いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

入笠山の花と蝶・・・

2010年08月28日 | 花や蝶を求めて
先日、実家の近くまで行く用事があったので、ついでに入笠山まで足を伸ばしてみました。
(…とはいっても、山に登ったわけではありませんよ、念のため…)
入笠湿原とその付近の散策をしてきました。


わたしにとって、故里にある入笠山は裏山のようなもので、懐かしくて想い出深い場所です。
でも、若かりし頃会社の山岳部所属だったうちの旦那さん、入笠山は初めてだとか・・・


入笠山は『花の宝庫』といわれ、季節ごとに色々な花が楽しめるところです。
(特に有名なのは、春に咲くスズランでしょうか…)


今の時期は、夏の花と秋の花が混在していてちょっと得した気分でした♪


このブログでは、いつも庭に咲いている花やその花にやってくる蝶の姿を見ていただいていますが、今日は高原に自生している花々と、そんな花の中を自由気ままに飛び交う蝶たちの姿を見ていただこうと思います。
(蝶の飛び交う姿とはいっても、飛翔は撮れませんので静止だけですけどね…


庭で咲いている花とはまた違った趣で咲いている高原の花々、時間を忘れて見入ってしまいました。


こちらが、入笠湿原です・・・

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入笠湿原とその周辺で出会った花々・・・


アケボノソウ(曙草)》  と  《ウメバチソウ(梅鉢草)
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ツリフネソウ(釣船草)》  と  《キツリフネ(黄釣船)
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カワラナデシコ(河原撫子)》 と 《ハクサンフウロ(白山風露)
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マツムシソウ(松虫草)》  そして、大好きなマツムシソウをもう一枚
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ノハラアザミ(野原薊)》   と   《ベンケイソウ(弁慶草)
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コオニユリ(小鬼百合)》   と   《ヤマユリ(山百合)》の後姿
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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)》  と  《ヤナギラン(柳蘭)
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黄色っぽい《ハナイカリ(花碇)》& 白い《ノコギリソウ(鋸草)
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薄紫の《ツリガネニンジン(釣鐘人参)》& 黄色い《アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
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そして、木道沿いに群生するエゾリンドウ
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サワギキョウ(沢桔梗)
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そして、サワギキョウの群生
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ホソバトリカブト(細葉鳥兜)
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林道脇のホソバトリカブト と 湿原で咲くホソバトリカブト
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ワレモコウ(吾亦紅)》  と  《キオン(黄苑)
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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)》 そして、マルバダケブキの群生
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写真に撮ってきたのは、ほんの一部の花です。入笠湿原やその周辺にはこの他にもたくさんの種類の花々が咲いていました。


花ではないけれど、近くの林の中で見つけたちょっとユニークな植物をひとつ・・・


『サルオガセ(猿尾枷)』です・・・
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長く木の枝から垂れ下がるこの姿は、なんともユニークですねぇ~
別名『天女の舞』と呼ばれるようですが、この姿はとても天女の舞のようには見えませんけど・・・
アイヌの人々は『山の神様のひげ』と呼んでいたということですが、別名としてはこちらの方が雰囲気が合ってるかも。


調べてみると・・・
サルオガセは、菌類と藻類が一つになっている地衣類で、空気中の水分を吸って光合成をしているから、着生している木を枯らすことはないのだそうですね。
空気中の水蒸気を吸って生きているこの植物は、空気が澄んでいないと育たないのだそうです。
(このサルオガセが見られる入笠山は、空気が澄んでいるって証拠なのですねぇ~)


こんなにたくさんの花々が咲いている入笠山、もちろん蝶もたくさん飛び交っていました。
一番多かったのはヒョウモンチョウ。そしてクジャクチョウもたくさんいました。


入笠山で見かけた蝶たち・・・


クジャクチョウ》・・・(湿原に遊ぶクジャクは色鮮やか…)
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ミドリヒョウモン(?)》・・・(何ヒョウモンなのか少々疑問…)
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ヒメキマダラセセリ》・・・(コキマダラセセリと似てるけど、こちらは『姫』の方だと思う…)
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イチモンジセセリ》・・・(我が家の庭でも一番多く見かけるセセリですが…)
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ジャノメチョウ》・・・(地味だけど、内に秘めた美しさを持っています…)
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キアゲハ(?)》・・・(痛々しい姿ですけど、これも自然の摂理…)
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最後にもうひとつ、この日出会った嬉しい初見蝶のお話・・・


突然「ここに何かいるぞぉ…」と、旦那さんの声・・・
駐車場脇に、間伐材を粉砕して積み上げた山のような場所がありました。
その山の一角に何やらいると言うのです。


「どこ? 全然わからないけど、どこに何がいるの?」と言いながら、
とりあえずカメラを向けるけど、まだその物体が確認できないわたし・・・


さぁーて、この山にいるのは何かなぁ・・・


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矢印(↑)のところに何かいるのですが、わかりますか?


     ・
     ・
     ・


ようやくわかったその物体は、なんと『キベリタテハ』でしたぁ・・・


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(こちら(↑)山の一部を拡大した写真。ちょうど翅を広げてくれたところです…)


キベリタテハは、やがて粉砕したチップの山から降りてきて地面にとまりました。
そして、翅を開いたり閉じたり・・・


キベリタテハ》・・・(大きな画像で貼り付けなおしました…)


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(ikedanochohchoさんのコメントで「信州に住んでる以上このチョウだけは撮りたいです!!」
 な~んていうお言葉をいただいてしまったから、気をよくして大きな画像で貼り付け直し…


ビロードのような美しい翅を持つタテハチョウで、縁が黄色いからその名も『キベリタテハ』。
この蝶の存在は、以前『クジャクチョウの異常型』という蝶を見たときに調べて知っていました。


でも、出会ったのは初めて! 初見の蝶です!!!


こんなところで出会えたなんて・・・嬉しい嬉しい出会いでした。
…なので、キベリタテハだけ特別編集でご覧いただいたというわけです


今日は、入笠山で出会った花と蝶を見ていただきました。


普段もかなり自然の中で暮らしているわたしなのだけど・・・
こうして大自然の中で花や蝶に触れ合っていると、やっぱり自然っていいなぁ…って、
つくづく思うのでありました。

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まだまだ、夏の花登場・・・

2010年08月26日 | 我が家の花(2010)
今年咲いた『初夏~夏の花』、まだアップしてないものが数種類ありましたぁ~
(またまた季節外れのアップとなりますが、これも記録のためです、お許しを…)


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青い花が一種類・・・

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今が花盛りの、『ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬き)』・・・


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目の覚めるような真っ青な花が、とってもきれいです。
昨年友人から頂いたこの花、株も大きく広がってきました。


ルリマツリに似た別の花ということで、この名前が付けられたようです。
でも、こんなにきれいな花なのに他の花の名前を使って『もどき』とされてしまったとは・・・
なんだか、せつないですねぇ~


青い花を咲かせるこのルリマツリモドキは、今が花盛り。
最初から季節外れの花の写真が目に入れば、「あれ? 前ブログに飛んじゃったかなぁ?」
って、そう思われてしまいそう・・・
そこで、『旬の花』からのスタートとしました


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白い花が二種類・・・

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ひとつ目は、今年は花がいっぱい咲いた『カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)』・・・


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淡いグリーンの花がきれいですねぇ~
この花びらの重なり具合がとっても素敵!


前の家のご近所に住んでいたおばあちゃんから、小さな株を2株分けていただいてこちらに連れてきました。今年で三年目になります。(こんなに成長が早い花だとは、思わなかった…)


この花は、アイリスの丘に植えてあるのですが・・・
白い花がそろそろピンク色に色付き始めてきました。
葉の紅葉も素敵なカシワバアジサイ、一足先に花の紅葉(紅花っていうべき?)も見られるのですよ。


ふたつ目は、こちらも大きな株に育った『ヤマハハコ(山母子)』・・・


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おやおや、オオチゴユリが株の中に侵入してきていますねぇ~
ヤマハハコを引っ越すか? オオチゴユリを抜き取って別の場所へ植えようか?
只今思案中なのであります・・・


昨年は頂いたばかりだったので少々乱れた花姿で咲いていたこの花、
今年はヤマハハコらしい姿になって、可愛らしい花を咲かせています。
この花はドライフラワーにすればいいのでしょうが、切るのがもったいなくて…


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三種類の花が咲く『オイランソウ(花魁草)』・・・

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この花は、『宿根フロックス』と呼ぶ方が正しいのかもしれませんね。
でも昔からオイランソウと呼んでいるので、慣れ親しんだ名前で呼びましょう・・・


こちら畑で咲いてる、オイランソウ・・・

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以前から庭にピンクのオイランソウを植えているのは、黒いアゲハ蝶を呼ぶため・・・
(白花のオイランソウは、実家のご近所さんが珍しいからとくださったもの…)


今年もやっぱり、ピンクのオイランソウに『ミヤマカラスアゲハ』がやってきました。
先日夕方5時過ぎに、ほんの少しの間だけでしたが・・・


オイランソウに遊ぶ、『ミヤマカラスアゲハ』・・・

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(今回は裏翅の写真が撮れなかったので、カラスアゲハ?なのかミヤマカラスアゲハ?なのか、
 実は、はっきりと同定できない部分もあるのですが…)


昨年、このピンクのオイランソウにミヤマカラスアゲハが来たのは9月中旬。
まだこれからが、ミヤマカラスアゲハの本番なのかもしれませんねぇ~
今度見かけたときにはもう少しましな…というか、楽しい写真が撮れるといいけど・・・


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紫色の花が四種類・・・

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まずひとつ目、引っ越して二年目でようやく咲いた『ハナショウブ(花菖蒲)』・・・


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(すみません、思いっきり季節外れの花の登場です…)


この花は10年ほど前に、友人のお姑さんから頂いたもの。
環境が合わないのか、前の家でもなかなか花を咲かせてはくれませんでした。
こちらに連れてきて、ここなら…という場所に植えたのだけど・・・
やはり、昨年は全く花芽を見せてはくれなかったぁ


そんなハナショウブでしたが、二年目にして今年ようやく花が咲きましたぁ
しかも、今までになくたくさんの花が咲いて、嬉しい花菖蒲の季節となりました・・・


左『チドリソウ(千鳥草)』と、右『ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)』の二種類・・・


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こちら、畑で咲くハタザオキキョウ・・・

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中庭では、ふたつの花が入り乱れて咲いてます・・・

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チドリソウもハタザオキキョウも、二年目の今年はこぼれ種で随分増えました。


最後に四つめは、かなり老木化してきた『ラベンダー』・・・


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ラベンダーには、色んな蝶や蜂が集まります。


『ツバメシジミ』もひと休み・・・

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今年こそは世代交代させようと思ったラベンダーだけど、まだまだ頑張ってくれそう・・・


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本日のブログ、四つのグループに分けてご紹介させていただきました・・・
(統一性のない花たちだったので、苦肉の策とやらです…

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撮り貯めたお花の写真も、これでほぼアップできたかなぁ…と、ホッとひと息
あとはエーデルワイスなどの花が少々・・・
それはまた、機会がありましたら他の花と一緒にアップするとして、
さてさて、秋の花たちもそろそろ咲き始めています。
まだまだ猛暑続きで残暑も厳しいですけど、季節は秋へと向かっているのですね。

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ツマグロヒョウモンとクジャクチョウ♪

2010年08月23日 | 我が家の花(2010)
今日も朝から猛烈に暑かったです
お盆が過ぎて、今日は処暑(しょしょ)だそうですね。
(処暑とは二十四節気のひとつで、暑さが峠を越えて後退し始める頃という意味だとか…)


それなのに、今日も真夏のような日差しがギラギラと照りつけて、暑い~~~


そこで、夏らしいお花をふたつ・・・


まずは、サルスベリ・・・

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この花は、「This is 夏~~~」って感じですよね。
夏の青空によく映える花です。


…って自慢げにアップしてますけど、実はこれ娘んちのサルスベリ。
(我が家のサルスベリの木は、こちらに連れてくることはできなかった…
毎日部屋の中から人んち(娘んちの花は全て自分ちのものと思っているわたし)のこの花を眺めて、
「あぁー、夏だなぁ…」って、ちゃっかりと夏気分に浸っているのでございます


そして、ヒマワリ・・・

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ブドウ棚のど真ん中から、こぼれ種で育った1本のジャンボなヒマワリ。
いったい、いくつの花が付いているんでしょうね。
春に植えた巨峰は、蔓がまだブドウ棚に絡まりだしたところなので、
ブドウ棚の主(まだ1年生の巨峰さん)を差し置いて、我が物顔で咲き誇っているヒマワリです。


色が黄色というよりもオレンジ色っぽい黄色で、とっても鮮やかな色をしています。
真っ青な空に高くそびえて咲く大きなヒマワリが、なんとも夏らしいですねぇ~


真夏のような日に、ご挨拶代わりに夏の花をふたつご覧いただきました。


さて、本日の本題に入りましょう・・・


今日は嬉しい蝶の話題をふたつ・・・
ツマグロヒョウモンの初見と、そしてクジャクチョウとの再会です。


最初は、『ツマグロヒョウモン』の初見です・・・


待ちに待っていた蝶、『ツマグロヒョウモン』が今朝、我が家の庭へやって来ましたぁ~


ツマグロヒョウモンは、温暖化に伴い生息域を北に広げている蝶なんですって。
近くにあるホームセンターのレジには、
「ツマグロヒョウモンを見た方はご連絡ください…」みたいな内容の貼り紙があるほど・・・


最近、ツマグロヒョウモンチョウを地球の温暖化影響の指標生物として、全国的に調査をしているということらしいですね。


私の暮らしている所より少し北でも発見されているようなので、この辺りでもきっといつかは出会えるに違いない…と、心待ちにしておりました。


…で、今朝初めて庭で発見!


ヨツバヒヨドリにやってきた、ツマグロヒョウモン・・・

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(接写できなかったので、写真は2枚ともトリミングしてあります…)


小さくて少々見づらいですけど、まぎれもなくこれはツマグロヒョウモンです。
(いつになく自信満々だけど…)


♀(雌)が1匹だけ訪問してくれました。名前の由来のとおり、翅の先が黒いですね。
♂は全体が豹柄。初見が♀で、ちょっと嬉しいかも…


ツマグロヒョウモンがとまっているヨツバヒヨドリは、初夏に一度咲いた花を全部短く切り詰めておいたので、今は二度咲きしています。 切り詰めておいて、ホントよかったわぁ!


今朝はつかの間の出会いでしたけど、またきっと遊びにきてくれるでしょう・・・
今度は、もっと近付いて撮らせてもらえたら嬉しいなぁ~
またひとつ、楽しみが増えましたぁ


蝶との嬉しい出会いをもうひとつ、次はクジャクチョウとの再会です・・・


今年早春(3月3日)、散歩の途中で初見して以来全くお目に掛かることがなかったクジャクチョウですが、近頃は庭のブッドレアに毎日というほどやってくるようになりました。
(これを再会と呼ぶのは変なのですが、あの日出会ったクジャクチョウと思えてならないので…)


最初は、「黒っぽい蝶が近頃よく飛んでるなぁ…」って、一応気にはしていたのですが・・・
ブッドレアで吸蜜しているクジャクチョウを発見して、驚いてしまいました。


先日は3匹一緒に現れて、もうびっくりするやら嬉しいやら・・・


それでは、ブッドレアで遊ぶクジャクチョウをたっぷりとご覧ください。
(こちらはいつものように触れる程に近付いて撮った写真、もちろんトリミングなしですよ…


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こちら、ツーショットで~す・・・(3匹一緒のショットは撮れなかったぁ…)


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庭で初めて写真におさめたこの日は、お盆の8月15日。
父や母たち3人で、わたしたちの様子を気遣って見にきてくれたのでしょうか。
(この日は、そんなふうに思えてしかたがなかった…)


今日は、ツマグロヒョウモンの初見とクジャクチョウとの再会。
暑い夏の日に、庭での嬉しい蝶との出会いでした・・・

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サギソウ咲いて白鷺が舞う♪

2010年08月20日 | 我が家の花(2010)
先日旦那さんの友人から頂いたサギソウが、今花盛りを迎えています
(たまには、旬の情報をお伝えしなければ…)


サギソウが咲いて・・・

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たくさんの白鷺が舞ってます・・・

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お花が咲いてみると、その花の名前とのギャップにがっかりすることも多いのですが、
この花の場合はその名のとおり、まさに白鷺が飛ぶが如し…ですね。


それでは、白鷺が飛び出す様子をちょっとだけ見ていただきましょう・・・


蕾がぷっくらと膨らんで、そろそろ白鷺に変身かなぁ…

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おやっ、もうみんな飛んでるぅ。一足遅れて飛び出すわたし…

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さぁーて、どこへ飛んでいこうかしら…

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こうして、サギソウたちはひとつ、ふたつ…と、白い翼を広げて次々と飛び出しました・・・


サギソウの花は、少々変わり者のようです。
花の形も非常に変わっているけれど、その仕組みもまた変わってる・・・
サギソウには、花の後ろに長い緑色の管状の『距』と呼ばれるものがついていて、この中に蜜を溜めるのだそうです。
(普通の花の蜜は、花の中心にあるのにねぇ…)


距の中に溜まっている蜜、見えるでしょうか・・・

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しかし、この蜜を吸うことができる昆虫は限られているのでは? 長いストローが必要ですよね!
(スズメガ科の昆虫が飛来して、吸蜜するとのことですが…)


最後にもう一度、白い翼を広げて舞うサギソウたちの姿をご覧ください・・・
(美しい白鷺の舞う姿、大きな画像を貼り付けました…)


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(後の方でぼやけて見えるサギソウの姿も、なかなか素敵でしょう…)


サギソウは、1本の花茎に2~3個の花を付けます。
このようにたくさん植えてあると、賑やかな白鷺の舞を見ることができて嬉しいですね
(素敵なプランターに、こんなにたくさん植えてくださった友人の奥様に感謝です!)


この花は、とっても小さな球根なんですって。
真っ白い花の色が変色してきたら、惜しまずにその花はちぎり取るようにと教わりました。
そうすることによって、来年花を咲かせる球根が育つのだそうです。
(球根は、毎年どんどん増えていくということですから、とっても楽しみ♪…)


今日も朝から猛烈に暑かったですねぇ
そんな日も、可憐なサギソウの花が風に揺られながら舞う姿に、ホッとひと息ついてます…

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ピンク・赤・オレンジ系の花たち集合・・・

2010年08月15日 | 我が家の花(2010)
さてさて、初夏から咲いてきたピンク・赤・オレンジ系の花たち。
そろそろブログに登場させなくては、お盆が過ぎればもう秋の花が咲いてきてしまう・・・


季節外れの花たちもありますが、まぁ見てやってくださいね
(中にはまだ咲いてる花もあるので…)


それでは初夏から夏に咲くピンク・赤・オレンジ系の花たちです・・・


突然ビックリ季節外れの花の登場、『ボタン(牡丹)』・・・

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(小さな白いカモミールが、ボタンの花を一層美しくさせてます…)


鉢植えで咲かせている、『フウリンオダマキ(風鈴苧環)』・・・

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(うつむいて咲く小さなこの花は、高い場所に置いて眺めるのが一番…)


大きな花が美しい、『モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)』・・・

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(花も葉も次々と穴だらけ。虫にやられて、今年は散々でしたぁ…)


名前がなんとも艶っぽい、『アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)』・・・

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(上(↑)の桃色昼咲き月見草の花を小さくしたような花、我が家の土手に自生してます…)


見事に甦ったクレマチスの、『ビル・ド・リオン』・・・

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(今年は大きな花がたくさん咲いて、二十数年振りに甦りましたぁ…)


ピンク色のネギ坊主、『チャイブ』・・・

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(ハーブなんだけど、我が家ではもっぱら可愛らしい花を愛でてます…)


こちらは巨大なネギ坊主、『アリウム・ギガンチウム』・・・

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(このネギ坊主、別名は花葱(はなねぎ)と呼ばれるらしい…)


ピンク色が優しげな、『アザミ』・・・

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(この花には、蝶がよくやってきます…)


アザミの花で吸蜜中の、ウラギンヒョウモンとアカタテハ・・・

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こちらはハーブの、『ラムズイヤー』・・・

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(小さなピンクの花も可愛いんだけど、花のアップ写真がなかったぁ…)


ラムズイヤーで求愛中の、ベニシジミ・・・

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どうしても名前が分からない、名前の不明な花クラリセージ・・・

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名前が分かる方、おしえてぇ~


※追記です・・・
 この花は、ハーブの『クラリセージ』と判明しました。
 和名はオニサルビア。


この花、咲き方が実にユニーク・・・

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(蕾が開くと中からまた花が咲いてくる、不思議な花です…)


ひとつの花に二色が美しい、『ゲンペイツリフネソウ(源平釣船草)』・・・

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(源氏の旗が白で平氏の旗が赤。1本の木に赤と白の花が咲くことから源平咲き…)


土手で咲いてる、『オキザリス』・・・(我が家では、『毎日草』と呼んでます)

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(「この花は毎日咲くから毎日草っていうんだよ…」と、むかし母から一株頂いた花…)


今年は機嫌良く咲いた、『ホタルブクロ(蛍袋)』・・・

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(昨年花後にこの場所へ移したところ、今年は花がいっぱい咲いたぁ…)


今年は大きな株になって咲いた、『ベルガモット』・・・

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(花が次から次と咲いてくるので、部屋にもたくさん飾りました…)


セセリチョウは、ベルガモットの花が大好き・・・

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スラリと伸びて咲く、『リアトリス』・・・

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(別名はキリンギク(麒麟菊)、ユリアザミ(百合薊)、ヤリノホ(槍の穂)。どの名もピッタリ…)


朱色が鮮やかな、『ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)』・・・

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(中庭と畑で、思いっきり広がって咲いてます…)


ここからは、アイリスの丘に咲いた花たちです・・・


アイリスの丘で咲く、『ギボウシ(擬宝珠)』・・・

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(この花は、ピンクというよりも薄紫色でしょうか…)


アイリスの丘に咲く、『オニユリ(鬼百合)』・・・

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(中庭でも咲いているけど、やっぱりここで咲いてる方が風情があるね…)


野に咲くランの花、『ネジバナ(捩花)』・・・

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(この可愛らしい花、大好きです…)


アイリスの丘で咲く、ネジバナ・・・

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アイリスの丘の土手には、白いネジバナも咲いていた・・・

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(白花のネジバナなんて、初めて!…)


今日も画像いっぱいのブログになってしまいましたぁ・・・

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