本日のギャラリー巡りは珍しく教育文化会館からスタート。札幌市資料館→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→北海道立文学館→三越→セントラル→さいとう→時計台→STV北2条ビル→富士フォトサロンの11箇所。
教育文化会館「札幌市立高等専門学校卒業・修了制作展 プレ展」。佐々木瑠美「紋の空」、ケルト紋様を写したイラストが凝っている。
資料館「BATTLE ヒラマツVSユヤマVSキボンヌ」。小樽の飲み屋街は絵になるなあ。私も恐ろしくて入れない「うきよみらくセンター」の写真もあった。
【これは私の写真】
札幌市写真ライブラリー「札幌大学写真部卒業記念写真展」。大作、四国のお遍路さんシリーズ。道の途中にお遍路さんに行ったきり失踪した家族を探すビラが貼られているのだ。
文学館「人生を奏でる二組のデュオ」。文学展示は多分面白くないと思ったが、木田金次郎がらみで画が展示されているのではないかと思って行ってみた。さすがにそれ程の作品はないが、有島武郎のスケッチ、里見の版画、木田金次郎の東京に行ったときのスケッチ、油彩2点など。
手紙などの展示に意外に面白いものがあり、有島が木田に対して「鰊を送ってくれてありがとう。だが腸を出してくださると一層新鮮ではないか」などと手紙を出しているのだ。木田も漁師をしていてそんなことを知らなかったのだろうか。木田は岩内大火のときに、何よりも先に有島ゆかりの品を入れた行李を持ち出した話も興味深い。
もう一組、里見と中戸川吉二の交遊も興味深い。三角関係でもないようだが、女性問題で二人が不仲になり、その過程を二人とも小説として発表しているのだ。お互いの立場と相手の心情を推測しつつ書かれているのだが、これは面白い。またコピーで置かれていた中戸川の短編「アップルパイワン!!」を読んだが、なかなか繊細な心情が書かれていて感心した。
三越「美術特選会」。ユトリロ4800万円、横山大観6825万円。ユトリロはまあまあ。大観はそうでもないが。
さいとう「春展」。浅井健一の卵型をモチーフにした立体作品など。大作シーラカンスが実に立派だ。
富士フォトサロン「パノラマ風景写真展 Great Australia」。大きなサイズの写真で、とにかく景色のスケールがデカイ。
時計台「北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース卒業制作展」。簗部亜侑美「gogh」が印象深い。
【今年もなんだかんだで結構な雪】
教育文化会館「札幌市立高等専門学校卒業・修了制作展 プレ展」。佐々木瑠美「紋の空」、ケルト紋様を写したイラストが凝っている。
資料館「BATTLE ヒラマツVSユヤマVSキボンヌ」。小樽の飲み屋街は絵になるなあ。私も恐ろしくて入れない「うきよみらくセンター」の写真もあった。
【これは私の写真】
札幌市写真ライブラリー「札幌大学写真部卒業記念写真展」。大作、四国のお遍路さんシリーズ。道の途中にお遍路さんに行ったきり失踪した家族を探すビラが貼られているのだ。
文学館「人生を奏でる二組のデュオ」。文学展示は多分面白くないと思ったが、木田金次郎がらみで画が展示されているのではないかと思って行ってみた。さすがにそれ程の作品はないが、有島武郎のスケッチ、里見の版画、木田金次郎の東京に行ったときのスケッチ、油彩2点など。
手紙などの展示に意外に面白いものがあり、有島が木田に対して「鰊を送ってくれてありがとう。だが腸を出してくださると一層新鮮ではないか」などと手紙を出しているのだ。木田も漁師をしていてそんなことを知らなかったのだろうか。木田は岩内大火のときに、何よりも先に有島ゆかりの品を入れた行李を持ち出した話も興味深い。
もう一組、里見と中戸川吉二の交遊も興味深い。三角関係でもないようだが、女性問題で二人が不仲になり、その過程を二人とも小説として発表しているのだ。お互いの立場と相手の心情を推測しつつ書かれているのだが、これは面白い。またコピーで置かれていた中戸川の短編「アップルパイワン!!」を読んだが、なかなか繊細な心情が書かれていて感心した。
三越「美術特選会」。ユトリロ4800万円、横山大観6825万円。ユトリロはまあまあ。大観はそうでもないが。
さいとう「春展」。浅井健一の卵型をモチーフにした立体作品など。大作シーラカンスが実に立派だ。
富士フォトサロン「パノラマ風景写真展 Great Australia」。大きなサイズの写真で、とにかく景色のスケールがデカイ。
時計台「北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース卒業制作展」。簗部亜侑美「gogh」が印象深い。
【今年もなんだかんだで結構な雪】
先週仙台三越で「美術特選会」母と見てきました。
美術館で見かける作家名の下に値段がついているのがテレビの鑑定団のようでおもしろかったです。
売約済みや商談中の札のついているものもありましたが、あんな高価なものを買えちゃうお金持ちってどんな人だろうとそちらも気になります。
17日に野田弘志さんの6号の静物が目の前で売れました。
210万円。
野田さんいいなあ、と女房と絵を舐めるようにして見ていて、次にその絵の前を通った時には外されて額箱が用意されている所でした。
お得意さんなら7%引きで買えるそうです。
でも、すごい買い物をする人もいるものですね。
>藤娘さん、こんばんわ。
仙台でもやっておりましたか。私はなるべく値段を見る前に作品を見ようと思っているのですが、ついつい値段に目が行って驚いてしまいます。
修行が足りません。
>川上さん、こんばんわ。
いつも見ていただいているということで、お恥ずかしい限りです。ヤナイさんの所でお名前・コメント拝見しております。
私が行った時も、いくつか売約済みマークはあったような気がしますが、目の前で売れたのは見たことがないです。
210万円っていざ自分で出すと考えると凄い値段ですよね。私は飾る所がない(部屋の大部分が本棚なので)と、自分に言い訳をしています。