散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

201901221ギャラリー巡り

2019年12月21日 15時22分23秒 | ART
本日は法邑→三越→SONY→さいとう→スカイホール→富士フイルム→らいらっく→グランビスタ→道新→エルプラザ→大丸の11か所。

■茶廊法邑「藤沢レオ『きのうと違う川』」。北海道新聞にも閉廊の記事が載った法邑。最後に行っておかなくてはなりますまい。展示は展示室の相当な部分を占める大きな舟の形をしたインスタレーション。静かなその姿は棺を思わせるところもあるし、舟の行く先を想像せざるを得ない。

今回、藤沢さんが作成した案内状が喫茶コーナーの方にあったが、500枚ドローイング(ピンク地に青のボールペン)をしてプレゼントするというもの。法邑が閉まるため、記念として作成されたのだとか。私もありがたく頂くことにした。

また、法邑で出版している冊子3種から、いずれか1冊をプレゼントするとのこと。私は展覧会の記録である「眼」を頂いた。ちょっとここでコーヒーでも飲んで、最後の法邑を味わうことにするか(但し、このまま閉廊して未来永劫再開しないと決まった訳ではない)。







■さいとうギャラリー「ゆく年くる年」。そうか来年の干支は子(ねずみ)なのか。毎年恒例、泉修次のおみくじを引かせていただき、今年は中吉であった。なお、いつも書いていると思うが、私はおみくじなどの非科学的な風習を全く信じておらず、来年の運勢を占っているつもりは一つもない。



■富士フイルムフォトサロン「朝日均写真展「”雫・動態雅”への慈しみと惜別」」。非常に興味深い展覧会で、撮影可能ということだったので、1枚だけ撮らせていただいた。



増粘剤を入れ粘りを出し、着色した水面に水を落とすことによって生まれた造形を高速度撮影したものらしい。それに形の印象からタイトルがつけられており、掲載した写真は「輪投げ」となっていた。水がこんな形をとるものか! という写真ばかりで、見飽きることのない展覧会だった。

■道新ギャラリー「松山朴羊・古希展」。「舞」という一文字をさまざまに書き分けた展覧会。タイトルにはその時描いたイメージが込められており「バレエの印象」「アイヌの踊り」「新体操の印象」「タップダンスの印象」など、実にさまざまの「舞」が描かれていた。これは面白い。

■大丸画廊「明日を担う作家たち DECEMBER COLLECTION」。北海道ゆかりの比較的若い(と思われる)作家の作品展。
谷地元麗子「桜餅」:猫の前に桜餅。猫はこれに手を出すのか?
水野剛志「夕張岳」:繊細にして雄大な山を描いている。好みでいうと、これが一番だった。


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