いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

悲喜交々の山野草たち・・・

2011年07月31日 | 我が家の花(2011)
庭では春から色んな山野草も咲いていました。(本日も過去形です


 今年初めて咲いた嬉しい花・・・
 年々花数が増えて嬉しい花・・・
 虫に食われちゃって悲しい姿で咲く花・・・
 いつの間にやら仲間が消えて淋しく咲く花・・・
 例年通りに今年も咲いてくれた花・・・


今日は、そんな山野草をご覧いただきましょう・・・
(春から初夏に、庭で咲いた山野草たちです…)


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今年初めて咲いた、嬉しい花たち・・・

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ニリンソウ(二輪草) 》・・・(5月5日)

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お向かいさんから頂いたニリンソウ、今年は我が家の庭で花を咲かせました♪
ほんのりピンクに頬染めて、恥ずかしげに咲いてます。


ツバメオモト(燕万年青) 》・・・(5月6日)

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一昨年の春に友人から頂いたこの花、昨年は花の咲くのを楽しみにしていたのに・・・
屋敷林の下一帯を、草刈り機でガァーガァー刈られたときに、
大切な山野草たちの葉も一緒に、きれいさっぱりと刈り取られてしまいました。
そんな苦難にもめげず、今年初めて花を咲かせてくれました。


花芽を見つけた時は、本当に嬉しかった♪
咲いてくれて、ありがとう!


クマガイソウ(熊谷草) 》・・・(5月15日)

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うふっ! クマガイソウってユニークな花でしょう。
このクマガイソウもまた、ツバメオモトと同じ境遇でした。
今年こそは! と、待ち焦がれていた花です♪


シライトソウ(白糸草) 》・・・(6月20日)

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少々ピンが合ってませんが、花姿も見ていただきたくて載せました。
このシライトソウもまた、ツバメオモトと同じ境遇。
ブラシのように咲く花穂が、これまたユニークですねぇ~
3株のうち1株しか花は咲かなかったけれど、待望の花との出会いは嬉しい♪


オノエマンテマ(尾上マンテマ) 》・・・(6月21日)

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別名『カーペットカスミソウ』と呼ばれる花です。
これ、ヒマラヤに咲く花ですって!
友人から頂いて二年目で、初めて咲いた♪
ちょっとだけカーペット状に広がってきたかなぁ・・・


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年々花数が増えて、こちらも嬉しい花たち・・・

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バイモ(貝母) 》・・・(5月4日)

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昨年はたった一輪しか咲かなかったバイモ、今年は三輪咲きました♪
もったいなくて、まだまだ切り花にはできなかったバイモ。
早く花瓶に挿して眺めたいなぁ・・・


シャガ(著莪) 》・・・(5月24日)

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前の家では十数年花を咲かすことがなかったシャガですが、
こちらに連れてきてからは、年々花の数を増やしています。
きっと、ここの土と気候が合うんですね♪


オオチゴユリ(大稚児百合) 》・・・(6月6日)

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おぉー、ずいぶん増えましたぁ♪
(ホウチャクソウやアマドコロも増えたのに、写真を撮り損ねちゃった…)


チダケサシ(乳茸刺) 》・・・(7月11日)

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友人宅から頂いてきて植えた一昨年には花が咲いたのに、昨年は春になっても芽が出ることなく、
枯れてしまったと諦めていたこの花。
なんと今年は、次々と芽が出てきて花もたくさん咲きましたぁ~
嬉しい、チダケサシの復活です♪


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虫に食われちゃって、悲しい姿で咲く花・・・

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キバナカタクリ(黄花片栗) 》・・・(5月4日)

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3株咲いたうちの1株が、虫に食われちゃった
そういえば、早春に咲いた『カタクリ』も虫に食われちゃって、
惨めな花姿で咲いたっけ・・・


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いつの間にやら仲間が消えて、淋しく咲く花たち・・・

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イワカラクサ(岩唐草) 》・・・(5月28日)

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この場所は北側なので、強い霜で土が盛り上がって根が浮いちゃったのでしょうね。
株が少し減ってしまったイワカラクサです
半分はそのまま残して盛り土をし、半分は玄関前に非難させました。
さぁーて来年は、どちらの株が生き残って咲くでしょう・・・


クリンソウ(九輪草) 》・・・(5月31日)

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昨年は3色で咲いていた九輪草だけど、今年はこの赤いクリンソウ1色しか咲かなかった
友人から頂いた淡いピンクと、甲州から宅配便で届いた濃いピンク。
この2色のクリンソウは、いったいどこに消えてしまったのやら・・・
せっかく頂いたのに、森のこびとさんとtakeさんには申し訳ないことをしてしまったわぁ。


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例年通りに、今年も咲いてくれた花たち・・・

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いつものように可愛らしい花、美しい花を咲かせてくれた山野草たちです♪


シュンラン(春蘭) 》・・・(5月5日)

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ミヤマエンレイソウ(深山延齢草) 》・・・(5月15日)

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エビネ(海老根) 》・・・(5月31日)

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フタリシズカ(二人静) 》・・・(6月4日)

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エーデルワイス、鉢植え 》・・・(6月20日)

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エーデルワイス、地植え 》・・・(6月21日)

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ササユリ(笹百合) 》・・・(6月22日)

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春から初夏に咲いた山野草を、一挙にご紹介しました。


庭に咲く花たち、どの花を山野草の仲間に入れたらいいのやら・・・
その定義がさっぱりわかりません。
わたくしの独断と偏見で、なんとなく山野に咲いている方が似合いそうな花を、
山野草の仲間としましたが、
「ちょっと待て!」と、異論のある方も多々おられることでしょう。
まぁ、その辺のところは大目にみてやってくださいませ


今回登場しなかった山野草たちは、後日他のタイトルで登場予定です。

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アイリス・アヤメ・ショウブで花勝負♪

2011年07月28日 | 我が家の花(2011)
今日は朝から、断続的に強い雨が降っています
こんな日は、家の中でなにしようか・・・


ブログ更新が滞ったまま、長いなが~いお休みに入っておりました
そこで今日は、撮り貯めた写真の整理でもやろうかなぁ~ と、重い腰を上げての久々更新です。


気付けば、10日振りの更新・・・
そして、季節はもう『~ 夏ぅ ~』・・・


水仙やチューリップをアップして以来、お花の話題がとんとご無沙汰でしたぁ・・・
記録のためにも、写真におさめたお花くらいはアップしておかねばなりません。
…ということで、
本日よりしばらくの間は季節外れのお花の登場と相成りますが、ご了承下さいませ
(まぁ、予定は未定と申します故、それもどうなることか…)


さてさて、どのお花からどうやってアップしたらいいのやら・・・


わたしのブログでは欠かすことのできない花、ジャーマンアイリスからでしょうか。
…といっても、今年は全ての花を写真に撮ったわけでもなく、
なんとなく中途半端な記録となってしまいそう・・・


そこで、『アイリス・アヤメ・ショウブで花勝負』と題して、
ジャーマンアイリスやアヤメやハナショウブやキショウブを、一気にアップしてしまいま~す
アイリス、アヤメ、ショウブ…それぞれのお花の持つ美しさを、じっくりとご覧いただきましょう。
(季節外れのアップですから、主な写真には撮影日を記述しておきますネ…)


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もちろん、トップは『ジャーマンアイリス』色々・・・

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ジャーマンアイリスの花咲く丘、今年もこの丘にはたくさんの花が咲きました。


種類によって花の開花時期が多少違ってくるので、全ての花が一斉に咲き揃う丘を見ていただくのはちょっと難しい・・・
今年のジャーマンアイリスの花咲く丘、一番花の多い頃の様子をご覧ください。


丘の全体の様子       と       上から見下ろした様子・・・(6月6日)

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丘の左斜面        と        右斜面・・・(6月6日)

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この丘で切り取った花茎、これで100本の山・・・(6月21日)

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100本ずつ積み上げた花茎の山が、今年も5つとちょっとありました。
(…ということは、昨年とほぼ同じ数の花が咲いたことになりますね…)


これでジャーマンアイリスのコーナーを終わってしまっては、なんとも淋しい・・・


そこで、
庭や丘に咲いた36種類ほどのジャーマンアイリスの中から、
今年は色別に2種類ずつ、『わたしのお気に入りの花』をセレクトしてみました。
(全種類の花がみた~い!とおっしゃる奇特なお方は、昨年のブログを見てね…)


ピンク系から… 》

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白色系から… 》

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青色系から… 》

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紫色系から… 》

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黄色系から… 》

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二色咲きから… 》

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ベルベット光沢から… 》

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《 番外編は、 背丈が低い小人アイリス… 》・・・(5月19日)

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(小人アイリスの開花時期は、ジャーマンアイリスに比べてかなり早いです…)


昨日はジャーマンアイリスの葉を切り戻す作業をしたけれど、これが結構大変!
株元から10センチ程で、葉を全部切ります。
切り取った葉を片付けながら、古くなって株元にまとわりついている枯れ葉もきれいに取り除かねばなりません。


アイリスの丘と庭、そして畑のジャーマンアイリスの葉を全て切り戻すと、
その後には草取りが待ってます
(葉を短く切ってからの草取りは、結構はかどるからいいんだけど、でもそれなりに大変…)


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次は、『アヤメ(菖蒲)』色々・・・

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アヤメと三寸アヤメ、花はよく似ているけれど花姿は全く違います。
それぞれの花姿も、ご覧くださいね。


白いアヤメ 》・・・(6月9日)

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紫色のアヤメ 》・・・(6月17日)

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三寸アヤメの白色 》・・・(6月6日)

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三寸アヤメの紫色 》・・・(6月3日)

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三寸アヤメの薄紫色 》・・・(6月10日)

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そして、『ハナショウブ(花菖蒲)』・・・

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我が家では一種類しか咲きませんが、お向かいさんちで違った色のハナショウブを見かけました。
来年はトレードを願い出てみようかと、ひそかに思っているのですが・・・


《 一種類だけの、ハナショウブ 》・・・(7月7日)

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最後は番外編ということで、『キショウブ(黄菖蒲)』・・・

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今年は庭でもアイリスの丘でも株が増えて、黄色い花が目立ちました。


《 大きな株になった、キショウブ 》・・・(6月9日)

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 ここで、ちょっとお勉強です・・・


いずれがアヤメかカキツバタ


?区別の難しいアヤメ、ハナショウブ、カキツバタのごく簡単な見分け方は、


 花びらの基のところに、
   ハナショウブは黄色
   カキツバタは白?
   アヤメは網目状の模様?
 が、それぞれあることで区別できるようですね。(これ、毎年の復習です…)


今日は、『アイリスにアヤメにハナショウブにキショウブ…』と並べてみましたが、
お気に入りはどの花だったでしょうね。


 豪華さで言えば、ジャーマンアイリスでしょうか・・・
 三寸アヤメは可愛らしく、アヤメは清楚な雰囲気を持っているかなぁ・・・
 雨に打たれながらしっとりと咲くハナショウブには、心安らぐ感じもするし・・・
 昔から田んぼの土手で咲いていたキショウブは、素朴でどことなく懐かしい・・・


アイリス、アヤメ、ショウブの『花勝負』、さてさて軍配はいずれの花に?

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昔ながらの農具で小麦の脱穀

2011年07月18日 | 日々の暮らし
早々と梅雨も明け、暑い毎日が続いていました。


旦那さんの栽培している小麦も充分に天日乾燥ができ、
いよいよ脱穀の時がやってきたようです。


ハゼ掛けした小麦には、鳥除けの網が張られてる・・・

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昨日、網とブルーシートを外して脱穀の準備完了。


昨年同様、今年も昔ながらの『足踏み式脱穀機』での脱穀です
(手間がかかるけれど、旦那さんの趣味の世界ですから…


今年は、動画にしてみました。
ギーコ、ギーコ…という賑やかな音を聞きながら、ご覧ください・・・
音量にご注意くださいね

</object>

YouTube: 足踏み式脱穀機で小麦の脱穀




あれあれ? 「ギーコン、ギーコン、ギーコン…」と、軽やかな音ではないですね。
少々古すぎるのか、それともこの『樋口式』という脱穀機の特長なのでしょうか?


脱穀された小麦には籾殻やゴミが入っているので、それらのゴミを取り除かねばなりません。


脱穀された小麦・・・

P1390926

(ゴミがいっぱい入ってます…)


そこで、次ぎに登場するのは、これまた昔ながらの『唐箕(とうみ)』です
(唐箕とは、風の力でゴミを飛ばして実だけにする道具…)


こちらも動画でご覧ください・・・
音量にご注意くださいね

</object>

YouTube: 唐箕(とうみ)で小麦の選別




(動画(↑)のスタート時点でお見苦しい点がございますが、これもご愛敬ということで…


唐箕で選別された小麦・・・

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(ゴミも減って、随分きれいになりました…)


後日、『ふるい』にかけて更に細かいゴミをきれいに取り除いて天日で干し、
今年は約50キロの小麦が収穫できそうだということです。


炎天下での脱穀作業、お疲れさまでした・・・


昨夜7時頃、陽が当たっているかのような外の様子に驚いて空を見上げると、
夕日に赤く染まった入道雲がきれいでした。


夕日に染まった入道雲・・・(昨日、19時05分)

P1390940


夏ですねぇ~


 今日の、お・ま・け 


今日は日頃の暮らしの中の一場面、小麦の脱穀の記事でした。
小麦の脱穀というのは、ちょっとした我が家のイベントのひとつなのですが、
日々の暮らしの中では、大小様々な出来事があります。


先日は、『ハラハラドキドキ、子猫の救出劇』などということもありました。


薪小屋の周辺で草取りをしているときのこと・・・
どこからか「ミャー、ミャー…」と、か弱い子猫の鳴き声が聞こえます。


耳を澄ませて、声のする場所をようやく突き止めると、


こんなところに子猫が一匹・・・

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(どこにいるかわかりますか?…)


薪の隙間にスッポリとはまってしまった子猫が、悲しそうな声で鳴いています。


薪が積み重ねられた、その隙間に子猫が・・・

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(可愛い顔した子猫ちゃん。子猫(家政婦)は見た!みたいな…)


旦那さんが脚立に登って、上から順に薪をどけていって、ようやく子猫を救出!


しばらくするとまた、ちょっと違った鳴き声が聞こえてくるので、
「ネコちゃ~ん、どこ?」と、声をかけながら再び薪の間を探してみると・・・


あっ、黒い子猫のお尻発見!・・・

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こちらの子猫ちゃんは、薪小屋の中段辺りの隙間に潜り込んでしまって、
奥に入ったまま出ることができないようです。


今度は、上からたくさんの薪をどけることになってしまいました。
せっかく積み上げた薪を降ろして、ようやく黒い子猫の救出です。


こうして、二匹の子猫ちゃんの救出劇は「The End」となりました・・・


夕方になると、子猫を探している母猫らしき鳴き声が聞こえたので、
無事に母子でおうちに帰ったと思います。
よかった、よかった…

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キアゲハの飛翔とハッチョウトンボ♪

2011年07月13日 | 花や蝶を求めて
前ブログの続編のようなものですが・・・
(これもまた、7月8日のことです…)

今まで蝶の飛翔は数々撮れど、ブログにアップできるような写真は一枚も撮れなかった・・・
そんなわたしですが、ようやくお気に入りの一枚が撮れましたぁ


キアゲハの飛翔♪

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(これもまた大きな画像で貼り付けた♪ 画像の大きさは喜びの大きさということで…)


北アルプス連山(雲がかかってあまり見ないけど)と大町市街を背景に、
キアゲハが舞ってます…よね、ね


どうだぁ! って気分です♪
(まぁね、褒められるほどの飛翔写真じゃあないけれど、わたし的には上出来…)


今まで飛翔写真が撮れなかったのは、コンデジのせいではなくて、
わたくしのこの腕に問題があったようですね。やれやれ…


ここは、大町市にある標高1164メートルの『鷹狩山(たかがりやま)』の山頂


先日ゼフとコヒョウモンモドキに出会ったその後、
「せっかく出かけて来たのだから、今日は鷹狩山にも行ってみたいね…」
という旦那さんの希望で、いざ鷹狩山へ・・・


ここからは安曇野の北端、大町市街と北アルプス連山が一望できます。


みて! この絶景を・・・

P1390587_2

(絶景は大画面で…と思ったのですが…


あれまぁ、北アルプスの山々に雲がかかっていて、よく見えませんねぇ~
(すぐ後にある展望台に登れば、両サイドの木々に邪魔されずにパノラマが広がってますよ…)


晴れ渡った日には、アッというほどの絶景が目の前に見えます。
残雪の北アルプスが見えるときに行けば一番ステキでしょうけど、そんな時期には蝶がいない・・・


…で、この時期に行ってみたら、いましたいました・・・


たくさんのキアゲハたちが、あちこちに咲き乱れているアザミの花を行き交ってます。


夢中で吸蜜、「アザミの蜜はおいしぞぉ~」

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こちら2頭一緒の仲良しさん、「待ってよぉ~」

P1390578_2

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絶景をバックに、「あぁ忙しい忙しい…」

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鷹狩山の山頂は、遊歩道も整備されていて散策ができます。


遊歩道を少し下ってみると、1頭だけ『コヒョウモンモドキ』にも出会うことができました。
(ここに来る前にいっぱい出会ったから、コヒョウモンモドキだとすぐにわかった♪)


鷹狩山のコヒョウモンモドキ・・・

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翅を閉じて、サービス満点・・・

P1390568


こんなに接近しても全く逃げません。
さすがに手乗りはしてくれなかったけどね


大パノラマを見たくて出かけた鷹狩山の山頂でしたが、
ここでも蝶たちとの出会いがあって、楽しかった♪


思いがけずにコヒョウモンモドキにも出会えたことは、嬉しいできごとでした。
そして、キアゲハの飛翔写真が撮れたことが、ここでの一番の収穫かなぁ


この日はこれだけでは終わりませんでした。
まだまだ続きます・・・


「せっかくだから、唐花見湿原にも寄っていこうよ…」
というまたまた旦那さんの希望で、


実は鷹狩山の前に、やはり大町市にある『唐花見(からけみ)湿原』も、散策してきましたぁ


唐花見湿原はハッチョウトンボの生息地だと、少し前に知ったばかり。
今まで、ハッチョウトンボは伊那市まで行かないと見ることができないと思ってましたから、
嬉しい情報でした。


広くてきれいな木道が整備されている、唐花見湿原・・・

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いました、いました、たくさんのハッチョウトンボ♪


真っ赤な♂のハッチョウトンボ・・・

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(小さな赤トンボ、ホント可愛らしい…)


そして、こちらが地味な♀のハッチョウトンボ・・・

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(あらっ、ピンボケだ! 別に差別して撮ったわけではないけど…)


たくさんいます、ハッチョウトンボ・・・

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(こんな光景が、あちこちで見られるんですよ♪)


あらっ、こんなところにも・・・

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(おぃおぃ、踏んづけちゃうよぉ…)


ここには、たくさんのハッチョウトンボがいました。
伊那市のトンボの楽園には、これほどの数のハッチョウトンボはいなかった。
きっと、あの時はまだ早すぎたのかもしれないね。


こうして湿原を散策してみるのも、結構楽しいものですね。


ここの唐花見湿原には草花は咲いていなかったけど、可愛いトンボたちが迎えてくれました。
今度は近くにある、居谷里(いやり)湿原にも行ってみたい!
そこにもハッチョウトンボがいるらしい・・・
湿原の花も咲いているとか・・・


やはり自然の中を散策するのは、気持ちがいいし楽しい♪

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人生初の『ゼフ』との出会い♪

2011年07月10日 | 花や蝶を求めて
蝶の中に、『ゼフィルス(風の精)』と呼ばれる仲間がいます。
(あらっ、またもやわたしの好きな妖精の出現ですね…


ゼフィルスと呼ばれる蝶は、♂が金緑色~銀青色に輝くミドリシジミ類など、
日本には25種類いるのだそうですよ。
林の中で生息しているゼフィルスは、
年に一度、梅雨時期にだけに現れて美しいい姿を見せてくれるという、
『限られた場所で限られた時期』にしか見ることのできない、魅力的な蝶たちのようです。
(このゼフィルスに魅せられた蝶好きのみなさんは、この時期を心待ちにしているのでしょう…)


それは二日前、7月8日のこと・・・
ゼフィルスと呼ばれる蝶のひとつ、『オオミドリシジミ』に出会うことができました


こちらが、オオミドリシジミ♂・・・(もちろん、初見♪)

P1390458_3

(いつもより大きな画像で貼り付けた♪ 画像の大きさは喜びの大きさということで…)


美しい蝶ですねぇ~
小さなシジミチョウなのに、全身で美しさを主張していますね。
(ブルーの翅を持つ♂に出会えたことは、とってもラッキーでした…)


この蝶、撮る角度によっては光輝くきれいなブルーを見せるのだそうです。
時には青緑色に光ったりするらしいですよ。
でも、初めて出会ったわたしは、撮る角度を考えている余裕なんかまるでなく、
ただただシャッターを押すだけで精一杯。
(それでもこの蝶のきれいなブルーの翅は、おわかりいただけるかと…)


この一枚の写真を撮るまでは、ひと苦労でしたぁ


まずは遠くから、とりあえずの証拠写真を一枚・・・

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(遠すぎて、どこにいるのか見つからないほど小さい…)


ガサゴソの足音で逃げられちゃったけど、じっとそのまま待っていたらまたすぐに戻って、
他の葉っぱにとまってくれました。


今度はそっと近付いて、もう一枚・・・

P1390455_4


ん? 少しはわたしに慣れてきたのかなぁ?
どうやらモデルさんになってくれるらしいです。


だったら、更に接近してもう一枚・・・

P1390456_3


抜き足差し足忍び足…で一歩二歩と近付いて、ようやく最初の写真(↑)が撮れましたぁ
(旧型のコンデジでの撮影ですから、とにかく自分が蝶に近付いて撮るしかないのです…)


表翅のブルーが、ホントきれい!


ミドリシジミなどの撮影は、『V字開翅』といって翅を少し開いたポーズがお決まりのようですね。
でもこの日に出会った蝶は、とまるとすぐに翅を開いてしまい、
どうしても裏翅を撮らせてもらえません。


無理矢理に下から撮ったものが、これ・・・

P1390460_3

(うっ、かなりのピンボケ・・・ガックリ!)


笑わないでくださいね、これでも必死だったのですからぁ…
この写真は一応、蝶の種類を調べるために撮ったつもりでしたが、何の役にもたたなかった


ネットで検索してみると、ミドリシジミの仲間って、そっくりさんが多いこと・・・
ikedanochohchoさんのブログで拝見した蝶と同じかなぁ…と思って、
ジョウザンミドリシジミ』だと同定したのですが、もし違っていたら、ご指摘ヨロシクね


追記です・・・(7月11日朝)

 やっぱり間違えてましたぁ
 ジョウザンミドリシジミだと思った蝶は、『オオミドリシジミ』でしたぁ~
 今朝、ikedanochohchoさんに教えていただきましたので、早速名前を訂正しました。
 昨夜見てくださった方、ごめんなさい・・・


この日はオオミドリシジミ1頭しかお目にかかれなかったけれど、
これが人生で初めて出会ったゼフです。本当に嬉しい出会いでした。


小さな物が飛んで来て、葉っぱの上にとまった瞬間に眩しく光るブルーの美しさ・・・
カメラを持つ手が震え気味でちょっと緊張しちゃったけど、
初めての撮影にしては、まぁ上出来(一枚目の写真だけ)だったかなぁ…と、
自分では満足しています。


嬉しい出会いでしたので、つい長々と綴ってしまいましたぁ
ゼフのお話はこのくらいで・・・


さてさて、この日は、
まだ見ぬ小さなヒョウモンの『コヒョウモンモドキ』に出会うためのお出かけでした


昔は、夏の信州の高原には欠かせない蝶だったようですが、
この蝶も今はもう限られた場所でしかお目にかかれないのだとか・・・
その『限られた生息地』というのを教えていただいたので、早速行ってきました。


今回のブログでは華々しく主役となるはずだったコヒョウモンモドキさん、
思いがけずにオオミドリシジミに出会っちゃったものですから、
本日は泣く泣く準主役で登場です。ゴメンナサイ・・・


こちらが、コヒョウモンモドキ・・・・・・(こっちも、初見♪)

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(かわいい♪ 画像の大きさは喜びの大きさということで…)


超接近して撮った、コヒョウモンモドキ・・・

P1390416_9


触れる程に近付いたから大きく見えるけど、実際は小さなヒョウモン。可愛い蝶です・・・


この蝶は「もど(擬)き」が付く名前ですけど、あの『アゲハモドキ』という名の『蛾』とは違って、
れっきとした蝶ですよ


ちょうど『大きなヒョウモン』もやってきたので、コヒョウモンモドキと比べてみましょう。
(このヒョウモン、裏翅が撮れなかったし、撮る角度もイマイチなので、
 何ヒョウモンなのかよくわからない…)


追記です・・・(7月11日深夜)

 何ヒョウモンなのかわからず、「なんとかヒョウモン」と名付けていたこの(↓)ヒョウモンさん、
 ただいま正体が判明しました
 ウラギンヒョウモンだそうです。
 (またまたikedanochohchoさんに教えていただきました…)


こっちは、ウラギンヒョウモン・・・

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「違いがわかるあなた…」かなぁ? こちらはヒョウ柄。
…で、コヒョウモンモドキはというと・・・ヒョウ柄とはちょっと違う。やっぱりモドキ?


コヒョウモンモドキは高冷地に生息する蝶で、関東北部と中部地方の山地の『特産種』ですって。
そんな蝶に出会うことができて本当に嬉しい・・・
この場所では、あっちでもこっちでも、ヒラヒラと自由気ままに飛び廻っていました。
枝や葉などにとまってもじっとしてポーズをとってくれますから、とっても優秀なモデルさんです。


こちら、コヒョウモンモドキの ♂(左)  と  ♀(右) かな?

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♂のほうが黄色っぽくて、♀は茶色っぽい感じ。
たまたま翅の色が違っていたので調べてみたけれど、はたして♂♀の違いなのかどうなのか?


この場所では、コヒョウモンモドキ以外の蝶にもたくさん出会いました


こんなに近づいても逃げない、《ホシミスジ》

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翅が傷んでいて、可哀想な《イチモンジチョウ》

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後翅に白い斑紋があるから、これは《エルタテハ》・・・(初見)

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よく似てるけど、こちらは《ヒオドシチョウ》・・・(初見)


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庭でもお馴染み、証拠写真になっちゃった《クジャクチョウ》

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黒シジミと呼びたくなりそうなほど黒い、夏型の《ベニシジミ》

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初見の蝶にも出会えて、感激でした♪


それでは、ここで出会った花達も見ていただきましょう・・・


ピンクと赤、二色で咲いていた『シモツケ(下野)』

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あちこちにたくさん咲いていた、『オカトラノオ(丘虎の尾)』

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林の中で、ぽつりと咲いていたのは『ホタルブクロ(蛍袋)』

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足元に咲いていた小さな花、『コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)』

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ここ一箇所だけ、集団で咲いていたのは『ヤマアジサイ(山紫陽花)』

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ヤマアジサイの白花かと思いきや、こちらは『ノリウツギ(糊空木)』

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アサギマダラも好きな花、『ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)』

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オマケは、山の恵みの『ニガイチゴ(苦苺)』

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お花も色々咲いていました。


蝶よ花よ…と時間も忘れて、はしゃぎまわってしまいました。
木々の間からは、遠くに我が家発見!
(もちろん、双眼鏡を使ってですけど…)


また時々行ってみたい、素敵なところでした・・・
ikedanochohchoさん、色々ありがとう

コメント (18)
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