散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

まあ、そんなもんだよね

2018年11月11日 20時58分34秒 | 飲み歩き・琴似界隈
バーでゆっくり飲んだら、少し胃がこなれてきて、帰りがけに一度は行っておこうと思った大衆居酒屋へ。最近、この手の店は多いが、どんなものだろうと思っていたのである。

最初の一杯は乾杯ハイボールという特価品。通しはジャガバター。



最初の一杯は良かったが、それ以外の飲み物は驚くほど高い。これは飲み放題にすべきなんだろうな(下手すると2杯で飲み放題価格をオーバーしそうだ)。それから通しのジャガバターはこれはこれで美味いのだが、値段に驚く(399円)。

こりゃしょうがないなと串揚げ5本セット。鶏、豚、キス、ナス、カボチャと来たが、こうなるとかぼちゃが薄い割にはホクホクしているのと、ナスは揚げると確実に美味い素材だなというくらいの感想。



まあ、二度と行かなくても良いだろう。そしてとぼとぼと帰る。

すべりからの復帰

2018年11月11日 20時31分09秒 | 飲み歩き・琴似界隈
いやー、さっきの店はいろいろな意味でガッカリした。それをリカバリーすべく、日曜日もやっているところを目指したら、今日に限り臨時休業。まあ、マスター働き過ぎだからしょうがないよな。

ということで、街中ではそれ以上の展開を思いつかず、琴似に移動し、バー「D」へ。今日は昼過ぎから夕方までイベントをやっていたのだが、通常営業に戻っているようだ。ということで、いつもの席に座り、メニューを拝見する。

1杯目はセイクレッドオーガニックジン10倍ジュニパーでスタート。これはジュニパー強化ということで、ジンらしいスパイシーな香りも強いが、どことなくフルーティな感じもする、常温で飲んでもおいしいジンだ。

 

他にキンモクセイのジンも入っているようだったので、私も先日買った小ミカンのジンを話をして羨ましがられる。

2杯目はエキゾチックカーゴ10年SMWS。これも先ほどのジンとは違った意味でスパイシーかつフルーティ(表現力不足で申し訳ない…)。ソサイエティの人たちも、たまにはこんなヤンチャな味わいを楽しみたくなったのだろう。



3杯目はかなり贅沢なスペイサイドベリーオールドセレクション(サンジバー)。若いウイスキーも入っているため、熟成年数表示はできないが、1960~70年代の古酒も入ったボトルらしい。と、解説にあったせいか、フレッシュな味わいの後から、樽熟の少し苦いような味わいがしてくるような気がする。ま、大して分かっていない人が飲んでいるので、あまり真に受けないように。ちなみに、ボトルラベルにはゴッホの「タンギー爺さん」(正式名称は不明)が採用され、日本風味をかもし出している。



これでさっきの「すべり」を解消して、さて、次はどうしようか。


すべった

2018年11月11日 18時21分40秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目は日曜日でも開いているバーへ。先客1名だったが、私が入っていくタイミングで帰られてしまった。

とりあえず1杯目ということで、モスコミュールを注文。



うーん、何も言いますまい。武士の情け、店名も出しますまい。

普段何気なく行っているバーが、いかに水準が高いかを知ることとなった。

なぜならば明日も休みだから

2018年11月11日 17時56分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
大体において、私は日曜日には用足し(図書館など)をする程度で、休養に努めているのだが、今日は飲みに繰り出すことにした。なぜならば、明日休みを取っているからである。

ここ最近、結構な頻度で休暇を取得しているのだが、これも時代の流れ。可能な限り、有給休暇取得に努めている(もちろん、それ以外の日に所定の仕事を済ませる)のである。

もちろん、これはお客さんあっての話だし、「そんなことはできない」という職場も当然あるのは分かる。しかし、出来ない方に合わせていてはいつまでも変化がないようにも思う。それから心がけとして、なるべく他の人に「私が必要なんだから営業しろ」というスタンスも取らないようにしているつもりでもある。

と言いつつ、「新聞休刊日はとても寂しいな!」と思うのだが。

さて、少々心疚しいせいか、前置きが長くなった。今日の一軒目はホルモン焼の店「K」へ。先客が3~4組、私は一人でカウンター席へ。メニューを眺めると、通し制度を導入したらしい。まあ、この店は安いからなあ。ということで、緑茶ハイとホルモンの空揚げのようなものが出てくる。



今日の注文は店名を冠した「K」ホルモン、豚スライスなんこつ、豚サガリと行こう。それからつけダレも別注文になる。



まあ、味は普通なのである。つけダレが甘酸っぱ過ぎるのが残念。またもや(前回同様という意)胡椒を大量にいれてカバーしようとするが、うーん、カバーしきれんな。

さて、第一弾を食べたところで次は…、と思ったが、通しのホルモンの歯ごたえが強く、満腹感が湧いてきた。この通し、値段は90円なのだが、これを出さないで「もう一品追加しようフェア」をやった方が店のためになるような気もする…。



千円ちょっとで次の店へ。

20181111ギャラリー巡り

2018年11月11日 17時00分38秒 | ART
本日はHOKUBU記念絵画館→HUG→市民→道新→時計台→道庁赤れんが庁舎→紀伊国屋の7か所。

■HOKUBU記念絵画館「版画は半画じゃない」。1階にはなぜか古典絵画が展示されている。和田三造「富士山」、浅井忠「桃畑」、岡田三郎助「北国の冬」、小磯良平「女」などメジャー画家の作品も結構あった。ここで腹ごなしのコーヒー休憩。いつもありがとうございます。



2階が版画展示であった。

小林清親「柳原夜雨」:光線画の時代から戦前にかけての作品が多く、総じていえば浮世絵の名残りから近代版画までを辿ることができる展示だったように思う。これは暗い中にたたずむ人力車の図。
藤原静雄「濠端の残雪」:こちらは戦前の東京を描いたもの。他に数点あったが、いずれも懐かしく素敵だ。
川上澄生「横濱灯台局」:サイズの小さい、ミニアチュール的版画。横浜のレンガ造りの風景がいい。
吉田博「黒部川」:近景から遠景まで、ダイナミックな風景版画。吉田博の作品が3点あったのは、実に嬉しい。

3階は「オバケ!ホント?10周年記念展」で、スカイホールで見たような感じか。

■HUG「油展」。
中村まり子「願かけごっこ」:巡礼にも見えるような人の流れ。宗教に対する皮肉にもちょっと見える。
柏木健佑「誰か他の人に付けて貰おうと思った しかし誰も付けてくれる人が居なかった。」:空気穴の開いた肌色の小山のようなものが描かれており、何となく人体を想像させる不気味な感じがある。
村岡陽菜「coming home」:雨に光る路面と足早に歩く人を、あえて車の濡れたウインドウから見たような作品。

■道新ギャラリー「佐藤潤子展」。なかなかの大作ぞろいで、あのギャラリー全体で個展をする力はさすがだと思う。

■札幌時計台。今年一杯、入館無料なので、久しぶりに入ってみた。展示パネルなどは変わりがなかったと思う。

 

2階では「とっけくん」というキャラクターが観光客と記念撮影をしていた。

■北海道庁赤れんが庁舎「殖民地区画図」。鉄道の催し物には間に合わず、こちらの展示を拝見。これは北海道庁が農業に適した土地を調査し、測量して区画を設定し、その成果を地図として公表したものだそうである。原野を測量したので、直線道路や格子状の区画が多く、これが現在の北海道の街並みにもつながっているそうだ。

確かに倶知安などは、とても区画がハッキリしているように思う。

 

2階への階段を上った所に「北海道みらい地図」という高校の美術部員たちが作成した絵画が展示されていた。



1階の階段裏には地下への通路があった。いままで気がついていなかった。



さて、本日の赤れんが庁舎、正面入り口から入ることができない。



小さな表示があり、黄色の矢印に沿って右側に回り込んだところの入口から入るのだが、表示が見づらすぎないか?



と文句を言ったところで、夕方になった。



アートについての感想とは違うのだが、市民ギャラリーの写真展で八ッ場ダムの写真(写真そのものはスケールが大きく、良かった)に対して、「人類の英知の結晶である。わたしたちの生活はこうした莫大な努力の上に成り立っている」との記述があって驚いた。

ダムの目的が水利から治水へと変化したこと、総工事費が当初の想定を大幅に上回っていることから、ダムの利はあっても、今一度、必要性とコストの適正さについての検証があってもおかしくないと私は思う。そういう視点が全く書かれてないので、逆に皮肉をこめたほめ殺し文章なのかとも思ったが、どうもそうでも無いようだ。ご本人が環境に関わる勉強をされているようなので、その点からもこの無批判性には驚いた。

銘柄豚

2018年11月11日 12時10分37秒 | 食べ歩き
今日は少しゆっくり家をでて、まずは昼食だ。ポールタウンのとんかつ屋さん「W」へ。12時前とあって、テーブル席も勧められたが、ここはこの後を考えてカウンター席に座る。メニューを眺めて、少し贅沢な銘柄豚をつかった、和豚もちぶたロースかつご飯と言うのを注文する。

実は最初見たメニューには「琉香豚」とあったのだが、情報の差し替え漏れらしく、今日の銘柄豚はもちぶたと言うことらしい。まあ、どちらの特徴も分かっているわけではないので、どっちでもいいか、というところである。実はさらに値段の張る黒豚がメニューにあったのだが、それはさすがにやめておこうと私の中で判断が下された。

さほど待つことなく、ロースかつご飯が到着。ご飯、味噌汁(しじみ)、ロースかつ(キャベツと辛子添え)、漬物、大葉玄米塩がお盆に乗ってやってきた。まずは切口を見せている中心のところから、大葉玄米塩とやらで食べてみよう。



ほう、これはなかなか美味いとんかつだ(あまりにつまらない感想になりそうなので、これ以上の表現はやめておいた)。箸でも切れそうな感じ。そして味噌汁が美味い。熱々であり、かつ出汁の美味さ(しじみの効果もあろうか)が感じられる。

この後、醤油、ソースに辛子も交えつつ食べ進んだが、最後にもう一度、塩で食べて見たくなったのだから、いい肉だったのだろう。日頃普通に食べるものでもないだろうが、値段に見合う美味さだった。こうなると、いつか黒豚とんかつを食べてみるべきか…。