いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

ジャコウアゲハ三化の羽化ラッシュ(その2)♪

2016年08月26日 | 自宅周辺の蝶

前記事からの続きです・・・

(8月28日付けの追記あり…)

 

《8月23日・・・羽化8号は♂》

ウマノスズクサのメインタワー上部の蛹の羽化でした・・・

 

タワーの中で羽化してた、羽化8号♂(10時32分)

 

 

また♂だったのかぁ〜 …と、ちょっとガッカリ・・・

(♀が多ければ、それだけ産卵が増えて次に繋がるからね…)

  

《8月24日・・・羽化なし》

確認できている蛹は、残りふたつです・・・

 

実は先日、蛹がもう1頭見つかった!

玄関の蜘蛛の巣払いをしていて、高い所に蛹発見~

 

玄関の外灯の上に、蛹がひとつ…♪

 

蛹になる場所を探して、旅してる終齢幼虫も見かけました。

 

納戸の出入り口近く、壁を歩いている終齢幼虫さん♪

 

こちらは地面を歩いてる終齢幼虫さん♪

 

メインのウマノスズクサタワーでは、終齢幼虫の姿もかなり減ってきました。

こうして、蛹になる場所探しの旅に出かけたのでしょうね・・・

 

サブのウマノスズクサアーチでは、今12頭の終齢幼虫がムシャムシャやってます。

ここの終齢幼虫たちは食欲旺盛で、アーチの片側上半分は太い茎さえ残ってません。

 

サブのウマノスズクサアーチで、太い茎を喰いちぎった現場を抑えた!

 

犯人は2頭の終齢幼虫さんたち♪

 

(まるで双子のように、怒るときも同時に角を出した…)

 

でも、株元には新芽が伸びてきてやわらかそうな若葉もいっぱい付いてます。

ここの終齢幼虫たちもお腹いっぱい食べて、

間もなく蛹化への旅に出かけて行くのでしょう・・・

 

中庭では1頭の♂が吸蜜に勤しんでいた。

 

ボックセージで吸蜜してる、ジャコウアゲハ♂♪

 

 

中庭にやってくる♂はいつも1、2頭で、多い日でも3頭くらいまで。

複数の♂が来た時には、絡み合いながら見失うくらい上空へと舞い上がります。

たぶん縄張り争いではないかと思うのですが・・・そんなシーンがしょっちゅう。

 

負けた♂は、屋敷林をウロウロしたり、ご近所さんちのお庭におじゃましているようです。

裏の家もお向かいさんちでも、お花をたくさん咲かせているから、

ひもじい思いはしないでしょう。

交尾が済んだ♀は、ウマノスズクサを探しながら我が家の庭を舞ってます。

 

《8月26日・・・羽化9号は♀》

網戸の蛹が、今朝羽化しましたぁ~

 

網戸の蛹、一昨日と昨日の様子です♪

 

 

この分では翌朝には羽化しそうだなぁ…と思っていたところ、

予想通りに今朝羽化してました。

 

朝起きて網戸を見たら、そこには羽化9号♂がいた(6時35分)(蛹化から13日目での羽化)

 

(5時前に見た時には蛹だったから、安心して二度寝したら寝坊しちゃった…)

 

こちらは外に出ての撮影です♪

 

 

風に吹かれて、まだやわらかな翅が舞う♪

 

 

二化の前回の時も、そして三化の今回も、

確認できた蛹が全て無事に羽化してくれたことが、本当に嬉しいです

(外灯の蛹はこれから羽化予定だけど、たぶん大丈夫だと思う…)

 

今のところ、先発隊で羽化した9頭の内訳は、

♂が6頭 で ♀が3頭 でした・・・

 

今後は♂♀がどれくらい羽化してくれるのか、

幼虫の数が把握できていないから検討もつきませんが、

とにかく、みな無事に羽化してくれることを願ってます

 

今まで♀はほとんど姿を見せなかったけれど、

昨日になって2頭の♀が、そして今日も2頭が庭にやってきました。

いよいよ、ウマノスズクサの葉裏への産卵が始まりました。

 

 追記です・・・(8月28日)

今までジャコウアゲハの産卵場所は、ウマノスズクサの「葉裏」でしたが、

今朝ウマノスズクサの「茎」に産みつけられている卵を見つけました。

 

ウマノスズクサの「茎」に、3個の卵発見〜♪

 

 「へぇー、茎への産卵もありなんだぁ~」

茎へ産卵されてるのは、初めて見た!


そして午後には、ウマノスズクサの「葉表」に産みつけられている卵を見つけました。


ウマノスズクサの「葉表」に、6個の卵発見~♪

  

「葉表に産みつけるときって、どんな体勢なんだろうか…」

葉表へ産卵されてるのも、初めて見た!

…ということで、追記でした・・・

 

産卵した卵が孵化して幼虫が育ち、その後今回は越冬蛹となるのでしょうか。

でも、隣町のブロ友さん宅では昨年10月に第四化の羽化が見られたそうです。

さて、気温も環境も違う我が家の庭ではどうでしょうね・・・

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ジャコウアゲハ三化の羽化ラッシュ(その1)♪

2016年08月26日 | 自宅周辺の蝶

ジャコウアゲハ第三化の羽化シーズンがやってまいりました。

 

 初っ端から、ちょこっとお勉強です・・・

《今更ですが、第三化とはなんぞや?…》

その年の最初に出てきた成虫を第一化と呼び、

その後に出てきた成虫を第二化、第三化…と呼びます。

第三化の羽化ということは、

今年3回目の成虫が産まれることを言います。

(3回目の発生とか世代交代ということなのですね…)

アゲハチョウは、春から秋にかけて3~4回世代を繰り返すようです。

 

我が家の庭で産卵された卵が孵化して、幼虫が育ち、

三化へ向けての蛹を初めて確認したのは、8月10日のことでした・・・

(実際にはもっと前に、気付かぬ場所で蛹になっていたようだけど…)

 

その後全部で7頭の蛹が確認でき、そして今、

次々と第三化の羽化が始まっています。

(2頭のサプライズ羽化も加わって、本日は9頭の成虫が登場です…)

 

最後に確認した蛹、7番目の「網戸の蛹」が今朝羽化した♪

(詳細は後述しますね…)

 

それでは、第三化の羽化の様子をご覧いただきましょう。

(残念ながら、今回も羽化の瞬間に立ち会うことはできなかったけど…)

 

《8月18日・・・羽化1号は♂、そして2号の♂も発見…》

三化の羽化一番手は、8月10日に蛹化した蛹1号ではなく、

ウマノスズクサのメインタワー上部にいた蛹の羽化でした・・・

 

タワーの中で羽化してた、羽化1号♂(8時54分)

 

 

10時頃には翅を開いた♪

 

  

ふと気付けば、地面から少し上でも羽化した♂がぶら下がっていて、ビックリ

「ウマノスズクサタワーで発見!こんなところに蛹」という、

サプライズ羽化その1です。

(その1ということは、当然その2もあるわけですよ…)

 

未確認の蛹から羽化した、羽化2号♂(8時56分)

(1号と2号の誕生順番は不明なので、発見順に番号を付けた…)

 

…ということで、

なんとこの日の朝は、2頭の♂が誕生してました

 

夕方には、♂の黒いジャコウアゲハが屋敷林を飛び回っていた。

(羽化1号か2号かはわからないけれど…)

 

ウバユリの葉に止まった、ジャコウアゲハ♂(16時21分)

 

屋敷林の高い木の枝が今宵のお宿なのでしょうね。

 

《8月20日・・・羽化3号は♀》

この日の羽化も、毎日チェックしていた蛹ではなく、

「ウマノスズクサタワーで発見!こんなところに蛹」という、

サプライズ羽化その2です・・・

 

未確認の蛹から羽化した、羽化3号♀(6時40分)

 

 

この日の夕方は、友人がアーティチョークの花を見にきてまして、

ついでにウマノスズクサタワーのところで、

ジャコウアゲハが羽化したお話をしてました。

 

そうしたら、そこへ羽化した♀が現れてもうビックリ

 

ヒオウギアヤメの葉に止まって、モデルになってくれた美しい♀♪

 

友人のところへご挨拶にきてくれたのでしょうか

初めてジャコウアゲハを見た友人も、

美しい♀に出会えたことをとても喜んでくれました・・・

 

《8月21日・・・羽化4号は♂》

ウマノスズクサのメインタワー上部の蛹の羽化でした・・・

 

タワーの中で羽化してた、羽化4号♂(12時07分)

 

午前中に羽化しなかったから、羽化は明朝だろうと思っていたけれど、

お昼頃にも羽化することがあるのですね・・・

 

《8月22日・・・羽化5号は♂、6号も♂、7号は♀》

なんと、この日は3頭も羽化しちゃいました・・・

 

救出蛹の、羽化5号♂(5時39分)

 

上の写真(↑)、蛹の抜け殻をご覧ください。

白い木綿糸で縛られているのがおわかりでしょうか・・・

実はこの蛹、V字に固定されていた糸が剥がれて、

葉裏に宙ぶらりんになってぶら下がっていたのです。

それを見つけた旦那さんが、支柱に縛り付けてくれました。

 

こちら、救出された当時の蛹です♪(8月14日)

 

これこそ、縛られたお菊さんですね

こんな風に縛られちゃって、無事に出てこられるのかすごく心配でした。

きれいな状態で羽化できて、ホッとしました。

 

お話を戻しまして・・・

救出蛹の羽化にホッとした後、上を見上げてビックリ

上でも♂がぶら下がっていました。

 

タワーの上部で羽化してた、羽化6号♂(5時42分)

 

羽化ラッシュ初日の18日に続いて、この日の朝も2頭の羽化でした・・・

 

でもこの日は、それだけでは終わらなかった!

 

一番気になっていた蛹1号(実際には1号ではなかったけれど)の様子を見れば、

変色が進んでいて、間もなく羽化しそうな気配でした。

 

その時の、蛹1号の様子♪(8時03分)

(ね、かなり黒くなってるでしょう…)

 

やっぱりこの日に羽化しました♪

 

蛹1号がようやく羽化して、羽化7号♀(11時18分)(蛹化から14日目で羽化)

 

 

そして下の方の葉へ移動して、長い時間ずっとそこにいた♪

 

 

蛹第1号だと思っていたお菊虫さんが、ようやく7番手で羽化しました。

(結局、蛹7号だったってことですね…)

一番見やすい場所で蛹化してたので、その瞬間を撮るんだったらこの子だと狙っていました。

…で、この日はウマノスズクサ周辺の草取りに徹して、何度も様子を見ていたのですが・・・

またもや瞬間を逃してしまった。残念~

数分で羽化が終わってしまうから、羽化の瞬間に立ち会うことはなかなか難しいですね。

 

1日に3頭も羽化するなんて・・・ホントびっくりでした

(本日の記事は、驚いてばかりですが…)

 

この日は朝からほぼ一日、♂が葉に止まったり花で吸蜜してました。

 

シュウメイギクの葉に止まってる、ジャコウアゲハの♂♪

 

(朝と昼ですが、同一個体のようです…)

 

こちらは、花で吸蜜してるジャコウアゲハの♂♪

(まだ色んなお花が咲いててよかったわぁ〜)

 

ジャコウアゲハの吸蜜シーンが撮影できて、嬉しかったです

 

長くなりましたから、続きは次の記事で・・・

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ソライロアサガオ四姉妹2016、オマケも♪

2016年08月19日 | 我が家の花(2016)

長いなが~いお盆休みをいただいてしまいました。

さて今日こそブログ更新をしなくては・・・

蝶の話題が続いたので、今日は庭に咲くお花の話題です。

 

他の花たちと同じで、今年はソライロアサガオの開花も随分早かった!

娘の家の和室前で咲かせているヘブンリーブルーなんか、

今はもう二階まで届いて、ベランダの手すりで花盛りです。

(いつもだったら、お盆頃に一階の和室前が花盛りなのに…)

 

相変わらず今年もソライロアサガオ四姉妹を育てているけれど、

悲喜交々というか、極端に優劣がついてしまいました・・・

 

それではご覧いただきましょう。

(優等生はたっぷりと、劣等生はチャッチャと進めます…)

 

《ヘブンリーブルー》

今年は思い通りに咲いてくれて、優等生のヘブンリーブルーです♪

 

咲き始めの頃(7月17日、23日)

 

 

花が並んで咲くようになってきた(7月28日)

 

一階の和室前が花盛りの頃(7月31日)

 

 

花が上へ上へと咲き進む(8月4日)

 

 

とうとう二階のベランダまで花が届いた(8月11日)

 

 

今はベランダの手すりが花盛り~(8月18日)

 

花が二階まで咲き進んでいく様子です♪(7月31日、8月4日、11日)

  

 

花は太い帯状になって、下から上へと先き進んでいくのですが、

種を蒔く時期を2段階にずらして蒔いておけば、

遅く蒔いた種が後を追って咲いてきて、

このように一階から二階まで花が咲き揃うってわけ

(花数は少なくなって、少々寂しいブルーのカーテンになってしまうけどね…)

 

ヘブンリーブルーは、今年も本当によく咲いてくれましたぁ~

やっぱり、メジャーなヘブンリーブルーが一番育てやすい品種なのでしょうね。

 

《ブルースター》

まぁ、ほぼ期待通りに育ってくれてるかなぁ~って思うブルースターです。

 

咲き始めの頃(7月23日)

 

だいぶ上まで先き進んできた(8月4日)

 

 

白い花が今年はよく咲いたと、お舅さんに褒められた(8月8日)

 (ヘブンリーブルーと比べたら、こちらは白っぽいけど白い花じゃあない…)

 

今、タワーの天辺が花盛り~(8月17日)

 

行き場を失った蔓が下へ下へと垂れ下がって、これから花のシャワーになる予定です。

(予定は未定ですが…)

 

《サマースカイ》

出だしは好調だったサマースカイだけど、今は写真も撮りたくない程に絶不調

 

咲き始めの頃(7月22日)

 

こんな時もあったのに…(8月4日)

 

いやぁー、サマースカイは失敗失敗、大失敗です

失敗の原因は、たぶん狭い場所での連作障害ではないかと・・・

来年もこの場所で咲かせたいから、土を入れ替えるしかないですね。

 

もうすでに最盛期はおわってしまい、花はちょぼちょぼ咲いてるだけ。

少しだけでも種が採れれば、今年はもうそれでいい・・・

(一昨年採取した種の在庫があるから、なんとか来年はリベンジができそうだけど…)

 

《ウエディングベル》

出だしがは不調で心配したウエディングベル、今はなんとかガンバって咲きだした

 

咲き始めの頃(7月23日)

 

ウソでしょ! ってくらい花が咲かない(8月4日)

(ショックはこうして写真の大きさにも現れる…) 

 

上部にきてようやく花が咲き出した(8月17日)

 

昨年はほとんど種が採れなかったウエディングベル

今年は種の採取が少しはできるだろうか…

(こちらは在庫が全くないから、ものすご~く不安…)

 

以上、今年のソライロアサガオ四姉妹の悲喜交々でした・・

 

さてここで、西洋朝顔ではないから番外編としての登場となりますが・・・

 

《ペキンテンダン(北京天壇)》

 

今年は優等生だった北京天壇です


咲き始めの頃(7月23日)

 

今年はいつになくたくさんの花が咲き、早々と終盤を迎えています。

(しまった! 最盛期の写真が撮ってなかった…)

 

今日の、お・ま・け

本日のオマケはふたつです。

 

まずは、オマケのひとつ目・・・

ブロ友のタッジーマッジーさんから頂いた紫色のお花がふたつ、

きれいな花を咲かせてくれましたぁ~♪

 

《マツムシソウ(松虫草)》 と 《コバギボウシ(小葉擬宝珠)》

 

 

出窓下の小さな土手で咲く、マツムシソウとコバギボウシ♪(8月4日)

 (今コバギボウシは花の終盤を迎え、マツムシソウが賑やかに咲いてる…)

 

昨年マツムシソウの苗を3株頂き地植えにして、

なんとか無事に冬を越して、今年3株とも花を咲かせてくれました。

マツムシソは以前から欲しかった花なので、すっごく嬉しい〜♪

 

コバギボウシは、鉢植えにしたものや株分けしたものなどたくさん頂いたので、

小分けにして庭のあちこちに植えてあります。

玄関先では、小さな鉢植えのコバギボウシが花を咲かせました・・・

 

こちらは屋敷林の下で咲く、コバギボウシ♪

(右隣はオケラです…)

 

数種類のギボウシが庭に咲くけれど、中でもこのコバギボウシが一番好き!

数年前に戸隠へ行く途中、林の中に咲いていたコバギボウシが忘れられなくて・・・

タッジーマッジーさん、ありがとう~

(オマケコーナーのお披露目になっちゃって、ごめんなさい…)

 

次に、オマケのふたつ目・・・

植えた覚えのない場所に、ブッドレアらしき植物が生えてきました。

我が家の庭では5色のブッドレアが咲くので、

何色の花が咲くのか楽しみにしていたところ、ピンクのブッドレアだった。

(ピンクの大株が昨年枯れちゃったから、ちょうどよかったぁ♪…)

この場所のすぐ上に咲いているのは青紫なので、

てっきり青紫色の花かと思っていたのに、

ピンクが咲いたのには驚いた! 種が飛んできたのかなぁ?

 

ピンクのブッドレアが咲いた♪

 

ここは婿殿が作ったレンガの階段♪

 

写真(↑)を見てお気付きかもしれませんが、

実はこの花、『ど根性ブッドレア』なのですよ!

 

ほらね、レンガの隙間から生えている『ど根性ブッドレア』♪

(う~ん、この写真じゃあちょっと分かり難いかなぁ…)

 

できることなら株を抜いて、蝶を呼ぶ土手に移植したいのだけど、

ブッドレアは根を大きく張って育っているお花なので、

この状態では掘り上げることもできない!

レンガはコンクリートで固定されてるから、外せないし・・・

もう少し涼しくなってきたら、根はそのままにしておいて、

枝を切って挿し木をするしかないのでしょうね。

 

今日のオマケは、嬉しいお花たちでした・・・

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ジャコウアゲハの脱皮ラッシュ♪

2016年08月12日 | 自宅周辺の蝶

リオでは熱い戦いが行われていて、

今回は日本も嬉しいメダルラッシュですね

 

我が家の庭では、今ジャコウアゲハ幼虫の脱皮ラッシュです。

 

今までは、知人宅から里子に出していただいた幼虫たちの成長記録でしたが、

今回は正真正銘、みさとさんちで産まれ育ったジャコウアゲハの記録です。

 

最初にお断りをしておかねば・・・

本日の記事では、可愛い蝶やきれいな蝶の登場はございません。

グロかわいい幼虫さんたちがたくさん登場しますから、

虫が苦手な方は、遠慮なくスルーしてくださいね。

 

まずは、我が家の庭で羽化したジャコウアゲハが産卵して幼虫が育って、

初めて蛹になったという、嬉しいご報告から・・・

 

蛹(お菊虫)第1号です♪(8月10日)

 

8月10日の午前中までは前蛹だったのに、

午後3時頃に見た時には、艶々とした鼈甲色の蛹になっていました。

(個別観察ができないから、孵化後何日目で蛹になったのかは不明です…)

 

わたしの気付かないうちに蛹化場所探しの旅に出て、

すでに蛹になった幼虫もいるかもしれないけど、この子が確認第1号ってことで・・・

 

そして本日、蛹(お菊虫)第2号第7号候補が見つかったぁ〜!

(第2号だと思っていたけれど、先発隊がいて第7号でした…)

 

うわぁ! 網戸になんか虫がいる~♪

 

その姿はもしかして…と思い、外に出て小窓を見上げて見たら・・・

 

あらまぁー、ジャコウアゲハの終齢幼虫さん♪

 

明日にはここで前蛹になって、明後日には蛹化するのでしょう。

…ということは、

もし無事に羽化すれば、この網戸で美しい翅を広げるってこと?

そんな姿を見るのが、今から楽しみです♪

 

 追記です(8月14日午後)

網戸(↑)の終齢幼虫は、予定通り13日には前蛹となって、

そして本日、14日の午後には蛹になりました。

 

こちら、前蛹と蛹の様子です♪

 

 

この蛹(お菊虫)は第2号だと思っていたのですが・・・

実は今朝、ウマノスズクサのタワーの中を下から覗いてみたら、

そこで黄色い蛹を5頭も見つけちゃいました


そんなわけで、網戸の蛹は第7号ということになります。

 

ウマノスズクサタワーの中に、蛹発見〜♪

 

こちら、上の蛹2頭の拡大写真です♪

 

 

こんな風に、茎や葉裏に5頭もぶら下がっていました。 

ほぼ毎日見ていたつもりなのですが、

幼虫の状態では、花や枯葉に同化しちゃって分かり難かったのでしょうね。

(終齢幼虫は茎を喰いちぎってしまうから、枯れ枝がいっぱい…)

黄色の蛹は目立つから発見できたのかも。


まだ他にもタワーの見えない場所で蛹化してたり、

遠く離れた場所で蛹化してたりしてるのかもしれませんね。

どうやら幼虫の脱皮ラッシュと平行して、蛹化ラッシュも始まっていたようです。

記事のタイトルも変更した方がよかったのかなぁ

(以上、14日午後の追記でした…)

 

次は、ジャコウアゲハの幼虫たちの様子です・・・

(全て昨日の朝、8月11日の撮影です…)

 

まだ食欲旺盛な終齢幼虫さんたち♪

(前蛹になって蛹化するのはもうじきでしょうね…)

 

もしかして、君は卵まで食べちゃったんかい…♪

(その瞬間を目撃してないけど、今朝この葉っぱは食べ尽くされていた…)

 

小さな幼虫たちもいます♪

(枝に触って驚かせたら、角を出して怒られちゃった…)

 

黒や茶色、幼虫の色も様々です♪

 

(何ゆえに地色が違うのか、未だにわからない…)

 

 またまた追記です(8月17日)

幼虫の体色についてですが・・・

1、2齢の幼虫は体色がほぼ同じ黒い色で、

3齢以降の脱皮した峙点で体色変化が起こるようです。

この体色変化は、

どうやら『気温』が関係しているようです。

高温時は赤褐色の幼虫になり、低温時は黒くなるのだとか・・・

「ジャコウアゲハの幼虫における体色決定の要因」の実験結果などの詳細は、

 ikedanochohchoさんのコメントに記載されているリンク先をご覧くださいね。

(ikedanochohchoさん、情報をありがとうございました…)

 

さて、いよいよ本題の幼虫脱皮です・・・

(脱皮の様子は全て、昨日8月11日朝の撮影です…)

 

1齢幼虫から終齢幼虫(5齢)まで脱皮を4回繰り返すのですが、

ジャコウアゲハの場合は、キアゲハなどと違って脱皮後の色の変化がありません。

…なので、何齢幼虫の脱皮なのか定かではないけれど・・・

 

脱皮中の幼虫みっけたぁ~

…ということで、脱皮途中からですが時間経過と共に見ていただきましょう。

 

「只今脱皮中、もう一踏ん張り」(8時25分36秒)

 

「ほらあともう少し、頑張って!」(8時26分31秒)

 

「脱皮完了! お疲れさまでした」(8時26分39秒)

 

こちらの幼虫も、脱皮直後ですね♪

 

えっ? これって角付きの抜け殻ですか♪

 

こちらは、チビッコ幼虫の脱皮です♪

 

今月下旬には、ジャコウアゲハが庭を舞うようになるのでしょうか・・・

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最近出会った蝶たち♪

2016年08月08日 | 自宅周辺の蝶

ブログ更新もできないままに、8月に入って気付けば今日はもう8日・・・

連日のあまりの暑さに、庭の草取りもなかなかはかどらず、

お盆を前にしてただただ焦るばかりです

(近所のタフなおばちゃんたちは、炎天下で畑仕事などしてるけど…)

 

暑い日に起動させているとすぐに熱を持ってしまい、

時間制限で騙し騙し使っている我が相棒のiMacなので、

ブログ記事作成も、これまたなかなかはかどりません。

 

さて、前記事に続いて本日も蝶の話題です・・・

 

《嬉しい出会いの、ムラサキシジミ》

先日ゴイシシジミの新ポイントで、ムラサキシジミを発見~!

一瞬目を疑うような、嬉しい出会いでした。

…というのも、

ムラサキシジミは暖地性の蝶だということで、

我が地域ではまだ希少種だと思っているわたしなのです。

 

昨年の6月下旬に初見をして以来、二度目の出会い♪

昨年はヒメシジミのポイントで、そして今回はゴイシポイントで…と、

オマケ的な出会いだけれど、非情に嬉しいオマケです

 

今年も出会った、ムラサキシジミ♪(8月4日)

 

美しい翅を持つムラサキシジミなので、開翅姿をご覧いただきたかったのですが、

残念ながら撮影できたのはこの1枚だけでした・・・

 

《こちらは初見の、ヤマサトキマダラヒカゲ》

お散歩途中の林道で出会ったこの蝶、

ヤマキマダラヒカゲなのかサトキマダラヒカゲなのか・・・

(どちらであっても初見蝶なので、これもまた嬉しい出会いです…)

 

葉っぱに止まったワンチャンス、たぶんヤマサトキマダラヒカゲ♪(8月7日)

 

 

ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲはそっくりさんだけど、

「後翅裏面基部の3つの紋のうち一番下の紋が外側にずれている」とか、

「前翅先端の縁部に微妙な凹みがある」とか、

「翅縁に黒ずみがない」ことなどから見て、

ヤマキマダラヒカゲかなぁ…って思いました。

それにヤマは山地性ということなので、この環境なども考慮して・・・

でも、ヤマは「眼状紋(黒部)が大きくて黄色リングが細い」というけれど、

その点がちょっと怪しい。 はたしてこの蝶はサトかヤマか!

(サトヤマ迷走や論争などを記事にされているuke-enさん、頼りにしてます…)

 

 追記です・・・

早速uke-enさんからコメントを頂戴しまして、

「多分サトキマダラヒカゲ」とのことでした。

以下、コメント内容も記載させていただきますね。

「夏型は眼状紋がクッキリするので、ますますそっくりになります。

 例の識別で確認いただいても、なかなか難しく、

 ヤマキと思えばヤマキ、サトキと思えばサトキの世界です。」

…とのことです。

(uke-enさん、ありがとうございました…)

 

《あれっ?…と首を傾げたくなる、ツバメシジミ》

ツバメシジミの産卵シーンが撮影できたのですが、

あれっ?…と首を傾げたくなるようなことがふたつ・・・

 

まずはこちら、ツバメシジミの交尾シーンです♪(8月3日)

 

そしてこちらは、産卵シーンです♪(8月4日)

 

この写真(↑)を見て、ひとつ目の「あれっ?」・・・ 

ツバメシジミの名前の由来は、後翅にある尾状突起にちなんでいます。

チョロリと付いた尻尾が可愛い、ツバメシジミさん。

産卵してる個体を見て、なんか物足りないなぁ…と思ったら、

 

あれっ? 尾状突起がな〜い!

(1枚目の交尾写真のツバメシジミと見比べてみてくださいね…)

 

こちらは産卵後の休息中、上と同一個体です♪

 

少々くたびれてる個体なので、尾状突起がちぎれちゃったのかもしれませんね。

 

再び、同一個体の産卵シーンです♪

 

この写真(↑)を見て、ふたつ目の「あれっ?」・・・

ツバメシジミの食草は、シロツメクサ、ハギ類、レンゲソウなどの各種マメ科。

以前にも何度かツバメシジミの産卵シーンを見ているけれど、

いつもシロツメクサの花での産卵でした・・・

 

あれっ? 産卵してるのはアサ科(以前はクワ科)のカナムグラ!

 

別個体もカナムグラで産卵♪(8月7日)

 

カナムグラもツバメシジミの食草のひとつだったのですね。

わたしは知らなかったから「あれっ?」…でしたけど、

今回ネットで調べて、初めて分かりました。

 

こちら、カナムグラの生い茂る様子♪

 

道端にも、奥に見える草むらにもカナムグラがいっぱい生えています。

カナムグラと言ったら、キタテハの食草・・・

今更ながらだけど、我が家周辺にキタテハが多いのは、

カナムグラがたくさん生えているからなのかぁ〜 …と、納得!

 

《こちらは、おやっ!…と思ったヤマトシジミ》

その辺でチョロチョロ飛び回っている普通種のヤマトシジミですが、

「おやっ!」と思った個体を見つけました・・・

 

左右の後翅に黒斑紋の異常が見られる、ヤマトシジミ♪(8月7日)

 

この程度でも、斑紋異常と言えるのでしょうかね。

 

《フレンドリーな、トラフシジミ夏型》

今年は春型に嫌われてしまったようで、お庭訪問がなかったです。

昨年に続いて、二度目の夏型との出会いでした・・・

 

お散歩途中の林道に蝶がいたぁ~♪(8月7日)

(こんな場所で、よくこの蝶に気付いたものだと自分でも感心するわ…)

 

葉上にとまって、初めてトラフシジミ夏型だとわかった♪

 

お約束の、この指と~まれ♪

  

 

やっぱり、フレンドリーなチョウは可愛いですねぇ〜

 

最後に気付いたことだけど、本日登場した5種類の蝶のうち、

ヤマサトキマダラヒカゲを除けば、他は全部『シジミチョウ』でした・・・

(ムラサキシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、トラフシジミ…)

コメント (10)
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