山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

新緑の医王山(939.1m)登山■2013.5.26

2013年05月28日 | アウトドア

今年初の無積雪時の山は新緑の医王山
滝有り、池有り、鎖場有り、お花も種類が多く何でもありの山です。

医王山(いおうぜん)は、
石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる最高地点は奥医王山の標高939mの山塊です。

白兀山(しらはげやま)(896m)、奥医王山(939m)及び前医王山(612m)などの山塊の総称で、
最高点の奥医王山には一等三角点が設置されている。

日本三百名山及び新・花の百名山に選定されている。

今回は、国見ヒュッテ-糸谷国見線(林道)-奥医王山(939.1m)-夕霧峠-白兀山(895.7m)
覗休憩所-大沼-三蛇ケ滝(500m)-金山峠(三千坊)-国見ヒュッテ
ほぼ大まかに周回してきました。

石川県側からと富山県側からといくつもの登山口がありますが国見ヒュッテから歩くコースを選択しました。
屋根付きの広いきれいな休憩所がいくつもあったり登山道も整備されていた。 

 

今回は国見ヒュッテが起点です。

林道沿いのユキグニミツバツツジ

林道沿いにはスミレが咲き誇っていました。

夕霧峠にある奥医王山の登り口 

 ▼奥医王山登山道のイワカガミ薄ピンク

 奥医王山(939.1m)頂上
一等三角点
暑い日だった・・・頂上で28°越えていた。

白兀山(896m)頂上
積雪時にきたときと回りの様子が全然違います。
積雪時は藪が雪で埋もれ広い雪原でした。 
http://blog.goo.ne.jp/hz0326/e/0bdae66504eefccdc2739dfd79f4f476

目標にした三蛇ケ滝へ行く途中 
池がいくつもあります。

覗休憩所・・・ここで昼食
休憩所の中はさわやかな風が吹き抜けていきやっと見つけた日陰です。
しかしとにかく暑い日で余り食欲が出ません。

他の三人は食欲旺盛でした。 

この標識が現れるまで結構歩きました。
大沼 

 ▼大沼休憩所・・・トイレがあります。
ブナかケヤキか・・・
大木のある大きな広場でさわやかな風が吹いており一休みです。

大沼の上にトンビ岩が見えます。 

 トンビ岩の人

トリガタハンショウツル  

タチシオデ

三蛇が滝 

ヒメシャガ が最盛期で咲き誇っていました。 

サンカヨウ 

ホオノキの花

へつり:カニの横ばい
滑りおちないように時々鎖を持ち、横移動難所でもある断続的な鎖場がやっと終わりました。
この静かな川を越えると長い梯子坂、急登を登り続けます・・・断続的にロープが張ってあります・・・終点は三千坊 

 

暑い日だった...
低山と侮った...
のどが渇く前にすぐ終わると思った...
小虫が口の中に飛び込んできて虫を食べながら進んだ...

食欲は進まなかっが 水分補給は進んだ...

今年初めての無積雪時の登山。

あ~雪山は良かった。
雪で藪が消され周りの景色もよく見え、虫も寄ってこず、水分補給もほとんどしなくても良いくらいだった。

-教訓-
これからの夏山の時期になり水分は多めに
下山が遅くなっても必ず「天国の極楽」には必ず浸かってくること
(今回は同行者三人が帰ると言い出したので残念でした)


大汗かいてデトックス

体も軽くなってヘナヘナハフ~
家に帰り臭いと言われガック~

本日の走行距離
152.8km

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残雪の乗鞍剣が峰(3,026m岐阜県、長野県)■2013.5.22

2013年05月23日 | アウトドア

乗鞍岳(3,026m岐阜、長野)は日本の火山としては富士山、御嶽山に次ぐ高さである
主峰は剣ヶ峰(標高3,026m)

朝一番のシャトルバスに運ばれて位ケ原山荘に到着しました。
ほとんど人はスキー、ボーダーの人が大半です。
地元、松本市の人が多いように見受けられた(松本NOの車が多かった)
楽をして登るコースで無く雪渓を直登して登る苦労して登るコースを選択しました。
若干4月のリベンジも兼ねています。
http://blog.goo.ne.jp/hz0326/e/92da06f618b05eba1d5f7166a86d41ba

 今は、除雪してある最終地点付近の位ヶ原山荘でバスは終点です。
ここから5分位歩いたところから雪道の登山道になります。

準備が整った人から乗鞍剣が峰(3,026m岐阜、長野)を目指します。 

雪道は切れ目無く登りです。
ここはダケカンバの樹林帯ですが、もうしばらくすると森林限界になります。 

乗鞍エコーラインは急ピッチで除雪が行われています。 

雪の無いところが休憩地点になります。
軽く行動食を食べます。 

本格的な急登になります。
「肩の小屋」は通らずに直登、最短距離で蚕玉岳(こだまだけ)(2,979m)の稜線にでます。 

 途中見るコロナ観測所

ほとんどの人が蚕玉岳(こだまだけ)の稜線を目指します。 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜) 

稜線近くになると急に風が強くなり転ぶ人も出てきます。 

穂高連峰、コロナ観測所。
畳平から「肩の小屋」に続く登山道は雪で断続的に寸断されています。 

 ▼槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)

 オレンジの屋根の肩の小屋が見えます。
肩の小屋からも登山者らしき人が登ってきます。

蚕玉岳(こだまだけ)からの権現池
今は完全に雪に覆われています。

 蚕玉岳(こだまだけ)(2,979m)頂上

乗鞍剣が峰を目指します。
アイゼンは外して岩場にデポして登ります。 

頂上からの御嶽山(3,067m長野) 

乗鞍剣が峰(3,026m)頂上 

頂上下の売店もまだ雪に埋もれています。 

蚕玉岳(こだまだけ)付近の斜面から滑ります。 

遠くには巨大な薬師岳(2,926m富山)

 ▼この斜面から滑る準備をしています。 

下山は肩の小屋にでてみました。
道幅30センチ
遠回りですが肩の小屋の手前の雪渓から下山することにしました。 

滑り降りてきています。 

トイレ
先月は雪に覆われ屋根しか見えませんでした。 

ボーダーは疲れて休憩です。
私はもっと疲れています。
私は登りも下りも長い歩きです。 

位ヶ原山荘が見えました。
帰りのシャトルバスが待っています。
2時間に1本しかでていません。
タイミング良く15分待って乗れました。 

ダケカンバの樹林帯にある枝ぶりの良い木 

  今日の下山後の
「天然の極楽」温泉は焼岳ホテル
ウグイスの湯


※日帰り入浴の駐車場はホテルから離れたところに専用の駐車場があります。
車を止めた駐車場の前からの全景

 

本日の走行距離225.1km

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剱御前(2776.6m富山)からの立山・剱岳■2013.5.14

2013年05月16日 | アウトドア

ゴールデンウイークも終わり静寂さを取り戻した感のある立山
しかしまだメインの「雪の大谷」が有り台湾、インドネシア、タイ、韓国などの観光客がツアーで押し寄せてきている。
晴れマークの今日を逃すと1週間不安定な予報で、当日朝準備して車を走らせた。
帰りの室堂発の終バスが5:00、間に合うように日帰りの強行スケジュールです。
 

 ▼アルペンルートの高原バスの車窓からの大日三山
アルペンルートの高原バスの車窓からこういう景色が現れるとバスの中は歓声に包まれます。

車窓からの剱岳(2,999m富山) 

  雪の大谷」に入りました。
一番高いときで今年は18m、今は17mとのこと。
ビルの5Fに当たるとのこと。

室堂ターミナルに着きました。
屋上で巨大なライチョウと、無料だと言うことで撮ってもらいました。
この巨大なライチョウが運を呼んだのか、違う場所場所5カ所でライチョウと遭遇しました。 

一カ所目
ミクリが池の手前のハイマツがでているところで。 
https://www.youtube.com/watch?v=mzHjgk9UztU

雷鳥荘付近の雪は地獄谷のガスで黄色く変色しています。
ハイマツは赤くなって枯れてきています。 

雷鳥荘側からの斜面
真ん中、地獄谷のガス 

雷鳥平キャンプ場
後ろ、山崎渓谷、雄山(3,003m)

雷鳥荘からの奥大日岳(2,611m富山)
斜面は相当クラックが入っています。
ドカンは目前です。 

剣御前小舎(2750m)へ直登する大斜面。
目標ができました。
この二人に追いつくことを目標にします。 

このお二方は休憩時間が比較的長いので早く追い越したい一心で登ります。 

奥大日岳の雪庇 
左に大きなコブが落ちずに垂れ下がっています。

なんとなんと、追いついてびっくり\(◎o◎)/!
五竜・小遠見尾根で写真を撮ったり昼食を食べたりした大阪の仲の良い夫婦のお二人でした。
偶然も偶然こういうこともあるんですね~
http://blog.goo.ne.jp/hz0326/e/c532d704e986fc06af201468eb10ac55
剱御前小屋に泊まって別山(2,874m富山)から剱の写真を撮って帰るそうです。
私は日帰りなのでしばらく話して写真を撮りあってお先に行きます。 

 

この所は足場が不安定で踏み外すと大滑落・・・遙か彼方に落ちていき見えなくなります。 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)~穂高連峰
左下に一ノ越山荘 

同じ場所からの登ってきた方向
アルペンルート、地獄谷、雷鳥荘、ロッジ立山連峰、雷鳥平キャンプ場が一望です。 

二箇所目
御前小屋手前のハイマツにいた雷鳥・・・逃げずにじっとこちらを見ています。 

剣御前小屋(2750m)に着きました。
小屋の前からの剱岳(2,999m富山) 

小屋の前にそびえる剱御前(2776.6m富山)
ここの頂上に登り剱を撮ります。 

剱御前途中から撮った、対岸に有る別山(2,874富山)にある祠 

剱御前(2776.6m富山)頂上からの剱岳(2,999m富山) 

頂上からの別山(2,874m富山)の全景

 頂上からの別山~雄山の稜線

遠くに見える雄山神社、社務所 

剱御前(2776.6m富山)頂上 

 ▼遠くに見える浄土山(2,831m)龍王岳(2,872m)

 御前小屋に戻ります。

下山です。
道幅30センチ・・・大斜面に滑落しないように油断しないで渡ります。 

大阪のご夫婦と行き違いになりました。 

 短く会話して又連絡し合います。
偶然は二度あることは三度ある。

 道幅30センチ気をつけます。

 ご夫婦はもう少しで小屋に着きます。

雪が柔らかく腐ってきているためズボズボと急斜面を下ります。 

 下山途中の奥大日岳(2,611m富山)

三回目
ライチョウ「まいどはや~」と挨拶しながら目の前を横切っていきました。 

 

曲線がきれいなオッパイ山

四箇所目
雷鳥平キャンプ場を過ぎたあたりのハイマツが露出している所にいました。 

 

五カ所目
違う場所に木の上にいました。
高いところから観察しているようでした。 

やっと地獄谷の展望台まで来ました。
今まで時間を稼ぐのに、斜面を直登してきましたのでやっと普通の道に出ました。  

 ▼ミクリが池もすっぽり雪に埋もれています。

 ▼帰りのバスの中からです。
バスの中はタイのツアー客に日本人数名でした。

おまけ
↓↓ 

https://www.youtube.com/watch?v=jrHTk1q254M 

本日の走行距離72Km
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼岳(2,455m長野・岐阜)・日帰り雪中登山 ■2013.5.4

2013年05月05日 | アウトドア

連休後半の真っ只中、平湯までレジャーの車が多く
焼岳の駐車場に来るまで2時間かかりました(平日は飛ばして1時間半)
途中の「神岡の道の駅」、「上宝の道の駅」は朝から遠くからの車で埋まっていた。
車中泊の人も結構多く見受けられた。 

登山口からは登り15分ぐらいは地面と雪道とが交互になっていた。
ブナ林に入り斜面が急になり始めた頃にアイゼン装着
登り続けると焼岳の噴煙が見え始めます。 

必ずと行って良いほど登り下りで皆さん休憩する広場
前日からのテント泊のようです。 

霞沢岳(2,646m長野県) 

明神、奥穂、岳沢、西穂が一望
この場所からは箱庭のようにコンパクトにまとまって見えます。 

独標(2701m)、西穂高岳から先

 

  

焼岳の雪渓を登ります。
夏はここは雪がありませんので冬だけの登山道です。

もう少しで北峰と南峰の鞍部に着きます。 

 ▼登っている最中ですが、もう下山者です。

鞍部から北峰頂上に行きます。
道幅30センチ、斜面に作られた道を歩きます。 

夏場はここは噴火口にできた池ですが今は雪で完全に埋まっています。 

南峰の頂
真ん中の棒がこの鞍部に来る目印となります。

 

道幅30センチ
木の目印の先から歩いてきます。 

踏み外すと急な長い斜面に滑落していきます。 

頂上直下の危険な箇所を無事渡り終えました。
雪面の最上部が頂上です。 

頂上の雪面
結構急で四つん這いで安全を確保しながら登ります。 

上高地側に転がり落ちると何百メーターも止まらず滑落死 
\(◎o◎)/!

 

 

頂上からの乗鞍岳(3,026m岐阜県、長野県) 

頂上からの対岸にみえたる西穂山荘 

頂上からの新穂高の町並み 

頂上からの上高地、梓川 

下山です。
これが又怖い
所々足場が踏み抜けています。
ズルッと行ったら危ない危ない!! 
\(◎o◎)/!
上高地側にだけは落ちたくない!!


 つぎは岩場を
アイゼンの爪が滑らないように、安全第一です。

下からは、どんどん登ってきます。 

鞍部直下からの乗鞍岳(3,026m岐阜県、長野県)

 

急に走り出しました。
火事場のクソ力発揮か!!
ど根性のたまものです!!

長い雪渓を下山、
次は、木の目印を頼りに樹林帯に入ります。 

新中ノ湯温泉
朝は車が止めれないほど宿泊客の車であふれていた。
下山後の日帰り入浴する頃には若干車が止めれるスペースができていた。 

 

夏山は何度も来ています
http://www.youtube.com/watch?v=jKbIRaFXb1k

積雪期の焼岳(2,455m長野・岐阜)登頂は今回が初めてです。

私にとっての3種の神器、アイゼン、ピッケル、ストック・・・
ストックを使うことが多くピッケルだけでは心細く二つ持って行ったのが良かった。
いざというときの急斜面ではピッケルが役立った。 

雪質はザラメ状で
樹林帯に入ると標高が下がってきている割には日が当たらないせいか雪は堅かった。

ここは登山口まで車でこれる。
残雪期の山、
もう何カ所か計画しているが登山口まで除雪してないがために計画は頓挫している。


下山後の天然の極楽は「新中ノ湯温泉」で汗を流して帰宅

家に着いたのが5:30過ぎ
本日の走行距離191Km

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする