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飛び飛びアサギ日記(9/26、28)、遠方からのマーキング個体♪

2018年10月09日 | 自宅周辺の蝶

嬉しいことに、アサギ日記はまだまだ続きます。

まずは、秋らしい一枚をご覧いただいてから先に進みましょう・・・

 

(9月28日撮影です…)

 

今回の目玉は、なんと言っても遠方からのお客様~

そう、またマーキング個体の飛来があったのです!

さぁ~て、今度はどこから飛んで来たのでしょうね。それは後ほど・・・

(一応日記ですから、日付の古い順に見ていただかないとね…)

 

《9月26日》・・・今季一番の飛来数を更新

先日24日の記録(10頭)を更新して、この日は20頭以上の飛来でした。

20頭までは数えられたけど、それ以上はギブアップ・・・

それでは、この日のアサギマダラを「3コーナー」に分けてご覧いただきます。

 

ひと回り大きな♀がいた・・・

この時期にしてはきれいな個体で、うっとりと眺めてしまいました。

 

翅の色褪せも傷みもなく、大きくてきれいな♀です♪

 

きれいに咲いた花を選んで、吸蜜してる♪

 

浅葱色が本当にきれい~♪

 

アサギマダラの複数撮りに挑戦です・・・

カメラショット』の呼び方は、被写体が2人、3人、4人の場合には、

「ツーショット」、「スリーショット」、「フォアショット」と呼ばれ、

それ以上は「グループショット」と呼ばれるのだそうです。

 

どのショットまで撮れるか挑戦してみました。

 

ツマグロヒョウモン♂とアサギ♀とのコラボツーショット♪

 

こっちは、アサギマダラ♂♀のツーショット♪

 

今度はスリーショット♪

 

そしてお次は、フォアショット♪

 

6頭一緒だから、これはグループショット~♪

(右から飛んで来た1頭はブレてるけど、これも含めて6頭です…)


こういった複数撮りも、二桁の飛来があればこそでしょうね・・・

 

最後は、翅のスケスケ感をご覧いただきましょう・・・

アサギマダラの翅は鱗粉(翅の模様を形づくる細かい粉)が少ないため、

半透明に透き通っているのだそうです。

 

向こう側の翅脈が透けて見える♪

 

翅を開くと、フジバカマが透けて見えた♪

 

アサギマダラはこんなにも薄い翅なのに、

海をこえて、南の島や遠くは台湾までも渡って行くのですね。

 

《9月28日》・・・遠方からのマーキング個体のお立ち寄り

福島県のグランデコスキー場でマーキングされたアサギマダラが飛来しました。

待ちに待っていた、遠方からのお客様です・・・

 

「デコ」と書かれた、アサギマダラ♂のマーキング個体♪

 

一度は出会いたかった「デコ」マークのアサギマダラさん、ようこそ我が家へ・・・


こちらの写真だったら、標識全部が見えますね〜♪

 

では、マーキングされた標識の解説です。 

        「デコ」・・・・・マーキングした場所(福島県グランデコスキー場)

 「8/11」・・・・・マーキングした日付け(8月11日)

  「SRS」・・・・・マーキングした人の名前(SRSさん)

        (SRSマークの栗田昌裕さんは、アサギの渡り調査をされている超有名なお方…)

     「2236」・・・・本年度マーキングした通し番号(2236頭目)

          「H」・・・・・・このマークがわからない! 何を意味してるんだろうか?

(Hマークの意味をご存知の方は、ぜひ教えてくださいね…)


8月11日から9月28日まで、ほぼ50日間かけて大町まで飛んできたのですね。

(実際は、マーキングされたその日に福島を飛び立ったのかどうかは不明だけど…)

栗田さんのアサギマダラの移動記録マップによれば、

「デコ平から大町まで」の直線距離は、237.5kmだそうです。


県外から、しかも遠く福島県から南下して来たアサギマダラに出会うことができて、

もう大感激です。もう一度言っちゃいましょう・・・ようこそ我が家へ!

 

この日は♀も2頭飛来してました。

 

畑花壇の三尺バーベナで吸蜜中の♀♪

 


上の1枚目の写真、後方はツマグロヒョウモン♂です。

複数撮りの時も、ツマグロヒョウモンとのツーショットでしたけど、

ツマグロヒョウモンとアサギマダラって、相性が良いのでしょうかね・・・

(まぁ、偶然のことだとは思いますが…)

 

畑花壇で吸蜜してる姿は、今季初めて見ました。

このすぐ横にはフジバカマの大株があり、花もたくさん咲いているのですが、

やっぱり♀だからでしょうか、フジバカマの花には目もくれずに、

長い時間三尺バーベナで吸蜜してました。

 

アサギマダラの飛来は、10月に入ってもまだ続いていますから、

アサギ飛び飛び日記も、もう少し続きそうです。

今日は9月分の最終アサギ日記でした・・・

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13 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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アサギマダラ (mcnj)
2018-10-10 06:25:48
お早うございます。

友あり、遠方より来る。
焉んぞ、嬉しからざんや。

良かったですね。
はるばると、来てくれたものです。
この後、どこまで、飛んで行くのでしょうか。
神秘的でさえあります。

当方は、アゲハのラブラブをアップしました。


返信する
再々 (mcnj)
2018-10-10 06:45:40
訂正です。

嬉しからざらんや、でした。
返信する
素敵な秋景色! (タッジーマッジー)
2018-10-10 08:31:30
おはようございます。
まず1枚目の写真に釘付けです!
何とすてきな秋景色でしょう…
ただただうっとりと眺め入ってしまいました。
青空にフジバカマとアサギマダラがとっても良く映えていますね。
そしてたくさんのアサギマダラ!
グループショット(と言うのですね)が撮れるなんて、沢山の訪問があった証拠…
いいアサギマダラの季節になって良かったです!
遠く裏磐梯からやって来たアサギマダラにも感動ですね。
去年、裏磐梯に行った時、山を越えて本当に遠い所だと感じたものです…
アサギマダラの飛行力はすごいですね。
これからもっともっと南まで行くのでしょうし…
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本当に不思議な蝶なのですねえ (くちかずこ)
2018-10-10 13:34:24
羽が透けているとは知らなかったです。
実際に見たらもっと綺麗なのかしら?
写真でも、十分に綺麗に撮れているように思いますが。
そして、一度に沢山入った写真を撮れるなんて。
楽しい秋を満喫されていますね(*^_^*)
返信する
初めまして (さいちママ)
2018-10-10 13:39:59
tripuさんのブログでお見掛けしてこちらに訪問させていただきました。
蝶にとってもお詳しいのですね。
写真もとってもきれいで素敵です。
アサギマダラにはマーキングされている蝶もいますのね。
話には聞いたことありますが目にしたのは初めてです。
蝶がそんなに旅をするって凄いですね。
フジバカマの蜜が好きなのかしら?
そういえばここら辺にはフジバカマは咲いていないなあ~~~
山に行くとよく見かけます。

またお邪魔したいと思います。
読者登録にぽっちっとしていきます(#^.^#)
よろしくね。
返信する
こんにちは (trip)
2018-10-10 16:48:29
アサギマダラはうすい羽なのね。なかなか出せない色合いで見ていても飽きない。フジバカマとのツーショット写真きれいですね

本当にようこそ、デコマークのアサギマダラさん

見つけられたみさとさんもすごい!
解説ができることも、
驚きいっぱいです。
長い間、読者登録もしないで、つながっていたのでいいかなと思っていたんだけど。登録しますね
返信する
☆mcnjさんへ (みさと64)
2018-10-10 20:37:59
こんばんは。
待ちに待っていた遠方よりのお客様が、とうとうやって来てくれました♪
マーキング個体には過去にも何度か出会っているのですが、
すぐ近くの、のっぺ山荘からの「NP」マークや、遠くても小谷村の「OTR」マークでしたから、
今回の県外から、しかも遠く福島県からの「デコ」マークはすごく嬉しかったです。

特に「デコ」マークは特別な思いもあります・・・
以前…と言っても、もう随分前になりますが、
福島在住のブロ友、mintさんのブログへお邪魔していた頃のことを、
mcnjさんも覚えていらっしゃるでしょうか。
当時はアサギマダラのことでmintさんともネット上で色々とお話をしてまして、
彼女もグランデコのアサギ観察会へ行きたいとおっしゃってました。
グランデコでマーキングされたアサギマダラが我が家に来てくれればいいなぁ〜
なんて、その頃からずっとずっと思っていたのですよ。
…なので、「デコ」マークの個体を見たときには、本当に感激でした。
mintさん、どうしていらっしゃるでしょうね・・・

今回のマーキング個体を例にすれば、
初夏に福島県まで北上したアサギマダラ軍団は、
福島のグランデコ スキー場で繁殖して夏を過ごし、
世代交代したアサギ軍団は、再び南へと渡って行きます。
喜界島が有名ですけど、とにかく温暖な地方で冬を越すようですね。
そこで繁殖して世代交代をし、また北へと向かって旅をするということらしいです。
アサギマダラの生態はまだ不明なことも多いのだとか・・・本当に神秘的な蝶ですね♪

↑わざわざの訂正コメント、ありがとうございました。
返信する
☆タッジーマッジーさんへ (みさと64)
2018-10-10 21:15:12
こんばんは。
1枚目の写真、これいいでしょう!
ちょうど♀だったこともあってお気に入りの写真でしたから、
28日撮影でしたけどトップを飾ってもらいました♪
他の写真は青空がなくて・・・
やっぱりこの時期には真っ青な空が欲しいですよね。

複数頭同時に撮るのは、なかなか難しいです。
この日は20頭以上来てましたから、なんとかグループショットも撮れたのですが・・・
このグループショットという呼び方は、今回調べて初めて知りました。
スリーショットという呼び方までは使ったことがあるけれど、
それ以上のショットの呼び方を使ったのは、今回が初めてです。

裏磐梯・・・山を越えて、遠いですよね。
デコ平からの直線距離がわかった時は、
「237.5kmって、たったそれだけの距離なの?思ったよりも短いね」
って、主人と話してました。もっと距離があるかと思った・・・

アサギマダラは上空に良い北風を感じると、それに乗って一斉に飛び立ってくるのでしょうね。
以前のっぺの奥様がおっしゃってましたけど、アサギマダラの大群は、
その時によっては滞在期間がたった1日だけということもあるらしいです。
今日フジバカマ畑で大群が舞っていても、明日には全くいなくなってしまう…なんてことも・・・

これから南の島などまで、海を越えて渡って行くみたいですね。
こうしてどこかでフジバカマを見つけては、お立ち寄りを繰り返しながら・・・
みんな無事に南へと渡って行けるといいですね。
そして世代交代をしながら、また来年の秋にも絶対に立ち寄って欲しいです。
返信する
☆くちかずこさんへ (みさと64)
2018-10-10 21:47:34
こんばんは。
アサギマダラは不思議がいっぱい〜
神秘のベールに包まれた蝶なのですね・・・
このように翅が透けているところも、翅の浅葱色も神秘的です。

写真は曇り空での撮影ですから、スケスケ感がうまく出せませんでしたけど、
10月に入ってから撮影した時は晴れてましたから、
太陽に向かってカメラを向けて、
逆光での撮影で翅の透けてるのがもっとよくわかる写真が撮れました。
でもね、その時の個体は結構色褪せていたから、
残念ながら美しい写真にはならなかったです・・・
なかなか思うようにはいきませんねぇ〜

一度に沢山入った写真・・・
6頭まで入ったのは、自分でもこれは上出来かなって思います♪
生き物相手ですから、こちらの思い通りにはいかないのですが、
時間だけはいっぱいありますから、シャッターチャンスを待ちました。
5頭ぶら下がっていて、そこへ1頭が舞って来たから「今だ!」って意気込んだら、
ご覧の通りに飛んで来た1頭はブレブレ〜 またしても残念な写真に・・・

今後も紅葉狩りなどの遠出のお出かけはできそうもないけど、
アサギマダラのおかげで、自宅で秋を楽しんでるってところでしょうか(*^_^*)
返信する
☆さいちママさんへ (みさと64)
2018-10-10 22:25:52
初めまして。ようこそおいでくださいました♪
お返事コメを書く前に、さいちママさんのブログをササーッと拝見して、
少しだけ予習をしてまいりました(笑)
秋田の広々とした自然の中で、ニャンコのまるこさんとツーワンズとの暮らし・・・
なんとも羨ましいです。
リードなしでのワンズ散歩、これがめっちゃ羨ましいですよ〜
(我が家では犬を飼ってませんが、娘宅のやんちゃ犬の散歩を時々…)

こちらも眼下には田園風景も広がっているのですが、
松林が遠くに見えて、森が後方には広がっていますから、
さいちママさんのところのような広大さは感じません。
その代わり、野鳥や蝶はそれなりに生息している環境なので、
ブログネタに蝶が大活躍をしてくれている次第です・・・

アサギマダラの渡りを調査するために、マーキングが行われていて、
たまにこうして翅に文字が書かれたアサギマダラがやって来ます。
今回マーキングをされたこの子は、遥々福島県から長野県までやって来てくれました。
…というか、南へと渡って行く途中に立ち寄ってくれたってことですね。
何年か前には、ここ長野県大町市から台湾まで2000kmの旅をしたアサギマダラがいたそうです。
あんなに小さな蝶が海を渡って飛んで行くのですから、本当にすごいことですよね!
鳥などに食べられちゃいそうだけど、そこは大丈夫!
幼虫の時に食べる植物が決まっていて、その植物に毒が含まれているから、
毒を体内に取り込んで、鳥などに襲われないようにしてるんですって。これもまたすごいこと!
アサギマダラはフジバカマ属の蜜を吸う必要があるのですって。特に♂の場合はね・・・
山や高原に行けば、ヨツバヒヨドリやヒヨドリバナなどが咲いていて、
そこでもアサギマダラに出会うことができますね♪

読者登録、ありがとうございま〜す♪
また後ほどゆっくりお伺いしますね。
これからこそ、どうぞよろしくお願いいたします♪
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