いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

冬来たりなば春遠からじ・・・

2010年02月27日 | 自然・風景
久々のブログ更新です。
長い間ご無沙汰をしてしまいました。(みなさんへのコメントのお返事もできないままに…)


ほんの数日ブログから離れることになるだろうと思っていたのですが・・・
突然襲いかかってきた悲しみがあまりにも深すぎて、なかなか心が癒されずに毎日ぼんやりとした日々を過ごしておりました。


本当は、何事もなかったかのようにパーッと明るくお花の話題でも…と思ってはみたものの・・・
やはり今のわたしには無理のようです。(弱い自分を反省しつつ…)
今回だけは弱い自分をさらけ出したブログになってしまうけど、
でもこんなわたしもわたしなんだと自分に言い聞かせて、今日のブログを綴ります。
(次回は、きっといつものわたしに戻っているはずだから…)


昨日は朝から雨降り・・・
…なのに旦那さんが、
「気分転換に、海でも見に行こうかぁ…」
と言い出しまして、新潟の能生海岸まで出かけてきました。
(このお出かけをブログ再開のきっかけにしなくては、いつまで経っても再開できそうもない…)


大町から白馬村、小谷村を抜けて、新潟へと向かいます。
雨のドライブになったけれど、この道は富山へ釣りに行くときにいつも通るところ。
今の時期なら、晴れていれば真っ白な白馬の山々が間近に見えるはず。
でも雨降りの中、そんな風景も紹介できない今回の遠出です。


いくつものトンネルを抜けて、糸魚川の海が見えてきた。


…が、


あれっ、空と海の境が全くわからない! 空もグレー、海もグレー。


雨の日の海は、なんとなくもの悲しいものですねぇ~
海の上を白いカモメが二羽飛んでいました。
その姿は、やっぱり白鳥とは違ってた・・・
そうそう、安曇野の白鳥たちもいよいよ北帰行が始まったようですよ。


マリンドーム能生で美味しい海鮮料理を食べて、日本海の海の幸をお土産に買って・・・


さてさて、昨日は行きも帰りもずっと雨・・・
帰りは青木湖沿いの旧道を通ってみることにしました。


雨の日の青木湖は、霧がまいてなんとも幻想的な風景です。


霧の青木湖・・・

P1210095_2


P1210108


P1210097


晴れていれば、遠くに雪の北アルプスがきれいに見えるはず。
湖面に真っ青な空が映って、青い空と白い雪山とのコントラストも美しいはず。


吸い込まれそうな霧の青木湖だけど、この上なく素敵に見えた。


家の周りの雪はだいぶ消えたというのに、青木湖周辺の道路脇にはまだ雪の壁ができています。


道路脇の雪の壁・・・

P1210105


同じ市内だといっても、青木湖あたりの春はまだまだずっと先かもね。


家に帰って、久々に庭を散策してみました。
雪が消えた後には福寿草が蕾を膨らませたり、スノードロップが蕾をつけたり、水仙やチューリップの芽も出ていたり…と、もう春の気配が庭のあちらこちらに・・・


自然界では、厳しい冬の間にも雪の下でしっかりと春の準備をしていたのですねぇ~


冬来たりなば春遠からじ・・・
この先には、きっと楽しいことがいっぱい待っていると信じて春を待とう。


…が、待てよ!
今年は彩雲や二重の虹に出会うことができて、素敵な一年の始まりだったというのに・・・
人生ままならぬものですね。

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お知らせ・・・

2010年02月14日 | 日々の暮らし
プライベートで用事が出来てしまったので
しばらくアップが出来ない感じです
ご心配をお掛けしますが、
また近々アップしますね。

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三日目の雨氷・・・

2010年02月14日 | 自然・風景
庭の柿の木の枝に雨氷を見てから三日目。


その当日は雨、そして翌日は一日雪。
三日目になっても、雨氷はほとんどとけることなくキラキラと光っています。


久し振りに散歩に出てみると、あちらこちらにこれまた違った雨氷が見られました。


国営公園近くの木々も・・・

P1210005


P1210009


林の大きな木にも・・・

P1210019


P1210023


田んぼの土手の草にも・・・

P1210030


途中、雪の中に動物たちの足跡だけが続いていました。


雪原はキャンバス・・・

P1210025


散歩に出掛けたときはどんよりと雲っていた空も、家に着く頃には青空が見えてきました。


庭の木々の枝もすっぽりと透明な氷に包まれて、しっかりと凍ったままです。
やっぱり、青空の下の雨氷はきれい!


青空に光る雨氷・・・

P1210033


縁側のサルナシの枝・・・

P1210039


薪小屋の横に挿してある、ツルウメモドキの枝・・・

P1210043


こちらもツルウメモドキの枝・・・

P1210045


青空の下でも、硬く凍った雨氷はまだまだ健在でした・・・

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これって雨氷現象?

2010年02月12日 | 自然・風景
今日も朝から雪。こんな日は、パーッと明るくお花の話題でも…と思ったのですが・・・
またまた見慣れない現象に出会ってしまったので、前ブログに続いて今回も自然現象のお話です。


雪ではなくて雨が降っているから、陽気が緩んでいるはずなのに・・・
昨日の朝、出窓のカーテンを開けて目にした光景は、『とっても寒そうな柿の木』の姿。


柿の木の枝には、たくさんの氷の雫がぶら下がっています。
家の前にある大きな栗の木は、白い花が咲いたみたいでまるで霧氷のよう・・・


でも、これは雨が凍ったものだから霧氷ではなくて『雨氷』と呼ばれるものなのか?


柿の木に氷の雫がいっぱい・・・(分かりにくいので、大きな画像を貼り付けて…)

P1200816_2


雨が降っているので、間もなく氷もとけるだろうと思っていたのですが・・・
氷の雫は、一向にとける気配がありません。


よく見ると細い枝全体が、すっぽりと透明な氷で覆われています。


枝も氷で覆われてる・・・

P1200864


わたしは、今までにこのような光景は目にしたことがないような気がする。
これが、雨氷現象と呼ばれるものなのでしょうか・・・


雨氷とはなんぞや・・・


…ということで、早速、調べてみました。


雨氷(うひょう、あめごおり)とは・・・

  落下または浮遊している過冷却の水滴が、樹木、地面、人工物などの物体に付着してできた、
  透明で均質な構造の氷のこと。物体表面に滑らかな氷の層をつくる。
  過冷却の水滴は、物体に付着した衝撃で瞬時に凍結して氷の結晶となる。
  従って雨氷は、付着前は液体であり、付着後は固体に変化する。
  雨氷は着氷現象の一種である。
(以上、ウィキペディアより…)


う~ん、難しくてよくわからない・・・


簡単に言えば、
過冷却状態の雨が樹木や電線などに付着して凍結し、その物体が透明な氷で覆われる現象を雨氷現象というらしい。
樹木の枝や電線などに細いツララが多数形成されるのが、雨氷現象の特徴だそうです。


なるほど・・・
柿の木の枝に、ツララのような氷の雫がたくさんぶら下がっています。
そう言えば、電線にも細くて小さなツララがたくさん並んでいました。


やはりこれは、雨氷現象なのでしょうね。


「雨氷は架線、電線、樹木に付着し、電車の運休、倒木、路面を凍結させるなど私たちの生活に障害をもたらします。」


と、長野地方気象台のHPに書いてありました。


近くを走る大糸線も、昨日は架線が凍結して運休が続いていました。
今日もニュースで、松本発の特急などが架線の凍結で運休しているらしい。
(やはりこれらも雨氷の仕業なのかしら…)


さてさて、我が家の庭の木たちの雨氷現象はというと・・・


縁側に野鳥の餌として置いてあるアズキナシの枝と実にも、氷の雫がついてます。
枝や実は透明な氷に覆われて、まるで氷漬けされた標本のよう・・・


アズキナシの実は、透明な氷に包まれて・・・

P1200834


アズキナシの枝も、氷の膜で覆われてる・・・

P1200823_2


アズキナシの実を包んでいるこの透明の雫、水滴のように見えるけどこれ全部凍っているのですよ。
枝を覆っている透明の水のような水滴も、すべて凍っています。


この現象が、雨氷なのですね。


中庭に出て見ると、色んな木々が透明な氷で美しくお化粧されていて、本当にきれい!


松葉も、すっかり氷に覆われて・・・

P1200845


モチノキの葉も花殻も枝も凍ってる・・・

P1200848


庭の木々の氷の雫、もしお日様の光が当たったらキラリと光ってきれいでしょうねぇ~
青空がバックだったら、どんなにか美しかったでしょう。
でも、残念なことに昨日は青空になることもなく、お日様が顔を出すことは一度もなかった・・・
(お日様が照ったら、いっぺんで氷がとけちゃったかも…)


昼間になればすぐにとけるだろうと思っていた、氷の雫。
午後になってもとけることなく、雨が降りしきるなか一層長い氷の雫となって凍っていました。


午後、柿の木の雨氷・・・

P1200907


朝の柿の木の雫と比べると、ずいぶん長くなっているのが分かりますね。


降り続いていた雨も、昨夜から雪に変わりました。


ここからは、今日の様子です・・・


一夜明けて、今日は朝から一日雪でした


リビングからの雪景色・・・

P1200961_2


庭の木々は、雨氷の上に白い雪をかぶっています。


雨氷がとけない今朝の柿の木、ヒヨドリさんも寒そう・・・

P1200932

P1200955


今朝の、アズキナシの枝と実・・・

P1200970

P1200965


一夜明けても、今日の夕方になってもまだ雨氷は全くとけていませんでした。


昨日の朝、初めて見た雨氷(でも、これが果たして本当に雨氷なのかわからないけど…)
このような雨氷現象は、全国的にみても長野県での発生例が多いのだとか・・・


周りの木々は、枝を透明な氷に覆われてとっても寒そう。
今日は一日雪が降っていたので、覆った氷がとけるはずもなく・・・
明日は晴れて、木々の氷をとかしてくれればいいんだけどね。


それにしても、自然は不思議がいっぱいですねぇ・・・


※ 追記です・・・


後日長野地方気象台より以下の図をお借りする了解を得ましたので、ここに追記します。
(雨氷現象について、図がとてもわかりやすく説明してあります…)


《以下、長野地方気象台HPより》


雨氷(うひょう)現象について?

着氷の中で「雨氷」は架線、電線、樹木に付着し、電車の運休、倒木、路面を凍結させるなど私たちの生活に障害をもたらします。
雨氷が発生する条件は、南からの暖かい空気が上層に入って、0℃以上の逆転した層(普通、上層に行くにつれて気温は低くなりますが、そうではない場合があります。このような状態を逆転した層といいます)ができることです。そして、これより上の層から降る雪が、この層で溶けて水滴となり、下層の0℃以下の冷たい層の中を過冷却のまま通過して、0℃以下に冷えた地上の物に当たって凍結する現象です(図2)。


Nagano_haru_tokucyou_zu2_2


図2 雨氷発生時の模式図

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虹と朝日と天使の梯子♪

2010年02月10日 | 自然・風景
2月だというのに、今日は朝からずっと雨が降っています。今も、どしゃ降り


空はどんよりとしてお日様の姿は見えませんが、早朝には少しの時間だけ日が差していました。
やがて厚くて黒い雲の中に入ってしまった太陽ですが、その太陽から今朝は素敵な贈り物が・・・


それは、降りそそぐ光のシャワー『天使の梯子(はしご)』・・・


太くて短い、天使の梯子・・・(7時33分)

P1200767_2


細くて長い、天使の梯子・・・(7時57分)

P1200777


地上に降りてきた天使たちは、この梯子をのぼって天に戻っていくのでしょうね。


このような光のシャワーは、『薄明光線(はくめいこうせん)』と呼ぶのだとか。


薄明光線とは・・・

  太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、
  光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象。
  「薄明光線」のほか、別名が多数ある。
  気象現象としては「薄明光線」、一般的には「天使の梯子」がよく知られている名称。
    ・ 天使の梯子、天使のはしご
    ・ 天使の階段
    ・ ヤコブの梯子、ヤコブのはしご
    ・ レンブラント光線
    ・ また、単に光芒と呼ぶこともある。
(以上、ウィキペディアより…)


この現象は珍しいことでもなく、度々見られる現象です。
光のシャワーだったり、ときには光のカーテンだったり・・・
それでも光の梯子がくっきりと見えることは、それほどないかもしれませんねぇ~


さて、ここからは昨日のお話になりますが・・・


昨日は、早朝に色濃くきれいな虹が半円を描いていました


早朝の虹・・・

P1200730

P1200731


ふたつ並べてみたけれど、撮った場所が違うから並べたって半円に見えるわけがない!


せめて濃い虹の美しさだけでも、わかっていただきたい・・・
そこで、ズームでも一枚撮ってみました。


色濃い虹の美しさを、ご覧あれ・・・

P1200732


まぁ、きれいな虹色だわぁ~


…と思って画像を眺めていると、あれあれ???
虹の外にうっすらと、もう1本の虹がありますねぇ~ 


昨日は全然気が付かなかったこの2本の虹。これはいったいどういうこと?
そこで早速調べてみました。


2本の虹は主虹と副虹・・・

 主虹(しゅこう、しゅにじ)、または1次の虹と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、
 副虹(ふくこう、ふくにじ)、または2次の虹と呼ばれるうっすらとした虹が見られることがある。
 主虹は赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に赤が内側、紫が外側となる。
(以上、ウィキペディアより…)


どれどれ・・・再び拡大してよ~く見ると・・・
本当だ! 二本目の副虹は、赤っぽい色が内側になってる。主虹とは逆だぁ!


主虹と副虹、まさかダブルの虹を見ていたとは・・・
(虹を眺めているときには、全く気付かなかったもので…)


さて、お話は虹を見ている場面に戻しましょう。


庭で眺める虹はあまりにも近すぎてすぐそこに見えるから、
半円を描いている全貌はカメラで撮せないなぁ・・・


わたしがカメラ片手にぼんやりとしているのを見ていたうちの旦那さん、
「こんなにきれいな虹は初めてだ。もっといい場所へ行こう…」
「もっと遠くに行って撮れば、虹が全部入るかもしれないしなぁ…」


…というわけで、雨が降るなか車を走らせて虹の彼方へ・・・じゃあなくて、虹から遠方へ。


目指すは、障害物もなく北アルプスが一望できる場所。
でも、虹の色は刻々と薄くなっています・・・


そしてここが目的地。車で10分程走りました。
でも、もうそこには半円の虹はない


両側だけに、うっすらと見える虹・・・

P1200752

P1200755


もし虹が半円を描いていたならば、こうして並べればきっときれいに見えたでしょうね。


この場所は、晴れていれば後に真っ白な北アルプスの山並みが見えるはず。
…が、遠くの山が見えるはずもなく・・・


この時間は、ちょうど朝日が昇る頃でした


我が家のリビングからいつも眺めるのとは、また違った日の出。
ほんの少しの時間だけお日様が顔を出した瞬間です。


こんな素敵な朝日を見られたのも、天からの贈り物でしょうか・・・


いつもと違う場所の日の出・・・

P1200737_3


走る車の中からパチリ・・・

P1200738


雨に濡れた道路と車のボンネットに当たる朝日が、眩しく光ってすごくきれいでした。


今朝は天使の梯子が現れて、そして昨日の早朝には主虹・副虹が現れて・・・


空からの素敵な贈り物に、わたしの心は一足早く春気分 ♪

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