いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

秋明菊も咲いて…秋ですね♪

2009年09月29日 | 我が家の花(2009)
秋の花と言えば、『シュウメイギク(秋明菊)』も忘れてはいけませんね。


今年はピンクも加わって、三色揃って咲いています。
一重の清楚な白花、八重咲きで赤紫色の花、そして昨年頂いたちょっとラブリーなピンクの花。


三種類のシュウメイギクが花盛り・・・

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それでは、花の咲いた順に三種類のシュウメイギクをご紹介しましょう。


真っ先に咲いたのは、白花のシュウメイギク・・・


この花は二十年以上も前に、旦那さまの実家のご近所のおばあちゃんから小さな株を数株頂いてきて、育ててきました。


清楚でステキな、白花のシュウメイギク・・・

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ま~るい蕾が膨らんで、花が開く様子が可愛らしいですねぇ~


昨年までは、すーっと伸びて品良く咲いていたのですが、こちらに移植してびっくり・・・
株があまりにも大きく成長してしまい、同じ場所に3株も植えたのでその一角が白いシュウメイギクだらけになってしまいましたぁ


大きな株になって咲いてる、白花シュウメイギク・・・

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見てください! この葉っぱの大きなこと。
ここの土が栄養たっぷりだったのでしょうかね。あまりの成長ぶりにちょっと困惑気味・・・


春になって新芽が出てきたら、一番大きな株はアイリスの丘の後方にでも引っ越しましょう。
この花は、少しの株で品良く咲いてる方が素敵なんですもの・・・


次に咲いてきたのは、新入りのピンク色シュウメイギク・・・


この花は昨年の今頃に、前に住んでいたところの仲良しご近所さんから頂いたもの。
惜しみもなく自慢の大きな株をふた株も抜いて、お餞別代わりにと持たせてくれました。


このご近所さんは、一番の花友達。色んなお花を頂いたり差し上げたり・・・
このピンクのシュウメイギクは、その方から『最後に頂いた』記念すべきお花なのです。


可愛らしい、ピンクのシュウメイギク・・・

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昨年花が咲いているときに頂いたので、この大きな株は移植した直後ふた株とも瀕死状態。
すっかりしおれちゃって、次第に葉は枯れてくるし…どうしましょう


それでも春にはふた株とも無事に芽を出し、可愛らしいピンクの花がたくさん咲いてきましたぁ


初めて我が家で咲いた、ピンクのシュウメイギク・・・

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白花のシュウメイギクも大好きだけど、このピンクの優しい色もすごく好き!
無事に根付いて、こんなに綺麗に咲いてくれて本当によかったわぁ
いつまでも大切に育てなくては・・・


そして最後に咲いてきたのは、赤紫色の八重咲きシュウメイギク・・・


白花やピンク色の花は品種改良された園芸種で、この赤紫色の八重咲きシュウメイギクは原種に近い種類だとか・・・
他の二種類とは、ちょっと違った雰囲気の花を咲かせます。


赤紫色の、八重咲きシュウメイギク・・・

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前の家では木陰でひっそりと咲いていたので、色も少し暗めのエンジ色っぽい感じでした。
今年は炎天下で、色鮮やかに咲いています。こんなに明るい赤紫色の花を見たのは初めて。
やはりシュウメイギクは、お日様の下で咲かせてあげたほうがいいのでしょうね。


この八重咲きシュウメイギクは、背丈も低く少々遠慮気味につつましやかに咲いています。


ようやく咲き始めてきた、八重咲きシュウメイギク・・・

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この八重咲きシュウメイギクが我が家にやってきたのは、白花のシュウメイギクを植えてから数年後のこと。
 「赤紫色のシュウメイギクはあるけれど白花がない」という友人と、
 「白いシュウメイギクはあるけれど赤紫色がない」わたしとで、
シュウメイギクのトレードをしました。


それからずっと、赤紫色と白の二色のシュウメイギクが庭で咲いています。
そして新たにピンクが仲間入りして、今年は三色のシュウメイギクとなりました。


コスモスとはまた違った美しさで秋の庭を彩っている、我が家のシュウメイギクたちです。

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コスモス色々♪

2009年09月27日 | 我が家の花(2009)
秋の花、コスモス(秋桜)です。


まず先にキバナコスモスが咲いて、その後から追いかけるようにコスモスが咲いてきました。


では、先に咲き出した『キバナコスモス(黄花秋桜)』から・・・


キバナコスモスと呼ばれる花にも、黄色い花とオレンジ色の花の二種類があります。


こちらは、黄色い、キバナコスモス・・・

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そしてこちらは、オレンジ色の、キバナコスモス・・・

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我が家には二種類が植えてあるので、蜂や蝶などによって今ではその中間色も咲いて賑やかです。
真っ黄色、濃いオレンジ色、淡いオレンジ色、一重咲き、半八重咲きetc.・・・


色々な表情で咲く、キバナコスモスの花たちです。


黄色い、キバナコスモス色々・・・

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オレンジ色のキバナコスモス色々・・・

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花が少なくなってきた今の時期に、鮮やかな黄色やオレンジ色が庭や畑を彩ってくれて、秋の淋しさを紛らせてくれますね。


次は、優しい雰囲気で咲いている『コスモス(秋桜)』・・・


コスモスは、一ヶ所に白とピンクが入り交じって咲いています。


色とりどりに咲いてる、コスモスの花・・・

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このコスモスたちもよく見ると、色合いが微妙に違っていたり花の咲き方も色々なのですねぇ~


真っ白なコスモス色々・・・

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色合いが違う、ピンクのコスモス色々・・・

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前の家では、毎年赤紫色のはっきりした色のコスモスを一種類だけ咲かせていました。
色を混合で咲かせるよりは、シンプルに単色で咲かせる方が好きだったので・・・
でも、こうして優しい色合いのコスモスたちが混じり合って咲いているのも、またいいものですね。


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


《  追記です 》


コスモスとキバナコスモスとの違いを、ちょっとだけ追記しておきましょう・・・


先ず、葉が違います


コスモスの葉 と キバナコスモスの葉・・・

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次は、種(実?)の違いです


コスモスの種(上) と キバナコスモスの種(下の2つ)・・・

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キバナコスモスは、コスモスの中で黄色い花が咲くから黄花コスモスと言われるらしいのですが、葉や種の様子がコスモスとは全然違いますね。


キバナコスモスの中で、黄色い花とオレンジの花は葉も種も同じなので、今のところ咲いてみないとわからないって感じですけど・・・
もしかしたら、ちゃんとした見分け方があるのでしょうか。
ご存じの方がいらしたら、教えてくださいね。

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ちょっと待ってよ!畑のアマリリスさん・・・

2009年09月24日 | 我が家の花(2009)
この春、花後にとりあえず畑に埋めておいたアマリリスの球根。
気が付けば芽を出し蕾を付け、あれよあれよという間にとうとう花まで咲かせてしまいました。


畑で咲いちゃった、アマリリスの花・・・

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これって、嬉しいこと?
いいえ、これはちょっと困ったことなのです


なぜって、我が家のアマリリスは寒い冬を『箱の中』で過ごしていただいて、早春になってから『部屋の中』で花を楽しんでいたのだからね。


なのに、今頃咲いてしまうとは・・・


 「ちょっと待ってよ!畑のアマリリスさん。
  今咲いちゃったら、早春の楽しみはどうなっちゃうの?」


しかも、目の前の畑じゃなくって双眼鏡でなきゃあ見えない遠くの畑で咲いてしまうとは・・・


 「そんなに綺麗に咲き誇っていたって、いつもそばで見てあげられないんだよ…」


ここ数年、我が家で咲くアマリリスは『箱入り娘』のアマリリスなのです


ここで振り返りながら、我が家の箱入り娘のご紹介を少々・・・


一昨年の暮れに知人から、『アマリリスポット』というアマリリス簡易育成セットを頂きました。
そして、昨年の3月~4月にかけて、大きな花がいくつも咲いてビックリ!
(そのときの様子は、昨年の春にブログで紹介してありますので、また覗いてみてね!)


『箱入り娘』のアマリリスです・・・

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昨年の春、こんな素敵な花が咲きました・・・

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そして、昨年の12月。こちらに引っ越してくる際にまたまた同じ方から今度は二種類の『アマリリスポット』を頂き、やはり今年の春にも綺麗な花が咲いたのですが・・・


今春は何かとバタバタしておりまして、ブログにアップすることなく画像はPCのフォルダの中で静かに眠っておりました。


せっかくですので、今春咲いたアマリリスの様子もここで見ていただきましょう・・・


箱を開いて時々覗き、アマリリスの芽が出始めた頃に球根の入ったポットを箱から取りだして、部屋の中の日当たりの良い場所で育てます。


ポットの中から、花芽が出てきました・・・(2月15日)

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花茎が伸びてきて、中から蕾が顔を覗かせます・・・(2月22日)

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そして花茎がぐ~んと伸びて、やがて花を開きます・・・(3月5日、8日)

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このように、早春に部屋の中でお花を楽しむのが、箱入り娘の『アマリリスポット』なのです。


今年の春もシンビジュームが咲く横で、長い間大きな美しい花を咲かせ続けてくれました。
それなのに、今春は次から次と咲くシンビジュームにばかり注目してしまい、ブログでとりあげることもなく静かに花を閉じてしまったのです。


春に咲き終わったアマリリスの球根。昨年はそのまま処分したのですが、今年はとりあえず畑に植えておくことに・・・
少し寒くなってきた頃に球根を掘り上げて冬の間休眠させ、また来春シンビジュームと一緒にお部屋で花を楽しみたいなぁ…なんて思っていたのです。


ところが・・・
なんとなんと、9月に入って間もなく畑のアマリリスに蕾がついてしまい、そのまま花まで咲いてしまいましたぁ~


こちら、畑で咲くアマリリスです


蕾が上がってきました・・・(9月5日)

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やがて、蕾がひとつふたつと開いてきて・・・(9月10日)

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青空の下で、気持ち良さそうに花が咲いています・・・(9月13日)

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外で咲くアマリリスなんて、初めて見ました。
花の色が鮮やかで、やっぱり美しいですねぇ~


色鮮やかに咲く、畑のアマリリス・・・

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この花は、今春の3月に続いて二度目の開花になります。
予定では、来春にリビングで咲いてもらう筈だったのに・・・
これは、とんだ誤算でした。


思いがけないアマリリスの開花に、嬉しいやら戸惑うやら・・・
なんとも複雑な心境です。


今また新たな蕾が伸びてきているのだけれど・・・
さてさて、このアマリリスさん、今後どうしてあげたらいいのでしょうね。


このまま畑の中では、信州の寒い冬はとても耐えられないでしょう。
霜にあう前に球根を掘り上げて、室内で休眠させてあげなくてはいけないのでしょうね。
でも、もう花は咲かないと思うけれど・・・


ところで、アマリリスの花っていったいいつ咲くのが自然なのかしら・・・
我が家は箱入り娘しか育てたことがなかったので、よくわからないわぁ。

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アサギマダラに出会えたのは・・・

2009年09月21日 | 花や蝶を求めて
信州は今日も抜けるような青空が広がっておりました。
こんな日は、心も晴々としますねぇ~


うふふふ…、わたくしの心もうきうきランラン♪ の気分なのであります・・・


庭にフジバカマをたくさん植えて、渡り蝶のアサギマダラを呼びたい!


時々ブログにも書くのだけれど・・・これは小さな私の夢。
その夢の扉がほんの少し開いたような、幸せなできごとがありました。


それは、三日前のこと・・・
あのアサギマダラに、とうとう出会うことができたのです。


残念ながら、出会った場所は我が家の庭ではないのですが・・・
実家の近くで立ち寄ったお蕎麦屋さんの庭で、その美しいアサギマダラに出会いました。


「どうしてこんなところにアサギマダラが…」


目の前のこの信じられない光景に、もうビックリするやら嬉しいやら・・・
なんだかドキドキしちゃって、心を沈めるのに少しの時間がかかってしまったほどです。


アサギマダラはふわりふわりと舞いながら、フジバカマの花をあっちに行ったりこっちに来たり。
そして留まったところでカメラを向けると、舞い上がろうともせずにじっとしています。
モデルさん気取りでバッチリとポーズを決めて、静かに吸蜜を楽しんでいるようです。


「こんなに近づいちゃってもいいの?」 カメラを持つ手が震えます。


憧れの蝶、アサギマダラです・・・

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見てください! この美しい姿を・・・
浅黄色(あさぎいろ)とは、緑がかった淡い水色のこと。
お日様の光に透けた浅黄色の翅の、なんと美しいことか・・・(是非拡大して見てくださいね…)


突然訪れたこの嬉しい出会い・・・


その瞬間はアサギマダラ以上にわたくしの方が舞い上がってしまいまして、最初はどうしてよいのかわからない始末。
カメラを向けることすら忘れて、ただ目でアサギマダラの舞う姿を追っていました。


目の前を優雅にふわりふわりと舞っているのだから、舞ってる姿だって撮ればよかったのに・・・
何度も何度もじっと留まっていたのだから、色んな姿を撮らせて貰えばよかったのに・・・


後でPCに落として見てみれば、撮れていたのはたったふたつのポーズだけ・・・
周りには誰もいなくて、『アサギマダラとわたしだけの時間』があんなにたくさんあったのに・・・
(その間、旦那さまは何も知らずに裏の駐車場で待っててくれました…)
それでも、あのときの様々なアサギマダラの姿は、今も私の目のレンズに焼き付いています。


アサギマダラがなぜ私の目の前に突然現れたのか・・・


それは、父の仕業ではないかと思うのです。


この日は、旦那さまを誘って実家のお墓へお墓参りでした。
実は先週、お彼岸にお墓参りに行かれないという娘を連れて、二人で実家のお墓にお参りしてきたのですが・・・
そのときに、忘れ物をしてしまいました。


『お墓参りの忘れ物』・・・「なにそれ?」って、不思議に思われるでしょうね。


我が家にはちょとした決まり事がありまして、
  母には『サクマドロップス』の缶入りをお供えしましょう…
  父には『お饅頭』をお供えしましょう…
  姉には『ストロベリーチョコレート』と『ファンタ』をお供えしましょう…
  そして、他のご先祖さまたちには、お線香とたくさんのお花で我慢していただきましょう…
…と、それぞれの好物をお墓にお供えしてお参りします。


それなのに、父へのお供えもの『お饅頭』を先週は忘れてしまったのでした。
忘れたのには、それなりの訳などあるのですが、まぁ、その話は長くなるので置いとくとして・・・


それで、父のお墓に忘れ物の『お饅頭』を届けるため、再びお墓参りに行ってきたというわけ。


実家へは、高速を使っても1時間半以上はかかります。まぁ、同じ県内とはいえ北と南。ちょっと距離があります。
でも、この忘れ物を放っておくわけにはいきません。
父が「お饅頭が食べたい! お饅頭を食べさせてくれ…」って、最後まで病院でせがんでいたことがどうしても忘れられないので、何が何でもお供えしなくては・・・


この日、お墓参りの後はこの辺でも有名なお蕎麦屋さん『おっこと亭』に立ち寄りました。


いつもと変わらぬ美味しいお蕎麦と野菜の天ぷら、バッチリ写真にもおさめたのですが・・・
今日はお蕎麦の画像をアップする余裕なんて全然ないです!
未だわたくしの心はアサギマダラ・・・
おっこと亭のお蕎麦に興味のある方は、HP(↑)を見ていただくとして、さて先に進みましょう。


お蕎麦屋さんの正面入り口にコスモスがたくさん咲いていたので、帰りに眺めてみることに・・・


コスモスがきれい! 富士見高原もすでに秋色です・・・

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コスモスが咲き乱れている隣には、なんとフジバカマの大きな株がいくつも植えられていて、たくさんの花を咲かせていました。これは、園芸種のサワフジバカマではなく、絶滅危機が騒がれている昔ながらのフジバカマでしょうね。


フジバカマがいっぱい・・・

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フジバカマの花にはセセリチョウやヒョウモンチョウなど、数種類の蝶が蜜を吸いにきていました


こんな光景に、お腹もいっぱいだけど胸もいっぱい


こちらは、ミドリヒョウモンかしら・・・

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正面のお顔はちょっと恐い!


そのうちに、今までに見たこともないような不思議な色の蝶がやってきました


「あなたは蛾なの? それとも蝶? いったいあなたは何者?」


赤茶色の不思議な蝶。ネットで名前を調べて見たけれど、全然わかりません。
(当日ブログをアップしたかったのだけれど、名前調べに手こずっておりましたぁ…)


そこで最後の手段、あるサイトで名前を調べていただくことにしました。


その結果・・・
なんと、この蝶は『クジャクチョウの異常型』との判断をしていただいたのです。


そこのサイトで数人の方から、


 「貴重なお写真ですね。」 とか、
 「それにしても孔雀紋が無いのは初めて見ました。」 とか、
 「これ程の異常型は見たことがありません。貴重な画像ですね。」


などという、思いもよらぬお言葉をいただきまして・・・
この不思議な蛾のようなものが、そんなにも珍しい蝶だったのかとビックリです。


これが、『クジャクチョウの異常型』といわれる蝶です・・・

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『貴重な画像』だということなので、4枚もアップしちゃいましたぁ


異常型ということですものね、どんなに調べても同じ写真に辿り着けるはずもありません。
インターネットって、ホント素晴らしい! なんでも調べてくれるんだもの・・・


さてさて、お話を戻して先に進みましょう。


フジバカマの花と蝶たちをカメラに収めようと、パシャパシャパシャパシャ・・・
だ~れもいないから、すっかり名カメラマン気分だね。


そしてふと気が付けば、フジバカマの近くに一匹のアサギマダラが舞っていたのです


フジバカマとアサギマダラ・・・こんな光景も独り占め!


留まった瞬間をパシャリ!


「と、とれたぁ~」

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まだ動かずにじっとしてるから、もうちょっと近付いてパシャリ!


「うふっ、こんなに近くで撮れちゃったぁ~」

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だったら、思いっきり接写でパシャリ!


「うわぁー、アップで撮っちゃったぁ~」

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「アサギマダラさん、どうもありがとう…」


一匹のアサギマダラ。光の当たり方で色合いが随分違うんですねぇ~
最初の写真、光に透けた浅黄色も素敵だったけれど、こちらの茶色と白のコントラストも素敵!


あぁー、想像してたとおりの素敵な蝶でしたぁ・・・


アサギマダラに出会えたのは・・・やっぱり父が会わせてくれたに違いないんだわぁ。
お饅頭を届けてあげたことが、よほど嬉しかったのでしょうね。


このお蕎麦屋さんの庭で出会えたということには、もうひとつ意味があるんだわ・・・
だってこのお蕎麦屋さんは、父が最後に外食をしたお店なんだもの。


蕎麦好きの父にどうしても美味しいお蕎麦を食べさせてあげたくて、このお店に連れてきたんだった。実家の義妹と、私の娘と、私と、そして父の4人で・・・


春だったので、山菜も注文したのに父ったら、
「山菜なんか食わんぞぉ。そんなもん食べたら蕎麦が食えなくなっちまう…」
な~んて言いながら、ここのお蕎麦を美味しそうに食べていたっけ・・・
その頃はもう歩くこともままならない状態で、抱えるようにして土間の隅に設置されたテーブル席で食べたんだった。


「あの日のお蕎麦とおんなじで、とっても美味しかったよ!」


きっと父が、このお蕎麦屋さんのフジバカマにアサギマダラを呼んでくれたに違いないわ。
じゃあなかったら、どうしてこのような場所にたった一匹だけアサギマダラがいるの?


それに、『クジャクチョウの異常型』と判断していただいた赤茶色をした不思議な蝶。
この蝶だって、父が呼び寄せてくれたのかもしれないね。
近頃、蝶だのトンボだのとはしゃいでいる私を、きっと天国から見ていたんだわぁ。


昨日はお彼岸の入り・・・
アサギマダラに出会わせてくれたお礼に、おはぎをどっさり作ってお仏壇にお供えしました。
「ありがとう…」

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栗おこわで夕食会♪

2009年09月19日 | 日々の暮らし
庭の大きな栗の木から、毎日たくさんの栗が落ちてくるもので・・・


娘のお舅さんとうちの旦那さま、栗拾いとイガの片付けに大忙しの日々でした。
先日の雨と強風で、ようやく栗拾いとイガ片付けの仕事に解放されてやれやれです。


そんな二人の苦労を労おうと栗おこわを炊いて、自家栽培の野菜を使ったお料理で娘の家族との夕食会です。


栗おこわ

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栗は庭で調達できるのでいいのですが・・・渋皮を剥くのが一苦労ですね。


「暇な人が暇なときに剥いてね…」


そんなことを言われていたので、お舅さんとうちの旦那さまが暇に任せて剥きましたぁ~
これが結構大変だったようです。
わたし? ちょっとだけ暇だったけどお二人が剥いてくれるので出番がなかったの・・・


今回の栗おこわ、1升炊きました。そして、渋皮の剥き上がった栗が約1kg。
そこに小さめの甘納豆を1袋加えます。


昨年までは蒸し器で焚いていたおこわですが、こちらに引っ越してくるときに蒸し器を処分してきちゃいました。
(だって、その蒸し器はIHには使えないと言われたんですもの…)


しかたなく、娘の家の電気釜の『おこわ』メニューで焚くことに・・・


我が家の電気釜は、おこわメニューなんてそんな気の利いた機能は付いてません
でも、1升炊きのお釜なのに『おこわ』は6合しか炊けないんですって。
結局、5合ずつ二度炊くことになってしまいました。


電気釜で炊きあげた栗おこわですが、それでも結構美味しかったです!
ただ、甘納豆の量が少し足りなかった!


「甘納豆は入れなくてもいいなぁ…」
そんなお舅さんのつぶやきを、先日聞いてしまったのでちょいと控えめにしてしまいましたぁ。
次回はもう1袋増やさなきゃー。やっぱり我が家の栗おこわには甘納豆だ!
次回分の栗は、すでに渋皮を剥いた状態で冷凍庫の中で待機しております。


明日はお彼岸の入りだから、またおはぎを作らなきゃいけないし・・・
そのすぐ後には秋祭り。そのときは鯉こくなどのお祭り料理を作るし・・・
しばらく、栗おこわの出番はなさそうですねぇ~


ユウガオのお味噌汁

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大きな大きなユウガオが畑で採れました。
油揚とお肉を入れて煮物にしたり…と、使えど使えど大きなユウガオはなかなか小さくなってはくれません。


この時とばかりに、ユウガオをどっさり入れたお味噌汁を食べて貰うことに・・・
我が家は毎日のようにユウガオの味噌汁なので飽き飽きしてますが、でも娘の家族には大好評でホント助かりましたぁ~


ジャガイモと青のりのかき揚げ

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このお料理は旦那さま担当です。高山なおみさんのレシピ本から作りました。


今回は『トヨシロ』という種類のジャガイモを使ったようです。
なにしろ、旦那さまの畑では今年6種類ものジャガイモを作ったので、お料理によって使うジャガイモが変わるのです。


このかき揚げ、見た目には地味な料理ですが、これが娘の婿殿に大変気に入られまして・・・
美味しいと言いながら、食べるわ食べる。
そんな様子を見て、旦那さまもご満悦! また作ると張り切っております。
確かに、桜エビの香ばしさに加えて青のりの風味が凄くよくて、美味しいかき揚げでした。


カボチャの天ぷら風

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このお料理も旦那さま担当です。これは自己流で作ったとか・・・


「白いカボチャなんか、旨くないぞぉ…」
そんなことを、日頃から娘のお舅さんに言われていたうちの旦那さま。
自分で作った白いカボチャ『伯爵』の美味しさを、お舅さんに分からせたくて作った料理です。


カボチャは硬いから弱火でじっくりと・・・
そんな天ぷらの基本など全く知ることもなく、無謀にも作ったこの『天ぷらもどき』・・・
ちょっと焦げちゃって、見た目はよろしくないけれど、お味は良かったですよ。


白いカボチャ(外が白くて、中は普通に黄色い…)自体ホクホクしてとても美味しい。
その証拠に、なんと婿殿は最初サツマイモだと思って食べていたのだとか・・・
カボチャに『強引?』にくっつけた大きめのジャコが、香ばしくて結構美味しかったです。


さぁー、お舅さんのご感想はどうだったかなぁ・・・
「うん、旨いなぁ…」だって。


やったね! 


トマトサラダ…ヴィネグレットがけで

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アイコという細長いプチトマトが主体のトマトサラダ。今年はよく生りましたぁ~
これも旦那さまの担当です。
たかだかトマトサラダですが、秘策のたっぷり詰まったサラダだよ!


ここにかかっているドレッシングが凄い!
旦那さまが尊敬する藤木シェフとっておきのドレッシング、『ヴィネグレット』なのだ。
藤木シェフの料理本のレシピから、このドレッシングは作ります。


藤木シェフとは、蓼科高原のレストラン『エスポワール』のオーナーシェフ。
地産地消の仕事人である藤木シェフは、ジビエ料理の達人でもあります。
ここ数年、信州では人気の料理人なのですよ。


私はまだこのレストランには行ったことがないのですが、前に住んでいた所のご近所の奥さんも大ファンで・・・
藤木シェフの料理本持参でエスポワールに行って、サインを頂いてきたと喜んでおりました。


この『ヴィネグレット』と呼ばれるドレッシングは、我が家の冷蔵庫の中に常時入っています。
万能ドレッシング、美味しくて重宝な『ヴィネグレット』です。
夏野菜のサラダには欠かせませんでした。
そんな素晴らしいドレッシング、私は作り方を知りません。永久に旦那さま担当です。
旦那さまのお楽しみを取り上げるのも、どうかと思いますので・・・


ゴーヤの佃煮

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ゴーヤの緑のカーテンからは、大きなゴーヤがどっさり収穫できました。


ご近所さんや友人にお裾分けしても、まだまだ次々と収穫できてしまう。
もう既にオレンジ色になって、爆発してしまったゴーヤも数本・・・
ゴーヤチャンプルーもゴーヤサラダも、もう飽きてしまいましたぁ~


そこで初めて挑戦したのがゴーヤの佃煮。
一度目は、煮詰めすぎて歯ごたえもなく、ゴーヤの形もどこへやら・・・
そこで、裏のおばちゃんから裏技を教えて頂いて、今度はなんとかゴーヤの佃煮らしくできました。


この裏技とは・・・お酢を『5倍濃縮酢』に変えて作ること。
水分がぐ~んと減るので、煮詰める時間がかなり短縮できる。
ゴーヤ約1kg(大きめのゴーヤ5、6本)の佃煮が、1時間程で出来上がりました。


でも、今回は急に思い立って作ったので、ジャコが入っていません。
ゴーヤと削り節のみの佃煮。ジャコのあの歯ごたえがないのがちょっと残念!


でも、佃煮はカチカチにならずに冷凍保存ができるので、たくさん作って冷凍庫へ・・・
食べたいときに即食べられるのがいいですね。


佐賀のがばい漬け風…アレンジで

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これも旦那さまの担当。
この漬け物のヒントは島田陽七さんの『がばいばあちゃん』だそうです。
雑誌の記事の中でこの漬け物を知り、それを自分でアレンジして作っているようです。


作り方としては・・・
夏にキュウリを収穫して、その都度たくさんの塩で次々とホーローの入れ物に塩漬けしていく。
1週間分くらいずつまとめて塩出しをし、水気を切ってだし汁につけ込んで食べる。
このだし汁、実はお手軽に『めんつゆ』を主体としてるのですよ。
そこにゴマ油や唐辛子を入れて味付けしてあります。


本うりの味噌漬け

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本うりも少しだけ収穫できました。


これは至って簡単な味噌漬け。
味噌と酒粕とザラメを混ぜた中に突っ込むだけ。これでも、結構重宝な漬け物です。


栗おこわと、畑で収穫した野菜を使ったお料理とで夕食会でした。


自家栽培の野菜を使うということは、安全で安心。
無農薬だから身体に優しく、そして家計に優しいことがこの上なくありがたいですね。


 今日の、お・ま・け 


こちら、『二人の食卓』・・・


別の日のお料理を二品、こちらも全て自家栽培野菜を使ったメニューです。
八十ウン才のお舅さんには、洋風のお料理はちょっと申し訳ないので・・・


そこで、我が家の夕食に並んだお料理です。二品とも旦那さまが作ったお料理。


カボチャのグラタン

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カボチャのグラタンです。
赤と黄色のミニトマトと、オクラも少し添えました。


栗のスープ

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こちらは、辰巳芳子風の栗のスープ。アレンジです・・・


栗はもちろんですが、中に入っているニンニクとタマネギも畑で採れたもの。
優しいお味のスープです。


旦那さまの机の横の棚には、本がずらり・・・


現代農業をはじめとする野菜作りやお米作りの本と一緒に、料理本がたくさん並んでいます。
辰巳芳子さんや落合務さんの、料理に関する考え方が好きだとか・・・
時々アレンジされて『奇妙な料理』も飛び出しますが、それでも自分で作った野菜を使って作ってくれるお料理は美味しいです。


さぁー、食欲の秋! どんな風変わりのお料理ができるやら・・・

コメント (10)
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