散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

下ごしらえ

2011年01月26日 18時53分18秒 | 食べ歩き
わりと私、空腹のままに酒を飲んだりするのだが、今日は事前にちょっと食べていこう。

ということで、すすきのの蕎麦屋「M」へ。酔っていると、最近色々なものを食べたりするのだが、今日は素面で来たので、いつも通りのもり蕎麦だ。



注文してから、普通のもり蕎麦の100円増しで田舎そばがあるのを発見。次回はこちらを頼んでみよう。

飲みたい日

2011年01月25日 23時00分30秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
日曜・月曜と酒を飲まずに、その間にもいろいろなことがある訳である。今日は火曜日、しかも厳しい打ち合わせだったので、新さっぽろの居酒屋へ。同行者はT君。

T君はビールだが、私は燗酒からスタート。鶏モツ煮、つくね、豚串と注文。会議直後だったので、話としては盛り上がったが、店が盛り上がらない。他の客はいないし、店主も沈黙ムードなのである。割と大したことのない店を好きな2人なのだが、T君から「でましょうか」との声。私もそれほどダメな気はしていなかったのだが、河岸を変えてもう一軒行こう。

この店に来る前にちょっと気になっていた、新さっぽろには珍しいバール「U」へ。お客さんが若い女性グループやら、やっぱり活気がある。

ワインは白→赤→赤の3杯。つまみはレバームース、ハモンセラーノと肉っぽいのを行った。T君と色々話して、この店はかなり正解。楽しかった。

ここから家の近いT君とは別れ、私のみ地下鉄で30分、琴似へ移動。久々の琴似の「R&R」へ。

まあいつもと変わらず、ジンリッキー(私、ビール禁止なのだ)、マティーニロック、ネグローニで気持ちよく帰宅。
外は雪が降ってきた。


20110123最近読んだ本

2011年01月23日 23時08分40秒 | 読書
■「Boys Surface」円城塔
これも数学SFと言っていいのかな。読み物としては、もう少し一工夫ほしい気もするが。

■「雲上都市の大冒険」山口芳宏
戦後すぐの大炭坑町を舞台に、密室からの脱出と復讐殺人が発生する。時代がかった復讐譚かと思ったら、痛快で楽しめるストーリーだった。正統派トリックとは言えないかもしれないが、密室からの脱出方法は一理ある(いや、ぎりぎりアウトか?)。

■「幸菌スプレー」室井滋
何かと周囲に変な事件・人の集まる作者である。

■「牧島如鳩図録」
何とも不思議な画をかく人だ。「四万風景」は谷を流れる急流を描いた風景画。「極楽鳥」はスカイブルーの空に、派手な鳥が飛ぶという面白作品。「魚籃観音像」は小名浜漁協が豊漁を願って描いてもらった作品なのだそうだ。

以下、図書館の3冊。
■「乙女の大阪」甲斐みのり
しまった、3回目だ。

■「ヤンキー文化論序説」五十嵐太郎編
オタク文化論はオタク文化人が沢山書くが、ヤンキー文化論は書く人がいない。しかし日本の物の多くには、ヤンキーテイストが含まれているため、重要なファクターと見て論じた本なのだ。私には全くヤンキー気質がないのだが、伝統的なものの重視ということは共通項としてあるのかも知れない。

■「「クレーム」相手が引き下がる対応のコツ」神岡真司
まあ、ありきたりな内容だと思う。

食べ過ぎた

2011年01月23日 13時05分49秒 | 食べ歩き
今日はそもそも出かける気がなく、とりあえず昼食はラーメン。年末にお店の方が体調を崩して、しばし休業していたようだが、年明けからは復活した模様。お店に入って見ると、女性のかたが不在だった。まだ体調悪いのかなあ。

ということで、あまり大きくない店には相応しくない券売機で醤油ラーメンとミニチャーハンの食券を購入する。

まずは醤油ラーメン。ちょっとスタイルがマイナーチェンジしたような気もするが(揚げニンニクが入ってない)、スープは良い意味でマイルド。脂っぽくないのが嬉しい。



ミニチャーハンは作り置きだろう。少しベタっとしていたが、朝からご飯ものを食べていないので、どうしても食べたかったのだ。カロリーオーバーなので、小ライスにしておくべきだったかな。



この後、図書館に行き、その他いくつかの用足しをして帰宅。

久々のワイン会

2011年01月22日 23時06分17秒 | 飲み歩き・琴似界隈
非常に久しぶりのワイン会出席で、二十四軒のビストロ「PE」へ。しかし、事前に飲んでいるせいか、久しぶりすぎるせいか、ワインのことを全然覚えていない。台無し野郎である。一応、写真等から、記憶の復元を試みよう。

JULIEN MEYER 2002:スパークリング、酸味、蜂蜜風味。
meranges 2006:酸味、爽やか。
エンゲルガルテン:甘目
2005?:色濃厚、渋みしっかり。
ボルドー1993?
ヒトミワイナリーR3 ikkaku:私の持ってきた国産発泡ワイン。「ファンタグレープスーパードライ」という評価が…



VINALBA RESERVA MALBEC 2008:中庸のバランス。
Chateau Haut Grigmon 2005
リースリング2002:色と香り濃く、飲んだら意外とさっぱり
Chianti Classico Riserva 2006:全体的に充実の味。キャンティから予想される以上にどっしり。これが今回の一番だったかな。

食べ物は以下。

ピクルス。
チーズフォンデュ。つい、パクパク。



自家製ソーセージと銀杏のキッシュ。ソーセージも一部チーズフォンデュにつけてみた。



アンチョビのピザ、ベーコンのピザ(写真)。塩気効いてて、凄く旨い。



ハンバーグ。大皿からカットしてとり分けた所。あっという間に一気食い。



最後にイカスミのペンネ。これもいい感じに濃厚で、ふんだんに入っているイカの味も満喫した。次回は反省して、ワインの味をしっかり見ようと思う(いつも反省に留まる)。

調子を少し上げる

2011年01月22日 17時51分06秒 | 飲み歩き・すすきの界隈

病院の検査とギャラリー巡りを無事終了。まずはすすきので一杯やっていこう。すすきののバー「C」で、1杯目はウィスキーソーダ、2杯目はテキーラソーダ割りとスローペースでスタート。

3杯目は突如ヨコハマが飲みたくなる。それほどアルコールが強いという訳ではないが、ぺルノーが効いているため、独特の満足感のあるカクテルだ。

ところでマスターの最近の自信作、砂肝のコンフィが美味しそうだったので、次回への宿題としよう。

20110122ギャラリー巡り

2011年01月22日 16時23分25秒 | ART
本日は大丸→大同→時計台→道新→三岸好太郎美術館→近美→市民→トオン→ARTスペース201→さいとう→4プラ→三越→富士フイルム→大通の14か所。

■道新ぎゃらりー「武内朋之ボールペン画 北の生き物達展」。ボールペンというと書きにくい、インクがダマになるという印象があるのだが、これは素晴らしくコントロールされたボールペン画である。ちらっと話をされているのを耳にしたが、やはりボールペンにも癖(使った期間、メーカー等)があるため、一つの作品は一つのボールペンで仕上げるそうである。何だかよく分からないが、凄い。

■三岸好太郎美術館「音楽のある美術館2」。まあ大体見た頃のある作品ばかりなのだが、好太郎が収蔵していた「ガラス絵」というのは初めて見た。明治期頃と思われる、蒸気船を描いたものなのだが、海の色が彼の作品「海」(数点ある)の色とそっくりなのである。



休憩コーナーで芸術新潮を読むと「わたしが選ぶ日本遺産」という特集をやっていた。ビートたけしがジャイアント馬場を選んでいたが、私はウルトラマンを推薦したいかな…。美術品なら「松林図屏風」か「東大寺戒壇院の四天王」、食べ物ならばラーメンかカレーかな。

それから今年度もスタンプラリー完了で賞品をもらう。三岸好太郎テレフォンカードと迷ったが、もうテレカも使わないと思い図録を選択。美術館としては余っている図録なのだろうが、元の値段を考えると非常にお得だ。さらに図録も「ダリ展」「空海マンダラ」等と迷うが、「牧島如鳩展」を選ぶ。近年では最も行かなくて失敗したと思われる展覧会なのである。



■ト・オン・カフェ「石井誠個展-リミット」。壁面が1面、ほとんどガラス張りになっている展示室はなかなか良い。どうやら彼は京都に引っ越して版画を続けるようなことが書いてあった。

「森は緑とは限らない」:縦長の2点で、樹かと思うと、てっぺんからは煙の上がっている煙突のような図。
「乗りかけた船」:黒字に錠前、赤・黄・青の三色のリングの色が新鮮だ。
「ゆりかごとネットワーク」:3つの胎児のような形。赤い平面と線がネットワークなのだろうか。

以上3点はそこはかとないユーモア、都会的センスの感じられる作品である。

それに対して「黒い水」等の3点(向い合せに配置されている)は、水か氷を思わせる耽美3部作という感じだ。また喫茶コーナーにある「チルチルとミチル」等は物語シリーズとでも言うべき(多分)水彩作品。多才でありながら、自分の世界をしっかり構築している作者に今後も期待だ。



■三越「中司満夫油絵展」。画風としてはデパートの画廊で良く見れそうな、丁寧な古典風景画。しかし、なかなか良い。

がっちり

2011年01月22日 11時31分58秒 | 食べ歩き
朝食抜きだったので、一刻も早く何かをがっちり食べたい。ということで、11時に開店する焼肉「K」へ。当然一番目の客になってしまい、早速、ハラミ定食肉大盛を注文する。



どんどん焼いて食べる。できればベストの状態で食べたいので、1枚の片面が焼けたところでもう一枚を載せる。従って写真でみるとちょっと貧弱に見えるかもしれない。



タレは少し甘めに感じたので、コチュジャンを大量投入。今日は100円割引券もあり、満足の昼食であったが、少しサイドメニュー(カクテキ、ジャガイモのサラダ等)のパワーが落ちているような気がする。ぜひ頑張ってほしい。

20110121最近読んだ本

2011年01月21日 23時56分11秒 | 読書
■「新世界より 上中下」貴志祐介
1000年後の地球が舞台。小さな村で一見平和な暮らしが営まれていた。しかしそこに住む人々は超能力を持ち、村の外には出ることが禁止されているという謎が。その謎が解け始めると、エンディングまでノンストップ、怒涛の迫力作品。非常に面白かったが、実は非常に悲惨な話でもあるのだった。

■「あの頃の誰か」東野圭吾
短編集にこれまで収録されなかった短編を集めた本。それなりに面白かった。

■「双面獣事件 上下」二階堂黎人
双面、四本の手がある獣人が引き起こす、大量殺人。あまりに現実性がなく、読み物としては見どころもあるが、推理小説では全くない。これでいいのか。

■「量子宇宙干渉機」J・P・ホーガン
ホーガン流パラレルワールドを描いた作品。しかもそのパラレルワールドをそんな目的に活用してしまうとは…(再読)。

以下、図書館の3冊。
■「墓地散歩」石井秀一
最近、墓地参りブームと聞いていたが、一応墓地のありかを紹介はしているものの、どちらかというと有名人の晩年について書いた本。少し内容が予想と違った。

■「誰でも行ける世界の秘境」藤木高嶺
定番のニューギニア、ネパールから、イメージ的には意外なオーストリア、ミャンマーまで。タイトルが何となく矛盾した感じだが、昔は秘境であっても、今は格段に行きやすくなったということなのだそうだ。

■「インパラの朝」中村安希
アジア~アフリカ~ヨーロッパとものすごい旅なのだが、どちらかというと行かなきゃよかった的な印象が残る。全体的に文章が観念的なのも、ちょっとどうなんだろうという気がする。

カクテルの会

2011年01月20日 21時56分56秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
年末のカクテルの会(忘年会)に出られなかったので、久々の出席である。飲んだものは以下。

1杯目:スコッチ水割り…最近のブレンデッドウィスキーブームより。
2杯目:グリューワイン…美味しいが、ちょいと甘過ぎるね。
3杯目:シャンパンカクテル
4杯目:ブラッドアンドサンド
5杯目:シャンゼリゼ
6杯目:ギブソン
7杯目:グラスホッパー
8杯目:アレキサンダー
9杯目:サイドカー

という9杯。1,2杯目が自分にとっては珍しい感じだが、最後は甘目のカクテルでフィニッシュ。まあ、計画どおりである。

食べたもので印象深いのは以下。

奥が水菜と茸のシーザーサラダ風にんにく醤油ドレッシング、手前が鮭と茄子の味噌マヨネーズピッツァ。ピザが甘目濃厚味で良い。



ここでちょっと甘いグリューワインを飲む。



鶏肝の時雨煮 ピンチョス仕立て。焼鳥とは似て非なる味だが、美味しい。



真鱈の香味揚げ和風タルタルソース。



豚バラ肉の炙りチャーシュー柚子胡椒を添えて。食べ応え満点。柚子胡椒も効いてる。



〆の御料理 一口天茶。日本万歳な、締めくくりの味。これはたまらない(おかわりの人続出)。



デザートは白玉+小豆。ほのぼのするなあ。



ということで、たっぷり食べて飲んでの帰宅。明日も仕事なのだけが辛い…

カクテルの会の前に

2011年01月20日 18時48分07秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は、社内の研究発表会があったため、積み残しの仕事もなく夕方に解放された。恒例のカクテルの会まで時間があるので、本屋さんに立ち寄ってから、立ち飲み屋で一杯やっていこう。

ということで、札幌駅直結の「E」へ久々に行く。飲み物は黒ホッピー。食べ物は北海道では非常に珍しい、鶏モツ煮。



いつも京都に行くと当たり前にあるつまみなのだが、北海道では珍しいため、ちょっと嬉しい。これをやっつけてから、焼酎のおかわりをして、野沢菜漬けを注文。少量だが100円という、ありがたいつまみである。



よし、ちょっと調子が出たところで本来の飲み会に行こう。

今日は飲まずにはおれない

2011年01月19日 21時28分31秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
まあ、色々と大変な打ち合わせがあり、今日は飲まずにはおれない。今年初となる、すすきののバー「co」へ。

1杯目は今年のテーマ、ブレンデッドウィスキー。比較的マニアックなお店だけに、グレンスタッグ21年が登場。早速飲んでみたが、これは非常に美味しい。今年飲んだブレンデッドでは、深みもあって一番の味だ。



次はいつもの通りカクテルに転じ、マティーニ。ブードルス使用の飲み口は重い感じながら、割と後味はさっぱり。

3杯目は「ウィスキーベースにリキュールを加え、甘くなく」と注文したところ、ウィスキー+ホワイトキュラソー+レモンのサイレントサードというカクテルが登場。ブランデーベースのサイドカーより、ウィスキーの個性的な味がしつつも、さっぱりしたカクテルであった。

今日はこの位にしておこう。


今年初の

2011年01月16日 13時17分07秒 | 食べ歩き
今日は今年初の二十四軒、ビストロ「PE」へ。来週のワイン会用のワインを預けて、前菜と魚料理のランチを注文。



左奥から時計回りに説明する。まずは銀杏のキッシュ。銀杏のもっちりした味が効いている。子供の頃はダメだったのだが、大人になった今ではかなりの好物の一つだ。次は土ごぼうと北あかりのテリーヌ。ごぼうのワイルドな味と、周囲のベーコンの濃厚さが良いバランスだ。

プリン状のは黒鰈のポーピエット。ムースと野菜の取り合わせが良い。最後に赤城和牛のコンビーフと寒玉キャベツのサラダ。キャベツの歯触りが面白い。

今日のメインは鱈と小イカのコトリヤード。クリーム煮にレモン風味が効いてさっぱりしている。小イカに興味を引かれて頼んでみたのだが、予想通りの歯触りが良かった。



デザートはパンナコッタ、ラズベリーのソルベ、ココナッツのクッキー、マシュマロ。パンナコッタは初めて食べるんじゃないかなあ。コーヒーを飲んで、ちょっと用足しをしてから帰宅。



多分、今週は忙しいので、せめて日曜日の残りの時間はゆっくりしたい。