ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

『青少年支援セミナー2009』2日目が終了

2009年12月24日 16時37分04秒 | ホーププロジェクト
20日(日)、2日目の日程が終了しました。

 前半は三つの分科会。どこも参加者が少なかったため、少人数のゼミナールのような雰囲気でそれぞれの報告と質問などが展開されました。

 当スタジオ代表が聞き手をつとめた第3分科会「不登校と非行」では、大学准教授の加藤誠之氏が、矯正教育と不登校支援の経験と研究をもとに、不登校と非行の心理の異同や学校と青少年問題との関連の深さなどについて、あまり知られていない事実を次々と披露。参加者から「また聞きたい」という声も出ました。

 第4分科会「不登校と学習」は参加者全員が親御さんでした。大学と民間の両方で活動している不登校経験者の桑原和也氏が、不登校児にとっての学習支援機関であり進路である民間の教育NPOや、資格としての高校卒業認定(大検)について、ご自身の経験を交えた報告と質問への答えがありました。

 第5分科会「不登校と居場所」では、フリースクール代表の増田康仁氏が、当事者から支援者まで多様な参加者に臨機応変に対応し、参加者への質問を交えながらテーマにこだわらない話を展開しました。 

 後半は「家族学習会【不登校編】」の第2回だけが行われました。
 前回同様少人数だったことが残念でしたが、前回担当者が話した「肯定の意味」をもっと詳しく聞きたい、という連続参加の親御さんのご要望に応えて担当者が話すと、親御さんが一様に「なるほど」という反応を示されました。アンケートには「もっと時間がほしかった」というご感想もありました。

 12月の2日間という時期と日程、そして広報の不十分さなど、多くの課題を抱えて16回目のセミナーが終了しました。
 十分な広報期間の確保やプログラムのスリム化など、代表は早くも1年後のセミナーを見据えて、企画の見直しに着手しています。
 次回はさらに進化したセミナーでひとりでも多くの方とご一緒できることを念願しています。報告者・スタッフ・参加者の皆さま、ありがとうございました。
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