いつもiらしく

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そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

花と蝶、今度は黒いアゲハ3種♪

2021年08月24日 | 自宅周辺の蝶

前記事に続いて、今日もまたアゲハチョウの話題です。

 

昨日は朝から雨でした・・・

お部屋の掃除などをしているうちに雨が上がったので、

庭を一回りしてみると、花で黒いアゲハが吸蜜してました。

 

《オイランソウに、ミヤマカラスアゲハの♂》

遠目ではクロアゲハのように見えたけれど、

近付いてみると、翅のブルーがチラチラ見える!

翅がかなり欠けて、ボロボロのミヤマカラスアゲハでした。

(カラスアゲハにそっくりだけど、ミヤマの証拠も撮れた…)

 

ブルーのV字ラインを見せてる、ミヤマカラスアゲハ♪

 

追記です・・・(8月25日朝)

V字ラインがよく分からない」とのコメントを頂戴しました。

そうですよね、わたしが勝手にそう呼んでいるのですから・・・

そこで、上の写真に赤い色で「V字」を描いて1枚追加します。

無理矢理のV字だけど、これでわかるでしょうか・・・

 

もう1枚、V字ラインをご確認ください♪

 

左後翅が大きく欠けて、右前翅も欠けているけれど、

ブルーのV字ラインが、前翅の先端まで 同じ太さ なので、

これはミヤマカラスアゲハだと思います。

(カラスアゲハは、前翅の先端へ行くほどラインが太い…)

 

ミヤマカラスアゲハだという証拠がもう1ヶ所、

後翅裏でそれがわかります。

 

後翅裏にうっすらと 黄色い帯 がほんの少し見えている♪

(ピンボケ写真ですが、ミヤマの証拠写真として採用…)

 

この黄色い帯(上写真の赤矢印)は、カラスアゲハにはないので、

この蝶はミヤマカラスアゲハだと同定できるってわけね。

…と、自信満々に言ってますが、違っていたらソーリーです。

 

♂♀の違いもわかります。

 

前翅表にある黒くて大きな傷のようなものは 性標 で、これが♂の証拠♪

 

最後にもう一枚、

左後翅の欠けによって、翅表のブルーよく見える写真です。

 

翅のブルーがきれいでしょう♪

 

ミヤマカラスアゲハの美しい翅を見ていただきたかったのですが、

かなり翅が傷んだ個体なので、それもできず・・・

でも、久し振りのミヤマカラスアゲハの訪問が嬉しかったので、

写真をたくさん載せてしまいました。

 

《ヒャクニチソウに、クロアゲハの♂》

中庭のヒャクニチソウのところへ、大きな黒い蝶が飛んで行きました。

わたしも急いで後を追ったら、そこには大きな黒いアゲハ。

 

ピッカピカのクロアゲハです♪

 

後翅の裏側にだけ赤い紋があるから、♂ですね♪

 

画像を拡大して、翅の様子などをよ〜くチェックしてみれば、

先日のクロアゲハとは違う個体のようでした。

 

《アナベルの葉に、ジャコウアゲハの♂》

アナベルの周辺を黒いアゲハが飛び回っていました。

クロアゲハよりは一回り小さい、ジャコウアゲハです。

 

出窓下のアナベルの葉に止まった、ジャコウアゲハの♂

 

この(↑)ジャコウアゲハの♂は、三化の羽化第1号のようです。

春に一化が発生してきて、初夏に二化が舞って、

そして今、三化が発生してきました。

ジャコウアゲハは、年に3回世代交代をして庭を飛び回ります。

 

ここでタイトルの「花と蝶」から脱線して、

ジャコウアゲハの幼虫や蛹のことを少し・・・

 

二化の♀が産卵した卵が孵化して、

その幼虫たちは食草のウマノスズクサを食べながら、

ちびっ子の1齢幼虫から脱皮を繰り返して、

大きな5齢幼虫(終齢幼虫と呼ぶ)になります。

終齢幼虫になってたっぷりと食べてから、

蛹になる場所を探す旅に出るのです。

 

蛹化場所探しに出かけた、2頭の終齢幼虫たち♪

 

娘宅の壁をよじ登って、なぜかUターンしてる♪

 

こちらは、我が家の排水用カバー(?)で蛹になった♪

(後ろの黒い物体は、蛹になる時に脱皮した抜け殻です…)

 

こちらは旅に出ることなく、食草の葉裏で蛹になってる♪

 

こっちでは終齢幼虫が、蛹のぶら下がっている葉を食べてる♪

(うっかり枝に触れちゃったら、幼虫がツノを出して怒った…)

 

さてさてこの結末は、一体どうなるのでしょう!

もしこのまま幼虫が葉を食いちぎれば、蛹は地面に落ちてしまうかもね。

 

お話戻しまして・・・

今日もまた、オイランソウに黒いアゲハが来てました。

家の中から見た様子では、クロアゲハかと思ったのですが、

残念! ジャコウアゲハの♂でした・・・

 

《オイランソウに、ジャコウアゲハの♂》

羽化して間もないピッカピカのジャコウアゲハが、

このように花で吸蜜してる姿は、かなり珍しいことなのです。

いつも♀を探して低空飛行しながら飛び回って、

婚活に大忙しのはずなのに・・・

まだ三化の♀が羽化してないと分かったのでしょうか。

それで、のんきに花で吸蜜してるのでしょうね。

 

まずは、逃げられないうちに遠くからパシャ♪

 

今度はそっと近付いて、マクロでパシャ♪

(クロアゲハとそっくりだけど、お腹の色を見れば赤と黒で尻尾も長い…)

 

昨日のジャコウアゲハとは別個体のようで、三化の第2号君なのでしょうね。

今日は2頭の♂が庭を飛び回っていました。

そのうちに、♀も舞い始めるでしょう・・・

 

追記です・・・(8月25日午後)

ジャコウアゲハの♀が羽化したらしく、今日ピカピカさんが庭を舞っていました。

 

《ブッドレアに、ジャコウアゲハの♀》

三化の♀、羽化第1号さんなのだと思います。

 

ブッドレアで吸蜜中、ジャコウアゲハの♀♪

 

翅に付いた赤い花粉は、ユリの花粉かなぁ♪

 

ジャコウアゲハの♂は翅が真っ黒だけど、

♀の翅は優しそうな色合いのベージュです。美しい蝶ですねぇ~

(以上、追記でした…)

 

嬉しいことに、先日から我が家の庭はアゲハ祭りです。

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黄色と黒、アゲハチョウのお庭訪問♪

2021年08月20日 | 自宅周辺の蝶

ずっと雨続きの日々でしたが、今日は久し振りの青空~

早々に寝具類のお洗濯を済ませて、庭の草取りを頑張りました。

そのご褒美は・・・嬉しい蝶のお庭訪問!

 

本日の一枚は、

青空に咲く、黄色いヒマワリです♪

 

今年はジャコウアゲハ以外のアゲハチョウが姿を見せず、

寂しい思いをしていたのですが、

なんと今日は、黄色いアゲハと黒いアゲハのお庭訪問がありました。

 

まずは、午前中にやってきた黄色い「キアゲハ」です・・・

翅の欠けもなくてきれいな個体でした。

 

百日草で吸蜜してる、キアゲハ♪

 

後翅表の、帯状に並ぶ青色斑紋がきれい~♪

 

昨年は、春から何度もブログにアップしてきたキアゲハなのに、

今年はようやく、この時期になってのブログ初登場となりました。

(オニユリの花が咲いても、全く姿を見せなかったキアゲハです…)

 

そして、午後やってきたのは黒い「クロアゲハ」です・・・

ジャコウアゲハよりも大きな蝶がブッドレアにきてました。

 

ブッドレアで吸蜜中の、クロアゲハ(♀)♪(14時02分)

 

この2枚(↑)は、羽ばたきながら吸蜜してるクロアゲハの後ろ姿です。

後翅表に赤い斑紋が見えるから、これは♀だと思います。

(♂の翅表は真っ黒で、翅裏にだけ赤い紋があるはず…)

左前翅に大きな欠けがあり、自然界で生き抜くことの厳しさを物語っていますね。

 

三時のお茶の準備の時に、キッチンの窓から畑花壇を眺めたら、

今度はオイランソウに大きな黒い蝶がいました。

 

近くまで行ってみると、こちらはピッカピカのクロアゲハで、

ブッドレアに来たクロアゲハとは別の個体でした。

 

オイランソウで吸蜜中の、クロアゲハ(♂)♪(15時10分)

(やっぱり♂は、翅裏には赤紋があるけど翅表は真っ黒ですね…)

 

大雨が続いていたので、蝶もお食事ができなかったのでしょう。

今日の晴れの天気は、わたしもありがたかったけど、

蝶たちにとっても、お腹を満たすことができて嬉しかったでしょうね・・・

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毎年恒例の、迎え盆夕食会♪

2021年08月14日 | 日々の暮らし

今年は連日雨のお盆となってしまいましたね。

 

本日の一枚は、

雨に打たれながら咲いている、庭のヒマワリです♪

 

迎え盆の昨日も、ほぼ一日土砂降りの雨でした。

雨の中での迎え盆というのも、今まであまりなかったような…?

 

迎え盆の13日に「お盆棚経」で、お寺のご住職が檀家廻りをしてくださるので、

遅くも12日までには盆棚を飾って、13日の朝にご住職をお迎えします。

 

 

昨年はコロナ禍ということで、「お盆棚経」は取り止めになったのですが、

今年は雨の中、副住職さんが檀家回りをしてくださいました。

 

毎年迎え盆の日の夕食は娘夫婦と一緒に、

みんなで楽しく飲んで食べての「迎え盆夕食会」です。

(隣に暮らす娘夫婦なので、コロナ禍でも一緒の夕食会…)

 

 

毎年恒例の夕食会メニューは、いつもと同じでメインは天ぷら~

娘との共同作業で、今年もたっぷり揚げました。

衣を作って具材に衣をつけて、油へ投入するのがわたしの担当で、

油の中で頃合いを見ながら揚げて、大皿への盛り付けまでが娘の担当。

 

大皿への天ぷら盛り合わせは、我が家の定番スタイル~♪

(左奥から時計回りに、エビ、タマネギ&ニンジン&モロコシ&桜海老&のかき揚げ、

カボチャ、サツマイモ、ナス、レンコン、天ぷら饅頭、ピーマンの8種盛り合わせ…)

 

みんなが天ぷら好きなので、品よく盛り付けたこの量では全然足りず、

各種天ぷらのお代わりを何度もして、たらふく食べました・・・

 

お刺身は、マグロと貝類の盛り合わせ~♪

(マグロと貝のお刺身を1パックずつ買ってきて、盛り合わせた…)

 

マグロ好きの人と貝好きの人がいるので、昨年からこのスタイルです。

娘のお舅さんが一緒だった頃には、

お舅さんの好物だったイカ刺しをたっぷり用意して、

お刺身は2皿に盛り付けて並べたのですが、今はもう1皿で間に合います。

こういう時に、あれこれ思い出しては話題に上がるお舅さんですが、

そんな風にいつまでも家族の心に残ってるって、幸せなことなのかもね。

 

この後のご飯と味噌汁は、みなさん小盛りで・・・

でもデザートには大きな桃を2個切って、みんなで食べました。

硬い桃が好きな人、皮を剥いてると果汁が垂れる程柔らかな桃が好きな人、

好みはそれぞれ違うけど、美味しい桃はみんな大好き!

 

帰省客を迎えることのない我が家では、

毎年迎え盆の日の夕食会が、唯一賑やかなお盆のひと時です。

コロナ禍で大雨だけど、いつもと変わらぬ迎え盆でした・・・

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色とりどりの花咲く、7月の庭(3)♪

2021年08月07日 | 我が家の花(2021)

ホリホックと紫陽花」、そして「ユリの花」に続いて、

今日は7月に咲いた花の第3弾です。

 

本日の一枚は、

畑花壇で咲くオイランソウです♪

 

黒系のアゲハを呼ぶために植えているオイランソウですが、

ここ数年、カラスアゲハなどの訪問がほとんどないので、

今年はオイランソウをかなり減らしました。

 

それでは、色違いで咲いている花たちです・・・

7月の庭や畑花壇には、色違いで咲いている花が多かった。

 

白・ピンク・濃いピンクの《オイランソウ(花魁草)/別名:フロックス)》(7月13、24日)

 

 

淡いピンク・黄色・赤紫の《グラジオラス》(7月14、26、31日)

 

 

赤・朱色の《ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)》(7月18、26日)

 

 

紫・白の《キキョウ(桔梗)》(7月26日)

 

 

ピンク・白の《カワラナデシコ(河原撫子)》(7月30日)

 

 

こちらは葉の色違い《ギボウシ(擬宝珠)/別名:ホスタ)》(7月22、24日)

 

 

ついでに花色が濃い《コバギボウシ(小葉擬宝珠)》(7月24日)

 

次は、黄色と白い花たちです・・・

黄色と白い花が少なかった7月の庭です。

 

《宿根ヒメヒマワリ》・・・(7月7日)

 

《ヘメロカリス(別名:デイリリー)》・・・(7月11日)

 

《リシマキア・ファイヤークラッカー》・・・(7月13日)

 

《ハンゲショウ(半夏生)》・・・(7月18日)

 

そして、ピンク&紫系の花たちです・・・

ピンクと紫系の花が目立った7月の庭でした。

 

《ノハラナデシコ(野原撫子)》・・・(7月7日)

 

《ネジバナ/別名:モジズリ(綟摺)》・・・(7月10日)

 

 

《エキナセア/和名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)》・・・(7月11日)

 

《リアトリス/和名:キリンギク(麒麟菊)》・・・(7月13日)

 

《チダケサシ(乳茸刺)》・・・(7月13日)

 

《三尺バーベナ/別名:ヤナギハナガサ(柳花笠)》・・・(7月18日)

 

《セルフヒール/別名:セイヨウウツボグサ(西洋靫草)》・・・(7月30日)

 

《ヤブラン(藪蘭)》・・・(7月31日)

 

最後は、再び登場の花です・・・

7月下旬頃になると、花色が変化してくる花があります。

そこで、再び登場して花色の変化をご覧いただきましょう。

 

白い花がピンクに色付いてきた《カシワバアジサイ》(6月26日→7月30日)

 

白い花から緑色に変化した《アナベル》(7月7日→30日)

(今年のアナベルは大きな花が咲いて、直径30cmの花球(↑この花)もあった…)

 

オマケは、花盛りを迎えた《オニユリ》

 

ユリ特集の時は咲き始めたオニユリを登場させましたから、

今回改めまして、花盛りとなったオニユリの姿です。

7月はホリホックやユリやオイランソウなど、背が高くて華やかな花が庭を彩りました。

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花と蝶♪

2021年08月03日 | 自宅周辺の蝶

前記事にアップした豪華なユリの花が咲いても、

蝶たちは見向きもしませんでしたが、

ブッドレアの花には蝶が吸蜜にやってきます。

昨日と今日、花にやってきた蝶たちをご覧いただきましょう。

 

本日の一枚は、

フェンネルの花で吸蜜中の、ホシミスジです♪

 

ホシミスジは、このところ毎日庭で見かけているけれど、

花で吸蜜している姿には、ほとんどお目にかかったことがありません。

(いつも、舞っているか葉に止まっているか…のどちらかなので…)

 

まずは、ブッドレアにやってきた蝶たちです・・・

今年もブッドレアは大きく育って、高い場所で花が咲いています。

…なので、部屋の中から出窓の小さな窓を開けての撮影です。

 

こちらがブッドレア♪

 

《ジャコウアゲハ、ピッカピカの♀》

羽化したばかりかと思われるような新鮮な個体が、

ブッドレアの花で必死に吸蜜してました・・・

同一個体ですが、きれいな♀なのでたっぷりとご覧いただきましょう。

 

ブッドレアで吸蜜中♪

 

前翅の美しさをご覧あれ♪

 

後翅も美しい~♪

 

赤と黒のお腹は少々毒々しいかも♪

 

《ジャコウアゲハ、かなりくたびれた♀》

白っぽい蝶が吸蜜してたので、何蝶かと思ったら、

翅がちぎれてボロボロになったジャコウアゲハの♀でした・・・

 

 

《ジャコウアゲハ、こちらはくたびれた♂》

庭ではピカピカの♂たちが飛び回っているけれど、

今日ブッドレアで吸蜜してたのはくたびれた♂です・・・

 

 

《オオウラギンスジヒョウモン》

暑い夏、ツマグロヒョウモン以外のヒョウモン類は、

夏眠をしているはずなのですが、早々目覚めたヒョウモンか?

オオウラギンスジヒョウモンとウラギンスジヒョウモンの違いが、

未だによくわからない・・・

 

 

次は、ホシミスジの吸蜜シーンと産卵シーンです・・・

今年はフェンネルも高く伸びて、見上げるような場所で花が咲き、

仕方がないから、これもまた出窓からの撮影となってます。

 

フェンネルの花で吸蜜中のホシミスジ♪

 

花が咲き終わったシモツケの周辺を行ったり来たりしています。

シモツケはホシミスジの食草なので、産卵したいのでしょうね。

 

シモツケの葉に止まってるホシミスジ♪

 

ん? この格好はもしや?…♪

 

やっぱり、お腹を曲げて産卵中のようですね♪

 

シモツケはコンパクトに育てたいから、

いつも株元近くまで枝を剪定してしまうのですが・・・

こんなシーンを見ちゃったら、しばらくは剪定ができませんね。

 

こちらは番外編、蝶の寝姿です・・・

今朝6時半頃にリビングのカーテンを開けたら、

濃い紫色のアヤメの葉に、黒いものがぶら下がっていました。

 

葉っぱに黒い蝶がぶら下がっている♪

 

どうやらここで、ジャノメチョウさんが一夜を明かしたようです。

 

ジャノメチョウの寝姿です♪

 

近付いて写真を撮っていたら、シャッター音で目覚めてしまい、

慌てて飛び立って行きました。

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