山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

八ヶ岳,主峰・赤岳・横岳・硫黄岳、周回 2Days (2)■2015_6_24~25

2015年06月27日 | アウトドア

2日目(下山の日)
昨日の夕陽と、今日の朝の日の出は残念ながら曇りで拝むことは出来なかった。
昨日も山荘の中では石油ストーブが燃えていた。
しかし、今日の早朝は、思ったよりも寒くなく、山荘に着いたときの話では前日にヒョウが降ったとのこと。
AM5:30からの朝食で6:00出発します。 

横岳(2,829m)、硫黄岳(2,760m)を越えて下山します。
進行方向 

 阿弥陀岳(2,805m)は雲に覆われていました。

AM6:00出発 

肝心なときの、日の出は、朝陽が登るときは雲に覆われていたのに、今頃になって空は晴れ渡ってきました。 

登りで休憩した行者小屋が小さく見えます。 

岳を越えるまで、いくつかのスリリングな核心部を通過しなければなりません。 

 

来た道を振り向き 

 

 オヤマノエンドウの群生地

崖下に向けステップが切ってあります。
ここはツクモグサが多くあるところです。 

 イワウメと・・・白ひげ

 

眼下は切れ落ちています。 

 

 

ツクモグサ発見 

岳の手前に石碑があります。 

 

順番に登っていくのに立ち往生しています。
ここはちょっとだけ厄介なところでした。 

横岳頂上が見えました。 

オヤマノエンドウ 

ミヤマシオガマ 

チョウノスケソウ 

 

 

横岳(2,829m)頂上

硫黄岳に向かいます。 

反対側は切れ落ちています。 

横岳からの進行方向 

コマクサの植生・保護地区です。 

キバナシャクナゲ 

遠くに見えた、吠えるゴジラの岩 

クライミングの、大同心・・・かな? 

 ▼硫黄岳山荘

コマクサの咲いているのがあまりなく、やっと見つけました。 

コマクサ 

イワウメ 

硫黄岳山荘の前
コマクサ神社の石碑があります。
数年後になるか、ここら一帯がコマクサで埋め尽くされるのが楽しみです。 

 

硫黄岳頂上からの赤岳(2,899m長野・山梨) 

爆裂噴火口 

 

硫黄岳(2,760)頂上 

 

赤岳鉱泉で休憩、水分補給して、樹林帯の中をだらだらと、結構長く歩き続けます。

森林浴、マイナスイオンたっぷり。  

 

大岩を木の棒が 支えています。

小さな祠がありました。
ここで無事下山出来た報告をするのだろうか・・・
手を合わせてくれば良かったものを忘れてしまった。
次回来る時は忘れずに覚えておこう。 

先行者に追いつき合流します。
 見事に苔むした所が多く、余り北アルプス方面では見る事が出来ない地形です。 

 

主峰・赤岳(2,899m長野・山梨)を中心とした南八ヶ岳。
北アルプスではあまり見れない景観で楽しい山旅が出来ました。
 

ホテイラン、ツクモグサ、コマクサ、ウルップソウ、オヤマノエンドウ等々、今回見る事が出来なかったお花もあるが
稜線沿いのお花にどれだけ癒やされたかと思うと又来たくなる。

コンパクトにまとまっており、スリリィングな所もあり、お花も元気だった、山の頂上からは越えてきた山全てが見え良いとこだらけ。
リピーターが増える山だと思った。
上のほうでテントが張れたら言うこと無し。 

お し ま い 

 

 

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八ヶ岳,主峰・赤岳・横岳・硫黄岳、周回 2Days (1)■2015_6_24~25

2015年06月26日 | アウトドア

 去年よりも約1週間遅れでの
八ヶ岳の主峰・赤岳(2,899m長野・山梨)岳(2.829m)硫黄岳(2,760m)と周回してきました。

気になっていた、ツクモグサはほとんど終わって
ポツリポツリと崖の際あたりにありましたが、早朝と言うことと、時期的に遅いのとでツボミの状態が多かった。


梅雨の晴れ間を狙っての計画、3回目に天気予報を調べてやっと決行できた。
県外からの山友も参加しての計画なので、何が何でも雨だけは降ってもらいたくなかった。 

 ▼行者小屋経由~赤岳(2,899m長野・山梨)目指します。

 

おなじみの階段から変化のとんだ登山が楽しめます。
同行者の一人が、落ちたら死ぬかな・・・と言い始めた・・・ここから大笑いの連続が始まりました。 

イワカガミ 

次は鎖です。 

 

本日、宿泊する、赤岳天望荘(2,722m)が見えてきました。 

 遙か遠くの、硫黄岳(2,760m)頂上避難小屋がガスで霞んで見えます。

 ▼明日登る横岳(2,829m)

この鎖を登ると、お地蔵様の所に到着します。 

望荘が少しずつ大きく見えます。 

地蔵の頭でとりあえず、バンザイ、バンザイ 

 

 

稜線にでると色んな高山植物のお花にお目にかかれます。
イワウメ 

イワベンケイ 

ミヤマシオガマ 

オヤマノエンドウイワウメのコラボ 

クモナマズナ 

ハクサンイチゲも多く咲いていました。 

今年は、お花は早かったらしいので心配していましたが、まだまだ種類も多く癒やされました。 

 

 望荘で宿泊の手続きをしてザックをおいて空身で赤岳(2,899m長野・山梨)頂上を目指します。
登り途中振り向いて。 

結構な急登です。 

振り向いて・・・結構登ってきたなぁー 

横の阿弥陀岳(2,805m) 

振り向いて・・・登山者が一人見えます。 

頂上山荘の前
黒いのは浅間山の噴石 

頂上山荘から頂上へ 

赤岳(2,899m長野・山梨)頂上 

頂上~振り返り 、頂上山荘

 

下山です。 

 ▼望荘に戻り、振り返る

ウルップソウ 

 

 

望荘から見えた、
行者小屋

望荘の入り口はウルップソウの群生地 

 明日登る、硫黄岳に行く途中の横岳(後方)

 

梅雨時の貴重な晴れ間でした。
雨こそは降りませんでしたが、初日は曇り空で助かった。
太陽が照りつけることなく、かといって回りの山々の眺望ははっきりと見え、体力の消耗も余りありませんでした。
まず、水分補給がほとんどいらなかった。
登り、下りは各500ミリのペット1本で十分だった。

登山初めから終わりまで会話しっぱなしで、笑いが良くでる話題が多かった。
こんなに会話、笑いが続いて良く登れたと思うくらいだった。  

小屋も空きが十分にあり、余裕のスペースで寝ることが出来た。
小屋の人に聞いたら、今年はお花は1ヶ月早かったといっていた。
異常気象のせいなのかな・・・雪解けも早かったのだろう。

続 く
 

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テントで登る、高妻山(2,353m新潟・長野)2Days ■2015_6_9~10

2015年06月12日 | アウトドア

 東京からの山友と9日早朝5:30に長野駅で待ち合わせ。
その時間帯は雨が降っており、当日の高妻山(2,353m新潟・長野)は明日に延期。
ついでに登ろうとしていた戸隠山(1,904m長野)は中止。
今日9日は、1日、時間があるので、善光寺と戸隠神社と幕営地である戸隠キャンプ場を見ておくことにした。 

善光寺の参道を登っていくと右手に旅館街、左手には商店街が多く建ち並んでいた。
古さだけの町並みでなく、ユニークな置物も目に付いた。 

 早朝のため人が少なく、ゆっくり見て歩けた。

 

本堂の入り口 

閻魔大王 

 旅館は寺に近いせいか、宗教色の感じが強く趣があった。

戸隠神社入り口 

何キロか歩くと山門があり、その先には名物の奥社参道杉並木(樹齢400年を越える)がそびえ立っていた。 

 

終点、戸隠神社奥の宮
ここから先は戸隠山登山道入り口となる。 

狛犬は顔つきが、普通のとはちょっと違って迫力があった。 

 戸隠キャンプ場の幕営地
下がコンクリートでフルフラットの傾斜のない、いい所を使わせて頂きました。 
通常はここにはテントを張れないが、平日と言うことも有り、了解を得て設営。 

 

----------------------------6月10日(2日目)-----------------------------

2日目の早朝5:00頃
幕営地は牧場と隣り合わせ。
広大な面積の中で、バンガロー有りと設備も整っていた。

薄曇りで草地は露で濡れていたが、晴れそうな予感の早朝である。 

 

 

余りにも広大な場所で、登山口を探すのに一苦労
新道経由で登った(通常は下山で使うと良いと書いてあった)
木の根っこが多いところで湿っておりギンリョウソウが多かった。 

 

 六弥勒から少しずつ高山植物が顔を出し始めた。
ツマトリソウ 

 ▼ミツバオウレン

ムラサキヤシオ

一山登れば頂上
しかし、急登で厳しい登りだった。 

今回のメインで一番期待していたシラネアオイは、全てドンピシャリ満開だった。 

 

 

一見、ここが頂上かと思った。
10分ぐらい先が頂上だった。 

高妻山(2,353m新潟・長野)頂上
平日のためか、8名ぐらいいた。 

頂上からの北アルプス 

 

グンナイフウロ

鎖場、断続的に何カ所も続いた。
たてばい、横ばいと有り、スリルがあった。
下りでここを使うと高度感を感じる。 

大きな雪渓の下を川が流れており、くぐり抜け沢ぞいを歩きます。 

 身を屈めないと通れません。
雪解け水が上から落ちてきます。

まさかこんな所を通れるのかと思った。 

 

クリンソウ
これ一本だった。 

雪の重みでか、太い丸太橋がおれています。 

下山につかったルート(旧道コース)は、時間が長くかかり岩場、鎖と大変な所だった。
通常ならここは旧道を登りに使い、新道コースを下山に使うのが人気のコースらしいですが、
まるっきり逆のコースを選択しましたが、おかげで面白い登山が出来ました。 

 

先週は富山と親戚の逗子の家を1週間で2往復した。
毎日、逗子から葉山を往復していた。 
2日しか経たずに、富山から車を走らせ高妻山に登った。 
雨のせいで戸隠山は中止となったが、神のお告げか分からないが、無理するなと言うことだったのかも知れない。

過去、何度も一緒に登っている東京の山友も、第一印象が、私の歩き方が変だと、会ったとき気づいたらしい。

案の定、登りで左の太ももが攣りそうで危なかったが無事下山出来た。
ロングコースのなか、下山が特に思い出に残った。
川の上の大雪渓の雪洞を、体を丸めてくぐり抜けるのは今までの経験上無かったことだった。
思い出に残る山行でした。 

お し ま い

 

 

 

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