散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20180716最近読んだ本

2018年07月16日 22時30分30秒 | 読書
■「晴れ時々、食品サンプル」青柳碧人
さまざまなマニアックなコレクションが登場するが、一番不思議なのは人間である。

■「O.tone Vol.117」
今月は冷たい麺特集。メニューの中にあると嬉しいかもしれないが、わざわざ食べに行く気があまりしない。

■「別HO 2018年8月号増刊」
B級グルメ特集。なんだか好みが保守化したせいか、行きたいところが無いなあ。

■「天使の棲む部屋」大倉崇裕

■「浜村渚の計算ノート8と1/2さつめ」青柳碧人
因縁めいたおどろおどろしいミステリの舞台と数学をどう両立させるのか。

■「誰も僕を裁けない」早坂吝
一発屋の香りが強かった作者だが、今回はなかなか。

■「聖女の毒杯」井上真偽
旧家における結婚式最中の毒殺事件。様々な推理が繰り出されるが、主人公は「その可能性はすでに考えた」と次々に否定。今度こそ、奇跡とも言うべき現象が起きたのか?

20180716ギャラリー巡り

2018年07月16日 16時01分01秒 | ART
本日は芸森→プラニスホール→三越→SONY→ARTスペース201→富士フイルム→近美の7か所。大物が多くて、これにて断念。なお、7月14日に大丸のみ合間を見て行ったのを忘れていた。

■札幌市芸術の森美術館「北海道陶芸会50周年記念 陶・創造者たち -北の大地と共に-」。この展示は写真撮影が可能であった。普通ならば「なるべく本物を見てほしい」趣旨で、余り写真を掲載しないのだが、今日が最終日だったので、少し多めに写真を掲載することにした。

展示場への入口にかけて、陶器のトーテムが展示してある。

 

森収吾「無題」。



森収吾「無題2011」。



小山七郎「輪廻の樹」。



多田昌代「生まれゆくもの」。床、壁(写真なし)、天井に展示物がある。

 

三橋エリ「ゆめ-旅路」。竹林のような。



Brett BINFORD「Out of Control 制御不能」。た、確かに制御不能かも。これは関係のあるオレゴン陶芸家協会の会員作品から。



Donna COLE「Ancient Land,Timeless Sea 太古からの土地、時を超えた海」。鉱石標本のようだ。



Richey BELLINGER「Teapot ティーポット」。表面の文様が好き。



Larry NELSON「Tea Time at ACME Boilerworks 4 ティーポット:ACME社製ボイラー機でティータイムを」。金属的なところがいい。



なんだか、オレゴン陶芸家協会の作品の方が、新鮮に感じるね。

なお、芸術の森入口には熊出没に関するお知らせがあった。芸術の森付近で目撃情報はあるものの、敷地内では目撃されていないそうだ。



今日は少し霧がかかり、涼しい芸術の森であった。



■プラニスホール「JR Tower Art Planets Grand prix Exhibition 2018」。
小谷彰宏「他者のアウラ」:複数のモニターに車窓と思われる流れる景色が映っている。いったいどこなのだ、気になる。
大橋鉄郎「Image in everyday life.」:キッチン用品の実物大ペーパークラフトを作り、さらにそれを破壊した形で展示している。
八子直子「アメノフルトイウコト」:何となく黒雲に見える、嵐の予感。ターナーみたいだ。
齋藤玄輔「THIS PLACE THIS TIME この場所・この時間」:植物を青い光で浮き上がらせる美しい作品。



■北海道立近代美術館「日本の美百花繚乱」。東博でみた「国宝展」と比べちゃいかんよな。
土佐派「平家物語図屏風(大原御幸・小督)」:人物と服、周囲の岩、木々、笹の葉などが実に細かい。雲の文様がエンボス加工のようになっている。
曽我蕭白「観瀑図(山水瀧図)」:妙に黒い枠線の部分と、グレーの線、そしてもやもやとしたぼかしが描き分けされている。
鈴木其一「風神雷神図襖」:8枚の襖に余白をたっぷりとって描かれた風神雷神図。今回はこれに一番目が行ってしまった。余白があるだけに、雲の余韻がいい感じだ。
「鉄錆地文殊菩薩打出胸腰取二枚胴具足」:兜に2匹の鯱がついているという派手なもの。

最終室に葛飾北斎「冨嶽三十六景」があり、ここが大混雑になっていた。16時を過ぎると第一室の辺りはかなり人がいなくなり、屏風などは近くからも遠くからも見ることができる。混雑が嫌な人は、ご参考まで。

 

なお、次回展覧会の「極と巧 京のかがやき」は次の写真の七宝(蝶の文様の皿)など、これまた素晴らしい作品が来るのでお楽しみに。もし、迷っている人がいるならば、ぜひモノキュラーを買うべきだと言っておこう(私もこれらの超絶技巧作品のためにモノキュラーを買ったのである)。


野菜多めとご飯

2018年07月16日 12時56分31秒 | 食べ歩き
連休中の食生活は少々乱れてしまった。何を食べたいのか思いつかず、月曜祝日だけにどこの店が開いているのか良く分からないままにふらふらして、結局、時々行く定食屋さんに飛び込む。

今日のA定食は豚肉のジャン辛もやし炒めか。うん、それがいいんじゃないか。



ということで注文すると、すぐにご飯、味噌汁、沢庵に豚肉ともやしの炒め物がやって来た。ジャン辛というネーミングだが、食欲はそそるものの、そんなに辛い訳ではない。しかし、ご飯が猛烈に進む味ではある。豚肉は多め、もやしはパリッとした歯触りだ。そして、自分で作るとなかなか入らない具、木耳がいいではないか。

普通盛のご飯が少し足りなくなるくらいで、食べ終える。ご飯大盛りにするのはやり過ぎだし、これくらいで良かったと思う。そして乱れていた食生活には、ご飯、味噌汁と多めの野菜が効果的だったと思う。