山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

テントで登る、立山紅葉と立山三山縦走 3Days ■2015_9_23~25

2015年09月26日 | アウトドア

立山紅葉最前線
俗に言う3段紅葉の内、一番標高の高い最初に紅葉となる、(少し早いかも知れないと不安だった)
室堂ターミナル付近の紅葉のピークを期待して、室堂から雷鳥平までの紅葉と、立山三山縦走              

情けないことに、今まで本当の立山の紅葉のピークを見たことが無かった。

地元にいて、裏山のような感じで、いつでも行ける山なのに情け無いことだった。
今年は他の山を回るよりも地元の立山の紅葉をジュックリ見尽くそうと思って居る。
シルバー連休も終わり
少しは登山者も少なくなるころである、連休最後の日からのテント泊を計画、天気予報と睨めっこしながら

計画を立てたが、やはり二日目(立山三山縦走の日)からの天気予報が急変して昼過ぎから小雨だったが目標達成、
濡れながらテントに潜り込むはめになった。
雨は夜中から強くなり朝まで断続的に降り続いた。
翌朝はテント付近に水たまりが出来、濡れたままでのテント撤収となった。

初日(23日) 
室堂ターミナルに降り立ち、回りを一周 

雄山(3,003m)と室堂山荘 

剱御前側 
明日、時計回りで立山三山縦走する、登り初めの雷鳥坂の登山道が正面に見えます。

雄山(3,003m)、大汝(3,015m)側 

みくりが池 

山崎カール 

連休最後の日で日本人の登山者が目立った。
ターミナルも思ったより外人が少なかった。
山肌は紅葉、草紅葉が進んで、一番良い時期かも知れません。
森林限界を超えていますので草紅葉が大半です。 

 ▼血の池

 

 ▼雷鳥沢テント場
テント数は予想通り、多分今日から、一気に減っています。 

雷鳥沢テント場からの正面の紅葉 

テント数は30前後ぐらいでしょう。 

 ▼浄土橋

 

チングルマも種だけになっていて、他の花は全然見かけません。 

 ▼剱御前側

管理棟から正面 

マイテントは手前 

 

------------------------二日目(24日)----------------------

今日は立山三山縦走予定です。
テント場で今日天候が悪くなると聞いて、取りあえず行けるところまで行こうと思い、AM5:30頃雷鳥坂を登る。
剱御前小屋につき剱御前山(2,777m)に登り、別山(2,880m)へ向かう途中から小雨が降ったり、止んだり、
引き返そうかと思ったが、
先週も天候にやられ先に進めなかったので、今回は大降りになるまで進もうと先を急いだ。

剱御前小屋からの剱岳(2,999m富山) 

早朝なのに頂上には人がいます。
案外、早月尾根からの登山者かも知れません。 

ここからは、対岸の白馬岳(2932m長野・富山)も見えます。
白馬山荘も見える。

剱御前山(2,777m)からの剱岳

奥大日岳(2,611m富山)

別山(2,874m富山)からの剱沢テント場へ落ちている崖

剣山荘

剱に一番近い山小屋は剣山荘です。
鎖場が続く別山尾根ルートもはっきり見えます。 

剣山荘からの、別山尾根登山ルートが確認できます。

落ちると奈落の底へ

剱御前山から下山、別山、真砂岳へ向かいます。
内蔵助山荘 

今日は小雨が降っているのに富士山が見えました。

富士山(3,776m静岡・山梨)

別山(2,880m富山)の祠

別山の広場からの剱

別山北峰からの剱

天候が悪いので霞んでいますが、遠く白山(2,702m石川・岐阜)が見えます。 

真砂岳に向かいます。

会話をした登山者が、私が来た道を進んで行きます。

室堂ターミナル、みくりが池、みどりが池、地獄谷が一望 

少しアップ

大汝小屋が見えてきました。

大汝頂上に向かいます。

大汝山(3,015m)頂上

頂上からの黒四ダム

雄山(3,003m)、雄山神社

頂上神社の参拝には¥500

雄山から下山です。
遠くに五色ヶ原山荘が見えます。 

五色ヶ原山荘

雄山から下山途中、下は一ノ越山荘

浄土山(2,831m)に向かいます。

浄土山からの雄山

立山三山終了、
目的を終わらせマイナールートから雷鳥沢テント場に帰ります。

ここの全てのナナカマドの赤は、目を見張らせる物があった。
風、小雨が降り続いていたが、カメラのレンズに水滴が付き、拭いては撮りを繰り返した。
空が青かったらもっと赤が映えるだろうと残念だった。 

変わった紅葉

登山道のムシロは何だろう?
高山植物の植生、土が崩れるのを防いでいるのか?

 

二日目の縦走時には紅葉が上から、下山時には目の前で見る事が出来た。
下山時には、紅葉のマイナールートを利用。 
折しも昼過ぎからの小雨と風が強くなり、あいにくの天候だったが目の前の紅葉は凄かった。
天候が快晴ならば、もっと紅葉が映えるだろう。
稜線からの風と小雨で、レンズに水滴が付いたりしては拭きを繰り返した。 

立山は、「雄山」「大汝山」「富士の折立」の三峰の総称
その最高峰は大汝山の標高3,015m。

立山三山は(別山、雄山、浄土山の三山)

早起きして、ついでに室堂ターミナルから見える全ての山、大ざっぱですが8峰、一気にピークハントしました。
1.剱御前山(2,777m)
2.別山(2,880m)
3.別山北峰(2,887m)
4.真砂岳(2,861m)
5.富士ノ折立(2,990m)
6.大汝山(3,015m)
7.雄山(3,003m)
8.浄土山(2,831m)

----------------------25日(下山の日)--------------------

昨日からの雨が夜中止まずに降っていた。
朝も、雨は降り続きテントの回りは浅い水たまりのようになっていた。
小降りになった時を見計らってテント撤収。
室堂ステーションまで雨は降り続き、中の休憩室で着替えてからバスに乗った。



お し ま い

 

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(完)テントで登る、双六岳、鷲羽岳越えて、水晶岳 4Days ■2015_9_12~15

2015年09月19日 | アウトドア

昨日からの冷たい強風が、不思議なくらい、明け方にピタリとやんだ。
昨日の強風と霧雨と寒さで動きが取れず
モチベーションもテンションも急降下、動きが取れず目的もなくなった感じでガックリきていた。

今日の朝のご来光を見てジッとしているわけにはいかず、
午前中は双六岳周辺の景観を楽しもう、
昼を済ませた午後からは樅沢岳に登り槍の迫ってくる姿を撮ろう・・・ついでに夕焼け小焼けで鷲羽岳が染まるのを見たい。

3日目(14日)
日の出 

 

双六小屋の前では団体さん達が体操をしていました。
西鎌尾根を進むのでしょう。 

笠ヶ岳(2,897m岐阜)方面 

 ▼左、巨大な薬師岳(2,926m富山)

 小屋から頂上に続く一本道

 

薬師岳(2,926m富山) 
正面に小さく頂上の祠が見え、左のピークに小さな避難小屋が見えます。 

〃 

笠ヶ岳(2,897m岐阜) 

 ▼剱岳(2,999m富山)

黒部五郎岳(2,839m富山・岐阜)と巨大なカール 

白山(2,702m石川・岐阜)
今日がいかに天気が良いか分かります。 

ヤッポ~と呼べば・・・ 

ホ~ホケキョ・・・と応え、 

バンジャ~イ・・・で最後の締めくくり。

笠ヶ岳山荘、頂上の祠が見えます。 

黒部五郎、三俣山荘方面に続く稜線コースの登山道。 

薬師岳(2,926m富山) と稜線コース 

 ▼今日は中道コースを散策します。

鷲羽岳(2,924m長野・富山) 

 

水が豊富な双六小屋
ここが水源地の雪渓だった。 

双六頂上から中道コースを回り戻ってきました。
小屋ではフトン干しをやっていました。 

 テントの引っ越しをします。
昼前なのでガラガラです。
テントも乾いており荷物を出して引っ張ってきました。 

昼を食べ一休みして、午後からは樅沢岳に登ります。
他は晴れているのに、不思議と槍ヶ岳方面からは雲が流れてきます。
崖の斜面を強烈にガスが吹きあげてきます。 

 黒部五郎、鷲羽岳・・・鞍部に小さくオレンジ色の三俣山荘が見えます。

 ▼三俣山荘

 このハイマツの先に写真を撮るビューポイントがあります。

雲がわき上がってきます。
この、分厚い雲の中に槍が隠れています。
30分待ったが姿は見えませんでした。
不思議と小屋に着いてから空は真っ青に晴れていました。 

幕営地も昨日と違い落ち着いています。
風も無く安心してテントに潜れます。 

夕方に着いたお姉ちゃん達。
風がフライをめくりあげますがモチャモチャとのんびりと設営している感じです。 
可愛いもんだ。 

------------------------------4日目(15日)下山------------------------------  

昨日失敗だった樅沢岳に登ろうと雲が切れるのをしばらく待ったが、槍ヶ岳方面からの雲が流れてきていた。

8:30頃まで待ったが雲は全然とれる気配がないので思い切って下山だ。

小屋のTVでの予報では9:00から晴れマークになっていたが、起きてから時間が経ちすぎており
これ以上待てなかった。 

笠ヶ岳方面 

樅沢岳を越えて西鎌尾根にむかう登山者 

アップ 

予報通り9:00を過ぎると雲が切れ青空になってきた。
早くから槍の頂上には人が見えます。
小屋から30分以上も歩いてきたので今更引き返す気にはなれず下山。 

 

さらば、鷲羽、水晶
年内に来たいな。 

弓折乗越に到着 

鏡平山荘に11:00につくようにして歩いてきた。
11:00から食事が食べられる。

朝から何も食べていなかったのでここで食事をとる。 

 

 

 

 下山届を提出して、車を取りに行き、ここで汗を流しました。
雰囲気、泉質・・・共に良い温泉でした。
またここに来よう。 

 

テントを設営してからは、双六のテリトリーから出ることが出来ず、最終的に
双六テント場で3泊幕営した。

自然の驚異には逆らうことはせず、おとなしく安全策をとりました。

停滞することで色んな情報も得、色んな人とも話が出来、決して無駄ではなかった。
水晶小屋は小屋締めが早くもう一度確認して挑戦。
高場の紅葉がダメなら、小池新道のわさび平小屋付近の紅葉と絡めて
又、
西鎌尾根からの迫力の槍等、テントがあればそんなに厳しい登山にはならない。

全て天候次第だが楽しみが増えた。

完 

 

 

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テントで登る、双六岳、鷲羽岳越えて、水晶岳 4Days ■2015_9_12~15

2015年09月17日 | アウトドア

台風も過ぎ去り、天気予報も晴れマークが出るようになった。
これならば、新穂高より双六越えて鷲羽岳、水晶岳の計画が立てられる。
天気も急に回復傾向で新穂高の無料駐車場に車を停めるスペースが確保できるか、
以前は考えたことも無いことまで

考え不案になってきたが運良く10台ぐらいの空きがあり第一関門突破。

1日目、12日(土)、新穂高から双六小屋まで、テント設営で一日終了
                   2日目、13日(日)、双六岳越えて三俣山荘テン場、鷲羽岳、水晶岳往復
(さてさて、この日の天候が問題だ・・・前半曇り後半雨・・・現場ではどのように変化するかだ)
                    3日目、14日(月)、三俣山荘テン場から双六テン場へ・・・以前から気になっていた樅沢岳へ。
4日目、15日(火)、双六から新穂高に下山

3泊4日のテントでのゆとりのある計画 

新穂高の無料駐車場はほぼ満車 

昨年にできたばかりの新穂高登山指導センター
建物も新しくトイレも綺麗で自販機も有り、着替えもでき、良い出発地点ができた。
登山届け、下山届はここで提出。
登山クラブの人達が集まってきていた。 

偶然出発時間も同じだった。
AM6:10指導センターを出発。 

団体は笠新道から笠ヶ岳(2,897m岐阜)に向かう様だった。
ここで別れ、双六方面に向かう登山者は一辺に少なくなった。 

マシュマロポ~ン 
わさび平小屋からの登山道の両脇に沢山顔を出していた。 

チチブ沢で一休みです。
前日までの不安定な天気も信じられないくらい晴れ渡り、日差しも強く暑い。 

ここはシシウドガ原
焼岳2,455m(長野・岐阜)、乗鞍岳(3,026m岐阜、長野)が正面に見えます。 

鏡池に到着
皆口をそろえて長かったねぇ~と汗を拭きながら、話の一致。
鏡池からの槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)中心の穂高連峰

 

少しアップにすると槍の穂先に人柱が見えます。  

 

鏡平山荘を出発。
夫婦と子供一人の親子登山です。
三人とも健脚でした。
あっという間に見えなくなりました。 

鏡平山荘から弓折乗越までの間は展望が良く槍を中心とした穂高の山並。

槍の穂先の人 

 

 

ジャンダルム 

槍へと続く西鎌尾根 

弓折乗越に到着。
ほとんどの人はここで記念写真を撮ります。
笠ヶ岳と双六方面の合流地点。 

 

 鏡平山荘、鏡池

花見平ベンチに到着
鷲羽岳(2,924m長野・富山)、水晶岳(2,986m富山) 

見えたぁ~
双六小屋 

稜線からの槍 

テント設営時は風が強くテントがまくり上げられたりした。 
テントごと飛ばされないように、石と、後の針金で固定 

 

------------------------------------------------------------------二日目(13日)----------------------------------------------------------------------

昨日からテンバ場は細かい雨混じりの風が強く今日も一日中強風だ。
無理な移動をすることで三俣テント場で待避せざるえなくなり余計な日にちをつかってしまうリスクを考え
計画変更、今日は一日ここにとどまることにした。

途中から引き返してきて小屋にとどまる人、
テントが強風で飛ばされる危険性があるので小屋泊まりにさせられた女性、それでも目的地に向かった人、色々だった。 

 風が強く、体感温度が奪われ相当寒く感じる。
小屋の外のベンチはいつも人がいるのに誰も出ていない。
それだけ寒く、強い風が吹いていた。 

樅沢岳から西鎌尾根を通り槍ヶ岳に向かう人達は風が強くあおられ危険と判断。
小屋に引き返してきました。
三俣、黒部五郎方面の稜線コースも風にあおられるので危険で中道又は巻き道コース等を利用 

 

 ▼1日中鷲羽岳も雲がとれません。

 テント場は風の通り抜けの感じで一端吹きだすと明け方までやむことなく吹き付けていた。
14日の明け方、強風はピタリとやんだ。

 

 

二日目まで、
おしまい 

続く

 

 

 

コメント (1)
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