散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

飲食店応援週間(3)

2020年03月11日 21時00分49秒 | 飲み歩き・琴似界隈
久々に琴似のゴールデンコースということで、バー「D」へ。こちらも先客1名、後客3名とまあまあこんな感じなのだろうか。

1杯目はダルリンプル(アイルサベイ)6年ティースプーン・オーシャンズという比較的若いウイスキー。味も若々しい感じがする。



2杯目はマッカーエイジドジン・カスクストレングスSMWS。SMWSのジンは2つ目とか。タイトルは「coriander meander」で、爽快にして複雑な味。最近日本でもクラフトジンが増えているが、柑橘類を生かした割とあっさりしたものが多い。このジンは甘味とボタニカル、アルコールの強さ(57.8°)が一体化し、正直な所、一段上の別次元の味がする。



3杯目はグレンバーギー17年シェリーカスク(ハンターレインOMC)。シェリーカスク由来の控えめな甘みはバランタインのキーモルトらしい味だと言えるだろう。



いずれもそこそこ強い酒なので、この位で良しとしておくか。今日は客が少ないせいか、先行きにいろいろと思うところがあるせいか、マスターと珍しく話し込むことになった。

飲食店応援週間(2)

2020年03月11日 19時11分30秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は久しぶりになる琴似の居酒屋「D」へ。先客3名だが、全体的に少し静かな感じだった。飲み物は1杯目から「酔鯨」を燗してもらってスタート。



通しは和風麻婆豆腐と言った所か。但し、海老が入っているのと、辛さはほぼ感じられない。



そしていつもの刺身盛り合わせ。手前から時計回りにアラスカの〆鮭、真ソイ、タコ頭、しめ鯖、ホタルイカ、帆立、ばちまぐろ、かつおたたきと8品も盛られている。



アラスカ産の鮭はノルウェー産サーモンに負けてあまり市場には出ていないものらしいが、脂のあっさりした好感の持てる味。真ソイは強い白身の旨みがある。ホタルイカは実に久しぶりだね。ボイルしてあるので、安心して内臓の旨みを楽しめる。ホタテも刺身で食べるのは久しぶりだ。

磯自慢の特別本醸造をもらい、マスターが暇なのか、サービスつまみとしてこれが出てきた。


→慌てて一切れ食べてしまい、破片が残っている。

噂には聞いたことのある河豚の卵巣の糠漬けである。味はまあかなり塩辛い。しかしながら、酒との相性は抜群だ。なかなか食べるものではないが、カラスミなどに比べると、値段はかなり安いのだとか。

更に鱒をさばいて残った皮をしっかり焼いたもの。これもちょっと塩辛かったが(血圧大丈夫か?)、カリカリと美味い。



と言うところで、続いて急に食べたくなった、パテ・ド・カンパーニュ。一見ごく普通の居酒屋ながら、ここはこういうものも自家製で作るのである。粒胡椒やマスタードを合わせて食べるパテは日本酒にも合う。



最後は醴泉の特別本醸造をもらい、ちょっと腹が満ちてきたので、身欠きにしんで締める。パリパリとした焼き加減が良く、何も残さずにすべて食べてしまった。



今日は先があるので、ここで勘定をしてもらったが、謎のお土産をもらう。ペットボトルの方はママが漬けたレモンとハーブの砂糖漬けのようなもの。小さなガラス小瓶はこれが何と紅櫻蒸留所で試作した(もっとも、去年も同じレシピで作っている模様)蕗の薹のジン。後日飲んでみたが、蕗の薹の苦み満載で、普通に市販できるとは思えないような味(私は苦いのが好きなので美味い)だった。



少し酔ってきたが、次へ。