いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

セイロンベンケイソウって、こんな花!

2009年12月12日 | 我が家の花(2009)
『セイロンベンケイソウ(セイロン弁慶草)』がオレンジ色の花を咲かせました。


これ、セイロンベンケイソウの花・・・(たぶんね…)

P1180062


春先に裏のおばちゃんが、
「冬になったら部屋の中で、『おもしろい花』がいっぱい咲くから植えてみぃ…」
と言って、根が出ている10センチほどの小さな苗をたくさん届けてくれました。


おもしろい花って、どんな花?…」


ちょっと興味がありました。
寒さに弱いから、寒くなったら部屋に入れるようにとのこと。


「う~ん、部屋の中って言われてもねぇ~ こまったなぁ…」


冬はシンビジュームの鉢が四つもあるし、もうこれ以上花との同居はちょっと無理です。


「そうはいってもね、せっかく持ってきてくれたのだから、鉢に植えてみましょ…」


…ということで、三つの鉢に数本ずつ植えました。


葉が肉厚で、なんだかサボテンみたい・・・


「いったいこの植物は何者? どんな花が咲くのかなぁ…」


調べようにも、花が咲かないことにはどうしようもない!


この訳の分からない植物、夏の間も戸外ですくすくと育っておりました。
そして秋も深まった頃、おばちゃんの指示どおりに部屋の中に入れて育てていると・・・


伸びた茎の先端に、なにやら蕾らしきものがたくさんぶら下がってきました。


「ほんとだぁ~ これはおもしろい花が咲きそうだわぁ…」


…ということで、


おもしろそうな花が咲く様子を、ご覧いただきましょう


伸びた茎の先端で、うな垂れてる蕾たち・・・(11月18日)

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やがて、姿勢を正してきた蕾たち・・・(11月26日)

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オレンジ色の花が、ちょこんと顔を出してきて・・・(12月1日)

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スカートのような花が咲きましたぁ・・・(12月4日)

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ちょっとはしたないけど、下から覗くと可愛らしい・・・(12月4日)

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今、この鉢が花盛り・・・(今日、12月12日)

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(ここには、3本の苗が植えてあります…)


この花、緑色をしているのは萼で、オレンジ色が花です。
緑色の萼の先端が裂けて、花がチラリと顔を出す・・・


あれっ? こんな咲き方どこかで見たような…


そうですね、このような咲き方のお花がありましたぁ~


アブチロンの『ウキツリボク』。またの名を『チロリアンランプ』。
花の咲き方は、あのウキツリボクとよく似てますねぇ~


さてさて、お花の色も形もわかってきたところで、名前調べとまいりましょうか。


…とはいったものの、ネット検索でなかなか見つからない!
ようやく『セイロンベンケイソウ』という名前に辿り着いたものの、
花の写真を見ると、どの写真もお花がごっそりと寄り集まって賑やかに咲いています。


我が家の花の付き方はというと、
『両手にバケツを持たされながら、廊下に立たされている』どこか懐かしげなあのポーズ。


こんな咲き方のセイロンベンケイソウは、あまり見あたりません


でも、セイロンベンケイソウは「育つ環境によって色も形も変化する」って、
どこかのサイトに書いてあったから・・・


「この花はやっぱり、セイロンベンケイソウでいいんだわぁ…」


では、この花について調べた情報を少々


  この花、正式名称は『ブリオフィルム・ピンナツム』というらしいですね。
  通称は和名の『セイロンベンケイソウ(セイロン弁慶草)』と呼ぶようです。
  花の形が吊り灯籠に似ていることから『トウロウソウ(灯籠草)』とか、
  葉から芽が出ることから『ハカラメ(葉から芽)』とも呼ばれるそうです。
  そしてもうひとつ、
  セイロンベンケイソウは、その育てられている環境(温度や湿度、日照など)によって、
  色形を変えるから、『七色の花をつける』といわれるんですって。


「葉から芽が出る・・・だから、ハカラメ! こんなネーミング、ありなの?」


そこで葉を覗いて見ると、何やら付いてます。


これは、紛れもなく『葉から芽』です・・・

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(たしかに、葉から芽が出ていますねぇ…)


葉の付け根からは、小さな新芽が出ています。
株元では、太い茎から出てきた新芽が続々と伸びてきています。


葉の付け根も株元も、新芽だらけ・・・

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(こんなにジュニアが育って、どうしましょう…)


繁殖力旺盛ですね、この花は・・・
葉から出た小さな『芽』の研究は、来年の課題としましょう。
今年は花が見られただけで、もう大満足


この花は、まだまだ不思議がいっぱい・・・


オレンジ色の花が顔を出してくるにしたがって、上部の葉がしおれて枯れてくるんですね。
最初に葉が枯れ始めたのを見つけたときには、株が弱ってきたのかと思ってとても心配でした。
でも、この花はたぶん葉を枯らしながら花を咲かせていくのでしょうね。
上から下へと段々に、葉が枯れ落ちて少しずつなくなってしまいます。


「そっかぁー、だから首をなが~く伸ばして花が咲いているように見えるんだね…」


もうひとつ、セイロンベンケイソウの花には咲く順番があるのではないかと思うのです。
まず手前が咲いて、その次に両側の上部の蕾が開く・・・そんなルールがあるのでは?


花の咲く順番が、決まってるのかなぁ・・・

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(なんてまぁー、律儀なお花だこと…)


裏のおばちゃんの言うとおり、セイロンベンケイソウは『おもしろい花』でした


今、我が家のリビングの特等席では、このセイロンベンケイソウの三鉢が大部分を占め、
金の成る木やウキツリボク(チロリアンランプ)もまだまだ頑張って咲いています。
(ウキツリボクの4個目の赤い蕾が、間もなく開きそう…)


陽当たりの良い、特等席で咲いている花たち・・・

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(日向ぼっこは、気持ちがいいよねぇ…)


写真(↑)、左奥に少しだけ見えているのがシンビジュームです。
いつになったら、このシンビジュームたちが主役として特等席に並ぶことができるのでしょうかね。
花芽もだいぶ伸びてきたというのに、まだ後方で静かに出番を待っています。

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『金の成る木』が今年も咲いたぁ♪

2009年12月04日 | 我が家の花(2009)
陽当たりの良い、リビングの特等席で『金の成る木』が今満開になっています。


花が咲くようになって、今年で四年目。木も少しずつ大きくなってきました。


金の成る木が、今花盛り・・・

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この花は本来『カゲツ(花月)』と呼ぶのが正しいのでしょうが、
一般には『金のなる木』と呼ばれていますよね。


『金のなる木』、我が家では文字にするときには『金の成る木』と表記します。(理由は後ほど…)
名前の由来は、これはもう言うまでもありませんねぇ~


その昔実家の父は、金の成る木に5円玉をいくつも生らしてたっけ
でも、父の木にはお金は生ってたけれど、花は一度も咲いてなかったような気がする・・・


以前、金の成る木には花の咲く種類と咲かない種類があると聞いたことがあります。
でも、そのへんのところはよくわからない


我が家の金の成る木は、ピンク色の花を咲かせます。


花の咲き初めは・・・
濃いピンクで、花びらの先端からの色のグラデーションが素敵!
花は可愛らしい星形で、雄しべの先端には赤紫色のまち針みたいなヤクというものが付いていて、
これがまたとっても可愛い。


開花が進むと・・・
赤紫色をしたヤクがはじけて、その可愛らしい色は消えてしまう。
そして花びらの色も淡いピンクへと変わり、花びらは反り返って咲きます。


満開になると・・・
ひとつの丸いボールのような花の塊となって咲きます。


それでは、様々な表情の花の様子を見てみましょう。


咲き始めの花と開いた花・・・

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花が開ききると、反り返って咲いて・・・

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満開になると、丸い花の塊・・・

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咲き始めの花と満開の花とでは、ちょっと雰囲気が違うでしょう。


この金の成る木には、ちょっとした想い出が…


昨年のブログでも触れたのですが、この花は見知らぬご婦人からの頂き物なのです。


 数年前のことです。家の庭で高齢のご婦人に道を聞かれました。
 どうやら駅から、目的地とは全然違う方向に歩いてきてしまった様子。
 失礼ながらお年を考えると、歩いて目的地まで行くには少々遠すぎると思い、
 半ば強引に車で目的地までお送りすることにしました。
 それから数日後、ご自分で挿し木をして育てたバラを2本と、この金の成る木を持って、
 わざわざ我が家まで訪ねてこられました。
 ご高齢なのに電車に乗って、そして駅から歩いて来てくださったのです。


『お礼』というものは・・・
高額なものであればそれでいい…
見栄えがよければそれでいい…
とかくそんな風に考えがちなものですね。
(もちろん、そういったお礼が必要な場合もあります…)
でも、このような心のこもったお礼の形って、とっても素敵ですねぇ~


わたしも、このご婦人にしていただいたことを今度は他の方にしてあげようと思っています。
形ばかりのお礼でもなく、金額の多さでもなく、お礼は真心で…


昨年のお引っ越しのときに、お花に添えてくださったご婦人の走り書きが見つかりました。
昨年のブログにも載せたのですが、あまりにも嬉しかったことなので今日も載せちゃいます


?ご婦人からのメッセージ・・・

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『金の成る木』は、本来ならば『金のなる木』と書くのでしょうね。
でも、我が家ではご婦人のメモ書きのとおりに『金の成る木』として育てています。


あれから6、7年経つでしょうか・・・
お金は未だに生らないけれど、この木には『真心』というピンクの星形の花がたくさん咲きます。


「日常の中では忘れてしまっていても、花が咲くとなぜかあの日のことを想い出す…」
そんな花って、あなたにもありませんか・・・

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お花もビックリ、小春日和♪

2009年11月29日 | 我が家の花(2009)
数日前は、二日程暖かくて春のような日差しでしたね。
残り少ない花たちもきれいに咲いて、眺めるこちらの気分も上々。
この時期には、ちょっと嬉しい小春日和です。


庭や畑で、まだまだ頑張って咲いている花がいくつかあります。
暖かい日差しの中で、嬉しそうに咲いていた花たちを見ていただきましょう。


この時期になっても、鮮やかなオレンジ色の花が咲いてる『ハナビシソウ』・・・


昨年までは、勝手に出てきて勝手に咲いていたこのハナビシソウ。
『ゴボウ根』のために移植を嫌うということだったので、前の家から連れてくることもできず・・・
しかたなく今年のハナビシソウは、昨秋に種を蒔いたものを咲かせました。


ところが今春に、旦那さまの友人宅の苗を頂いて植えてみたところ、
ちゃんと根付いて夏中きれいな花を咲かせているではありませんか。
「なぁーんだ、ハナビシソウって移植もできるんじゃん!」


種を蒔いて育てたものも移植したものも、今再び花を咲かせています。
色が強烈なので、それはもう目立つこと目立つこと・・・
木の葉も落ちて寒々しくなった庭だけど、この一角だけがまるで夏のようです。


ハナビシソウが咲いて、ここだけ夏?・・・

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この花は、一度こうして咲いてしまえばもう大丈夫!
来年からはこぼれ種からも発芽して、この付近は一面ハナビシソウの花だらけになるでしょう。


そして次は、春からず~っと長い間咲き続けている『スイートアリッサム』・・・


一番暑い真夏だけはちょっとひと休みって感じだったけれど、ずっと咲き続けているお花。


スイートアリッサムに、
「あなたの季節は、いったいいつなの?」って聞いてみたいくらいだわぁ。


スイートアリッサムは、本当に重宝なお花です。
春から絶え間なく咲き続け、今もなお花盛り。
一年草だから株は残らないけれど、毎年こぼれ種であちこちに発芽して、
勝手気ままに咲いてくれる手間いらずのお花です。


この花は、雑草対策にも大活躍。
感謝状でもあげたいくらいに、とってもありがたいお花で、我が家にはなくてはならない花ですね。


今もまだ花盛りの、スイートアリッサム・・・

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上の右側の写真。これで一株なのですよ。大きな株でしょう。
これもこぼれ種からの発芽。こうして孤独にポツリと生えていると、こんなに大きく育ちます。
ここは半日陰になるせいでしょうかね、葉も青々していてまだとっても元気!


畑のスイートアリッサムも、所狭しと咲いています。
真夏に炎天下のこの畑では、株もそろそろくたびれてきちゃったかなぁ・・・


あっちでも、こっちでも真っ白い花がこんもりと咲いています。


畑でも、スイートアリッサムは花盛り・・・

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この畑は、我が家のリビングの出窓から見下ろす位置にあるので、毎日眺められる場所。
枯れ葉色の畑に、スイートアリッサムの白い花が目立ちます。
これだけいっぱい咲いてくれると、雑草もびっくりして逃げ出しちゃいます


スイートアリッサムがこんなにたくさん咲いている様子を見ていると、
季節がわからなくなってしまいますねぇ~


でも、確かに季節は秋から冬へと変わろうとしています。


紅葉と真っ赤な実・・・

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ほらね、季節は晩秋? ん??? 初冬かなぁ・・・


葉が赤く紅葉しているのは、ゲラニウム・ジョンソンズブルー。
そして、バラの実が真っ赤できれい!


こちらは、季節外れに咲いている花『イベリス』・・・


イベリスは、芝桜より少し遅れて咲く春の花。今年も、春にはたくさんの花が咲きました。
そのイベリス、土手に植えた一株だけが今また花を咲かせています。


季節を間違えて咲いてる、土手のイベリス・・・

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二度咲きというんでしょうか、それとも狂い咲きとでもいうのでしょうか。
この時期に、春の花が咲いているこの光景・・・
嬉しいような、気がかりなような、ちょっと複雑な気持ちです。


季節外れに咲く花がもうひとつ、白い花を咲かせる『プリムラ』・・・


このプリムラも春に咲く花。木漏れ日を浴びながら、ちょっと寒そうに咲いています。


次々と花を咲かせている、白花のプリムラ・・・

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プリムラの黄色も一緒に植えてあるのだけれど、咲いているのは白色ばかり。
白花のプリムラの方が寒さに強いのでしょうかね。


こちらの土手には黄色い花がふたつ
宿根バーベナ』改め、『ビデンス』と『ダイヤーズカモミール』・・・


 追記です 
黄色い花の片方を『宿根バーベナ』と思っていたのですが、『ビデンス』という花だと教えていただきました。
この花は、4、5年前に寄せ植え用の苗として購入した花で、その後こぼれ種から毎年庭のどこかで咲いていた花です。
姿が宿根バーベナに似てるからそのように呼んでいたのですが、今日お花の名前を教えていただき、こうしてきちんとした名前に訂正することができました。
黄色い花の『ビデンス』も、きっと喜んでいるでしょうね。
(thomasさん、どうもありがとうございました…)
以上、11月30日の追記です。


小さな黄色い花の宿根バーベナビデンスは、ここに植えた記憶がないのですが・・・
銀杯草をここへ移植したときに、一緒にくっついてきちゃったのでしょうね。


小さい黄色い花が眩しく咲いてる、宿根バーベナビデンス・・・

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たった一株ぽつりとあるだけなのに、花が次々と咲いてきれいです。


もうひとつの黄色い花、ダイヤーズカモミールは春にここへ移植しました。
夏からずっと、思い出したように時々黄色い花を咲かせています。
葉は少し色付いて、秋色になってきましたね。


寒さにもめげずに咲いてる、ダイヤーズカモミール・・・

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この花が植えられているのは、土手の端っこで砂利だらけの場所。
か弱い花は育たないだろうと思って、強健で繁殖力旺盛なダイヤーズカモミールを、
雑草対策として数株植えておきました。
思惑通り、雑草の代わりに可愛らしい黄色い花を次々と咲かせています。
しかも、こんな時期になってもまだ咲き続けている、頼もしいダイヤーズカモミールですね。


ロックガーデン風の土手で咲いているのは、『イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)』・・・


ここは大きな石が積み上げられている土手。
まぁ、格好良く言ってみればロックガーデン風の土手とでもいいましょうか。
大きな石だらけで、しかも砂利だらけの角地です。


こんな場所でも、なにかお花を植えられないだろうか…と考えて・・・
石の間にイベリス、エーデルワイス、シロミミナグサ、そしてイブキジャコウソウなどを植えてみました。


小さなピンクの花を咲かせている、イブキジャコウソウ・・・

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この花は、ブログに初登場だったでしょうかね。日本原産のタイムの仲間だそうです。


このイブキジャコウソウは、夏に友人から頂いてきて植えたもの。この石の間が気に入ったのか、日増しに株が広がってきて花がたくさん咲きました。
そして、今なおピンクの可愛い花が咲き続けています。


他にも暖かい日差しに誘われて、一輪二輪と咲いている花たちがあちこちに・・・
オキザリスにカモミール、黄色いツキミソウも咲いています。


今日も朝から小春日和。でも、午前中だけだったけど・・・
午後は雲ってきて、夕方から雨が降ってきました。
今咲いている花たちも、今頃は冷たい雨に打たれて震えているかもしれない。
明日も、小春日和の暖かい日になるといいね・・・

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西洋アサガオ、今年の種採取結果は・・・

2009年11月28日 | 我が家の花(2009)
西洋アサガオといえば、我が家の代名詞のような花なのに・・・
今年のブログには、あまり登場しませんでした。
昨年は、もういらないって言われるくらいに、ブログを賑わせていたのにね


今年もそれなりに花が咲いて、話題提供にも事欠かなかったとは思うんだけど・・・・
思えば、夏頃からのわたくしは蝶や野の花にばかり気を取られてしまい、朝顔のことを少々おろそかにしていたような気がします


今年が終わってしまわぬうちに、せめてもう一度くらいは朝顔たちを登場させてあげなきゃあいけないかなぁ…と思っていたわけで・・・


採取した種の整理もようやく昨日終了したことですし、今日は種採取のご報告ということで朝顔の話題といきましょうか。


さてさて、今年の種採取の成果はというと・・・


たくさん採取できたものもあれば、全く予想外でガッカリだったものなど様々でした。


これ以上、種の採取はもう飽きたぁ~ というほど、どっさり採取できた朝顔は・・・
ヘブンリーブルー、ミルキーウェイ、北京天壇


もうこれだけあればいいんじゃないのぉ~ と、採取作業を放棄した朝顔は・・・
ブルースター


これしか種が採れなかったぁ~ と、非常にがっかりした朝顔は・・・
ウエディングベル


それでは、今年咲いた花を懐かしんでいただきながら、採取した種をみていただきましょうか。
…って、種を見ても面白くもなんともないのだけれど・・・
まぁこれも記録ということなので、お付き合い願いましょう。


今年採取した朝顔の種と、友人に送った分・・・

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ね、多かったもの極端に少なかったもの、色々でしょう・・・
人生色々、花の成長も色々、完熟種の採取だって色々あるさ!


それでは、花別のご紹介です・・・


ヘブンリーブルー》・・・1,200粒(このうち、150粒は友人たちに…)

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ヘブンリーブルーはこぼれ種からの発芽も多く、早くから咲いていたので全く問題なくたくさんの種が採取できました。
来年もこぼれ種からの発芽のものと、それより時期を遅らせて種を蒔くもの。この二通りの方法をミックスして育ててみましょう。
まぁ、いってみればバレーボールの時間差攻撃のようなものですね!
来年も、今年のように『作戦勝ち!』となればいいんだけど・・・


ブルースター》・・・319粒(このうち、100粒は友人たちに…)

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ブルースターは、思った以上に順調に花が咲いてくれたので、完熟種の採取が充分できました。
この花の色は珍しいそうで、こちらのご近所さんたちにも大人気。
でも、ご近所のどのお宅からも種のリクエストはありません・・・ちょっと淋しい
まぁね、朝顔というのは支柱も必要で、花が咲き終われば支柱や蔓の後片付けもかなり面倒。
それがわかっているから、無理矢理に種を押しつけるわけにもいかないですね。
来年もたくさん咲かせて、みなさんに眺めていただきましょう。
緑のカーテン、来年は支柱の高さを低くして花がよく見えるように咲かせなきゃあ・・・


ウエディングベル》・・・23粒(このうち、10粒だけ知人に…)

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ウエディングベルは、昨年に続いてまたもや種採取に失敗してしまいましたぁ~
絶対に絶やしたくない花なのに、ちょっとショック! いや、かなりショックです。
アイリスの丘に隔離して育てたウエディングベルも、そこそこ咲いたんだけど・・・
そのほとんどの種が、完熟になることなく強い霜にやられてしまいました。
毎日種の採取に行くことができなかったので、「もしや…」のこぼれ種での発芽に、淡い期待を抱いているのだけれど・・・
さぁー、どうでしょうかね。
それでも今春蒔いた残りが少しと、冷蔵庫に『もしも貯蓄の種(2003年秋採取の種)』が少しだけあるので、来年蒔く分はなんとか確保できました。
この土地で確実に種の採取をするためには、遅くも5月連休中には種蒔きをしなきゃーダメ!
昨年まで住んでいた所とそんなに離れていないのに、やっぱり気候が違うってことね。
そういうのって、植物は正直に反応するのですねぇ・・・


ミルキーウェイ》・・・520粒(このうち、100粒は友人たちに…)

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ミルキーウェイは、こぼれ種でも充分過ぎるくらいに発芽する花。
放っておけば、来年の春にはいらないほどの苗が勝手に育って、たくさんの花を咲かせるでしょう。
でも念のために、種の採取だけはやっておかねばいけません・・・


北京天壇(ぺきんてんだん)》・・・372粒(このうち、100粒は友人たちに…)

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北京天壇も、どうしても絶やしたくはない花。たくさんの種が採取できて、ホッとしています。
この花もミルキーウェイと同じで、一度咲かせてしまえば翌年からはこぼれ種で発芽して、勝手に咲いてくれます。
でもやっぱり、冷蔵庫の中には『もしも貯蓄の種』として保管もしておかねば・・・


朝顔の場合、冷蔵保存は10年~20年は大丈夫です。(でも、決して冷凍保存はしないでね!)
私が初めて頂いたウエディングベルやブルースターの種も、10年以上冷蔵保存されたものでした。
今年採取した種は、来春まで全てこのまま常温で保管します。
来春蒔いた後、残った種は採取年月を記述して冷蔵保存にします。


今年たくさんの種が採取できたからといって、来年も採取できるとは限らない・・・
冷蔵保存の種は、そんなときのための『もしも貯蓄の種』というわけですね。


 今日の、お・ま・け 


今年のブログには、朝顔の写真がホント少なかったですねぇ~
一応夏を過ぎた後も写真だけは撮ってあったので、少しだけですが秋の朝顔の様子なんぞも見ていただきましょうかね。


秋になってから花の勢いがつくのは、ヘブンリーブルーやブルースターやウエディングベルなど、西洋アサガオの中でも『ソライロアサガオ』に分類される花たち。
同じ西洋アサガオでも『マルバアサガオ』に分類されるミルキーウェイや、『日本朝顔の原種』といわれている北京天壇は、夏の終わりには花もすっかりおしまいです。


短いカーテンのその後、《ブルースター》編・・・(9月24日、25日撮影)

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夏の間に屋根まで届いてしまったブルースターですが、このようにカーテンのてっぺんでは花盛り。
せっかく美しく咲いていても、側面の花だけがかろうじて見えているだけですねぇ~


「空を飛んでいる、あなたはいったい誰? 空からは、ブルースターがよく見えるでしょう…」


短いカーテンのその後、《ヘブンリーブルー》編・・・(9月25日、27日)

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二階まで届いたヘブンリーブルーの緑のカーテンは大成功でしたが・・・
こちらのヘブンリーブルーは、小さな窓用に作られた超短い緑のカーテンです。
あっという間に、上まで咲きあがってしまったその果ては・・・
予想どおり、やっぱり下に垂れ下がって咲いてきましたぁ~
緑の二重カーテンになったというわけであります。


薪小屋の横で咲く、ウエディングベル・・・(9月25日、10月1日)

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この時期にもまだこんなにもたくさんの花が咲いていたのだから、
今年の種採取は『楽勝だぁ!』って、実のところ密かに思っていました。
ところが、この後強い霜が降りて雪まで降るような寒い日が続き・・・
結局、種は実るけれど完熟しないまま霜でダメになっちゃう!
このウエディングベルには、そんな悲劇が待っていたのでありましたぁ~


もうひとつ、これは番外編ですが・・・


障子に映るハートのシルエット、その後・・・(10月10日)

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秋になると、ブルースターの蔓も下へ垂れ下がり、太陽の位置も変わってくるので、
たくさんのハートのシルエットができるようになりました。
『ソライロアサガオ』の小さな葉は、ホント可愛らしいですねぇ~
このハート形が、たまりません!


ブログにはあまり出ることがなかった朝顔たちですが、今年もたくさんの花を咲かせて楽しませてくれました。
さぁーて、来年はどんな楽しみが待っているのでしょうね・・・

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小さな鉢花、我が家に仲間入り♪

2009年11月21日 | 我が家の花(2009)
寒くなりましたねぇ~
庭の盆栽や山野草などの鉢ものは、畑の隅に鉢ごと埋められて冬越しの準備が整いました。


その他に、シンビジュームなど部屋の中で冬越させなければいけない鉢花があるのですが・・・


今年は小さな鉢花がどっと増えたために、窓辺の特等席を占領されちゃって、
しばらくの間、大きな鉢たちは後方で待機中です


そして今日ご紹介する新顔は、先日仲間入りしたカラフルな花の『球根ベゴニア』。
小さな鉢だけど、四種類もの球根ベゴニアが5鉢も一度に増えちゃって、
さぁーどうしましょう・・・


我が家にやってきたばかりの、球根ベゴニアたち・・・

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小さいながらも、ゴージャスな花を咲かせています。
球根ベゴニアは、ひとつの株に八重と一重の花がたくさん咲いていて、ちょっと不思議な花!


追記です
アップ後の今朝、ネットで調べてみたところによると八重の豪華な花と一重の可愛らしい花。
これはどうやら、『雄花と雌花』だったようですね
  通常は、ひとつの花茎に大きな雄花が1つと、小さな雌花が2つ咲きます。
  大輪系の品種では、美しい雄花をひきたてるために雌花は取ってしまいましょう。
…ですって。


豪華で美しい雄花の両脇に、ふたつの可憐な雌花がひっそりと寄り添って咲く・・・
なるほど・・・まさに『両手に花』ってところだねぇ~


我が家では摘み取ることなく全部咲かせてます。だって、雌花が凄く可愛いんだもの
こんな咲かせ方をしてると、球根ベゴニアマニアの方々に叱られちゃいそうだぁ・・・
(アップ前にちゃんと調べればよかったわぁ。 以上、追記でしたぁ…)


昔、球根ベゴニアに惚れ込んでたくさん育てていた旦那さまの友人がいました。
その方から大きな株を2、3鉢頂いて数年育てたことはあるけれど、それ以来の球根ベゴニアです。


それでは、それぞれの花をご覧いただきましょう・・・
ピンクが1鉢、オレンジがかった黄色が1鉢、クリーム色が1鉢、そして赤が2鉢。


ピンクの花・・・

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オレンジがかった黄色の花・・・

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クリーム色の花・・・

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真っ赤な花・・・

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球根ベゴニアという花は、株の割には花も大きくて、結構豪華なものですねぇ~


この5鉢の球根ベゴニアは、娘のお舅さんが届けてくれました。


カラオケ大会に出場した人達に、一人に1鉢ずつ配られたそうです。
…で、なぜかお舅さんは5鉢も頂いてきちゃったみたい・・・
(周りのお節介おばちゃんたちが、持たせてくれたのだとか…)


自宅では管理できないからと、我が家に持ってきてくれたというわけです。
(まぁね、一緒にお茶するときにはいつでもここで眺められるんだから…)


突然舞い込んだ小さな鉢花たち。
色とりどりの花が咲いて、お部屋がパッと明るくなりましたぁ~


今はまだ、頂いたときのポットのまま。
そのうちに鉢に植え替えなければ…って、旦那さまが申しております


ポットのままだけど、蕾の数も増えてきて次々ときれいな花を咲かせています。


リビングの窓辺で咲いてる、球根ベゴニアたち・・・

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こうして、今は小さな鉢花たちがリビングの窓辺で太陽の日差しを浴びながら、
花を咲かせたり蕾を付けたり…と、ご機嫌ですくすくと育っております。


この窓辺では、他にも今年仲間入りした新顔の花たちが日向ぼっこ・・・


春に裏のおばちゃんから頂いた小さな挿し芽。夏の間に大きな株に大変身です。
そして花が咲くのはこれからの時期。しかもお部屋の中で花を咲かせるんだって・・・
小さな苗を数本ずつ植えて育てていた鉢が、蕾をいっぱいぶら下げて日向ぼっこに三鉢並びました。
葉に特徴があるこの花、花が咲く前だけどようやく名前が判明。
『セイロンベンケイソウ』といいます。花が咲いたら、そのときにまたご紹介しましょう・・・


前ブログのアブチロンの仲間『ウキツリボク』も、今年の嬉しい新参者です。
今日は、黄色い花が開いて雄しべも長く伸びてきました。
(森のこびとさん、この成長ぶりを見てくれてるかなぁ…)


今年仲間入りしたたくさんの鉢花たち。
寒さに弱いこの花たちは、部屋の中で冬を過ごさせなければなりません。
お部屋の中の鉢の数もこの辺で限界でしょうか。
これ以上たくさんのお花との同居は、もう無理かなぁ・・・


でも、お花っていうのもご縁ですからねぇ~
いつまた新しい仲間が増えることやら・・・


 今日の、お・ま・け 


こちらは寒さに強いお花、クリスマスローズのお話・・・
嬉しいご縁がありました!


クリスマスローズは、ずっと前からの憧れの花。
お花屋さんでも園芸店でも、美しく咲くその花は『お値段も素晴らしい』・・・
そんなクリスマスローズは、お店やよその家の庭で眺めるだけの花でした。


ところが、その憧れだった花がとうとう我が家にやってきました。


今年夏頃に、友人からクリスマスローズの株を分けて頂きました。
寒さに強い花なら、路地植えで育てましょう・・・


大きな株と小さな株。植えるその手も震えるくらい、嬉しい嬉しいお花の仲間入りです。


秋になって、青々とした小さな葉がいくつか出てきました。
大きな葉の根元には、硬くて赤い芽が顔を覗かせています。
ここからは花芽が出てくるのかなぁ? そして、春になったら花が咲くのかなぁ?
どんな色のどんな花が咲くのでしょう・・・


まだこれから冬がやってくるというのに、もう春が待ち遠しくてしかたがありません。
(再び森のこびとさん、ありがとう…)


そして思いがけずに、またまたクリスマスローズが我が家にやってくることに・・・


先日、ブログ友達(先輩をこんな風に呼んでいいのかなぁ…)から、
たくさんのクリスマスローズが届きました。


宅配便で届いた箱を開いてみると、中にはクリスマスローズがいっぱい!
真っ白いお花が咲いて蕾もいくつか付けている大きな鉢が真ん中に置かれ、
その周りには、黒いポットに植えられた大・中・小の株がたくさん詰められていました。


これらのクリスマスローズは、全てご自宅で種を採取して育てられたという大切なお花。
丹精込めて育てられた花たちです。三年育てた株にようやく花が咲くという・・・


早速小さな株は路地植えにして、花の咲いた鉢と残りのポットは玄関先に並べました。
真っ白な可愛らしいお花が、今の時期淋しくなっていた玄関先を素敵にしています。
まだ花が咲いていないたくさんの株には、どんな花が咲くのかなぁ~


雪が降っても花が楽しめるという、このクリスマスローズ。元気を貰えるお花です。
(mcnjさん、ありがとうございました…)


お花って、こんな嬉しいご縁もあるのですね。大切に育てなければ・・・
友人から頂いた花もブログ友達から頂いた花も、ちゃんと育てられて美しい花を咲かせることができたら、またブログで見ていただくことにいたしましょう。
…って、言っちゃったからには、頑張って育てなければいけないね!

コメント (4)
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