オランダからの贈り物

自慢のチューリップが今年も咲きました。
鮮やかに咲くオレンジ色のこのチューリップは、義弟家族の海外赴任先だったオランダからの贈り物です。


いただいてから、もう15年位経つでしょうか・・・
想い出多い花なので、数年ごとに丁寧に植え直しをして大切に育ててきました。4、5本だったこの花も15年もの長い年を重ねて、今年は20本の奇麗な花を咲かせています。


我が家の庭でひときわ目立つ存在のこのチューリップは、自慢の花のひとつです。
みなさんに「奇麗な色ですねぇ～」とお褒めの言葉をいただくのですが、この花だけはどうしても差し上げることができないのです。　みなさん、ごめんなさい・・・




オランダからのチューリップ

お気に入りのチューリップ

お気に入りのチューリップが2種類。


ひとつは、気高く美しい『アプリコットビューティー』
花の色に惚れ込んで、球根を通販購入しちゃいました。
いい色ですねぇ～　大好きです。名前も素敵！


もうひとつは、ご近所さんからいただいた白っぽい花で、名前は不明。
この花も清楚な感じがとっても気に入っています。




アプリコットビューティー と 清楚な白いチューリップ

♪…咲いたぁチューリップの花が…♪

　♪　並んだぁ　並んだぁ　　♪


春はやっぱりチューリップの花が一番似合いますね！基本的に真っ赤なチューリップが好きです。
後方中央に春霞(もしかして黄砂？)に浮かぶのは常念岳。今の時期、まだ雪をかぶった北アルプスの山々と芽吹きが始まった里山、そして春色に染まった里が本当に美しい風景で、一番好きな季節です。電柱や左側に並ぶ住宅は今春出現したもので、時代と共に周りの景色も移り変わっていくということを実感している今日この頃。遠くの山々はずっと変わることなくそのままなのに・・・


来春からは全く違った景色を眺めて過ごさなくてはなりません。庭に次々と咲いてくる花たちを見るたびに、また周りの風景を眺めるたびに淋しさがこみ上げてきて、ひとり感傷的になってしまう、わたし・・・
そんな私を励ますかのように、チューリップの花が今年はひときわ見事に咲いてくれました。




赤いチューリップの咲く庭

小人アイリスも花盛り

濃い紫色の小人アイリスも花盛りです。
知人宅の庭にたくさん咲いているのがとても奇麗で、少し株分けしていただいてきました。
白いジュリアンの後ろに植えれば、濃い紫色の小人アイリスもきっと映えるのではないかしら…と思って、数年後をイメージして植えたところ、思惑通りにとってもいい感じに育ってきました。
丈も低くて、花後も葉っぱの緑が綺麗のままなので、ジュリアンと同様グランドカバーにちょうどいいのでしょうね。


この花の正式の名前が『小人アイリス』でいいのかどうか少々疑問なのですが、姿形はジャーマンアイリスのミニ丈バージョンといったところでしょうか・・・
小人アイリスはジャーマンアイリスより一足早く咲きます。開花期間が短くて、数日で花がしぼんでしまうところがちょっと悲しい。植えたばかりの頃は数本しか咲かなかったので、花を楽しむ期間が短く淋しい思いをしていました。
今では株も増え次々に開花して、立派にグランドカバーとしての役割りを果たしています。
この小人さんは道行く人達にも「色が奇麗！」と結構人気者で、少しずつ分けてはみなさんに喜ばれているのです。
我が家にはこの濃い紫色しかないのですが、ジャーマンアイリスと同じように種類がたくさんあるようですね。




人気者の小人アイリス

ピンクのイカリ草

イカリ草が咲きました。
白や薄紫の花もあるようですが、我が家のイカリ草はピンク色。可憐な可愛らしい花ですね。
20年程前に義姉からいただいて、大切に育てている花のひとつです。年数と共に株も増えてきて今では群生して咲いています。


花の形が船の錨に似ているから『イカリ草』と名付けられたとか・・・
でも、蕾や開いている花を見ても船だの錨だのと荒々しい男っぽいイメージはなく、羽を広げて優雅に舞っているような女性的で美しい姿だと思いますけどね。
葉っぱの下に隠れるようにして恥ずかしげに咲いている様子も、奥ゆかしいというかなんというか…やっぱりこの花は優しい女性のイメージですね。


呼び名がもうひとつあるみたいだけれど・・・
　　花言葉は、「あなたを捕らえる」
そこで、『ヨメトリグサ』とも呼ばれるそうです。でも、こっちの名前もこの花のイメージには合わないわ！




可憐に咲くイカリ草