山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

海と山の名勝、名山 ■2017_1_27

2017年01月29日 | アウトドア

冬の今の時期は特に、北陸富山は毎年天気が悪いのが当たり前。
それでもポツリポツリと天気予報が外れて朝から快晴の日もあります。

天気予報では富山は相当積雪があるように放送していたが実際は多いのは山沿いで
富山市内中心部付近は積雪20数㎝、道路はほとんど雪が無くましてや海沿いはもっと積雪が少ない。

朝5時25分に急に目が覚め外を見ると天気が回復傾向、どうも日の出が見られそうなので
歯も磨かず、顔も洗わず、髭も剃らず着替えて名勝・雨晴海岸へ車を走らせた。
朝食はコンビニでサンドイッチとコーヒーで済ませた。

駐車場には6:30頃に着いたが近い駐車場は満車状態で離れた別の駐車場に運良く一台車を置けるスペースが空いていた。
日の出はAM 7:00なので場所取りと準備で気持ちは焦ったが余裕を持って間に合った。

本日は余りにも天気が良く雲がかからず一日もったので三回も場所移動した。 

 日の出直前で立山連峰の稜線はしらじらと赤く染まり始めた。

薄く放射線状に光が伸び始めた。

太陽は今の時期、雄山(3,003m)の真上から登ります。  

不思議と陽がのぼり始めると鳥たちは急に飛び始める。
引き潮の時期なので岩がむき出しで波もたたない。 
期待したのは冬の厳しい波のある雨晴海岸 

遙か遠くではけあらしが出ていた。 
全体に厳しい寒さが無いとけあらしはたたない。 

日が昇り始めるとあっという間に明るくなる。 

それでもまだ頑張って写真を撮っている人がいる。 

余りに天気が良いので勿体なく、立山連峰がよく見えるところへと場所を移動した。
剱岳(2,999m富山)中心

剱岳(2,999m富山) 
頂上~大窓の稜線 

左、鍬崎山(くわさきやま2089.9m)巨大な薬師岳(2,926m富山)  

いつも白さで目立つ、毛勝三山 

薬師岳(2,926m富山)  

 又、場所を移動した。
雪の付いた常願寺川は今年初めての写真です。 



剱岳(2,999m富山) 

 

三両編成の白電車は初めて見た。 

 

 

夕方近く、コントラストが強くなり始めた頃の剱岳(2,999m富山)
頂上~マッチ箱 

頂上~小窓尾根~大窓 

 逆光で後の土手

毛勝三山 

河原に降りたところに小さな水たまりが有り、水面には立山連峰が逆さに写っていた。 

 

 

 

 

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奥能登最先端・絶景海道 ■2017_1_20~21

2017年01月22日 | アウトドア

 厳冬期の厳しい雪の舞う日本海を
一泊二日で奥能登最先端まで行って来ました。

見附島(軍艦島)のライトアップを期待したんですが海岸に出ると風雪が強く寒く、三脚、笠が役に立たないくらい風が強く写真はぶれてしまいました。

翌日は朝の見附島の写真を何枚か撮り
能登半島最先端の緑剛岬の灯台まで行き「絶景海道」と言われている海岸線を行ったり来たりして下見をしました。

木の浦海岸の先から輪島方面は次回のお楽しみで今回は行かず終いとなりました。

半島最先端の緑剛岬灯台からの日の出、日の入りをとる時は、テント持参で待ちかまえるのが余裕があるのが理想だと思います。

珠洲市の鵜飼海岸の沖合に浮かぶ見附島は、
別名軍艦島と呼ばれ、能登を代表する風景の一つとなっています。

 「どうしてこんなところに?」と思わせるほど不自然に存在し
海岸へ行くとすぐ目に入ってくる迫力ある島です。

 弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれている島です。
最初に「目についた島」というのが名前の由来。 

周囲400メートル(全長160m、幅50m)、海面から30メートル近く立ち上がるその姿は、まさに軍艦。

本日の宿泊先のロビー 

期待したライトアップは小雪が舞う中傘をさして三脚を立てたが、強風で役に立たず写真はぶれていた。
何枚も撮ったがぶれていないのは一枚も無かった。 

翌朝宿を出、奥能登最先端に向かいます。 

宿をでて二、三枚朝の見附島を撮りましたが変わりません。 

 

冬の日本海は寒く冷たい・・・落ちたら心筋梗塞間違いなし。 

風が強く波が荒れ狂っていた。 

 

「奥能登絶景海道」の名称が記されています。 

 

奥能登最先端、緑剛岬灯台 

灯台にある個性的なモニュメント 

日本三大パワースポット 絶景の「聖域の岬」とうたわれている。

「ランプの宿」 

 展望台が横からせり出していますが、他見物するところもありますが入場料1500円取られます

波の泡が綿玉のようになって舞っていました。 

 

 360°パノラマ

 

 

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ボブ・ディランのノーベル文学賞の受賞スピーチ

2017年01月13日 | Weblog

沈黙を破った。

“とても名誉ある賞”であるノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは、授賞式後の晩餐会向けにメッセージを寄せた

既に別件が入っているため、
12月のストックホルムでの授賞式へ出席することはできません"と書かれていた。
彼はまた、
「受賞はとても光栄なことで、直接受け取りたかった"とも述べています」

スウェーデン・アカデミーによると、ディランの受賞理由は
「偉大なるアメリカ音楽の伝統の中で新たな詩的表現を生み出した功績による」ものだった。

ノーベル賞の賞金は800万スウェーデン・クローナ(約9500万円))
 

ディランは2016年12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われる授賞式で賞を受けることになる。

ノーベル賞授賞式でパティ・スミスが、欠席するボブ・ディランの功績を称え、『はげしい雨が降る』をカヴァーする。


Patti Smith - A Hard Rain's A-Gonna Fall (ceremonia Nobel 2016)


ディランのスピーチは、
在スウェーデン米国大使アジータ・ラジが代読した。
以下、一部

皆さん、こんばんは。
スウェーデン・アカデミーのメンバーとご来賓の皆さまにご挨拶申し上げます。

本日は出席できず残念に思います。
しかし私の気持ちは皆さまと共にあり、この栄誉ある賞を受賞できることはとても光栄です。

ノーベル文学賞が私に授与されることなど、夢にも思っていませんでした。

私は自分のやり始めたことを、ここまで長きに渡って続けてきました。
何枚ものレコードを作り、世界中で何千回ものコンサートを行いました。

しかし何をするにしても常に中心にあるのは私の楽曲です。
多種多様な文化の多くの人々の間で私の作品が生き続けていると思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひお伝えしておきたいことがあります。
ミュージシャンとして私は5万人の前でプレイしたこともありますが、50人の前でプレイする方がもっと難しいのです。
5万人の観衆はひとつの人格として扱うことができますが、50人の場合はそうはいきません。

個々人が独立したアイデンティティを持ち、自分自身の世界を持ち、こちらの物事に向き合う態度や才能の高さ低さを見抜かれてしまうのです。

ノーベル委員会が少人数で構成されている意義を、私はよく理解できます。

私もシェイクスピアのようにクリエイティヴな試みを追求しながらも、「この曲にはどのミュージシャンが合っているか? 
レコーディングはこのスタジオでいいのか? 
この曲はこのキーでいいのか?」などという、避けて通れぬ人生のあらゆる俗的な問題と向き合っています。
400年経っても変わらないものはあるのです。

「私の楽曲は文学なのか?」と何度も自問しました。

この難題に時間をかけて取り組み、最終的に素晴らしい結論を導き出してくれたスウェーデン・アカデミーに本当に感謝しています。

ありがとうございました。

ボブ・ディラン

全文掲載

 

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滝巡り、沌滝(どんたき)と立山連峰 ■2017_1_7

2017年01月08日 | アウトドア

魚津市の片貝県定公園の一画、平沢地区の裏山中腹にある3段約30mの滝で周囲の緑に囲まれた優しげな滝です・・・
とうたい文句になっていますが夏ならともかく真冬の一番寒い時期に滝巡りを思いついた理由は
回りの藪がかれ落ち見晴らしが良いのではとの安易な考えからでした。 

この沌滝(どんたき)の周辺は樹齢数百年に達するトチノキ林に覆われています。
昔、この森の木を伐採したところ、村が雪崩に襲われたため禁伐林になったと言われています。

今日は片貝山ノ守キャンプ場から 洞杉蛇石(へびいし)沌滝(どんたき)と回る予定が県道にゲートが張られており冬期間通行止め。
一番手前にある 沌滝にしか行けなかった。
久しぶりの快晴と、積雪が無いので車で相当近くまで行けると思っていたが林道からは10㎝ぐらいの積雪で
先行車が一台停まっている後に車を付け、沌滝登り口まで40分近く歩き登り口から20分ぐらいで滝に着いた。
積雪と長靴のため滑り落ちないように注意が必要だった。 

 滝付近の木々は葉っぱが落ちて見晴らしが良くなっていたが、雪で長靴では斜面の上り下りは注意が必要だった。 

思った以上に良い滝でした。
岩は苔むしており、夏は涼しげな風も吹いてきそうないい雰囲気があった。 
ここから数百メートル先に滝壺がある。 

 

 

 滝壺目がけて上の方に斜面を登っていったが、雪で道が細くなり滑り落ちると冷たい川に落ち込む羽目になる。

 

 

 

結局「滝見台」から数百メートルあるかと思われる滝壺には行けなかった。
滝をまたいで対岸に行って登れば早いものを苔と雪で滑るので、登山道になっている道を登っていき遙かに滝壺の上まで来てしまった。 

 珍しいくらいに余りにも天気が良いいので常願寺川に寄っていくことにした。
ここに着いたのが3:30頃だったと思う。
多くの写真愛好家が三脚を立てて並んでいた。 

 

車輌が二つしか無いのでおもちゃの電車が走っているように見える。 

 

剱岳(2,999m富山) 

薬師岳(2,926m富山)  

 

 

冬期間の通行止めで今回行けなかった内の一つ、 洞杉とは天然生のスギの古木、巨木です。

名前の由来は、幹の内部が空洞になっているものが多いことからそう呼ばれるようになったと言われています。
生育地は、片貝川南又谷の標高500~700m前後の斜面~稜線で、大型の転石・露岩の多い急斜面地に多く生育しています。
過去の調査では大小合わせて124本が確認されていますが、人が近づけない場所を含めてそれ以上の数が生育しています。
樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っているということです。

 

 

 

コメント (2)
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