帝王マイルス
「Four & More」
マイルスはJazzの不文律である、
『慣れば慣れるほど、曲は速く演奏される』
・・・を実証しています。
【曲目リスト】
1. So What
2. Walkin'
3. Joshua
4. Go-Go (Theme And Announcement)
5. Four
6. Seven Steps To Heaven
7. There Is No Greater Love
8. Go-Go (Theme And Announcement)
【メンバーはクインテット】
Miles Davis (tp)
George Coleman (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
彼の音楽人生でピークの頃の演奏だと言う人が少なくない。
ジャズはライブが一番である。
ライブ盤が数多く残されているが、このアルバムは特別。
なんとなんと、今から50年近く前の演奏だが録音もいいしまるっきりいろあせしていない・・・!
マイルスデイビスの全ての演奏において、
もっと重要な部分である緊張と弛緩の醍醐味に寄与するところが大きい。
同日コンサートの「My Funny Valentine」に聴けるマイルスのバラードも絶品だが、
急速調の演奏だけを集めたこのアルバム企画が生きた。
このとき18歳の若きトニー・ウィリアムス(Tony Williams (ds))・・・
これでもか…というように叩きまくる超高速ドラムス
絶頂期のマイルスとそのクインテットの演奏の疾走感と高揚感は、
ジャズの真髄の一つを示すと共に、
60年代という時代とのマッチングも含めてまさに50年前の今だ衰えることない奇跡の記録である。
ただし、この手のアルバムは「気合いを入れてボリュームを上げて聴くこと!」
マイルスはもとより、
Herbie Hancock (p)・・・
前面に出てのアドリブもバッキングも
知性を感じさせ超クールで熱くって、そして激ウマ、今になって再評価しましたヽ(^o^)丿
時間を忘れさせてくれる1枚でしたヽ(^o^)丿
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