針ノ木雪渓は日本三大雪渓の一つです。
(白馬大雪渓、針ノ木雪渓、剱沢雪渓)
蓮華岳(れんげだけ)は標高2,799 mの山。
富山県中新川郡立山町と長野県大町市とにまたがる、日本で66番目に高い山。
蓮華岳は針ノ木峠の東側に位置し、おおらかな山容とコマクサの群生地として知られている。
針ノ木峠は戦国の武将・佐々木成政が冬の針ノ木峠越えをした事で良く知られております。
山頂からは針ノ木岳から後立山連峰南部の山々やその後側には立山連峰から劔岳がそびえ立つ。
また槍や穂高連峰の眺望もすばらしい。
7月中旬からはコマクサが咲き、静かな山もにぎわいを見せる。
▼登り初め1時間で着く大沢小屋。
何かしら、いわれのあるような小屋。
ここで軽アイゼンのレンタルをしている。
▼樹林帯を登り下しながら夏道が終わり、雪渓に出ました。
軽アイゼンの着脱はここでします。
▼登り方向を見上げると何人もの人が登ってい来ます。
月曜日と言うことで、下山してくる人も多くいました。
▼振り向くと
▼見上げると
▼振り向くと
▼ザックを雪上において、登ってくる人を見ると結構急斜面です。
こんちくしょ~と、息も絶え絶え、汗を振り絞りながら登ります。
▼沢の水が流れている水場です。
腰を下ろし休憩、水分補給をここでします。
▼雪渓が終わり、夏道の急斜面です。
針ノ木峠まで直登気味の岩場、砂礫の登山道が続きます。
▼砂礫の最後のつづらおりの登山道を終えると針ノ木峠(2,538m)
針ノ木小屋があります。
▼台風の影響か・・・雲のわき上がり方が凄いです。
▼少しばかりの夕焼けですが山が燃えています。
▼槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)
▼針ノ木小屋
▼テント場専用のトイレ
底が抜けそうで恐ろしくて使えませんでした。
▼30張りぐらいのテントが張れます。
一番上が眺望が良いのですが先行者が居ました。
雲が無ければ相当の展望で、後立山連峰が一望です。
▼幕営地からの展望
▼自分のテントから見える景色。
天気さえ良く、雲が無ければ最高の眺めだ。
▼幕営地から小屋を見上げる。
▼テント場の最上段
1日目は、
テントを張り終えて、隣のテントの人と話したりしてゆっくりと過ごします。
二日目は
針ノ木岳(2,821m富山・長野)と蓮華岳(2,799m富山・長野)の2座ピークハント予定。
三日の朝に、
下山予定を組んでいますが、台風のせいで天気が悪いので
天気次第では1座だけにして下山の可能性も出てきた。
-------------------------------------------------------------------------二 日 目(28日)--------------------------------------------------------------
夜中から雨になった。
強い雨だ。
朝テントから出ようにもでれず待機、それでも縦走する人は手早く雨の中をテントをたたみ目的地に向かった。
2座予定を組んでいたが、蓮華岳だけ登り下山することにした。
青空も時たま見えたが遠くの山並みは完全に雲に覆われ眺望はゼロ。
蓮華岳のコマクサを写真に撮ることにした。
▼針ノ木小屋から見下ろした大雪渓
▼コマクサ
▼ミヤマリンドウ
▼カメラマンがコマクサを撮っています。
▼オンダテとコマクサ
▼イワギキョウ
▼針ノ木大雪渓に、滝の様に小雪渓が何本も流れ込んでいるように見えます。
▼ミヤマダイコンソウ・・・かな?
▼チングルマ
▼蓮華岳頂上(2,799m)
小さく蓮華岳(2,799m)の祠が見えます。
▼ここに着くまでの砂礫の斜面の両側はコマクサの群生地です。
▼山頂部はゆったりと広く、輝石安山岩の砂礫に覆われ、コマクサの群落がすばらしい。
若一王子神社の奥宮が祭られている
この山から南は主稜線が、北葛岳、船窪岳、不動岳、南沢岳などを経て烏帽子岳へと続く
▼この時は運良く晴れ間が出ていた。
バンジャ~イ、バンジャ~イ、バンバンジャ~イ
▼タカネシオガマ、コマクサのコラボ
▼コマクサ、イワツメクサ
▼チングルマ
▼ウサギギク
▼コマクサ
▼ヤマハハコ
▼戻りました。
斜面の反対側は、雲に覆われ何も見えません。
今日は台風のせいで、回復見込み無し、下山することに決定。
▼下山途中、大雪渓の両側の岩。
複雑な模様が出来ています。
▼上からガスが下りてきます。
▼完全にホワイトアウト
夏道への入り口が分からなくなり焦りましたが、山沿いに歩き、入り口を見つけました・・・危なかった。
台風さえ無ければ満足度150%
お し ま い