いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

強風の中、コツバメ参上!

2011年04月28日 | 自宅周辺の蝶
昨年に続いて今年も庭にやってきました、蝶のスプリング・エフェメラル、『コツバメ』・・・
体長1cmほどの小さな春の妖精です♪


カタクリの花の上で、日向ぼっこしてるコツバメ・・・

P1360101


初っ端から、後姿の登場で失礼いたしました! 
カタクリの花とコツバメ、このツーショットが気に入ったものですから、
トップ画像に採用しました


小さなコツバメは、こうして太陽に垂直になるように翅を傾けてひと休みします。
これは、春の陽を十分に受けるために太陽に向けて体を倒しているのですね。


この小さな蝶、色的には少々地味な色合いですけど、よ~く見ると味わい深い色をしてるでしょう。
(とまった時には翅を開かない蝶なので、裏翅しかお目にかけることはできませんが…)


昨年コツバメが庭にきてくれたのは、5月中旬。
庭に色んなお花が咲き葉も伸びて、庭の緑が多くなった頃に出現したのだけれど、
今年は、20日ほど早いお出ましです。


昨日は朝から、もの凄い強風が吹き荒れていたのですが、そんな風にはお構いなしで・・・
(特急あずさが強風のため、運転を見合わせるほどに…)


前日友人宅から、珍しい種類の水仙やら濃いピンクの日本桜草をどっさり頂いてきたので、
雨が降ってくる前に…と思いまして・・・
昨日は強風の中だったけど、庭でひとり頂いてきた花たちの植え付け作業です。


枯れ葉が舞い上がったり、杉の枝が落ちてきたり・・・
その度に「蝶かもしれない…」と、ついつい舞い散る枯れ葉を目で追ってしまいます。
そのうちに、何やら小さな茶色の物体が飛んできて黄色い水仙の花にとまりました。


なんと、スプリング・エフェメラルの『コツバメ』です!


枯れ葉があちこちに舞い上がっている中、同じ枯れ葉色の小さな蝶。
こんな蝶に気付いたわたしって、ちょっとすごいかも・・・な~んてね


強風が吹き荒れているのに、こんなに小さな蝶がなぜ現れたの?…と不思議に思ったけれど、
しばし植え付け作業の手を止めて、コツバメさんの追跡です。


まずは、黄色い水仙の花にとまったコツバメです


なんといっても強風の吹く中ですから、水仙の花も大揺れにゆらゆらと揺れてまして、
ピントを合わせて撮るなどということは至難の業。


ゆさゆさ揺れる花びらの上で・・・

P1360070


やっぱりピンボケ・・・数枚撮ったけど、これなんかまだましな方だわぁ
少々ぼけてはいるけれど、『黄色い花びらにとまるコツバメ…』ということで・・・


その後、花の付け根あたりまで移動してくれました。
ここだったら、少しは揺れが少ないよね
今がチャンス!


花の付け根でひと休み・・・

P1360073


この花は、庭に咲く普通の黄色いラッパ水仙です。
水仙の花と比べると、コツバメがどれほど小さな蝶かおわかりいただけるかと思いますが・・・


水仙に飽きると、今度はカタクリの花にやってきました


花と蝶の、スプリング・エフェメラル同士。なんて素敵なカップリングでしょうね。
(カタクリの花がもう少しきれいな状態だったら、もっと素敵だったのに…)


カタクリの花にとまった、コツバメ・・・

P1360102


すぐに他の花へと飛び移ります。
今度は、花の裏側にとまりました。


葉の裏側で日向ぼっこ・・・

P1360077_2

P1360081_2


こちらの花では、吸蜜ですか?・・・

P1360099


すぐ後には、まだきれいに咲いてるカタクリの花もあるというのに、
なにもこの枯れかけた花を選ばなくたっていいと思うんだけど・・・


カタクリの花の次は、横にあるオモトの葉に移動です


オモトの葉は強風に揺れることもないので、コツバメさんもご機嫌そう♪
そして、揺れないところにとまった被写体に、わたしもご機嫌♪


オモトの葉にとまったコツバメ・・・

P1360091_2

(ようやくコツバメらしい姿を撮ることができたから、大きな画像を貼り付けて…)


春生まれのこの妖精さん、もう後翅がちぎれてますねぇ~
小さな蝶なので、ちょっと痛々しい・・・
なんとまぁ、毛深い蝶だこと。
早春にだけ現れる蝶は、寒さ対策としてたくさんの毛に覆われているのでしょうね。


オモトで気持ち良さそうに、日向ぼっこ・・・

P1360098


ほらね、やっぱり体を傾けているでしょ。
小さな蝶の、これが翅休めのポーズということですね。


コツバメは、とまっているときは決して翅を開かない蝶なのです。
…なので、翅を閉じた姿しかお見せできませんでした。


この後も、あっちこっち庭を飛び廻っていましたが、いい加減わたしも作業の続きをしなくてはいけません。
…とうことで、今日の追跡はここまで・・・


スジグロシロチョウも、小さな花の根元でひと休み・・・

P1360104


土手ではモンキチョウも吸蜜してる・・・

P1360076


モンキチョウは今春になって初見なので、こんな写真だけど一応記録写真ということで…


強風が吹き荒れる中でも、蝶たちは活動するものなのですねぇ~
ちょっと驚きました。


蝶のスプリング・エフェメラルも現れて、いよいよこちらも春本番ということでしょうか

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少し遅れて、早春の花色々♪

2011年04月25日 | 我が家の花(2011)
今日は、我が家の『早春の花コーナー』に咲いた小さな花たちのご紹介です。


このコーナーには、早春に咲く小さな花たちを集めて植えてあります。
 シラー・チューベルゲニアナ、スノードロップ、チオノドクサ、
 クロッカス、ミニ水仙のティタティタ、ヒヤシンス、香り水仙のジョンキル


全部の花が咲いてから、今年の花たちも見ていただこうと思っていたのだけれど、
いつまでたっても香り水仙ジョンキルが咲いてこない・・・
今、ようやく蕾が7、8センチの高さ。花が咲くのはまだまだ先のようです。


ジョンキルの開花を待っているうちに、咲き終わった花もでてきてしまいましたぁ
そうですよね、季節はどんどん先へと進んでいるのだから・・・


ずっと前に咲いてしまった花、今もなお咲いている花、今が花盛りの花など色々です。
(開花した順番に並べてみました…)


シラー・チューベルゲニアナ

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スノードロップ

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チオノドクサ

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クロッカス色々

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(早春の花コーナーに咲いてるクロッカス。後ほど個別にご紹介…)


ミニ水仙ティタティタ

P1350757_2

P1350799_2


ヒヤシンス

P1350800

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今は、ミニ水仙のティタティタがきれいに咲いていて、ヒヤシンスも花盛りですけど、
他の花たちはすでに咲き終わっています。


残るは、香り水仙のジョンキル。
毎年一足遅く咲くから、早春の花とは言えないのかもしれない・・・
でも、小さな花なので『早春の花コーナー』に仲間入りさせてます。


 今日の、お・ま・け 


この早春の花コーナーに咲いたクロッカスも含めて、今日のおまけは『クロッカス特集』です。
(早咲きの小さな薄紫色クロッカスは、すでに登場させてありますので省略…)


黄色いクロッカス・・・

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白いクロッカス・・・

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薄紫色の縞々クロッカス・・・

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薄紫色のクロッカス・・・

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P1350371_2


濃い紫色のクロッカス・・・

P1350465_2

P1350687_2


ここからは、おまけのオマケ。『ミツバチ特集』です


早春の花には、ミツバチたちが花粉を集めにやってきます。


こちらは、チオノドクサで吸蜜中・・・

P1350475


そしてこちらは、クロッカスで花粉集めに夢中・・・

P1350469


ついに撮れましたぁ~ ミツバチの飛翔中・・・

P1350495


蝶の飛翔写真も、こんな風に撮れるといいんだけどね

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春の散歩♪

2011年04月23日 | 花や蝶を求めて
一昨日、近所をお散歩です・・・
こちらでも、そろそろ桜の開花が始まっています。
…が、我が家周辺は梅の花が満開。


国営公園に向かって5分程歩くと、そこはまだ梅の花がようやく開き始めたばかり・・・
この辺りの春は遅いですねぇ~


梅の花がちらほらと咲き出した・・・

P1350955_2

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まだ春浅いこんな状態だけど、それでも、もしかして春の蝶に出会えるかも・・・
淡い期待を抱きながら、一応デジカメ持ってのお散歩です。


土手には、スミレの花も咲いてきています。


かわいらしいスミレの花・・・

P1350950


あちこちキョロキョロしながら歩いていると、小さな『ブルーの蝶』が飛んでいました。
「あれっ? 先日我が家の庭で飛んでた蝶と同じだぁ…」
その時は蝶の正体がわからなかったので、今日こそは…と追跡開始・・・


ようやくとまった! ブルーの蝶の正体は、『ルリシジミ』♪


やっぱりこれは、ルリシジミ・・・

P1350962


少々ぼけぼけ写真だけれど、ルリシジミに間違いないですね。
この写真一枚しか撮れませんでしたが・・・


この蝶、庭にたくさんやってくる(今年はまだですが)ヤマトシジミによく似てます。
…だけど、これは正真正銘ルリシジミ!
こんな写真でも、初めて撮影できたから嬉しい♪


う~ん、でも初めての撮影…というのはちょっと違うかなぁ
実は、この日散歩に出かけようとしたときに、庭でブルーの蝶に出会ってるのです。
(数日前に見かけたときも素早く飛んでいたので、写真は撮れなかった…)


その時の写真が、これ・・・

Rurisijimi

(どこにいるのかわからないから、矢印をみてね…)


きれいなブルーの蝶が飛んだいたので、慌てて撮った写真です。


これでルリシジミってわかるのか? …って、そう思われますよね。
 「ヤマトシジミは結構下の方に飛んでいますが、ルリシジミは木の上の方まで飛んで行ったり、
  結構長い距離を行ったり来たりしています。」
…と、HAさんから教えていただきましたので、この蝶はルリシジミだと思うわけです。


このあと、屋根の上高く飛んでいってしまいました。やっぱりルリシジミだったのよね。


さて、お話を散歩に戻しましょう・・・


黒っぽくて小さな蝶が飛んで来て、枯れ草にとまりました。
今年初の『ベニシジミ』です。まずは一枚パシャリ!


今年初見の、ベニシジミ・・・

P1350960


あぁーあ、これもまたこの一枚しか撮れなかった。


春の蝶はどれもこれも元気がよすぎて、ちっともモデルになってくれないわぁ~
でも、今季初めて出会えたことが嬉しいから、まぁよしとしましょう・・・


タンポポでは『スジグロシロチョウ』が吸蜜してました。


タンポポで吸蜜中の、スジグロシロチョウ・・・

P1350961


これも、そ~っと近付いて、逃げられないうちにパシャリ!
黄色いタンポポと、翅の付け根(?)の黄色がお揃いだね


こちらのタンポポには、両足に花粉をいっぱい付けた蜜蜂がいました。
蜜蜂さんは夢中で吸蜜してたから、ピントを合わせてじっくりと撮影できましたよ


みて!この花粉の塊を・・・

P1350996


この辺りの野の花と言えば、まだスミレやタンポポくらいしか咲いていません。


この日、あちらこちらに咲いているタンポポの中で、不思議な色のタンポポ発見!
色が白っぽくて、花の咲き方もちょっと変わったタンポポです。


たくさん咲いている普通の黄色いタンポポと比べてみましょう・・・
(花と後姿も比較してみてね…)


白っぽい色のタンポポ・・・

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普通の黄色いタンポポ・・・

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ね、花の咲き方や色が違うでしょ。後姿も、萼の様子や茎の色や毛深さなど色々違うでしょう。
周辺にはタンポポがいっぱい咲いているけれど、白っぽいタンポポはこの一株だけでした。


真っ白い花なら白花タンポポかもしれないけど、真っ白ではないし・・・
これは突然変異?
それとも、この一株だけ在来種のタンポポ?


色々調べてみた結果・・・
総苞外片の反りかえり方で、在来種と帰化種に分けることができるということなので、


白っぽい色のが在来種のカントウタンポポで、
黄色いのが近年蔓延ってるセイヨウタンポポでしょうか。
(でも、カントウタンポポは黄色いはずなので、まだ少々疑問が…)


しかし散歩で見かけた、たくさんのタンポポの中でたったこの一株だけというのは?
これが本当に在来種ならば、このタンポポが生き残って増えてくれることを願うのだけど…


それでは、この白っぽい色のタンポポの様子を、もう少し見ていただきましょう。


蕾が開き始めた様子・・・

P1350971


こちら、株全体の様子・・・

P1350968


葉が赤っぽいのは、たぶん寒さのせいでしょうね。
春まだ浅いこの辺ですから、首をすくめて咲いているタンポポも多いです。


これから気温も上がって、桜の開花とともに野の花たちも色々咲いてくるでしょう。
そうすれば、春の蝶にもたくさん出会えるでしょうね。
楽しみ、楽しみ♪


できることなら美しい蝶の写真はより美しく、いや、せめてそれなりに美しく撮ってあげなくてはと、常々思ってはいるのですが・・・
まだまだ修業が足りないようです

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スプリング・エフェメラル、その後・・・

2011年04月18日 | 我が家の花(2011)
先日のブログでは、庭に顔を出した蕾のスプリング・エフェメラルたちをご紹介しましたが、
今日はその後の様子を見ていただこうと思います。


カタクリ、キクザキイチゲ、そしてショウジョウバカマ・・・
蕾が虫に食べられちゃったあのカタクリ、無事に花開いたのかちょっと気になりますよね…


その前に、
まずは今美しく咲いている、庭のカタクリの花からご覧ください。


可愛らしい妖精たちの姿です・・・

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庭のカタクリも随分増えました。
種を運んでくれるという、アリさんたちに感謝ですね・・・


株も増えて、大株になったカタクリ・・・

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こんなところにも、あんなところにも咲いてます・・・

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アリさんに運ばれた種は、7~8年後にようやく花が咲きます。
1枚だけの葉が2枚になると花芽が付くのだとか・・・
来年はもっともっといっぱい花が咲くかなぁ。楽しみ♪


さてさて、虫に食べられちゃったあのカタクリのその後は・・・


みて!花が開きましたぁ・・・

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虫食い花びらだけどクルリと丸まって、ちゃ~んとカタクリらしい花になってるでしょ。
可愛らしく咲いてくれて、ホッとしました


来年は虫に負けないで、美しい花が咲くといいなぁ~ 楽しみ、楽しみ♪


次は、『キクザキイチゲ』のその後です・・・


こちらも、可憐な花が咲きましたぁ・・・

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今年咲いた青花のキクザキイチゲは二株。遠くに葉だけ付けた株もふたつ見えてきたので、
来年が楽しみだわぁ♪


最後は、花芽がふたつあった『ショウジョウバカマ』のその後・・・


花火のように花が開いて、やがて首をスッと伸ばして咲いた・・・

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昨年は首なしのまま株元で咲いたままのショウジョウバカマの花でしたが、
今年は首を伸ばして咲いてます。


手前は、頑なに閉じたままの緑色の花芽・・・

P1350657


ふたつあった花芽、今まで待っても結局今年はひとつの花しか咲きませんでした。
緑のままの花芽は、きっと来年のお楽しみ♪ってことなのでしょうね。


 今日の、お・ま・け 


昨日は、虫食いの小さなカタクリさんのところにお客さまがやってきました。


今春生まれの『スジグロシロチョウ』です・・・


あららら・・・生まれたばかりだというのに、もう翅が傷んでいますねぇ~
蝶は、蛹の中で体の全ての構造が完成するということなので、羽化したときにはもう大人の蝶なんですって。
…なので、自然界に飛び出した瞬間から色んな試練が待ち受けているのでしょうね。


花びらの傷んだカタクリで吸蜜してる、翅の傷んだスジグロシロチョウ・・・

P1350726


周辺には他のカタクリの花もたくさん咲いているのに、
なぜかスジグロシロチョウはこの傷ついた花を選んでくれました。
傷ついたもの同士、いたわりあっている姿に、ついホロリ


昨日は、もうひとつ思いがけない嬉しい出会いがありました。


アブの仲間の『ビロウドツリアブ』です・・・


「えっーーー? アブに出会ったぐらいで、なんで嬉しいの?」
…と、首をかしげておられる、そこのあなた。 まぁ、聞いてくださいな・・・


アブなのだけど、このビロウドツリアブも立派な(?)スプリング・エフェメラルなのですよ。
(成虫が春にだけ現れる、この昆虫も同じく『春の使者』…)


今年になってからその存在を知り、この春に一度はお目にかかってみたいものだと思っていたビロウドツリアブ、思いがけずに庭で発見!
(どんな所に生息しているのやら皆目見当もつかなかったのだけれど、まさかの出会い…)


しゃがみ込んで小さな花を眺めていたそのとき、蜂みたいなものが横のタマイブキにとまりました。
毛むくじゃらで、ずんぐりむっくりとしたこの体、ひと目でビロウドツリアブだとわかりました


やっぱり出会いたいと思っていると、こんな風にさりげなく現れてくれるものなのですねぇ~


タマイブキにとまってる、ビロウドツリアブ・・・

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このアブの名の由来は、
ビロウドのような細かな毛に覆われ、花の蜜を吸うために空中に停止している姿(ホバリング)が、吊り下げられているように見えたことから、この名が付いたようですね。


とまっている姿しか撮れなかったのは、ちょっと残念!
ビロウドツリアブのホバリング姿も、一度くらいはご披露したいと思っていますが、
でも今年はもう無理かもね・・・これも来年のお楽しみってことで♪


越冬蝶の『クジャクチョウ』もまだやってきます・・・


まだまだ元気いっぱいに庭を飛び廻っています。
こちらは、越冬蝶とは思えないほど翅がきれいでしょう。
こんなに近付いても、この子はもう逃げません・・・
(さすがに手乗りは無理だけど…)


タンポポで吸蜜中の、クジャクチョウ・・・

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なんとも春らしい光景ですねぇ~


このクジャクチョウを見ることができるのは、もうあとわずか・・・
夏になれば新しい命が生まれて、再び出会うことができるでしょうけどね。
(このように、年に数回発生する蝶たちは、スプリング・エフェメラルとは呼ばれないのです…)


今日はカタクリ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、そしてビロウドツリアブと、
四つのスプリング・エフェメラルが登場しましたが、
春にしか現れないものたちなので、「来年のお楽しみ♪」が多いこと…

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憧れの藤木シェフ♪

2011年04月15日 | 美味しいお店

本日のブログは、美味しそうなパフェの登場から始まります。


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このパフェの名は、『地元野菜のパフェ』♪
その名のとおり、これは信州野菜が素材のパフェなのです。
(食材の説明は、のちほど…)


このパフェが出されたお店は、
信州蓼科高原の自然の中にあるフランス料理の店、『エスポワール』。


そこのオーナーシェフは、藤木徳彦さん。
このブログでは度々登場するお馴染みの名前ですよね。
我が家の旦那さん憧れの、あの『藤木シェフ』です


わたしの友人が、藤木シェフやそのご家族と親しい間柄だということで、
先日12日、お店にご一緒させていただきました。


お店の前まで行くと、まず藤木シェフのお母さまが出迎えてくださいまして、


続いて藤木シェフの登場です


テレビや新聞や本で見ていた藤木シェフが目の前に現れて、わたしたち二人はもう舞い上がってしまいました。
「あっ、本物の藤木シェフだぁ…」「わぁー、生(なま)藤木シェフ…」


うちの旦那さん、早速持参した藤木シェフの料理本を取り出して、夢中でお話してます。
(お写真をブログに載せることは快諾していただきました。お料理の写真もOKですって…)


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(藤木シェフと、シェフのお母さま)


近頃、藤木シェフにも女性の追っかけが多くなったそうですが、
「男性の追っかけは初めてです…」と、笑いながらとても喜んでくださいました。


お庭でたっぷりお話をして、そして記念撮影もして、さぁお店に入りましょう。

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お食事は、こちらのサンルームでいただきます。

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桜の花が咲く時期には、この場所は真上と正面に桜の花を眺めながらお食事ができるそうです。
これからの季節は、緑に囲まれて最高でしょうね・・・


この日のお食事は、わたしの友人とその母、そしてわたしたち夫婦の4名。
たまたまこの日は、4人で藤木シェフの作るお料理を独占することになりました。
(…なので、気兼ねなく楽しいお喋りをしながら、写真もパシャパシャ撮りながら…)


藤木シェフのこだわりは、地産地消。
ジビエ料理の第一人者でもありまして、各地からひっぱりだこの、今や有名人の藤木シェフです。


先ほどお庭で会話をしたからでしょうか、
ジビエ料理を盛り込んだ、特別コースでお料理を出してくださることになりました


さてさて、どんなお料理が出されるのでしょう・・・
地元野菜や信州ジビエが、どんな素敵なフランス料理に生まれ変わるのでしょうね。


いよいよ、お食事タイムです


自家製パンと一緒に出されたのは、豚肉のペースト。
(パンは、スタッフのみなさん手作りのパン焼き小屋で、毎日焼き上げているそうです…)

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ひとつ目のアミューズは、地元野菜のスティックサラダ。
ナスのペーストをつけていただきます。
(ナスの他に、アンチョビ、バター、生クリームなど…)

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ここで、それぞれ好きなチーズを選びます。

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わたしの選んだチーズはこちら。
スプーンにのせて出されたのは、これ栗のハチミツですって。とっても濃厚なお味♪

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ふたつ目のアミューズは信州サーモン。
中から出てきたものは・・・あれっ?忘れちゃったぁ

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ふきのとうと菜の花のグラタン。
(これは写真を撮るのを忘れましたぁ…)

ここに、グラタンの写真が並ぶはずでした…


そして、でましたぁ! 信州ジビエ、シカ肉のテリーヌ。
(下に隠れているのは、切り干し大根みたいです…)

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こちら、アスパラと自家製ハム。
(ハムは、外にある燻製小屋で作られたのですね…)

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(写真を撮る前に、ハムを一枚食べた人が…)


緑色が鮮やかな、ミューファルシー(日本語で言えば、キャベツの詰め物)
縮緬(ちりめん)キャベツの中に、なんと熊肉が詰めてあります。

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信州じゃがいも(アンデスレッド)とフォアグラのパートフィロ包み焼き。
ゴボウの赤ワインソースです。

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ネギのスープ。ネギはもちろん、松本一本ネギです。
中に、シャキシャキ感を残したアンデスレッド(じゃがいも)の薄切りが入ってます。

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さて、次はメイン料理です・・・
二種類のメイン料理を用意してくださいました。シェフのお気持ちが嬉しい…


ひとつ目のお皿は、
柔らかく焼いた、鹿肉のロティ。
キノコソテーが添えられています。
(ソースは、アンズダケとクロタケを使ったソース…)

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ふたつ目のお皿は、
信州サーモンのパートブリック包み。
(色とりどりの地元野菜が添えられてます…)

P1350590


デザートは四種類の中から、好きなものをひとつ選びます。

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わたしの選んだデザートは、トップ写真(↑)の『地元野菜のパフェ』。ここで再び登場!

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これ、素材はみんな地元野菜です。『野菜』で作られた『多彩』なパフェというわけね


ここで、パフェの素材説明を少々・・・(間違っていたらごめんなさい…)
 緑色は縮緬(ちりめん)キャベツ、ベージュはごぼう、オレンジ色は人参のアイスクリーム。
 上に飾られている、丸くて穴の開いたレンコンみたいな物はトマト。
 オレンジ色の細長い板状は人参。
 一番下に見える赤いのは、完熟シシトウ。


最後に、プチフール(小さなお茶菓子)が出されました。
キーウイの寒天と白豆のムースでしたが、これも写真を撮ってなかったです

ここに、プチフールの写真が並ぶはずでした…


美味しいコーヒーもいただきました。
特にエスプレッソをいただいたうちの旦那さんは、
「こんな本格的なエスプレッソは初めてだった…」と言ってました。


我が家で時々食べるジビエ(シカ肉やクマ肉など)は、
ワイルドな『またぎの料理』って感じで、一目見てドキッとするのですが・・・


ジビエ専用のナイフでいただいた藤木シェフのジビエ料理は、
それはそれは豪華で美しい『フランス料理』、見ただけでドキドキしました。
ジビエの臭みなど全く感じなくて、品の良いフランス料理へと変身を遂げておりました。


お料理の感想などというものは、ここで語るまでもありません。
ひと品ひと品が、たいへんおいしゅうございました・・・


このレストランは、『オーベルジュ・エスポワール』
オーベルジュですから、宿泊施設もあります。


二階には、お部屋が3室。
天窓付きのお部屋では、信州の美しい星空が眺められるのだそうですよ。

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こちらは、オシャレなくつろぎの空間、シガールーム。

P1350612


二階から眺めた風景も素敵でした。
暖かい日の朝食は、お庭のテーブルでいただくのだそうです。

P1350606


木々には小鳥の巣箱がくくりつけられてあり、庭に出ると小鳥たちが木から木へと飛びまわり、
心地よい小鳥のさえずりが聞こえてきます。


お庭には『石釜小屋』と『燻製小屋』もあります。
(パンを焼いたり、ハムやベーコンを作ったり…)

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駐車場に下りて、レストランを振り返ってみました。
自然の中の、素敵なレストランです。

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次回は、緑の季節に行ってみたいなぁ~


 今日の、お・ま・け 


持参した2冊の愛読書(?)にサインをしていただきまして、超ご機嫌なうちの旦那さんです。

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憧れの藤木シェフにお会いでき、心のこもった贅沢な美味しいフランス料理をいただいて、
至福のひとときでした・・・


本物のジビエ料理をいただいて、旦那さんにとっては勉強にもなったようです。
我が家の食卓に、信州ジビエを使ったフランス料理が登場する日も近いのか?
(またぎ料理は卒業して、フランス料理の道へと進んでほしい…)

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