20090705最近読んだ本

■「ゴールデンフリース」ロバート・Ｊ・ソウヤー
恒星間宇宙船の中で１人の女性が死亡。はたしてその原因は？　宇宙船を統括するコンピュータは何を知っているのか。ミステリ仕立てのＳＦでなかなか（再読）。

■「最後の星戦」ジョン・スコルジー
新たな植民星のリーダを引き受けさせられた主人公。ただでさえ多民族の集合体なので大変なことになりそうだが…。さらに植民星というよりは、人類の存続レベルの問題が発生する。

■「占星師アフサンの遠見鏡」ロバート・Ｊ・ソウヤー
知能の発達した恐竜世界における、少年ガリレオの物語。ワクワクして読める（再読）。

■「超弦領域」大森望、日下三蔵編
２００８年の日本ＳＦ短編傑作選。マンガ・ＳＦ短歌と幅が広いが、一般的にはジャンル外と思われる法月倫太郎の作品が面白い。

以下、図書館の３冊。
■「週末ゆる散歩」岸本葉子
主に東京、プラス大連。はたして自分が東京に住んでいたらあちこち出かけるだろうか。住んでいると意外と出歩かないような気もする。

■「Hot Pepperミラクルストーリー」平尾勇司
フリーマガジンとしては「３６０」と言うのがあって、それがダメになって今の成功につながったらしい。ある種のビジネス書である。

■「美術超シロウト的鑑賞ノート」大橋巨泉
ヨーロッパ絵画（古典）を一望できる本。わりと変ではなく読めるようなので、作者の勉強がうかがえる。