山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

剱岳(2,999m)登山 (二部)クサリ場 ■2012.7.23

2012年07月27日 | アウトドア

剱岳(2,999m富山)登頂の記録を三回に分けました。

☆二日目、登頂の日・クサリ場☆

 AM3:00過ぎ起床
外はまだ暗く寒く、小雨・・・

AM4:00にMさんと剣山荘で合流することになっていたが、
予定の時間に来ないのでSさんと二人でヘッドランプを付け、
まだ暗い小雨が降る登山道を登り始める。

一服剱の登りあたり 

お~い・・・何か道間違えてないかぃ~
だって・・・白いペンキの印があるよぉ~
おかしいなぁ~・・・何か俺が来たところとちがうなぁ~

 

お~い・・・大丈夫かぁ~
おちるなぁ~

急に明るくなり太陽が出てきました。
小雨もやみ晴れてきました。 

 

岩場の斜面、クサリ場も登りきりました。

次から次と岩場の斜面、クサリ場が続きます。

 ▼初日に新室堂乗越の途中で話した夫婦です。
カニのタテバイを夫婦が登りきりました。

 

正面、剱岳2,999m 

横は切り裂いたような崖ばかりです。 
いたるところ危険地帯です。

前剱頂上(2813m) 

正面、剱岳 
左下に登山者が二名

前剱頂上からの雲海 

 

 ▼千葉のMさんがストックで登ってきました。

 遅れていたMさん発見
遠くからですからMさんは撮られていることが全く気づきません。

 

下ります。

  

 

カニのタテバイを降りきりました。 

▼正面、剱岳2,999m頂上
ここから頂上を撮ります。

↓↓ 

頂上の人と祠が見えます。

 細い登山道ですがここも往復歩きます。 
左下に登山者

周りは切り立った崖

カニのタテバイに二人・・・もう下山です。   

 ▼ここも往復通ります。

眼下は鋭くえぐられていますがこういうところばかりです。

 

カニのタテバイを登り切りました。 

 

夫婦も登りきりました。

 二名・・・クサリにいます。

Sさん・・・カニのタテバイから登ってきました。 

遠くから撮っていますので写真に撮られていることを全く知りません。 

 

2999m、頂上の祠
やっと頂上に着きました。
常に気持ちが張りつめていました。
 

頂上で・・・
別ルートの、早月尾根から走りこんできた若者
他二名走り上がってきました・・・ズックを履いていました・・・日帰り往復とのこと。 

 頂上からの早月尾根のルート

指さしているのは早月尾根側 

 

早月尾根から走りこんできた若者に撮ってもらいました。

千葉のMさんが遅れて頂上に・・・
なんとストックを持っています。
さすが9回も登るとストックを使いながらでも頂上に立てるんです。

 下山です。
ほぼ同じルートをおります。
下山の方が注意が必要です。

 

登りの時にはなかった垂直の梯子です。 

 垂直の梯子の次はクサリです。

 

左下にSさん

真ん中にSさん 

下山時のコースですが垂直に登り切ります。
登りと下りは違うコースのところもあります・・・上り専用、下り専用と別れています。

 

垂直におります。 

 

 ▼別の人が2名下りてきます。
Sさん下で万歳をしています。 

 断続的な危険なクサリは過ぎましたがまだ何か所か有ります。
途中、合計14か所あるという話を聞きました。
クサリ場ごとにプレートに番号がふってあります。
この先の広場で小休止です。

 雲の中が剱
広場で一休みです。

途中雪渓で雷鳥のヒヨコ発見

親鳥とヒヨコ三羽いました。
親鳥は警戒して私を見ています。 

  

親鳥はこちらを見つめていますが、よく観察していると
親鳥はどうも、

自分の自慢な子供たちを見てもらいたくて巣から出てきた感じがしました。

立山の雷鳥の夫婦http://www.youtube.com/watch?v=mzHjgk9UztU

 イワギキョウ

モミジカラマツ 

クルマユリ 

チングルマ 

 ▼ヨツバシオガマ

左下・・・剣山荘が見えてきました。 

 

雪渓が長い・・・疲れました・・・

 

剱御前小屋に着くまでに4~5所の長い雪渓を歩きます。

 雪渓の上の景色

  

千葉のMさんがテントを張った剱沢キャンプ場が見えます。

 

今回のクサリ場が記録係の私としては一番の役目でした。
人物が写っている場所には必ず行かなければ頂上踏破、下山することができません。
又、先に行って記録を撮る楽しみもあります。

私たちが泊まった山小屋、剣山荘・・・
ここら先はすべて危険地帯になっています。

しかし剱岳(2,999m)・・・並みの名山ではありませんでした。

そこに挑戦しようという今回同行されたSさん・・・どうしても剱に登りたいという強い気持ちがありました。


そしてクサリ場も臆することなく挑戦し何事もなく下山し、たまげた度胸に感服しましたぁ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剱岳(2,999m)登山 (一部) ■2012.7.22

2012年07月25日 | アウトドア

剱岳(2,999m富山)登頂の記録を三回に分けました。

☆初日、登頂前日の剣山荘まで☆


ネット登山仲間の東京の女性Sさんと千葉の男性Mさん・・・三人の休日が合いましたので、
7月22.23の一泊二日で剱岳(2,999m富山)登頂を計画しました。

 ▼室堂平、みくりが池
まだ雪がとけていません・・・今年は遅いような気がします。

地獄谷の火山ガスでハイ松が枯れています。
こんなに枯れだしたのは、ここ一二年の間だと思います 

 ハイ松だけでなく近場の生態系が崩れて行くのでは・・・おおごとです。

地獄谷・・・現在人間は出入り禁止になっています。 

東京のSさん・・・女性・・・東京では山岳会に所属しておられます。
千葉のMさん・・・男性・・・テント泊専門・・・ザックは80リットルの大型を担いでおられます・・・百戦錬磨です。 

雷鳥沢キャンプ場をぬけ浄土川の浄土橋を渡ります。 

初日・・・高速夜行バスの疲れもあると思いますがまだまだ元気な顔です。
たまげた根性と、どんなに疲れても顔には出ない不思議なお嬢様です・・・
今回、汗を出している顔を見たことありませんでした。
第二部の登頂編でもわかりますが凄い度胸・・・たまげました。
よくぞ登りきった・・・という感じです。 

雷鳥沢の坂を登らず
新室堂乗越の稜線のあるコースを選択しました。 
雪渓が多いですが膝への負担が少ない気がします。

まだまだ雪渓が多いですがガレバの上を歩くよりも私自身は好きなのでこのコースを選びました。 

 

強者(つわもの)の二人です。 

 ハクサンイチゲのお花畑が広がっていました。

イワカガミはチラホラ 

地獄谷と周りの山小屋が一望です。

途中、ハイ松の茂みです。 

サック80リットル、テントをしょっての剱岳登りです。 
Mさんは、剱沢キャンプ場でテント泊です。

アオノツガザクラも多く見られました。 

途中通る、剱御前小屋手前です。 
天候が崩れ、寒くなり小雨が降り出しカッパ着用、サックカバーも付け剣山荘を目指します。

剱御前小屋を経て剣山荘に向かいます。
御前小屋からは雪渓の連続です。 

視界が悪く周りの素晴らしい景色が全く見えません。 
剣山荘まで4、5か所長い雪渓を渡ります。
私とSさんは剣山荘泊りです。

 

 第一部~第三部まで記録を分けました。

剱岳2999m登頂の過程・クサリ場は第二部に集中して記録を載せました。

剱岳・・・並みの名山ではありません。
なめてかかると落ちて死にます。

実際22日、女性(64歳)が「前剱」の登山道で滑落死亡事故がありました

予定はゆとりをもって無理せず計画は緻密に立ててください。

クサリ場などは次の第二部で載せます。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乗鞍剣ヶ峰(3、026m)と合計五峰踏破・日帰り■2012.7.19

2012年07月20日 | アウトドア

乗鞍剣ヶ峰(3,026m)と合計五峰の頂上踏破。

鞍岳(3,026m長野・岐阜) を取り巻く峰の内五つを日帰りで頂上踏破してきました。

運よく昨日北陸地方は梅雨が明け青空が広がり最高の天候で登山できる・・・と思いました。
今までに何度か登ったがいずれも快晴の青空の日ばかりであった。

だからなおの事 、乗鞍岳は真っ青な青空の山であるという印象を持っています。

乗鞍スカイライン
バスの車窓からの笠ヶ岳(2,897m岐阜) 

 乗鞍スカイライン、バスの車窓から・・・変わった雲

 ▼乗鞍スカイライン、バスの車窓からの槍ヶ岳、穂高、岳沢、明神岳、前穂高の山並み

  ▼畳平(2702m)に着きました。・・・寒さを感じ半袖から長袖に着替えました。
一つ目の頂上踏破は魔王岳
登山道に群生し咲いていたコマクサ

魔王岳の登山道のコマクサ 

▼一発目、魔王岳(2,763m)頂上踏破 

二発目、大黒岳途中からの「畳平」、「鶴が池」の全貌

大黒岳の方位盤で山を確認 
風が強く帽子が吹き飛ばされそうで体感温度も下がり寒く感じます。

▼二発目、大黒岳(2,772m)頂上踏破 

乗鞍岳に向かいます。 

▼ 不消ケ池」・・・立ち入り禁止です。 

「肩の小屋」から乗鞍剣ヶ峰へ行く途中の「権現池」 

 蚕玉岳(こだまだけ2,979m)から振り返り、
摩利支天岳にある「東京大学宇宙線研究所」

同じ場所からの槍ヶ岳(3,180m長野) 

 お嬢様二人が登ってこられました。

▼三発目、 蚕玉岳(こだまだけ2,979m)頂上踏破・・・後ろは剣ヶ峰

乗鞍頂上に着きました。

  

 ▼頂上からは剱岳(2,998m富山)が見えました。

 槍ヶ岳(3,180m長野)も見えます。

頂上からの権現池 

頂上からの蚕玉岳(こだまだけ)に集まっている中学生の集団 

▼四発目、剣ヶ峰(3、026m)頂上踏破  

  

御嶽山(3,067m)も見えます。 

頂上から「肩の小屋」に戻り昼食です。 

五発目、富士見岳(2,817m)に上る途中の夫婦(めおと)コマクサ 

▼五発目の富士見岳(2,817m)頂上踏破

富士見岳頂上からの畳平のお花畑の木道 

 

畳平へ戻る途中のイワツメクサ
今が盛りとばかりあちこちに散在 

 コイワカカガミ

鶴が池のハクサンイチゲ 

コバイケイソウがこれから咲こうとしています。 

 ハクサンイチゲ

 イワヒバリ科のカヤクグリ

 ヨツバシオガマ

畳平の横で恥ずかしそうに咲いていたクロユリ
まだ時期的に早くチラホラと見受けられた。 

 ▼六発目、お花畑を一周します。
お嬢様たちはタフですから誰も反対しません。
一面、ハクサンイチゲ

 木道に沿って一周できます。

ハクサンイチゲとこれから咲くクロユリのつぼみ 

 

 

梅雨明け祝いかな・・・今日は乗鞍剣ヶ峰(3,026m)と合計五つの峰頂上踏破しついでに
畳平のお花畑を一周までして楽しんできました。

朝はバスが数分前にアカンダナの駐車場を発車してしまいそのバスを追いかけ追い越し
「ほうのき平バスターミナル」でバスを待ちタイミングよく乗ることができました。


乗鞍スカイライン、バスに一時間乗っている間に体力回復、無事予定のスケジュールを日帰りでこなすことができました。

忙しく次から次へと目的をこなし、
帰りは天然温泉「ウグイスの湯」で有名な「ホテル焼岳」の貸し切り状態の日帰り温泉で汗を流して帰宅。
家についたのがPM8:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

籾糠山(1744.3m)登山■2012.7.11

2012年07月13日 | アウトドア

 梅雨の晴れ間を利用しての
岐阜県の籾糠山(もみぬかやま)(1744.3m )日帰り登山。

¥500円の入山料を払い
登りは天生湿原⇒匠屋敷⇒カツラ門(カツラの巨木)⇒籾糠山頂上(1744.3m)

下山時のコースは小平湿原⇒抜けカラ谷分岐⇒天生湿原を通り駐車場へ戻ります。 

一帯は天生県立自然公園の敷地なので全体的によく整備されています。

天候も味方してくれ程よい風が吹き抜け虫もよってきませんでした。
下山後駐車場に戻るや否や雨がぽつりと・・・

しかし雨らしい雨にならずまずまずの登山日和でした。 

 ▼天生湿原の入り口

 湿原内にある匠屋敷跡

ワタスゲ、ニッコウキスゲが咲き誇っていました。

ただいまニッコウキスゲを 爆撮中 につき声をかけないでください~♪

オオカメノキ 

 ヤマブキショウマ

サンカヨウの実 
花はなくほとんど実だけが残っていました。

サンカヨウは群生して咲き誇っていた様です。

カツラ門

 

ショウキラン

  

スダヤクシュ

 

モミジカラマツ 

 アマドコロ

 後半は急な登りが続きますが登山道が整備されています。

頂上に着きました。
1744.3m 

登頂記念

オオシラビソの木の先端で鳥が鳴いていました。 
ホシガラスでしょうか・・・

 

夏風邪で10日近く咳と痰に悩まされましたが今回の登山でほぼ回復しました。 

木の切り株にまだやわらかいサルノコシカケ 

小平湿原 ・・・花ほぼ終わっていました。

ワタスゲと食虫植物モウセンゴケの群生です。 

食虫植物のモウセンゴケ 

カラ谷分岐に戻りました。 

サイハイラン 

ここで12:00を回っておりベンチを利用して昼ご飯にしました。 

 

 

帰りはまさに山の湯、まろやかな泉質が大好きな五箇山の天然温泉 くろば温泉 で汗を流しました。
前日が温泉の定休日だったせいかお湯もきれいでした。 

富山に到着後、三人のお嬢様たちはスポーツ店へお買い物に行かれました。

お好みの商品がなくなるうちに買っておきたいとのことでした。

まぁ~なんというバイタリティのある御三方・・・買い物となると登山し終わっても元気溌剌です。


私は別行動で早く家に着き水分補給を十分にしました。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西穂独標(2701m)台風通過の翌日の根性登山■2012.6.21You Tubeにアップ

2012年07月05日 | Weblog

☆三人のお嬢様のたまげた根性登山☆

根性と気力で登ります。


昨日の台風の通過の翌日のせいか、
単なる平日のせいかわかりませんが鍋平の駐車場には
観光バスが一台も止まっていませんでした。

頂上で昼食をたっぷり食べ、スタバのコーヒーを飲んでミカンを食べ
お菓子を食べ下山です。
三人のお嬢さん腹ポンポンで下山です。

You Tube
↓↓↓
 

http://www.youtube.com/watch?v=ZC9ulXFjmnQ

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする