旅をする時に、いろいろ知識があるように感じるのはそういうことなのかと思いました。
 ヨーロッパに限らず、アマゾンの旅にも行ってたので、ヨーロッパ限定ではなく、海外に出かけるのが得意というのがあるのかもしれません。

 それはそれとして、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌ、王妃になるというのとは違うし、ナポレオンの将来を見込んで結婚したというのとも違うようですし、いろいろ面白い話がありました。

 考えてみれば、ナポレオンに関しては「わが辞書に不可能の文字はない」とか、ナポレオンは3時間睡眠だったとか、そういうことが話題になるけれど、実はそれほど詳しく知ってないような気がしてきました。

 知らないことがたくさんあるなぁと、あらためて思いました。
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「男でしょ」とか「もう少し女性らしい服装を」とか

2021-02-20 09:51:15 | TV・映画
 BS-TBSで夕方放送しているドラマ「ハンチョウ」

 昨日の放送で、水野刑事(黒谷友香)が須田刑事(塚地武雅)に、「男でしょ」という場面がありました。
 須田刑事が自分の意見を言ったあとに、水野刑事をちらっと見たから。いろいろ言われちゃうから気にしている。それでまた「ごめんなさい」というから、「男でしょ」

 一方、水野刑事と張り合うことの多い山口記者(安めぐみ)。
 昨日は「記者としてその服装はどうなの? 派手すぎる」というのが、水野刑事。
 「似合っていればそれでいいでしょ」と言い返して、「地味すぎるのもどうかと思うけど。もう少し女性らしい服装を」というのが、山口記者の言い分。

 ドラマですから、それぞれのキャラクターを際立たせる効果を考えていると思うけれど、だんだんこういうセリフは使いにくくなるのかなと思ってしまいました。

 今回、森喜朗氏の発言が、どれくらいの影響を与えているのかわからないけれど、例えば、日本語の話し言葉では、男性と女性で違いがあると思います。
 ドラマだってそうだけれど、現実社会でも、普通は使い分けていると思います。

 昨日の「ハンチョウ」にたまたま、そんなことを考えさせる場面があったんだけれど、言葉に限らず立ち居振る舞いとか、男女の違いあると思います。
 そういうのは、今後どうなっていくのかなぁ、そんなことを考えてしまいました。
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嘘を通訳することはできない

2021-02-17 09:41:13 | TV・映画
 夕方5時から、BS-TBSで「ハンチョウ」のシリーズ2を放送しています。

 昨日はFile.5で、野村佑香さんが通訳の役で出ていました。
 単に通訳を担当しているだけかと思ったら、なかなか重い発言をしていました。

 「今日の取り調べで通訳は最後にします」と。
 嘘を通訳するのがいやというのか、できないというのか。

 容疑者が嘘をつくかもしれないけれど、取り調べる側も嘘をつくから。
 ハンチョウ(佐々木蔵之介)が、かまをかけたのがわかったんですね。
 通訳しようとした時に、ハンチョウがそれを制しました。「これは通訳しないでいいです」
 容疑者は本当は日本語を話せるとわかっていたから。

 ハンチョウが、そういう手段をとるというのもちょっと意外な感じがしたけれど、真犯人は日本語教師(古田新太)。すでに逮捕できるであろうに「明日出頭して下さい」と、自首を勧めました。相手を信じている。それで帳消しかな。

 通訳に限らず、嘘を堂々と言わねばならない立場に置かれてしまう、そういうケースがこの頃はたくさんあるような感じがします。
 ハンチョウのシリーズ2は2010年。今とはずいぶん世の中が違っていたのかな。
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