山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

テントで登る、針ノ木大雪渓を越えて、蓮華岳(2,799m) 2Days ■2015_7_27~28

2015年07月30日 | アウトドア

針ノ木雪渓は日本三大雪渓の一つです。
(白馬大雪渓、針ノ木雪渓、剱沢雪渓) 

蓮華岳(れんげだけ)は標高2,799 mの山。
富山県中新川郡立山町と長野県大町市とにまたがる、日本で66番目に高い山。
蓮華岳は針ノ木峠の東側に位置し、おおらかな山容とコマクサの群生地として知られている。

針ノ木峠は戦国の武将・佐々木成政が冬の針ノ木峠越えをした事で良く知られております。

山頂からは針ノ木岳から後立山連峰南部の山々やその後側には立山連峰から劔岳がそびえ立つ。
また槍や穂高連峰の眺望もすばらしい。
7月中旬からはコマクサが咲き、静かな山もにぎわいを見せる。

登り初め1時間で着く大沢小屋。
何かしら、いわれのあるような小屋。 
ここで軽アイゼンのレンタルをしている。 

樹林帯を登り下しながら夏道が終わり、雪渓に出ました。
軽アイゼンの着脱はここでします。 

登り方向を見上げると何人もの人が登ってい来ます。
月曜日と言うことで、下山してくる人も多くいました。 

振り向くと 

見上げると 

振り向くと 

ザックを雪上において、登ってくる人を見ると結構急斜面です。
こんちくしょ~と、息も絶え絶え、汗を振り絞りながら登ります。 

沢の水が流れている水場です。
腰を下ろし休憩、水分補給をここでします。 

雪渓が終わり、夏道の急斜面です。
針ノ木峠まで直登気味の岩場、砂礫の登山道が続きます。 

砂礫の最後のつづらおりの登山道を終えると針ノ木峠(2,538m)
針ノ木小屋があります。 

台風の影響か・・・雲のわき上がり方が凄いです。 

少しばかりの夕焼けですが山が燃えています。 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜) 

針ノ木小屋 

テント場専用のトイレ
底が抜けそうで恐ろしくて使えませんでした。 

30張りぐらいのテントが張れます。
一番上が眺望が良いのですが先行者が居ました。
雲が無ければ相当の展望で、後立山連峰が一望です。 

幕営地からの展望 

自分のテントから見える景色。
天気さえ良く、雲が無ければ最高の眺めだ。 

幕営地から小屋を見上げる。 

テント場の最上段 

 1日目は、
テントを張り終えて、隣のテントの人と話したりしてゆっくりと過ごします。

二日目は
針ノ木岳(2,821m富山・長野)と蓮華岳(2,799m富山・長野)の2座ピークハント予定。

三日の朝に、
下山予定を組んでいますが、台風のせいで天気が悪いので
天気次第では1座だけにして下山の可能性も出てきた。 

 

-------------------------------------------------------------------------二 日 目(28日)--------------------------------------------------------------

 

 夜中から雨になった。
強い雨だ。
朝テントから出ようにもでれず待機、それでも縦走する人は手早く雨の中をテントをたたみ目的地に向かった。
2座予定を組んでいたが、蓮華岳だけ登り下山することにした。
青空も時たま見えたが遠くの山並みは完全に雲に覆われ眺望はゼロ。
蓮華岳のコマクサを写真に撮ることにした。

針ノ木小屋から見下ろした大雪渓 

コマクサ 

ミヤマリンドウ 

カメラマンがコマクサを撮っています。 

オンダテとコマクサ 

 

イワギキョウ 

針ノ木大雪渓に、滝の様に小雪渓が何本も流れ込んでいるように見えます。 

ミヤマダイコンソウ・・・かな? 

チングルマ 

蓮華岳頂上(2,799m)
小さく蓮華岳(2,799m)の祠が見えます。 

ここに着くまでの砂礫の斜面の両側はコマクサの群生地です。 

山頂部はゆったりと広く、輝石安山岩の砂礫に覆われ、コマクサの群落がすばらしい。
若一王子神社の奥宮が祭られている
この山から南は主稜線が、北葛岳、船窪岳、不動岳、南沢岳などを経て烏帽子岳へと続く

この時は運良く晴れ間が出ていた。
バンジャ~イ、バンジャ~イ、バンバンジャ~イ

タカネシオガマ、コマクサのコラボ 

コマクサ、イワツメクサ 

チングルマ 

 ▼ウサギギク

コマクサ 

ヤマハハコ 

戻りました。
斜面の反対側は、雲に覆われ何も見えません。
今日は台風のせいで、回復見込み無し、下山することに決定。 

下山途中、大雪渓の両側の岩。
複雑な模様が出来ています。 

上からガスが下りてきます。 

完全にホワイトアウト
夏道への入り口が分からなくなり焦りましたが、山沿いに歩き、入り口を見つけました・・・危なかった。 

 

台風さえ無ければ満足度150%

 お し ま い

 

 

 

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雲湧く剱岳(2,999m富山)と、立山杉の奇木の山 ■2015_7_20

2015年07月21日 | アウトドア

今日は朝から梅雨が空けたような日差しの強い天気です。
週の中頃からはテント泊に行くので、今日は近場で足慣らしと言うことで
正面の大きな山は、ほぼ剱岳(2,999m富山)だけという馬場島にある中山に行きました。
 

途中には立山杉の巨木、奇木があり、見ながら登れば1day登山には退屈しない所で、身近で
何となく、ここへ来てしまう所もある。
昼食は持たずに、水分だけは多めに持った。

朝、家を出たときは快晴で抜けるような青空が広がり今日は雲のかからない剱が見える・・・と思ったが
やっぱりここは雲がかかりやすい。
 

登り途中、ちょっと開けた場所からの剱岳(2,999m富山)の

マッチボックス


中間過ぎあたりから、立山杉の巨木、奇木が現れ始めます。 


 

傾斜しながら横に向かっています。 


大木が多く、木の根っこの上が登山道です。 

 

 

 

 

 

人が入れます。 

 

 朽ちてもなお・・・枝が伸びています。
生命力が強いです。

 

 

ビィヨ~ンと枝の伸びが半端じゃない。 

切れこみが半端じゃない。
昔のプロレスラー、アブドラ・ブッチャーの額 

 

これも枝の伸びが半端じゃない。
ビィヨ~ンと枝が登山道をまたいでいます。 

頂上に着きました。
本来なら、右手前方から早月尾根側の剱岳(2,999m富山)が見えますが、まだ梅雨明けしてない性もあるのか
高い所は雲に覆われています。
他は雲が無くても、常にここだけは雲がかかっている。 

剱岳頂上
湧いてくる雲に覆われています。 

低いところは雲が無く青空です。
来るときは、平地の富山市内も雲一つ無く、快晴の青空でした。 

 早月小屋をとらえました。
肉眼でも見つける人も居ますが、まず難しいです。
秋の紅葉の時期は、早月小屋付近は、すんばらし~い、見事な紅葉となる。 

下山は東小糸谷線から下山します。 
小さな沢の渡渉点を3カ所渡ります。 
涼しい冷たい風が、沢の間を吹き抜けていました。
岩に座り水分補給していると寒くなってきた。

藪に覆われた登山から、急に明るい、開けた河川敷に出ます。
馬場島山荘まで車道を歩きます。 

 

 

 

馬場島荘も県外NOの車で満車状態。 

 

とにかく暑い日だった。
汗がしたたり落ちた。

梅雨が空けたような天候で、早朝の立山連峰の稜線は、雲が全くなく最高の登山日和だと思った。
軽く、足慣らし程度に登ろうと、
ときめく景色(剱岳)、ときめく立山杉の奇木と、ときめく物が幾つかあり1day登山にはもってこいの場所である。

水分だけ持って昼飯は持たず、腹がへったら帰りにコンビニで買おう・・・それだけ気楽で家からも近い。

高知からも来ている人が居たり、県外の人も不思議とこの小さな山に、集まって来ている人が結構いた。
一番近い登山口の駐車場は満車、上の駐車場もほぼ満車に近かった。
40台ぐらいは停まっている感じだったが、私が下山してきたときには相当車が減っていた。
標高が低いので、サット登り、サットと下山していくのだろう。
 

 

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テントで登る,薬師岳(2,926m富山)3Days(完) ■2015_7_11~13

2015年07月15日 | アウトドア

今日(12日)は、AM6:00から薬師岳頂上を目指します。

テント場から数分で、沢の岩登りが始まります。
登り初め斜面の湿ったところに、水芭蕉の群生地があり今が盛りで結構咲いていました。
そこを過ぎると、沢をまたいだりしながら、大岩がゴロゴロしている急登を登ります。
滑ってスッテンコロリンでもすると、膝を骨折と言うことも無きにしも非ず。
ここだけが用心する必要がある程度で、頂上までは危険地帯はほとんどありません。 

キヌガサソウ
このぐらいの標高で、木の陰になるような所では、至る所で咲いています。 

 

大岩の岩登りの途中からは、白山(2,702m石川・岐阜)太郎平小屋(2,373m)が見えます。 

雪渓を登りますが、アイゼンは必要ありません。 

岩登りはここで終了です。
左端に、槍ヶ岳が見えます。 
頑丈な木のベンチがあり、ここで一休みします。 

再び雪渓が、断続的に続きます。
夏道の登山道を登るよりも、雪渓の上を歩いた方が楽な感じもしますが、下山に雪渓を利用した方が
短時間で下りることが出来ます。
今日は最高の眺望なので、後ろを振り返ると黒部五郎岳槍ヶ岳が見えます。 

雪渓が一部切れて、夏道が出ています。 

だらだらとした登りがほぼ終わり、眺望が開けます。 
有峰湖や、太郎平に登ってきた登山道が見ます。 

風が強い場所なんでしょう。
広い平地ですが、余り草が生えていません。 

薬師岳山荘が見えてきました。 

山荘を越えたところからは遮る物がなくなり、山々の山容がはっきり見えてきます。
槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜) 

後方には白山(2,702m石川・岐阜) 

御嶽山(3,067m長野) 

薬師岳の避難小屋 

真ん中の小さな出っ張りが薬師頂上(2,926m)です。 

笠ヶ岳(2,897m岐阜)と黒部五郎の間からは乗鞍岳(3,026m)が見えます。 

避難小屋からの薬師頂上 

 

水平線は日本海、富山湾 

見えました・・・薬師頂上の祠 

 

 

 

数分遅れてきた娘さん達と、一緒に写真を撮り合いました。
おそろいのトラのTシャツを着ています。
同じテント場にいましたが、それぞれテントを持ってきていました。 

ここからは、本当に珍しいくらいで富士山(3,776m静岡・山梨)が見えました。 

 遙か遠く、方角的には烏帽子小屋かも知れない。

剱岳(2,999m富山) 

北薬師岳、剱岳、立山方面 

遙か遠くの雲の平山荘をとらえました。
何回か行っていると、おおよその場所の見当が付きますが、本来はまず、なかなか見つけることは出来ません。 

白山(2,702m石川・岐阜)と昨日登ってきた登山道が見えます。 

イワウメ 

イワウメ 

真ん中の奥歯のような雪渓の下に、雲の平山荘が見えます。 

薬師越えて、五色ヶ原に向かう団体 

ハクサンイチゲ 

御嶽山(3,067m長野)
遠くから見る御岳はでかい。 

水晶岳(2,986m富山) 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜) 

雲の平台地も一望です。 

タカネスミレ 

帰りは雪渓の上を利用して下山します。  

 この厚みでは、まだしばらくとけそうもありません。

大岩の登りの場所ですが、雪渓の上を下山します。 

ミヤマキンバイ 

 キヌガサソウ

イワカガミ 

シナノオトギリ 

 チングルマ

チングルマの群生 

下山日(13日)AM6:00頃
テント場には誰もいなくなりました。
どんよりとした黒い雲が、黒部五郎岳の方面から押し寄せてきています。
雨は降りそうにありませんが、快晴続きの天候が崩れてきそうです。 
それでは、バイバイ・・・下山します。 

 

昨日、今日とピーカンを通り越したド・ピーカン 
昨日下山してくる人と出会い頭で顔を見たら、日焼けで真っ赤だった。

標高の高い所はいとも簡単に日焼けをしてしまう。
 

薬師頂上からは富士山が見え、雲の平山荘も見つけ、これだけでいかに眺望が開けていたかが解る。
何度も来ているが、薬師はいつも雲がかかり、天候が不安定で、頂上からはまともな景色を見た記憶が無い。 
これだけ天気が良く、展望が開けていると近々再度来たくなる。

夕方から、雲が多くで初め、テント場では雷注意報が出たと言っているのが聞こえてきました。 
明日はAM6:00頃、テント撤収、早めに折立に戻れるよに下山します。

 

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テントで登る,薬師岳(2,926m富山)3Days(1) ■2015_7_11~13

2015年07月14日 | アウトドア

梅雨の中休みなのか天気予報で珍しく4日間晴れマークが入りました(10日の予報では)
今年初めての夏山、二泊三日で、家から一番近い日本百名山の薬師岳(2,926m富山) へ
案外気楽な気持ちで準備して、
出発しました・・・駐車場も無料だし。

テントを担ぐ体力がまだ残っているか、体力測定に薬師岳登山をします。

折立を出発したのがちょうど9:00ごろ。
梅雨で、晴れまも少なく気持ちが沈み混んでいたのが、今日の青空でモチベーションが一気に高まり、
スタコラサッサと足取りも重く(久しぶりなので)、気持ちはあるが、体がやけにぐらつく。

多分、余分な物をかなり入れたのだろう・・・
今までに、何度、同じような失敗をしてきたか解りません。

まず食料が多かった・・・次回からの教訓となった。
(3泊4日で黒部五郎岳もピストン予定に入っていた)
駐車場は満車で、土日をつかっての県外からの登山者が多く来ているようだ。

危険性も無く、眺望も良く、登りガイのある山なので地元の人は良く来る山でもある。
日帰りをする人も結構いる。 

登りにある一番大きな杉の木 

剱岳(2,999m富山)
こんなクリアに見えるのは珍しい。
三角点から 

有峰湖 

三角点を過ぎたガレ場からは大きなベンチが幾つも、適当な距離を置いて設置されている。
有り難い配慮で頭が下がる。 

コバイケイソウ 

見晴らしの良い登山道を、太郎平小屋目ざしててどんどん登っていくと、
左手には薬師岳の薬師岳山荘が見え始めます。

標高が高いですから、さわやかな風が吹いています。
汗が良く乾きます。
太郎平小屋 

 ▼登り、左手に見える剱岳(2,999m富山)

三角点をちょっと過ぎると、登山道が整然と整備されています。
大変な作業だったと思いますので文句は言えません。
今日は風があり、助かりますが、風の無いときは日傘でも差して登りたいくらいです。 

 

登山道横のチングルマ 

太郎平小屋手前にはまだ雪が残っていましたが、下山する日にはとけて無くなっていました。 

太郎平に着きました。
前方、水晶岳(2,986m富山)雲の平台地鷲羽岳(2,924m長野・富山)
黒部五郎岳(2,839m富山・岐阜)等が一望できます。
 

薬師岳(2,926m富山)  

水晶岳(2,986m富山) 

ワリモ岳、祖父岳、鷲羽岳(2,924m長野・富山)
下は、雲の平台地 

黒部五郎岳(2,839m富山・岐阜) 

この木道を終点まで進むと薬師峠、テント場に着きます。 

薬師峠テント場 

薬師峠の沢にはまだ雪があります。
岩登りしなくて助かります。
いくつかの雪渓を越えますが全て、アイゼンは必要ありません。 

黒部五郎岳(2,839m富山・岐阜) 

目の前にテント場が見えました。
豊富な水場があり、綺麗なトイレも設置されています。 

 

ヨツバシオガマ 

何だろうー
モウセンゴケの枯れた物かな? 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜) 

テントを張り終えて、太郎平小屋に続く木道に登ってみました。
ちょっとしたお花畑でもあり、富山湾に沈む夕陽も見えます。 

太郎平小屋方面 

薄い夕焼けで色が変わりました。
水晶岳(2,986m富山) 

水晶岳(2,986m富山)へと続くワリモ岳 

薬師岳(2,926m富山) も薄い夕焼けで色が少し変わりました。 

薬師岳山荘の先にある避難小屋 

ヨツバシオガマ 

イワカガミ 

 ▼チングルマ

 アオノツガザクラ

コバイケイソウ 

夕飯時なのでテントから外に出て食事中です。 

 夕焼けで、回りの木々は赤く一瞬染まりました。

  

初日(11日)は、
薬師峠までの登り、テント設営、あとは散策ブラブラ。

ほとんどの人は私が到着した頃、テント付近でゆっくりしていました。
場所取りも、偶然、ほうきではいたようになっていた場所が一カ所空いていました。
他は、緩い傾斜をしていたり、小石が多かったりと、とてもテントを張る気にはなれなかったです。
ここで2泊テント生活です。
明日は涼しいうちの早朝、薬師岳頂上に行きます。
多分快晴で、頂上からの素晴らしい眺望が期待できそうです。 


続く

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思い出は、額の中に・・・ ■2015_7_8

2015年07月08日 | アウトドア

  梅雨の時期、かびないように広げました。
珍しい雰囲気の座敷に変わりました。 

 

写真をちょうど入れ直しました。 

下手の横好きで、登山しながら撮った山の写真を、自分のプリンターで印刷をかけ額に入れました。
階段の壁にも吊ってあります。

 

テーマはバラバラですが、
思い出は額の中に・・・ 

 

お し ま い 

 

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ニッコウキスゲとワタスゲが咲き誇る・白木峰(1,596m富山・岐阜) ■2015_7_3

2015年07月04日 | アウトドア

 平日の1day登山で地元の白木峰(1596m)に登ってきました。
梅雨の最中の薄曇りで、天気予報では雨マークが入ってなかったので前日に決定、AM10:00に家を出た。

一番上の駐車場に間違いなく駐車出来ると思い、気楽な気持ちで林道を車を走らせたが、ニッコウキスゲが開花する今の時期は、
さすが人気のある山で、ここへ来るリピーターがいかに多いか思い知らされる。

上の駐車場から道の空いたスペースには、上手に崖のきわまで車が縦列駐車のように停まっていた。
下から歩くのを覚悟したが、私は遅く着いたので、タイミング良く一台、一番上から降りてくる車の空いたところに車を停める事が出来た。
出だしラッキ~と思った。

直登の登山道三本を登り切ったところから、ニッコウキスゲが出始める。 

 林道を挟んで3本目の急登を登り切り、
ここを越えるとヘリポートの場所につきます。

真ん中、白木峰頂上(1,596m)
ここから木道が浮島まで続いています。 

頂上を越え、気持ちの良い明るい稜線を浮島目指します。  

 ▼コンパクトで、まるで箱庭のような
浮島
正面の雲がとれれば、北アルプス・立山連峰が一直線に見えるはずです。 

 

サンショウウオの稚魚が沢山います。 
池の回りはモウセンゴケが密集しています。 

 

 

 

ワタスゲ 

 

赤とんぼ 

イトトンボ 

モリアオガエルの卵かな
浮島の至る所にありました。 

 

コバイケイソウ
今年は裏年のようで数は少なかった。 

アカモノ 

 ゴゼンタチバナ

オニオオノアザミ 
ミツバチが蜜を求めて、どん欲に花の中に首を突っ込んでいます。 

ウラジオヨウラク 

イワイチョウ 

一本だけあった気になる木・・・
何の木か不明ですが、実の先に綿のような物が沢山付いていた。 

頂上
最短距離で、直登して上ってきた道を下山します。 

 

サワラン、ヒメサユリの粋の良いのを探したが、ヒメサユリは終わってしぼんだ物ばかり。
サワランは小さいので探しずらかったが、まだつぼみの状態だった。
写真に残しておくほどの物では無かった。


人気の地元の山だが、ここは駐車場が問題だ。
ニッコウキスゲの開花の今の時期、運が悪いと林道の両側に車が止まり身動きが出来なくなり、相当下まで降りないとだめになることが多い。
綺麗なトイレのある15台ぐらいのスペースしかない、一番上の良い場所はよっぽど早く来るか、逆に遅く来るかで決まる。
天気予報は余り当てになりませんが、梅雨の最中の良い日に来ることが出来た。

 

 

 

 

 

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