山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

紅葉目当ての立山三山周回、テントで3Days ■2019_9_21~23

2017年09月24日 | テント泊

 紅葉には早いと分かりながらも、天気予報と相談の上での雷鳥沢でのテント泊3Days
立山アルペンルートの車窓からは立山・弥陀ヶ原(1930m)までは紅葉があまりなく余りにも期待外れだったが、
天狗平を過ぎると紅葉がポツポツと色づいて赤いのが多くなってきた。
平日の行動と、紅葉にはちょっと早い言うことで室堂ターミナルには8月ほどの沢山の人は来ていなかった。
立山玉殿湧水で飲み水を調達して、
雷鳥沢まで、「折りたたみ可能の簡易別荘」背負って石畳の登山道を1時間、秋の涼しい冷気で身体を冷やしながら歩いた。
初日はテント張りと雷鳥荘の温泉につかりビールを飲んで1日が終わった。

 2日目はテント場から雷鳥坂を直登、立山三山を周回。
雷鳥坂の場所によっては勢いの良い、紅葉真っ盛りのポイントが幾つも有り目を楽しませてくれた。

まだ8時頃なのでまだ空も青かった。
雷鳥沢テン場も小さく見えます。 

右から、薬師岳 、黒部五郎岳、浄土山北峰、南峰、龍王岳(2872m)
中央の登山道は一ノ越山荘へと続く懺悔坂 

 雷鳥沢のテント場正面の紅葉も進んできていますがまだ半分ぐらいでしょう。
これからです、もっと赤くなります。

剱御前小舎に到着
小屋からの剱岳
見える登山道は剣山荘へと続きます。正面に白馬岳(2932m長野・富山)も見えました。 

別山(2,874m富山)の広場からの剱岳

大日三山のコブ3つ。 

五竜、富士山(3,776m静岡・山梨)、北岳(3,192m山梨)もバッチリ見えます。
小屋は内蔵助山荘 

薬師岳(2,926m富山) 、うっすらと白山(2,702m石川・岐阜)も見えます。 

岩の芸術 

これから進む雄山への稜線 

富士の折立の手前は急登、急坂です。 

黒四ダム 

富士の折立(標高 2999m)
登る気になれば誰でも登れます。 

手前から大汝避難小屋、富士の折立、別山、剱岳

 ▼笠ヶ岳(2,897m岐阜)、水晶岳(2,986m富山)遠くに槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)

雄山頂上社
薬師、黒部五郎、笠ヶ岳(2,897m岐阜) 

別山(2,874m富山)、剱岳(2,999m富山) 

三日目の朝
前日の夜からの、雨に濡れたテントをたたみ込み「動悸・息切れの坂」を登る途中、
亜硫酸ガスの緊急警戒情報のサイレンが鳴りその場で待機して下さいとのこと。
余りにも大きなサイレンが目の前でなり出しビックリした。
今日は土曜日なのでテン泊者がどんどん増えてきていました。

 

 2日目に一挙に3日分の仕事をした感じでした。
2日目の真夜中には雷が落ち、テントの中は一瞬オレンジ色に炸裂。
3日目はズブズブのテントを撤収、亜硫酸ガスの濃度が高まりドデカイサイレンが目の前で急に鳴って、その場で待機せよとアナウンサー。


帰りのバスからの景色、、たった2日の間に、室堂ターミナルから弥陀ヶ原までの紅葉が一挙に進んできていました。
今年の紅葉は良さそうだ。

来週もう一度来いよと言っているようで紅葉の写真だけ撮りに出かけます。
ウヒョ~
行きたくなるほど、高原バスの外には紅葉が増えていた。


お・し・ま・い

 

 

 

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まっ黄黄の、立山・弥陀ヶ原(1,930m)~天狗平(2,300m)~室堂ターミナル(2,450m)を歩く ■2017_9_10

2017年09月12日 | アウトドア

日曜日、晴れ、人気の立山は駐車場が幾つもあるが満車で近い所にはとめられず
一番遠い駐車場でそれも奥の草むらに留める事になった。


立山・弥陀ヶ原(1930m)から室堂まで、木道の高原散策と侮っていたが一ノ谷の
「獅子ヶ鼻」の登り下りは鎖場と急で足下が滑るのでエネルギーをかなり消耗した。

材木坂」から歩いて来て、3泊みくりが池山荘で泊まると言う健脚の、九州の女性一人と私と、
すれ違った人は4名で、人と合わない静かすぎるトレッキングだった。

紅葉の時期になると多くの人とすれ違うが、室堂ターミナルまで行く人は少なく天狗平付近で散策を楽しんでいる人が多い。
一ノ谷の鎖場では油断したのだろう、ヘルメットをかぶった熟年の登山者が2回滑り落ちたと鼻の下に傷を作り血を流していた。
この登山者もたかが高原と侮っていたと話していた。

弥陀ヶ原ホテルの木道、この付近だけでもゆっくり散策して時間を潰せる。

立山・弥陀ヶ原はラムサール条約に認められています。
「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」

急に断層みたくなった、陥没したような谷間に突き当たります。
陥没した谷間を見てビビってしまうのか先に進む人は余りいなく、色々言い訳をして戻っていきます。
一ノ谷へ鎖を頼って降ります。
足下が細く滑りやすいので鎖が付けられていますが用心しないと滑り落ちます。 

 弥陀ヶ原高原を横切るいくつかの沢の中で、一番大きいのがこの一ノ谷。
7月半ばまで谷に雪が残っているので、通行時には注意が必要です。
せっかくの新しい橋も雪のためなのか無残に壊れていました。
紅葉の時期にツアーの集団がここで一休みしている写真を見たことがある。

鎖場は登りと下りで断続的に何カ所もありますが、ゆっくりと焦らず行けば問題ありません。 

 ▼獅子ヶ鼻岩
一ノ谷から見上げる巨大な岩峰。
立山修験の一大行場であった往時の名残を色濃くとどめ、役の行者窟、弘法窟には石像や石仏が残っています。
一番の難所である何カ所もある鎖場の通行の際には足下が滑るので細心の注意が必要だ。

ナナカマドの紅葉

ナナカマドの実 

▼ 「天狗の鼻」周辺は、
ずーっと木道が続いており、ハイキングコースとして、大日連山のパノラマと眺めの良い景色と、のんびりした雰囲気を楽しめます。

大日連山 

雄山 

天狗平山荘に着きました。 

天狗平からはイワイチョウの黄葉が濃くなってきます。 

黄色いのはほとんどイワイチョウの黄葉 

 

ソーメン滝の上部から称名渓谷の深い谷と、剱岳や雄山のパノラマも楽しめます。
椅子やベンチが何カ所も用意されていますがほとんど登山者は見受けられなかった。
あれだけ沢山の満車になった駐車場の 車の人達はどこへ行ったのだろう。

一株だけ見つけたクガイソウ 

ここまで来る直前の登りで左足の太ももがつった。
運良く休んでこんにゃくゼリーを食ったら治った。 

室堂ターミナルに近いので人が増えてきた。 

室堂ターミナルのお花畑もイワイチョウの黄葉でまっ黄黄 

一の谷道・獅子ヶ鼻コース
誰が付けたのか?・・・調べたら「難易度 ★」になっていました。

 

やっぱりパノラマの立山連峰は良かった。
これからは立山をフィールドとして、カメラ持参で立山の四季を楽しみたいと思って見たりもした。 


お し ま い






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秋の香り漂う、ゴ・カ・ヤ・マ ■2017_9_8

2017年09月11日 | アウトドア

五箇山の合掌集落に、コスモスが咲いているか電話で確認したところキバナコスモスならば咲いているが、
コスモスは9月半ば頃でないと咲かないと言う返事だった。

コスモスで無いと合掌造りの雰囲気に合わないので、迷ったが一日天気が持ちそうなのでカメラ2台持って
世界遺産に登録されている五箇山の、菅沼集落相倉集落を訪れた。


平日なので駐車場は2カ所ともガラガラ、たまにツアー用の観光バスが来たりしていたがそれでも観光客は少なかった。
風景写真を取るのに人が映り込むと、人がゴミになってしまうのでガラガラ状態で良かった。

コスモスは諦めていたが、思ってもいなかったススキがもうなびいていた。
合掌造とススキの取り合わせも絵になると思った。

合掌造り青空ススキの取り合わせも雰囲気を出していた。 

哀れにも少しばかりのコスモスの残骸が残っていた。
これから咲くのもあるのでは無いかと思われる。 

実りの収穫時期を迎えた、田んぼの稲穂も合掌造りの雰囲気にはお似合いだった。 

日本の原風景にタイムスリップした感じだ。

ススキと合掌造りと絡んでくれたのはこの場所だけだったような気がする。 

コスモスがチョロチョロと咲いていたのは2カ所ぐらいのような気がした。 

合掌造りの件数が多いは 菅沼集落

民宿が多い。
山小屋には何度も泊まっているのでこういう所には慣れているので 、素朴なこういう所に一度泊まってみたい。

 合掌造りにチョボチョボのコスモス。

今までこの喫茶店兼土産物屋は勘違いして、「ばっか」とばかりにずっと思っいて、何の意味があるのだろうと思って居た。
「ばっか」でなく「かっぱ」だった。
モダンJAZZの音が聞こえていた。 

国指定 重要文化財の「村上家」 

相倉集落の入り口の合掌造り



水彩画風の合掌造り 

 

 

 

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