ヒュースタ日誌

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『青少年支援セミナー2009』1日目が終了

2009年12月16日 11時32分10秒 | ホーププロジェクト
12日(土)、1日目の日程が終了しました。

 前半は代表講演。プロ野球ファンの当スタジオ代表が、今年を代表する人物として、プロ野球のイチロー(鈴木一朗)選手をネタに取り入れるという、年末らしい内容の話でした。

 一見不登校児やひきこもり青年とはまったく共通点がないようですが、彼の「野球観(積み重ね)」と「野球人生(バッティングフォームの変遷)」を、ヘタな形態模写を織り交ぜながら紹介したあと、それを不登校児やひきこもり青年の「人生観」と「プロセス」に応用して「本人の生き方や周囲の対応の心がまえ」について提言した代表の語りを、参加者は違和感なくご理解くださったようでした。

 後半は二つの分科会と「家族学習会【不登校編】」の三つに分かれてのグループ学習。第1分科会「フリースクールを考える」では、支援の場に関わっている方による<現場の実情のお話>、第2分科会「ひきこもり支援を考える」では、当事者やその周囲の方が集う場に関わっている方による<人生経験を活かしたお話>、と報告者のカラーが出た会になりました。

 「家族学習会【不登校編】」では、少人数だったためやりとりの多様さという点ではご満足いただけなかったと思いますが、子育ての反省、専門家の対応に傷ついた経験、親の会の様子、等々について、ご発言や担当者へのご質問を通じて、思いを吐き出し理解を深めることはできたようでした。

 2日目は20日(日)、前半は三つの分科会が、後半は「家族学習会【不登校編】」の2回目が実施されます。第4分科会「不登校と学習」では、不登校の当事者と支援者の両方の経験を踏まえた報告が、第5分科会「不登校と居場所」では、参加者と対話しながらのフリースクールや居場所の報告が、それぞれ展開される予定です。

 また第3分科会「不登校と非行」については、当日配布資料に掲載されている紹介文の一部を転載します。

 --「『学校』の語源『スコレー』の意味は?」「昔学校を欠席する子どもが多かった理由は?」・・・答えはどちらも意外なものです。加藤さんのお話は常識を覆してくれます。

 この分科会の聞き手と後半の「家族学習会【不登校編】」の担当はスタジオ代表がつとめます。

 いずれのプログラムもまだ定員に達していませんので、関心ある方はぜひお申し込みください。ご参加は前半の分科会だけ、後半の家族学習会だけ、というかたちでも可能です。また当日参加も可能ですので、前日まで決まらなかった方は当日直接会場にお越しください。

 報告者・担当者一同、ひとりでも多くの方とご一緒できることを願っています。

青少年支援セミナー2009
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