先日、庭の柿の木に赤っぽい色のツグミがやってきました。
びっくり仰天して慌ててネットで調べたら、
その名は『ハチジョウツグミ』でした。
まずは、普通のツグミからご覧いただきましょう・・・
今年は、いつになく柿の木にたくさんのツグミがやってきます。
出窓に座って、そんなツグミたちの姿をたくさん撮りました。
それでは、お気に入りの3枚から見ていただきましょう。
突然ですが、昔こんな歌がありましたね・・・
♪ちょっと ふり向いて みただけの 異邦人~
(久保田早紀の『異邦人』です…)
ちょっとふり向いた、可愛らしいツグミ♪

こちらは、一番ツグミらしい姿かなぁ♪

真っ青な空に、ツグミが映えますね~♪

単独で来て、長時間遠くを眺めながら黄昏ていたり、
2羽のカップルでやってきたり、数羽のツグミ一家だったりですが、
特に今年は集団でやってくることが多くて、
庭の柿の木は、時々「ツグミの生る木」と化すこともあります。
ここからは、ツグミの様々な表情を見ていただきましょう。
(枝被りが多くて、少々お見苦しい写真ですがご勘弁を…)
また突然ですが、昔こんな歌がありましたね・・・
♪君の横顔 素敵だね すねたその瞳が 好きなのさ~
(石原裕次郎の『二人の世界』です…)
ツグミの横顔 素敵だね~♪

あっ、こっち向いたらちょっと怖い顔♪

寒い日には丸くなって、ふっくらツグミです♪

そこで膨らんでいるあなたもツグミですか?…♪

風貌がツグミらしくないけど、でもツグミですよね♪

こちらはツグミのカップルです♪

またまた突然ですが、昔こんな歌もありましたね・・・
♪そのとき 一羽の かもめが翔んだ~
(渡辺真知子の『かもめが翔んだ日』です…)
そのとき、1羽のツグミが翔んだぁ~♪

上に登場しているカプルとは別のツグミたちです。
翔ぶ瞬間、羽が朝日で赤く染まってとってもきれい~
リビング前の草むらで、トボトボ歩いてたツグミが…♪

「何かご用?」と、わたしに問いかけた♪

今日はたくさんのツグミを見ていただきましたが、
可愛らしいツグミ、凛々しいツグミ…と表情も様々、
羽色も黒っぽかったり赤茶色だったりと色々ですね。
最後は、柿の木にやってきたツグミ御一行様です。
(止まっていても、カメラには映らなかったツグミもいます…)
晴れたこの日は、5羽のツグミが同時に撮れた♪

夕暮れ時には、9羽のツグミのシルエット♪

三時のお茶の時間だけど、曇り空では22羽のシルエット♪

(22羽写ってますが、ウォーリー(ツグミ)を探せ~)
ここまでたっぷりとツグミをご覧いただきましたから、
ツグミの姿はもう目に焼き付けていただけたかと思います。
それでは本日の目玉、『ハチジョウツグミ』の登場・・・
写真は2枚しかなく、しかも少々ピンボケ状態なのですが、
それでも嬉しい、初見&初撮りです。
2月1日の、ちょうど三時のお茶の時でした・・・
ふと気付くと、柿の木に2羽のツグミが止まっていました。
仲良く一緒に並んで、どうみてもこれはカップルです。
ズームにしながらモニターを覗いたら、なんと片方のツグミが赤い!
こちらが初見の、『ハチジョウツグミ』で~す♪

(目まで枝被りしてる写真だけど、胸の辺りの色を見てね…)
ネットで、「赤いツグミ」と入力して画像検索をしたら、
すぐに『ハチジョウツグミ(八丈鶇)』だと判明しました。
ツグミと比べると、ずいぶん赤っぽい色をしてますね。
分類学上、ハチジョウツグミはツグミの亜種だそうで、
名前は八丈島で捕獲されたことに由来するということです。
ネット上で、こんな文章も見つけました。
「日本にはツグミ以外にも亜種ハチジョウツグミが極少数渡って来る。
ほとんどの場合単独で行動している。
ツグミとの違いは、翼の茶色があまりはっきりしないことや、
胸や眉斑や尾羽が茶色であることなど。
胸や脇腹に黒い斑点の混じるのはツグミとの中間型といわれている。」
ハチジョウツグミは、羽色のバリエーションが多くて、
ツグミによく似た中間色の場合は、「四畳半ツグミ」と呼ぶのだとか・・・
(八畳の半分だから四畳半・・・なんともユニークな発想!)
今回の場合は色が赤かったので、四畳半ツグミとは呼ばずに、
堂々とハチジョウツグミと呼べます!
名前は判明したものの、ここで少々疑問が・・・
柿の木には2羽のカップルで止まっています。
こちらが、仲良く並んだ2羽のカップル♪

片方は赤いハチジョウツグミですが、もう一方はどうなんでしょう。
ツグミよりも色合いが薄いから、もしかして四畳半ツグミなのか?
それとも、ツグミとハチジョウツグミの異色(異種)カップルか?
参考までに、こちらがツグミ同志のカップル♪

(上に登場している写真を、ここにもう一度貼り付けた…)
散々悩んだ挙げ句、ネット上で質問したところ・・・
「ハチジョウツグミも種類が違うわけではなく同種で、
種類の中の亜種という分類があるのですが、それが違うだけです。
普通のツグミに比べて少ないですが・・・
ツグミも個体差が大きく、体色の濃いタイプと薄いタイプがいますが、
左のこの個体は比較的薄いタイプのようです。」
という回答をいただきました。
…ということで、
この2羽は「ツグミとハチジョウツグミ」のカップルだと判明!
今年たくさん撮ったツグミの写真を、全部チェックしたけれど、
赤いハチジョウツグミは他には見当たらず、この1羽だけでした・・・
(赤いというか茶色かもしれませんが、わたしには赤っぽく見えました…)