散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

こんな時に名古屋(4)

2020年02月24日 16時03分12秒 | ART
伏見から地下鉄で栄に向かい、今度はこちらへ。

■愛知県立美術館「2019年度第3期コレクション展」。特別展は東京で見たので、今回はスルーである。



エドヴァルド・ムンク「イプセン『幽霊』からの一場面」:4人とも幽霊っぽい。



ヴァシリー・カンディンスキー「鏡」:なんか魅力を感じた。



エルンスト・バルラッハ「忘我」:ボディアクションが面白い。



グスタフ・クリムト「人生は戦いなり(黄金の騎士)」:この美術館の著名作品といえばこれか。



マックス・エルンスト「ポーランドの騎士」:絵具が乾く前に板を当てて剥がすという手法を取っているそうで、その部分が一原有徳の版画の雰囲気に近い仕上がりなのだ。



サム・フランシス「消失に向かう地点の青」:これ縦横の方向があってるかな?



フランク・ステラ「リヴァー・オブ・ポンズ IV」:アメリカ現代美術の作品は有名どころが多かった。



ジョージ・シーガル「ロバート&エセル・スカルの肖像」:さすがに知っているアーティストが多い。



アンディ・ウォーホル「レディース・アンド・ジェントルメン」:無名の服装倒錯者を描いたとあったが、今どきになると服装倒錯という概念は良く分からないな。



梅津庸一「フロレアルー汚い光に混じった大きな花粉」:「スタジオと展示室」というコーナーにあった作品。分かったような、分からないような。



ライアン・ガンダー「It stole your thunder -(Alchemy Box #25)/It stole my thunder」:絵画を入れるための段ボール箱が2つ並んでいるように見えるが、片方は板にアクリルで描いた作品なのだそうだ。



荷物搬送用のラベル等はすべて手描きしたものである。



熊谷守一「海の図」:あまり熊谷の作品にはピンとこないところがあるが、このとぼけた作品はイイね。



アルナルド・ポモドーロ「飛躍の瞬間」:美味しそうな名前で有名なポモドーロだが、屋外庭園に展示されていた。



今井瑾郎「大地」:これも屋外(ビルの空中庭園のようなところ)にあったもの。



愛知県立美術館の建物にはギャラリーがいくつか入っている。そこでも展示をしていたので、取り急ぎ見ていこう。

■愛知県美術館ギャラリー「名古屋造形大学卒展」。
森正響一「robot heros」:全体的に撮影可能だか良く分からなかったのだが、撮影可能と明記されていたこれはなかなかすごかった。陶器で黄金製のロボットヒーローを大量に作成したものだ。



■愛知県美術館ギャラリー「愛知県立瀬戸窯業高等学校セラミック陶芸科 専攻科終了制作展」。あまりに上手いので驚いたら、専攻科というのは高校過程を終わった人(何歳でも可)が勉強するところらしい。

沢村光李「Simmering anger」:複雑な形をよくもまあ。



今井八重「在るもの・連作」:表面のガラス様にも見える部分がいい。



山田正樹「赤伊羅保釉大鉢」:大きなサイズの鉢はやっぱり素晴らしいよね。



約4時間が経過し、少々疲れたのもあり、ホテルに戻りチェックインをする。部屋で少しぼんやりと休憩して過ごす。



コメントを投稿