いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

小さい春みっけたぁ!

2009年02月09日 | 想い出の引き出し
相棒さんはお散歩お休みだっだので、一人散歩です。
では、インターバル速歩でも…と思ってはみたものの・・・息が切れますぅー。


「ふぅ~ くたびれたぁ~」


途中から普通の散歩に切り替えて、あちこちキョロキョロ・・・


アルプスあづみの公園へ続く道路をどんどん登っていくと、そこには車両進入禁止のゲートがありました。
ここはカエルちゃんのケロゲートではなく、普通に木でできたゲートです。山の中ですものねぇ~


山の中にふさわしい、木のゲートでガッチリと・・・

P1080460_2

 ↑ やっぱりここにはカエルより木がお似合いですねぇ~


この道路の両側にも、先日ブログで紹介した絵柄のタイルが埋め込まれています。このあたりまで登ってくると、誰にも踏まれていないのでキズもほとんどなく、絵柄も美しいままの状態です。


今日は一人散歩で退屈。
そこで、タイルの埋め込まれ状況をちょっと調べてみることに・・・
(誰に頼まれたわけでもないけれど…)


どうやら側溝のコンクリートの蓋20個に1枚の割合で、絵柄が埋め込まれているようです。
ドンピシャ20枚ごとではないところをみると、これを埋め込んだ業者さんはたぶんA型ではないですね(^_^)
そして、このゲートの少し先で絵柄のタイルはおしまいのようでした。


他には別にこれといった『調査項目』もなく、のんびりお散歩を続けていくと・・・


フキノトウを見つけました。(やったぁ~ これで私にも一票入りま~す…なんのことやら???)
まだまだ堅いフキノトウなので、採ることもできずただ撮ってきました(^_^)


顔を出して、日向ぼっこしてるフキノトウ・・・

P1080457

 ↑ 堅く丸まって、きっとまだまだ寒いのでしょうね…


そして、陽当たりのいい林の中の一角には、オオイヌノフグリが一斉にお日様に向かって笑って、イヤ、咲いていました。(みんなで、楽しそうに笑っているように見えません?)


オオイヌノフグリの花がいっぱいで、ここだけ春?・・・

P1080478_2

 ↑ 枯れ葉がふんわりと、暖かい布団の役目をしてくれているのでしょうか…


冬に、小さな春を探すのも楽しいものですねぇ~


 今日の、お・ま・け 


今日はフキノトウにまつわる想い出話でも聞いていただきましょうか。


フキノトウの見つけ方はご存じかしら?


まず、土手などで枯れたフキの葉っぱを探しましょう。
そして、その葉を持ち上げ茎を辿りながら根元を見れば、そこにはフキノトウがポツンと顔を出しているでしょう。


これは、母から教えてもらったフキノトウの探し方です。
もちろん、フキノトウが開いていればそんなことしなくてもすぐに見つかるでしょうけどね。


子供たちが小さい頃は、春のポカポカ陽気に誘われて田んぼの土手などによくフキノトウを採りにでかけたものです。
あるとき、子供たちがフキノトウの付いたフキを根こそぎ抜いて、泥だらけになりながら持って帰ってきました。


思わず、


「あらっ、根こそぎ抜いてきちゃったらダメでしょう! 来年からはもうそこにフキノトウが出なくなっちゃうのよ!」


…と叱ると、


「だってぇー、これをお庭に植えておいたらね、ママがフキノトウを探しに行かなくてもいいんだよ。いつでもお庭でフキノトウが採れるでしょ!」


と言うのです。
おぉー、我が子ながらなんという優しいことを・・・


「ありがとう! じゃあ、お庭に一緒に植えようね…」


それから毎年、春になると裏の物置の横でフキノトウを『収穫』するのが楽しみで・・・
昨年も庭で収穫したフキノトウでたくさんのフキ味噌を作りました。
あれっ、まだ1ビン残っていたかもしれない・・・


このフキ味噌は、熱々ご飯にのせて食べるのはもちろん美味しいのですが、我が家では『フキ味噌パスタ』が大好評です。


ではここで、3分間クッキングのお時間で~す。


1.まず、オリーブオイルを入れたフライパンでニンニクを炒めます。
  (ニンニクを入れてからフライパンを弱火にかけましょう。ニンニクの香りが出るように…)
2.そこにタマネギの薄切り適量とベーコン適量を加えて、さらに炒めます。
3.2に茹でたパスタを入れます。
4.そこへ、フキ味噌を適量入れてパスタの茹で汁少々でのばして混ぜれば、ハイできあがり!


相変わらず、我が家の適量レシピです。
今日のお昼は、フキ味噌パスタにしましょう。
でも、ビンを開けてみないと・・・はたして、まだ食べられるかしら? ちょっと不安!


さすがに、子供たちと植えた庭のフキはここまで連れてはこられなかったので、春になったらフキノトウ探しにでかけなきゃ・・・


ここからは、UP後の追記です・・・


『フキ味噌パスタ』、ハイできあがり!・・・

P1080495

 ↑ 冷蔵庫の中にベーコンがなかったので、今日は代わりにソーセージで我慢…


昨年作ったフキ味噌は、ビンの中で静かに眠っておりましたぁ~
ビンの蓋を開けると、フキノトウのいい香りがして・・・


…で、先ほどフキ味噌パスタを作って食べたので、画像なんぞを追加でUPしちゃいます。


3分間クッキングの適量だらけの適当レシピだけでは、


「フキ味噌パスタってどんなん?…」


って感じで、想像もつかないかと思いまして・・・・
とはいっても、ご覧のとおり普通のパスタ。
アンチョビがフキノトウに変わったようなものです(^_^)


すっかり忘れられていた昨年のフキ味噌で、一足早い春の味でした・・・

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『金の成る木』が今年も咲いて・・・

2008年12月29日 | 想い出の引き出し
久々に今日のブログは、お花のはなし。
夏の間庭で育てていた『金の成る木』が、今部屋の中で可愛い花を咲かせています。






可愛らしい花がいっぱい咲きました・・・

P1070275


この金の成る木は、数年前にちょっとしたことのお礼として2本のバラと一緒に見知らぬご婦人から頂いたものです。


バラの花が咲いたときのブログ『小さな蔓バラがふたつ』で、そのご婦人との出会いなどは紹介してあります。お時間がありましたら、是非飛んでみてくださいね。


この花は別名、花月(かげつ)と呼ばれるようですが・・・一般には『金の成る木』と呼んでいますよね。


『金の成る木』という名前の由来は、若葉の時期に5円玉や50円玉など穴のある硬貨を通しておくと、その葉が成長したあとには抜けなくなって、硬貨をたくさん付ければやがて木にお金がなっているように見えることから名付けられた・・・これはもう、みなさんご存じだと思います。


以前、実家の父の部屋にも金の成る木が一鉢おいてあったので、いたずら半分に5円玉をひとつ小さな葉に通しておいたところ、やがてその木は立派に成長して『5円玉がひとつ成る木』となりましたぁ(^_^)


『金の成る木』なんてちょっと欲張りな名前ですが、花はとっても可愛らしい。頂いたときにはまだ小さな木だったので数年は花も見られなかったけれど、やがて花芽が付くようになり花が咲いてから今年で三年目になります。


初めて花芽が付いた年には・・・
せっかく付いた花芽だったのに、寒くなってきたので家の中に入れておいたところ小さな蕾にまで育ったものが次々にポロッと落ちてしまいました。きっと急激な環境の変化に耐えられなかったのでしょうね。


その翌年は・・・
寒くなる少し前に家の中に入れて日当たりの良い場所に置いてあげていたら、数個の可愛い花が初めて咲きました。蕾が膨らんできたときには、また落ちるんじゃないかとハラハラしましたが、無事でしたぁ~


そして今年は・・・
新しい環境の中でもめげずに、むしろ喜んでいるかのようにたくさんの花を咲かせてくれました。リビングの特等席でお日様の陽をいっぱい浴びながら、日に日に花の数が増えています。






星形の可愛い花が開こうとしています・・・

P1070236

   ↑
花をよく見ると、外側の濃いピンク色から中央に向かって白色になっていくグラデーションが非常にきれいです。
肉厚で、色艶の良い緑色の葉も可愛いですね。赤い縁取りも美しくて、葉だけでも観賞価値が高いのではないでしょうか。






可愛い花が開きました・・・

P1070294

   ↑
こちらは、花びらの外側にだけ紅をさしたようで可愛いですねぇ~
中央にある5個のラッキョウのようなもの(これって雌しべ?)も開きました。これまたほんのりとしたピンク色のラインが素敵。
雄しべも5本。その先端に付いている小豆色の実のようなものも可愛らしいですね。これは葯(やく)といって、花粉をつくって貯めておく袋なんですって。
あれあれ?一番下の葯がちょっと破裂していませんかぁ。






花が開ききった後は・・・

P1070293

   ↑
花がすっかり開いてしまいましたねぇ~
この画像の右上の花たちのように花が開ききって古くなると、花びらは反り返って小豆色の葯は破裂してはじけてしまいました。


花が開いてしまっても次々に蕾が膨らんでくるので、長い間花を楽しむことができます。
『金の成る木』って、お金がなっていなくてもたくさんの花が固まって咲くとそれだけで充分満ち足りた気分にしてくれて、なんだか幸運が訪れそうな気がする不思議なお花ですね。


 今日の、お・ま・け 


先日のお引っ越しのときに、お花に添えてくださったご婦人の走り書きがひょっこりと出てきました。せっかくなので、今日のおまけはそのメッセージの一部の紹介です。






数年ぶりに見つかった、ご婦人からのメッセージ・・・

P1070313


メモ中の 「…と思ひます」 という、この文章。いいですねぇ~
この言葉をみて頂くとおわかりかと思いますが、この方は高齢のご婦人でした。昔々の良き時代を過ごされてきた方なのでしょう。品があって、優しそうな素敵な方でした。


『金の成る木』は本来ならば『金のなる木』かもしれませんが、我が家ではメモ書きのとおりに『金の成る木』として育てています。


ほんのささやかな手助けをして差し上げただけなのに、わざわざこのような形できちんとお礼をしてくださって・・・
本当に、優しくて律儀なご婦人だと思います。


このご婦人がどちらにお住まいなのか、お名前すらもお聞きしてないのですが・・・
こうした一期一会を、大切にしていきたいものです。
それにしても、あのご婦人は今どうしていらっしゃるのかしら・・・


2本のバラの花と共にこの『金の成る木』も、ずっとずっと咲かせ続けていきたいと思っています。そしてこの心優しいご婦人のように、素敵に年を重ねていけたら嬉しいのですが・・・


師走にお花の話題でホット一息ついて、さぁーまた頑張りましょう!
大掃除におせち作りに…と、ホントに『師』じゃなくたって走り回るほど忙しい年の瀬だわぁ・・・


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『玉手箱』と『想い出箱』・・・

2008年11月07日 | 想い出の引き出し
間近に迫った引っ越しのため、押し入れの奥深くにしまい込んであったものを取り出して少しずつ整理を始めています。アルバムをはじめ、いくつもの箱が出てきました。


今日は、その箱の中をちょっとだけ覗いてみましょうか・・・
(写真は、先日鉢植えしたばかりのフリルが可愛いビオラです。画像がないのは淋しいので…)


     P1060708


まず『玉手箱』を開けてみると・・・


なにやら古くさ~い包みが出てきました。どことなく懐かしい匂いもしてきます。
中身は全てわたくしの足跡です。青春よもう一度…って叫びたい!!!


 ・『たんぽぽぐみ』・・・可愛い女の子だった様子がよ~くわかりますヽ(^O^)ゝ


 ・通知表がいっぱい・・・低学年で、担任に書かれている文章を読んで笑っちゃいました。
  だって、娘の小学生のときに書かれていたものとほとんど同じような内容ですもの(^_^;)


 ・色香漂う手紙など・・・まぁ、これを俗にラブレターと呼ぶのでしょうか(^x^)


 ・結婚式の席順やしおりや写真一式・・・二人とも若かったですぅ(*^_^*)


玉手箱からは、他にも懐かしい物が出てくる、出てくる。
笑い転げてシワは増えちゃったけど、髪の毛が真っ白にならなくてよかったわぁ。


     P1060705


次に『想い出箱』を開けてみると・・・


こちらには、子供たちの作品やら記録帳などがどっさり。


 ・『きりんぐみ』・・・長男の保育園。野球選手になりたかったみたいですけどp(^^)q


 ・『ぞうぐみ』・・・長女の保育園。面倒見の良い子って書いてあるのは嬉しい>^_^


     P1060697


まずひとつは、《図書貸し出しノートの記録より・・・1ねん3くみ》


箱の中から『図書貸し出しノート』というカードが出てきました。
一年生らしい本人の文字で借りた本の名前が記入してあるのですが、四ヶ月足らずの間に3回も同じ本を借りています。


その本の題名は、『ぼちぼちいこか』。


どうやら絵本のようなのですが、悲しいかな私の記憶にはこの本に関するものは何も残っていないのです。どんな内容の絵本なんでしょうねぇ~。この本のどこがそれ程気に入ったのでしょうか。とても気になってしかたがありません。近いうちに購入して、是非読んでみたいと思っています。


     P1060692_2


ふたつ目は、《磁石遊びをしたときの提出用紙より・・・1の3》


1. じしゃくにつくもの

かね、てつ、さてつ、クリップ、フデバコ、コクバン、つくえ、カバン、ストーブ、テブクロ、カギ、じしゃく、ガビョウ、はり、ごみばこ、ほうちょう、えんぴつのしん


2. じしゃくにつかないもの

人、えんぴつ、プラスチック、き、けしゴム、ゴム、かみ、はんかち、耳、ねんど、まないた、いす、ぼうし、チョーク


3. じしゃくあそびをしてわかったこと

なにもなかった。(おわり)


子供の発想って、本当に面白いですね。磁石につかない物は『人』ですって。
笑っちゃいますよねぇ~
1~3まで、先生が赤鉛筆で大きな○を付けてあります。一応「よくできました」ということでしょう。でも、1と2はともかく、3番にも○が付いてるのはちょっと不思議ですねぇ~(先生の優しさでしょうか?)


「なにもなかった。(おわり)」って・・・


まぁ、よくそんな風に書いたものだわぁ。うちの子もクールっていうか、堂々とこんなこと書くなんてかなり態度でかいですよね。ホントこの子は誰に似たのかしら???


そういえば、この子は保育園のときにも先生の問いかけに、


 先生 「○○○ちゃん、今日の『朝ご飯』は何を食べてきたの?」
 ○○○ 「な~んにもぉー」
 先生 「あらっ、○○○ちゃんは今日の朝、何も食べてこなかったの?」
 ○○○ 「ちがうよぉー、ぼくんち朝はいっつもパン食だもん。
         だからさぁー、『朝ご飯』なんて食べてこないんだよぉー」


口をとがらせながら、そう答えたんですって。まぁ、なんて生意気なことを・・・
その日のお迎えのとき、先生に大笑いされたことを今でも覚えています。
考えてみれば、うちの子たちは小さい頃からそんな子でしたねぇ~


     P1060698_3


結局不要品の片付けなんてほとんどできず、こちらの物をあちらに移動したような作業で終わってしまいました。しかも、あっちこっちと道草ばっかりで作業はほとんどはかどらず・・・
でもまぁいいでしょう。『ぼちぼちいこか』…という感じで引っ越しの準備も進めましょう。


今日は心の洗濯をしたような気がします。


たまには『玉手箱』や『想い出箱』を開けてみることもいいものですねぇ~
想い出は、心の財産。これからもたくさんの財産が増えると嬉しいのですが・・・

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二度咲きのエーデルワイス

2008年09月27日 | 想い出の引き出し
春に咲いたエーデルワイスが、再びあの清楚で気品に満ちた白い花を咲かせています。


全ての株が二度咲きをしているわけではないのですが、少しずつ蕾が上がってきて今月初め頃から花も咲きだしました。
春の陽気に似ているからでしょうか、毎年今頃になると花が咲き始めるのです。


春の最盛期に咲いたエーデルワイスの花は、『エーデルワイス、二十年経っても・・・』というタイトルでこのブログでも紹介しましたので、そちらでお楽しみいただけます。


今日のブログでは、今二度咲きしているエーデルワイスの花をご紹介しましょう。






秋になって再び咲いた、アルプスの花エーデルワイス・・・

P1050803


ほとんどの花は花後に切ってドライフラワーにしていますが、春に咲いた花が残っている株もありました。






春の花がらと同居して咲いている、二度咲きのエーデルワイス・・・(9月1日撮影)

P1050302


二度咲きでも、こんな立派な花が咲きます・・・(9月1日撮影)

P1050300


今年の春先に株分けした小さな株にも、蕾ができて次々と花が咲いています。






こんなに小さな株なのに、花が咲いてきます・・・(以降は9月26日撮影)

P1050794


堅い蕾が上がってきて・・・

P1050802


少し開いてきました・・・

P1050801


そして、花が咲きます・・・

P1050804


気品のある、美しい花姿ですね・・・

P1050806




ここからは、お・ま・け のおはなし。


♪♪♪ 二十年の時を経て、ここに嬉しい再会が・・・ ♪♪♪


我が家のお引っ越しに備えて、雨の日には少しずつ家の中の片付けなどをしています。
机の引き出しを整理していたとき、『とんでもないもの』を発見してしまいました。


二十数年前に頂いた、『エーデルワイスの種』 です。


当時エーデルワイスの種を2袋頂いたのですが、1袋はその年に蒔いて残りの1袋はもし発芽しなかった場合に…と、翌年蒔くつもりで保管しておいたのです。
最初に蒔いた種が無事発芽し、それが二十数年経った今でもこうして毎年たくさんの花を咲かせて楽しませてくれているのです。
もう1袋は封を切らずにそのまま二十数年間、引き出しの奥深くで静かに眠っていたということですね。


これが、見つかった『エーデルワイスの種』・・・

P1050723

横 5cm x 縦 8cm の小さな袋なのですが、本当によく見つかったものだと思います。袋もそれほど傷んでなくて、当時のままの状態です。


それにしても、なんという不思議な出来事でしょうか。
昔からずっと探し続けていたのに、長い間見つからなかったエーデルワイスの種です。それが、こうして今年の春にこのブログを立ち上げて、今エーデルワイスの話題を書いているそのときに、種の入った袋が見つかるとは・・・
引っ越しのための片付けをしていたからとはいえ、あまりにも偶然の出来事に運命?(ちょっと違うかなぁ)のようなものを感じずにはいられません。
引き出しの中から見つかったから…というわけではないのですが、今日のブログはカテゴリの『想い出の引き出し』の中にも入れておかねば・・・


二十年の時を経て、感動的な『エーデルワイスの種』との再会でした。
まさに、お宝発見! です。

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おばあちゃんの花、初雪草が咲いた♪

2008年09月07日 | 想い出の引き出し
今年もハツユキソウ(初雪草)が咲きました。


ハツユキソウという名前は、株が大きく育ってくると葉の上部の縁に白い斑(ふ)が入って、それが降り積もった初雪のようなのでこの名前が付けられたそうです 。
でも、我が家ではこの花をハツユキソウとは呼ばずに、『○○さんちのおばあちゃんの花』と呼んでいます。(○○さんとは旦那さまの友人の名前)


どうしてそんな呼び方なのかというと、この花は旦那さまの友人のお母様から頂いたもので、その頃はハツユキソウという名前がわからなかったのでそう呼んでいたような気がします。その後花の名前が判明してからも、『○○さんちのおばあちゃんの花』という呼び方は今でもずっと変わっていません。


おばあちゃんからこの花を頂いたのは、もう二十五年ほど前になるでしょうか。
そのお宅には、小さかった子供達を連れて家族でよく遊びに行かせていただいていました。おばあちゃんは小さく砕いたお餅を揚げて、おやつにあられ餅を作ってくれたり・・・
あるとき、「東京に住む娘の所に出かけた帰りには、途中で必ず買ってくるんだよ」といって、お茶菓子に信玄餅を出してくれました。初めて食べた信玄餅はとても美味しかったです。今でも信玄餅を食べる度に、その頃のことが懐かしく思い出されます。
そのおばあちゃんも昨年の冬に亡くなられてしまいました。


だから、今年『○○さんちのおばあちゃんの花』を庭で見かけたときは、とても嬉しかったのです。それと同時に、「あー、今年も無事に芽が出てくれたんだぁ~」と、ホッとしたのも正直なところです。






今年も咲いた、『○○さんちのおばあちゃんの花』

P1050098


当初は毎年、その花の名前のとおり初雪が積もったようにたくさんの花を咲かせていました。でも次第に株数も減ってきて、いつのまにか忘れられた存在のような花となっていたのです。それでも数本のハツユキソウが毎年庭のどこかで咲き続けて、「今年もこんなところに『○○さんちのおばあちゃんの花』が咲いてるよー」なんていう会話はいつもしていたような気がします。


こぼれ種で発芽した小さなハツユキソウを、今年も庭で2本見つけました。たった2本だけ、しかも弱々しくて貧弱な株でしたがなんとか無事に花が咲いてくれてホントよかったです。


咲いた花をよく見ると、結実もしています。このまま庭に種がこぼれても困ってしまうので、しばらく花を楽しんでから先日新天地へ引っ越しをさせました。開花時にちょっと無謀かなぁとも思ったのですが、どうやら無事に根付いたようです。






下葉がハラハラと落ちてしまい、頼りなげな2本の株だけど・・・

P1050357


今年咲いた『○○さんちのおばあちゃんの花』はご覧のとおりとっても小さな株で、お世辞にも美しい花姿とは言えず、自慢げにブログにアップできるような花ではありませんよね。ご近所の庭で、それこそ雪のように真っ白く群生しているハツユキソウに比べたら情けない花姿です。
でも、この小さな花の命は亡くなったおばあちゃんから頂いた花から引き継いでいるもの。芽が出て咲いてくれたことだけで、今年は凄く嬉しいのです。
この花は『母の毎日草』のように、ずっとずっとできる限り繋いでいきたいと思いました。


数年後にはこの2本の花たちのこぼれ種からたくさんの株が育って群生し、見事な初雪を積もらせてくれたらいいのですが・・・

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