山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

巨大立山スギと剱岳(2,999m)の眺望が素晴らしい中山(1,255m) ■2013.4.28

2013年04月30日 | アウトドア

 馬場島のゲートが開いた翌日(28日)に行きました。
馬場島(ばんばじま)は剱岳早月尾根の登山基地でもある。
毎年来ている山・・・お花は余りありません。
その代わり巨大立山スギがゴロゴロあります。

特に冬は藪が雪で消され剱の眺望が素晴らしい。

登山道は登り初めから雪で想定外でした。
 

馬場島には遭難した人の慰霊碑や碑がいくつもあります。

 

馬場島荘は朝から全国区ナンバーの車であふれていた。 
馬場島荘は部屋も広くきれいだ。
食事も・風呂もよい。
山小屋というよりハイクラスの国民宿舎のイメージである。
ここは町営の宿である。

キャンプ場もあります。
テントを張ってここを拠点に回りにあるいくつもの山を登れます。 

 ▼馬場島橋の横の登山道から登ります。
登山道の雪は途中からだと思っていたが登り初めからの雪、途中からは登山道が雪で壁のようになっていた。
ここからはなだらかになりほっとした。

巨大立山スギが現れはじめました。 

樹齢千数百年~二千年たっているものがゴロゴロあります。 

 

スギの木の上に積もっている雪がとけ始め雨のようにポタポタと落ちてくるので
写真を撮るのはそこそこにして、即様、現場を離れます。 

頂上は快晴無風で小春日和。
正面の剱岳(2,999m富山)はてっぺんが常に雲に覆われていた。
2時間ひなたぼっこをしながら雲が切れるのを待った。
おかげで顔が日焼けし真っ赤チンチンでした。

一瞬、数秒雲が切れますが又雲が頂上に移動してきます。
完全に雲が切れるまで頂上に来てから2時間待ちました。 

 頂上は常にこのような感じでした。
肝心の剱岳(2,999m)の頂上は雲の中。

剱御前の御前山付近では・・・とのことでした。 

剱岳岩礁群の一つ、マッチ箱 

後ろ側、大日岳(2,501m)付近

 

真ん中に早月小屋の屋根が確認できます。 

2時間近く待ちました。
回りの雲も消えていきました。
山のコントラストがはっきりと出る時間帯です。 

頂上両サイドに大きな雪庇があります。 

 ▼向かって右側の大きな雪庇。

クズバ山(1,876m) 

下山は東小糸谷登山道から下ります。
前半は爽快な下山です。
雪のなだらかな斜面をトレースを付けながら歩けます。 

後半は沢を3回ぐらい渡ります。
橋は撤去されていますので気をつけて渡らないと膝下まで冷たい雪解けの水の中に入ってしまいます。 

ここからはアスファルトの道を馬場島荘まで20分ぐらいでしょうか・・・歩きます。 

 

車道からのマッチ箱~三の窓の岩礁群 

馬場島で有名な座禅桜
大岩の上から桜の木が生えています。 
ちょっと早いようでも有り満開のようでも有りと言うところでした。
山の斜面の山桜は満開で所々ピンクに染まっていました。

 

 

 

 

2時間も頂上で待てば気持ちが伝わるものだ。
いつもなら下山して、帰宅途中車の中から雲が無くなった剱を度々見てきている。
頂上で2時間も待った人は合計5名いて、偶然、全員下山も一緒だった。

本日の走行距離72Km 

 

 

 

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残雪期の牛岳(987.05m富山) ■2013.4.19

2013年04月22日 | アウトドア

地元の里山でもありますが・・・いやぁ~参りました~
あれっまぁ~登山になってしまい登る前からハラホロヒレハレでした~

スキー場はもはや雪が無くリフト終点まで地面が完全に露出している。
スキー場の「牛岳オートキャンプ場キララ」の先のある、「
赤とんぼ広場」に駐車して
残雪のある林道を歩きます。
しかし途中、車が車道横の通れるように見えたぬかるみにはまり動けなくなり、
脱出するまで時間がかかり、今までに無い遅くの出発となりました。
 
赤とんぼ広場を昼直前の11:30過に出発になりました・・・計画では10:00過ぎの予定でした。

林道途中の崖下にいたカモシカ

 

 ▼五合目(二本杉)を過ぎ本格的な残雪の登山道になります。

部分的に地面が露出している登山道からはイワウチワが咲いていた。 

ショウジョウバカマ
目立って花を咲かせていたのはイワウチワとショウジョウバカマぐらいでした。 

 鳥居、祠の有る頂上広場に着きました。
 立派な石造りの鳥居が居を構えています。
その先には頂上へ続くと思しき道が延びています。

頂上はもう10分ほど行った所とのこと

鳥居の先にある牛岳大明神

 

ここから西に向かう尾根の先のピークにある。
牛岳大明神の祠から500m位先が本当のピークらしい

 

牛岳スキー場の頂上の建物と呉羽丘陵と富山平野がかすかに見えます。
晴れていれば県を東西に分かつ呉羽丘陵を正面にして、
左右に平野を一望できるのですが、いつの間にか平野部全体に灰色の雲が覆い被さり、
遠くの方は霞んで見えません。

牛岳神社から500mぐらい先の頂上ピーク 
この付近の雪の下には2等三角点標高・987.05mが有るはずです。

下山 

宿り木が鳥の巣のように食いついています。 

 

下山後の天然の極楽は、 「牛岳温泉」で汗を流しました。
いろいろな変わった浴槽、サウナも有り下山時に汗を流し帰宅するにはもってこいです。
平日なので人が少なく中の休憩所もガラガラで貸し切り状態に近い感じでした。

本日の走行距離62.3Km

 

 

 

 

 

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北アルプスが大パノラマ・福地山(1671.7m・岐阜) ■2013.4.13

2013年04月16日 | アウトドア

同行される方の都合もあり今日(13日)・・・あさ7:00前に急遽電話連絡、決行
AM8:30集合して岐阜県の福地山に向かいました。

平地の気候状態から考えて
スノーシュー、アイゼンは荷物にもなり重いのでもう必要ないだろうと思っていました。
雪もほとんど無いだろうと思っていました。

私たち3名はツボ足で登り切りましたが登山道にはまだ雪があり前の日に積もったような新雪で
トレースは消されており先行者の足跡だけが付いていた。

先行者1組は途中でギブアップ、もうひと組の若い二人連れの一人はワカンを使用していた。 

 

 ▼登山道入り口
まさか15分登ると雪道になるとは想像ができませんでした。
車道は真っ黒、登山道は真っ白でした。

休憩所でもある東屋(あずまや)から少し行くと積雪が急に多くなりました。 

 穂高連峰
西穂高岳(2,909m長野・岐阜)



槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)
槍の穂先は雪が付いていません。


正面、西穂高岳(2,909m長野・岐阜)
右に西穂山荘、真ん中下に新穂高ロープウエー頂上ステーションが黒く小さく見えます.

 焼岳(2,455m長野・岐阜)
焼岳はいつ来ても雲がかからず姿を見せてくれます。

 ▼名峰・笠ヶ岳(2,897m岐阜)
珍しく今日は純白の姿を見せてくれました。

左下に頂上を断念された夫婦連れが昼食中です。
後ろは穂高の山並み、右、焼岳 

槍ヶ岳~西穂高岳の山並み 

 ▼ 「乗鞍展望台」・・・頂上まで5分です。
右方向に乗鞍岳

乗鞍岳(3,026m岐阜県、長野県)アップ 

頂上に着きました。
先行者が写真を撮っていました。
雲がありますが後ろは穂高の山並みがパノラマです。 

 

頂上柱もすっぽり雪に埋もれています。
積雪70~80センチぐらいでしょうか。
雪がしまってきていますので雪上はツボ足で歩けます。 

笠ヶ岳(2,897m岐阜)
登山日和です、雲がかからず笠ヶ岳が見える日はめずらしいと思っても良いくらいです。

頂上広場 

途中から腹減った~腹減った~
やっと昼食にありつけます。
食欲旺盛なお二方 



下山時の
焼岳(2,455m長野・岐阜)


下山  

「獣出没注意」と書かれた柱があります。
休憩所にもなる東屋の場所です。
こん棒の足をお持ちのお二方・・・まさに獣に近いかもしれません。
今日一日登り下り・・・獣のように雪の登山道を歩き回りました。

 

 今日の下山後の
「天然の極楽」温泉は焼岳ホテル
ウグイスの湯
・・・いい温泉でした

お二方が温泉から出てくるまでロビーのソファーで軽く一眠りでき
疲れがとれました。

本日の走行距離
177.8Km

 

 

 

 

 

 

 

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千石城山(757.3m)・滞在最後の日 ■2013.4.10

2013年04月14日 | アウトドア

 先日(4/9)と今日(4/10)と二日間連チャンで日帰り登山

先日は強烈な印象が残った角田山(新潟県)でした。

天候が良ければ剱岳(2,999m)の早月尾根側が一望でき回りの山々の眺望も素晴らしいので
昨年登った剱岳」を早月尾根側から見てみよう・・・と言うことで
http://www.youtube.com/watch?v=pi7Ui-PEu0w

・・・深夜バスでの帰りにもなるし、二日目は軽く近場の山と言うことで千石城山に。


東京からおいでになったSさん、今日の深夜バスで帰られます。
天候は曇り、登り途中から小雨、アラレが降ったりで、
今日この山に登った人たちは私たちだけでした。

登り前半にあるうっそうとした天狗でも出てきそうな杉林。

 

お花はまだ早くほとんどと言って良いくらい咲いていません。 

低山ですがまだ残雪が所々残っています。 

 

 

頂上に着きましたが
誰もいません。 

剱岳(2,999m)、早月尾根側 
雲が重くたれ込み眺望は全くききません。

とにかく三角点にだけはタッチして昼も食べずに下山です。

 

 

下山です。
下山後の天然の極楽は「アルプスの湯」へ向かいます。
 アルプスの湯

ぽつりぽつりとイワカガミが咲いていました。 
下山途中からは珍しくアラレが降ってきました・・・雨で無くて良かった・・・

途中の山桜 

ショウジョウバカマもぽつりぽつりと。 

記念にカメラに納めます。 

時間があるので「おおかみこどもの雨と雪」の本物の「花の家」でコーヒーを飲んで来ました。
三河NOの車で見学者が1組来ていました。
 

「おおかみこどもの雨と雪」角川書店にて関連書籍続々発売中!!

 

おおかみこども

天然の極楽は「アルプスの湯」で汗を流します。アルプスの湯で汗を流して
早めの夕食はSさん「ホタルイカ」と言う言葉が出ましたので別の場所まで車を走らせ
「ホタルイカのわっぱ飯」を食べに行きました。 

 

 

 

無事何事も無く二日間の日帰り登山でしたがSさん楽しんで東京に帰られました。


本日の走行距離127.3Km

 

 

 

 


 

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角田山(481.7m新潟)・雪割草とカタクリの絨毯■2013.4.9

2013年04月11日 | アウトドア

 東京の登山クラブで活躍されているSさんと休みの日程が合いましたので
雪割草の大群生地として全国的に有名な角田山(481.7m・新潟)に登りました。
新花の百名山
Sさんは東京から深夜バスで富山に早朝に着きそのまま車で角田山までの雪割草を見に日帰り登山です。
お日柄も良く平日にかかわらず沢山の登山者が雪割草、カタクリのお花を求めて来ていました。
 

 角田岬からの「灯台コース」から登りました。

日本海、佐渡ガ島も見えなかなか風情のある登山コースです。
ほとんど尾根伝いで海風もあり若干寒さを感じましたが急な登りですので汗が吹き出ます。 

遠くにはうっすらと佐渡島

佐渡島

 岩場を過ぎるとカタクリの群生地が続きます。
このコースは雪割草は終わっていました。

 ▼斜面にはカタクリが絨毯のように続いていました。

 

白いカタクリ 

白いショウジョウバカマ 

角田山(481.7m)頂上 

 

  ▼下山時は別のコースを選択しました。
偶然にもこのコースは雪割草、カタクリ、スミレなどが群生していました。
特に雪割草が元気で花の色がバリエーションにとんで見飽きるくらいに咲き誇っていました。
紫の雪割草 

白の雪割草 

スミレも群生していました。 

白と紫の雪割草 

 カタクリのつぼみ
これから花が開くのでしょう。

 ▼変わったきれいなお花が無いか探します。

 ▼赤紫の雪割草

ピンクもありました。 

帰りの天然の極楽は「多宝温泉」
「だいろの湯」
巨大な屋内プールみたいな浴場もあり十分満足しました。
後は富山まで高速を突っ走って帰るだけです。

 

今日は天候も良く下山するまでは太陽が出ていた。
コースを変えたことで諦めていた雪割草の群生地に出会え来た甲斐があった。
角田山・・・全山カタクリ、雪割草などの大群生地なのではと思えるほでした。
公式には7コースあり、
来る途中車から見た別コースの登山口にも平日にかかわらず沢山の車が止まっていた。

頂上は広くまるで広場・・・お花見気分のようで相当数の人がシートを広げたりしていた。 

飽きるほど見た雪割草
違う色の雪割草を見つけるのが楽しかった。
写真に撮りきれないほどお花は咲いていた。
しばらく見なくて良いくらいに見た雪割草とカタクリでした。

本日の走行距離586.5Km

 

 

 

 

 

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