散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

気晴らしの散策(3)

2010年04月02日 15時33分59秒 | 食べ歩き
実は昼食の焼きそばの量では少し物足りない。「Y」で軽く手繰っていこう。



まずは燗酒とニシン切り込み。そば味噌もついてくる。燗のつき具合がひじょうに良いなあ。



ゆるゆると1合やって、セイロで締める。帰りのバスの中ではうとうとしてしまった。天気も良く(小樽は札幌よりやや寒い)、良い休日だった。明日あさっても、少しのんびりするのが良いだろう。

気晴らしの散策(2)

2010年04月02日 14時18分43秒 | ART
昼食を取ったら、ギャラリー巡り。ホテルオーセントのギャラリー→小樽美術館→小樽文学館→ふうど館→北一ヴェネツィア美術館の5か所。

■小樽美術館・市民ギャラリー「大橋泰之写真展「漁師」」。高島漁港の漁師をテーマにした写真展。なかなか良い。署名をしたらハガキを戴いたが、蝦蛄の写った作品を選ばせてもらった。美味しそうだ。

小樽美術館「小樽・水彩画の潮流」。副題として「平沢貞通・埋もれた画業の発掘」というものがついている。私は平沢貞通の作品に関しては、どうも評価しきれていないというのが実際だ。

大和屋巌「運河暮色」:運河の風景を描いた、写実・小樽である。
白江正夫「竜飛岬(津軽)」:黒々とした巨大な山の迫力。
白江正夫「翔」:遠景は緩やかな川。手前は湿地のトドワラの上に、激しいタッチで緑色を置いた、抽象画にも似た作品だ。
笹川誠吉「マテラ街景」:石造りの街を写実的に書いた作品。

さて、平沢貞通の作品は31点が展示されている。
平沢貞通「小樽風景」:小川にかかるコンクリートの橋だろうか。リアリズム風景画である。
平沢貞通「赤松と海」:うねるような松の葉、赤土の風景。これまでに見た平沢作品では間違いなくナンバーワンだ。

しかし、それ以外の作品はどうもなあ、という感じなのだ。素直に、出来不出来の差が大きい人だと思った方がいいのかもしれない。

中村善策記念ホールは「四季の彩り・春夏秋冬」。タイトルからするとありきたりだが、結構見たことのない作品があったように思う。ガラスケースの中には黒い絹地に油彩で描いた「山湖」という屏風仕立ての作品があった。親族にはこういうものを贈っていたらしいが、一般的には珍しいものだと思う。

■北一ヴェネツィア美術館「華やぎのヴェネツィアガラス展」。只券を発見したので、行ってみた。「美しき女性像展」「ゴッホガラスモザイク絵画展」「華やぎのヴェネツィアガラス展」の3つの展示があり、まあ只で見ると十分楽しめた。

気晴らしの散策(1)

2010年04月02日 11時08分17秒 | 食べ歩き
病院での診療は10時過ぎに終了した。せっかく会社も休んだことだし、どこか出かけてみるかな。この場所からだと、高速バスで小樽に行くのが良いな。ということで、小樽へと向かう。駅前の紀伊国屋と少し離れたところにある古書店に行き、それから長崎屋の地下へ。前回、混雑ぶりに断念した、やきそば「D」へ行こう。



メニューは焼きそばの量+トッピング選択方式のようだ。並+目玉焼き+チャーシューを注文してみた。出来上がりは速く、カップスープと共にやってくる。値段はこれで400円だ。



まずは目玉焼きをつぶさないようにして、焼きそば単独の味を確認する。成程、実に優しい(薄い)味だ。これが高年齢の方にも好かれる由縁か。次に半熟の目玉焼きをつぶして、黄身と焼きそばをからめて食べる。うーん、たかが卵だが、ちょっとしたごちそう気分だ。

さらに卓上にソースがあるので、これで味を少し調整してみる。ネット上の情報を検索してみたが、やはりソースとラー油で味を変えてみるのが基本らしい。次にチャーシューだ。これは醤油味なので、ソース味の焼きそばとは一味違った感じだ。2枚というちょい乗せが嬉しいね。

あっという間に食べ、カップスープでフィニッシュ。何だかまた食べたい味だ。きっと私はまた来るであろう。間違いない。